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【順位変動の核心】5区・黒田朝日の快走が青山学院大学の逆転を決定づけた

三枝 朋樹 三枝 朋樹 • 更新: • 公開: • 読了約 14 分
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第102回大会を振り返るうえで欠かせないのが、5区の山登りだ。

往路前半は中央大学と早稲田大学が先行し、青山学院大学は上位を追いかける展開だった。しかし、5区を担当した4年生の黒田朝日が圧倒的な走りを披露する。

5区で起きた劇的な逆転劇

日本テレビの大会ダイジェストによると、5区序盤の青山学院大学は4位・5位争いの位置にいた。

そこから黒田朝日は次々と前方の大学を追い抜いていく。

- 5区序盤:城西大学と4位・5位を争う。
- 10km手前:青山学院大学が3位に浮上。
- 13km過ぎ:中央大学を抜いて2位に浮上。
- 19km過ぎ:早稲田大学を捉えてトップに立つ。
- 芦ノ湖ゴール:往路新記録で優勝。

黒田朝日の記録は1時間07分16秒。5区の区間新記録を更新する圧巻の走りだった。

青山学院大学は往路5時間18分08秒で、早稲田大学に18秒差をつけてフィニッシュした。

10区でも順位争いが続いた

復路は青山学院大学が先頭を守る展開となった。

10区のアンカーを務めた折田壮太は、2位の國學院大學との差を広げながら大手町を目指した。

日本テレビの大会ダイジェストによれば、新八ツ山橋の13.3km地点では、青山学院大学と國學院大學の差は2分23秒に拡大していた。

一方、後方では別の順位争いが発生していた。

早稲田大学と中央大学は鶴見中継所で51秒差だったが、新八ツ山橋では11秒差まで接近。さらに15km手前で早稲田大学が中央大学を抜き、最終的に4位を獲得した。

駒澤大学も10区で城西大学を抜き、6位に浮上。シード権争いでは帝京大学が9位まで順位を上げ、日本大学と中央学院大学が10位の座を争った。

このように、最終区間は優勝争いだけでなく、3位争い、シード権争いが同時進行する展開だった。

【箱根駅伝区間順位・区間賞】2026年の10区間を制した選手

箱根駅伝順位

第102回箱根駅伝では、往路5区間と復路5区間でそれぞれ区間賞が決定した。

関東学生陸上競技連盟が公表した公式の区間賞一覧によると、区間賞を獲得した大学は青山学院大学、國學院大學、城西大学、中央大学、早稲田大学、創価大学、駒澤大学の7校だった。

第102回箱根駅伝・区間賞一覧
区間 選手 大学 区間タイム
1区 青木瑠郁 國學院大學 1:00:28
2区 キムタイ 城西大学 1:05:09
3区 本間颯 中央大学 1:00:08
4区 鈴木琉胤 早稲田大学 1:00:01
5区 黒田朝日 青山学院大学 1:07:16
6区 小池莉希 創価大学 56:48
7区 高山豪起 國學院大學 1:00:54
8区 塩出翔太 青山学院大学 1:03:45
9区 佐藤有一 青山学院大学 1:07:38
10区 佐藤圭汰 駒澤大学 1:07:31

5区・8区・10区などで区間新記録

今回の区間賞で特に注目したいのは、5区以外でも新記録が複数誕生したことだ。

大会記録として更新された区間は次の5区間。

- 1区:青木瑠郁(國學院大學)1時間00分28秒
- 2区:キムタイ(城西大学)1時間05分09秒
- 5区:黒田朝日(青山学院大学)1時間07分16秒
- 8区:塩出翔太(青山学院大学)1時間03分45秒
- 10区:佐藤圭汰(駒澤大学)1時間07分31秒

1区と2区では新たな区間記録が生まれ、山登りの5区でも黒田が歴史に残るタイムを記録した。

さらに復路8区の塩出翔太、10区の佐藤圭汰も区間新を達成。異なる大学の選手がそれぞれの区間で力を発揮した。

青山学院大学は区間賞を5区・8区・9区の3つ獲得。総合優勝を支えたのは、山登りの大きな逆転だけではなく、復路でも安定して区間上位の走りを続けたチーム力だった。

【箱根駅伝シード権獲得校】総合10位までの大学と予選会通過校

箱根駅伝のシード権は、翌年の本大会に予選会を経ずに出場できる権利だ。

第102回大会では、総合順位10位以内の大学が次回の第103回大会のシード権を獲得した。

2026年大会のシード権獲得10校

1. 青山学院大学
2. 國學院大學
3. 順天堂大学
4. 早稲田大学
5. 中央大学
6. 駒澤大学
7. 城西大学
8. 創価大学
9. 帝京大学
10. 日本大学

特に注目したいのは、10位の日本大学と11位の中央学院大学の差だ。

日本大学の総合タイムは10時間53分56秒。中央学院大学は10時間54分51秒だった。

その差は55秒。わずか1分にも満たない差が、翌年のシード権を左右した。

総合順位の10位と11位では、次回大会に向けた準備の条件が大きく変わる。予選会を回避できるシード校には、選手の育成やチーム編成を進めるうえでも大きなメリットがある。

第102回大会の予選会通過校10校

2026年1月の本大会に出場した大学のうち、シード権を持たず、2025年10月18日の第102回予選会を通過したのは以下の10校だ。

- 中央学院大学
- 順天堂大学
- 山梨学院大学
- 日本大学
- 東海大学
- 東京農業大学
- 神奈川大学
- 大東文化大学
- 日本体育大学
- 立教大学

予選会では各校の上位10人の合計タイムを競い、上位10校が本大会の出場権を獲得した。

予選会1位は中央学院大学で、10時間32分23秒。2位の順天堂大学は10時間32分35秒で、その差は12秒だった。

予選会で2位だった順天堂大学が本大会で総合3位まで躍進したことも、2026年大会の興味深いポイントだ。予選会の順位と本大会の順位が必ずしも一致しないことを示す結果となった。

【最新情報】2026年10月の第103回予選会通過校

2026年10月30日時点では、次回2027年1月開催予定の第103回箱根駅伝に向けた予選会も終了している。

2026年10月17日に開催された第103回予選会では、次の10校が本大会出場権を獲得した。

予選順位 大学名 合計タイム
1位 東洋大学 10:31:30
2位 中央学院大学 10:33:31
3位 東海大学 10:33:41
4位 専修大学 10:33:42
5位 東京農業大学 10:34:33
6位 山梨学院大学 10:35:18
7位 大東文化大学 10:35:23
8位 神奈川大学 10:36:48
9位 日本体育大学 10:39:52
10位 法政大学 10:40:08

特筆すべきは、10位の法政大学と11位の国士舘大学の差が1分46秒だったことだ。

この10校に第102回大会のシード権獲得校10校を加え、第103回大会の本戦に出場する大学20校がそろった。

なお、これは2026年1月の第102回大会の結果ではなく、2027年1月の第103回大会に向けた最新情報である。両者を混同しないことが、箱根駅伝の順位情報を正しく理解するポイントだ。

【箱根駅伝歴代優勝校】青山学院大学9回目の優勝はどれほどすごい?

2026年の青山学院大学の優勝は、同大学にとって9回目の総合優勝だった。

しかも、2024年、2025年、2026年と3大会連続で頂点に立った。青山学院大学にとって2度目の3連覇であり、近年の箱根駅伝を象徴する実績となっている。

歴代総合優勝回数ランキング

2026年の第102回大会終了時点での公式記録による優勝回数上位校は次のとおり。

順位 大学名 総合優勝回数
1位 中央大学 14回
2位 早稲田大学 13回
3位 日本大学 12回
4位 順天堂大学 11回
5位 日本体育大学 10回
6位 青山学院大学 9回
7位 駒澤大学 8回
8位 明治大学 7回

ここで興味深いのは、直近の大会で圧倒的な存在感を示す青山学院大学が、歴代優勝回数では6位に位置していることだ。

中央大学は14回、早稲田大学は13回、日本大学は12回と、長い歴史の中で優勝を積み重ねてきた。

青山学院大学は2015年に初めて総合優勝を達成。その後、2015〜2017年、2020年、2022年、2024〜2026年に優勝している。

9回の優勝を短期間に集中させている点は、同大学の大きな特徴だ。

箱根駅伝総合タイム比較でも青学が上位を独占

もう一つ見逃せないのが、歴代総合タイムランキングだ。

2026年の青山学院大学が記録した10時間37分34秒は、箱根駅伝史上最速の総合記録となった。

直近の3大会を比較すると、次のようになる。

- 第100回・2024年:青山学院大学 10時間41分25秒
- 第101回・2025年:青山学院大学 10時間41分19秒
- 第102回・2026年:青山学院大学 10時間37分34秒

2026年は前年の記録を3分45秒更新した。

公式の歴代総合タイムランキングでは、2026年の記録が1位、2025年が2位、2024年が3位。歴代トップ3を同じ大学が占める結果となった。

【プロの結論】箱根駅伝の順位を見るなら総合タイムと区間別成績をセットで確認

第102回箱根駅伝の結果から読み取れる最大の要点は、総合優勝を決めるのは特定の1区間の速さだけではないということだ。

青山学院大学は5区の黒田朝日の区間新記録によって往路の首位を奪取した。しかし、復路でも5時間19分26秒という大会新記録を残している。

加えて、8区と9区でも区間賞を獲得した。

つまり、5区の劇的な逆転は優勝のきっかけであり、その後のリードを守り切った選手層の厚さこそが3連覇を支えた要因だった。

箱根駅伝の順位を分析するときは、次の3つの視点が役立つ。

1. 総合順位だけでなく往路・復路の順位を見る

往路で上位でも、復路で失速すれば総合順位は下がる。國學院大學のように復路で順位を上げる大学もあるため、両日の記録を比較することが大切だ。

2. 区間賞だけでなく区間順位の安定性を見る

区間賞を獲得した選手が多い大学が必ず優勝するわけではない。10区間全体で大きなタイムロスを避けられるかどうかが重要になる。

3. シード権争いでは10位と11位の差を見る

優勝争いだけに注目すると見落としがちだが、10位と11位の間には次回大会への出場条件という大きな違いがある。2026年の日本大学と中央学院大学の55秒差は、その厳しさを象徴している。

【箱根駅伝順位】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の箱根駅伝で優勝した大学はどこ?

A1:青山学院大学。第102回大会で10時間37分34秒の大会新記録を樹立し、3年連続9回目の総合優勝を達成した。

Q2:2026年の箱根駅伝で國學院大學と順天堂大学は何位?

A2:國學院大學は総合2位で10時間40分07秒、順天堂大学は総合3位で10時間43分55秒だった。國學院大學は大会新記録と大学史上最高順位を更新している。

Q3:2026年の箱根駅伝でシード権を獲得した大学は?

A3:青山学院大学、國學院大學、順天堂大学、早稲田大学、中央大学、駒澤大学、城西大学、創価大学、帝京大学、日本大学の10校。総合10位以内の大学が次回大会のシード権を獲得した。

Q4:2026年の箱根駅伝で区間新記録を出した選手は?

A4:1区の青木瑠郁、2区のキムタイ、5区の黒田朝日、8区の塩出翔太、10区の佐藤圭汰。5区では黒田朝日が1時間07分16秒を記録した。

Q5:箱根駅伝の総合順位はどのように決まる?

A5:往路5区間と復路5区間、合計10区間217.1kmの総合記録によって決まる。各大学の総合タイムを比較し、最も速い大学が総合優勝となる。

2026年1月の第102回箱根駅伝は、青山学院大学が10時間37分34秒の大会新記録で総合優勝し、3連覇を達成した大会だった。

國學院大學は大学史上最高の総合2位、順天堂大学は総合3位と健闘。早稲田大学と中央大学の4位争いはわずか2秒差となり、最後まで緊張感のある展開が続いた。

また、総合10位までの大学が次回大会のシード権を獲得。11位の中央学院大学との差は55秒で、順位の重みを改めて感じさせる結果となった。

2026年10月には第103回大会の予選会も終了し、2027年の本戦に向けた出場校が確定している。

箱根駅伝の順位をより深く理解するには、総合順位だけでなく、往路・復路のタイム、区間賞、順位変動、シード権争いを合わせて見ることが欠かせない。2026年の記録は、次回大会の各大学の戦力や勢力図を考えるうえでも重要な比較材料になる。

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三枝 朋樹
デジタルマーケター 三枝 朋樹
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アイドルグループのリリースとライブ告知を追って7年。加入や卒業の発表は公式発表の日付とあわせて記録します。

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