ホーム スポーツ 【区間賞・区間記録一覧】7区間で輝いた選手と所属チーム

【区間賞・区間記録一覧】7区間で輝いた選手と所属チーム

橘 ゆい 橘 ゆい • 更新: • 公開: • 読了約 12 分
目次

2026年大会では、7区間すべてで異なる見どころが生まれた。宮城県の鈴木大翔が区間新記録を樹立した一方、群馬県は3区と7区の2つの区間賞を獲得している。

日本陸上競技連盟の公式成績表に基づく区間賞は以下の通りだ。



1区・7.0km
区間新記録

19分06秒

都道府県対抗男子駅伝速報

鈴木大翔(宮城・仙台育英高)
従来の区間記録を25秒更新。宮城の初優勝につながるスタートを切った。

2区・3.0km

8分25秒


関響佑(静岡・清水中)

3区・8.5km

23分35秒


帰山侑大(群馬・駒澤大)

4区・5.0km

14分05秒


新妻昂己(兵庫・西脇工高)

5区・8.5km

24分07秒


栗村凌(福島・学法石川高)

6区・3.0km

8分34秒


逸見明駿(埼玉・川越西中)


7区・13.0km
区間賞

36分57秒


青木瑠郁(群馬・國學院大)
最長区間でトップの走り。優秀選手賞にも選ばれた。

1区・鈴木大翔の区間新記録が持つ意味

今大会で最も印象的な個人記録の一つが、鈴木大翔の19分06秒だ。

従来の区間記録は2024年大会で長崎県の川原琉人が記録した19分31秒。鈴木はこれを25秒短縮した。

1区は7kmと比較的短いものの、各県の高校生エースが集まる重要区間だ。ここで好位置につけられるかどうかが、後続の選手に与える心理的な影響も大きい。

鈴木はジュニアA優秀選手賞にも選出されており、チームの優勝と個人の記録という両面で大きな成果を残した。

7区・青木瑠郁は最長区間で区間賞

群馬県の青木瑠郁は、13kmの最終区間を36分57秒で走破した。

青木は群馬県の5位入賞に貢献し、大会の優秀選手賞にも選ばれた。

また、群馬県は3区の帰山侑大も区間賞を獲得。大学生ランナーが重要区間で存在感を発揮した大会だった。

区間賞と総合優勝は必ずしも一致しない

今回の区間賞獲得チームは、宮城、静岡、群馬、兵庫、福島、埼玉、群馬という構成だった。

宮城県は1区の鈴木が区間賞を獲得した一方、ほかの区間では区間賞を獲得していない。それでも総合優勝を達成した。

これは駅伝の特徴をよく表している。区間賞を多く獲得することと、総合タイムで勝つことは同じではない。区間ごとの順位を大きく落とさず、チーム全体でタイムを積み上げることが優勝への近道となる。

【男子駅伝7区間48kmコース】広島平和記念公園を起点とする大会の特徴

全国都道府県対抗男子駅伝は、広島県広島市の平和記念公園前をスタート・フィニッシュ地点とするロードレースだ。

2026年大会は、全7区間・48.0kmで実施された。

広島市の公式大会案内と大会要項によると、コースは平和記念公園前を出発し、平和大通りと宮島街道を通って廿日市市方面へ進む。JR前空駅東付近で折り返し、再び広島市内へ戻るルートとなっている。

7区間の距離と中継地点

- 1区・7.0km: 平和記念公園前~広電井口駅東
- 2区・3.0km: 広電井口駅東~海老園交差点
- 3区・8.5km: 海老園交差点~宮島口ロータリー
- 4区・5.0km: 宮島口ロータリー~JR阿品駅南(JR前空駅東で折り返し)
- 5区・8.5km: JR阿品駅南~広島工大高前
- 6区・3.0km: 広島工大高前~草津橋
- 7区・13.0km: 草津橋~平和記念公園前

特に7区は13kmと最長。アンカーには長距離への対応力だけでなく、チームの順位を守る精神力や、競り合いに対応する判断力も求められる。

中学生・高校生・大学生・社会人が一緒に走る理由

この大会の大きな特徴は、異なる世代の選手が一つのチームを構成することだ。

2026年の大会要項では、次のように区間ごとの出場カテゴリーが定められていた。

- 1区・4区・5区:ジュニアA
- 2区・6区:ジュニアB
- 3区・7区:社会人・大学生

ジュニアAは高校生年代、ジュニアBは中学生年代に相当する。

つまり、高校生が5区間を走るような一般的な高校駅伝とは異なり、各世代の選手をどう組み合わせるかがチーム編成の要点になる。

加えて、社会人・大学生は「ふるさと制度」を利用し、出身中学校または高校の所在地に基づいて出場できる。

現在の所属チームが別の都道府県にあっても、出身地への思いを背負って走れる仕組みだ。まさに都道府県対抗という大会の趣旨を象徴する制度である。

【都道府県対抗男子駅伝の歴代優勝記録】長野の連覇を止めた宮城

2026年の宮城県の優勝を理解するには、過去の大会結果も押さえておきたい。

全国都道府県対抗男子駅伝は1996年に第1回大会が開催された。以降、長野、兵庫、福岡、埼玉など、全国の強豪県が優勝を重ねてきた。

近年の優勝チームと記録
開催年 優勝チーム 総合タイム
2026年 宮城 2:16:55
2025年 長野 2:16:55
2024年 長野 2:17:00
2023年 長野 2:17:10
2022年 中止 ―
2021年 中止 ―
2020年 長野 2:17:11
2019年 福島 2:19:43
2018年 埼玉 2:19:10
2017年 長野 2:19:09
2016年 愛知 2:20:12
2015年 埼玉 2:19:14
2014年 長野 2:19:20
2013年 兵庫 2:19:51

歴代大会記録をもとに整理。2021年・2022年は新型コロナウイルスの影響で中止。

2026年大会まで、長野県は4大会連続で優勝していた。2020年大会からの優勝実績を持ち、2023年、2024年、2025年と連覇を続けていた。

特に2025年大会の長野県は2時間16分55秒を記録。これが2026年大会で宮城県が並んだ大会記録である。

宮城県にとって初優勝の意味

宮城県は過去の優勝常連県とは異なり、2026年に初めて天皇盃を獲得した。

今回の結果は、単に長野県の連覇が止まったというだけではない。

全国男子駅伝では、各県の高校駅伝や中学駅伝で育った選手が、大学・実業団に進んだ後も出身県の代表として再び集まる。

この選手の循環が、地域ごとの競技力を支えている。

宮城県の優勝は、仙台育英高をはじめとする高校生の力と、大学生・社会人の経験がかみ合った結果だった。今後の大会でも、各県がどのような世代構成でチームを組むかが優勝争いの鍵になる。

【全国男子駅伝テレビ放送・NHK中継】2026年の視聴方法と速報の確認先

2026年大会はNHK総合テレビで全国生中継された。

日本陸上競技連盟の大会情報とNHK広島放送局の発表資料によると、放送予定は次の通りだった。


2026年1月18日(日)の放送情報

大会スタート
12時30分


NHK総合テレビ
12:15~15:10


インターネット配信
NHK ONE


見逃し配信
放送後1週間

出典:日本陸上競技連盟・NHK広島放送局の大会関連発表。

リアルタイム速報を確認する方法

大会開催中に順位や通過タイムを確認する場合は、以下の情報源が役立つ。

- 日本陸上競技連盟: 大会公式情報、確定成績、区間記録。
- 大会公式サイト: 出場選手、区間エントリー、大会案内。
- 月陸Online: レース中のテキスト速報、通過順位、区間賞。
- NHK総合: 映像による全国生中継。
- NHK ONE: 大会当日の同時配信と期間限定の見逃し配信。

なお、2026年11月2日現在、1月18日の大会はすでに終了している。NHK ONEの大会当日の見逃し配信期間も終了しているため、今から結果を確認する場合は、日本陸連の公式成績表や陸上専門メディアの記録を参照するのが確実だ。

【都道府県対抗男子駅伝速報2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の全国都道府県対抗男子駅伝で優勝したのはどこ?

A1:宮城県。2026年1月18日に広島市で開催された第31回大会で、2時間16分55秒の大会タイ記録を出して初優勝した。2位は福島県、3位は兵庫県。

Q2:福島県と兵庫県は何位だった?

A2:福島県が2時間17分20秒で2位、兵庫県が2時間17分53秒で3位。福島県は優勝した宮城県に25秒差まで迫った。

Q3:1区と7区の区間賞は誰?

A3:1区は宮城県の鈴木大翔で19分06秒の区間新記録。7区は群馬県の青木瑠郁で36分57秒。青木は大会の優秀選手賞にも選ばれた。

Q4:全国男子駅伝は何区間で何km走る?

A4:全7区間、合計48.0km。1区7km、2区3km、3区8.5km、4区5km、5区8.5km、6区3km、7区13kmで構成される。

Q5:2026年大会はどこからスタートした?

A5:広島市の平和記念公園前。スタートとフィニッシュの両方が同じ場所に設定された。

Q6:2026年大会はNHKで放送された?

A6:NHK総合テレビで全国生中継された。放送時間は12時15分から15時10分までで、NHK ONEでも同時配信された。

Q7:宮城県は今回が初優勝?

A7:その通り。宮城県は2026年大会で初めて全国都道府県対抗男子駅伝の優勝を果たした。

2026年1月18日に開催された第31回全国都道府県対抗男子駅伝は、宮城県が2時間16分55秒の大会タイ記録で初優勝を飾る結果となった。

今大会の主なポイントを振り返ると、次の通りだ。

- 宮城県が大会タイ記録で初優勝。
- 福島県が25秒差の2位、兵庫県が3位。
- 1区の鈴木大翔が19分06秒の区間新記録を樹立。
- 7区の青木瑠郁が36分57秒で区間賞を獲得。
- 群馬県は3区と7区で区間賞を獲得。
- 長野県は4大会連続優勝が途切れ、20位となった。

【プロの結論】駅伝は区間賞の数よりチーム全体の完成度で決まる

今回の宮城県の優勝から読み取れる最大の要点は、駅伝における総合力の重要性だ。

鈴木大翔の区間新記録は確かに大会を象徴する快走だった。しかし、宮城の勝利を支えたのは、3区での首位奪還、4区・5区での安定した中継、6区でのリード維持、そして7区の山平怜生による逃げ切りだった。

一人のエースに頼るのではなく、中学生・高校生・大学生・社会人がそれぞれの役割を果たす。その積み重ねが2時間16分55秒という記録につながった。

2026年大会は、長野県の連覇が止まった大会であると同時に、宮城県が新たな強豪として名乗りを上げた大会でもある。

次回大会では、初優勝を果たした宮城県が連覇を狙うのか、福島県や兵庫県が雪辱を果たすのか。そして長野県が再び頂点に返り咲くのか。

各都道府県の次世代ランナーの成長とともに、全国男子駅伝の新たな勢力争いにも注目したい。

主な参考資料:日本陸上競技連盟「第31回大会公式成績表」、広島市「ひろしま男子駅伝が開催されます(2026年)」、NHK広島放送局大会発表資料、月陸Online大会結果・テキスト速報、宮城陸上競技協会の優勝報告。

同じカテゴリの記事

橘 ゆい

美容と食の記事を6年担当。成分表示や商品の公式ページ、店舗の公式メニューを確認してから紹介しています。

おすすめの関連記事