今回の対戦は、鹿島アントラーズがホーム、アビスパ福岡がアウェーという組み合わせだった。
試合の基本情報は次のとおり。
- 大会:2026/27明治安田J1リーグ
- 節:第3節
- 開催日:2026年8月22日(土)
- キックオフ:18時
- 会場:メルカリスタジアム
- 対戦カード:鹿島アントラーズ対アビスパ福岡
- 最終スコア:鹿島3-2福岡
- 前半スコア:1-1
- 後半スコア:2-1
- 入場者数:24,717人
鹿島はホームで開幕3連勝を達成。福岡は2得点を挙げたものの、鹿島の後半の連続得点を止められなかった。
なお、試合結果を検索すると「福岡対鹿島」と表記される場合もあるが、公式記録上の対戦順は「鹿島対福岡」。ホームチームは鹿島だった。
最終スコアと前後半の内訳| チーム | 前半 | 後半 | 合計 |
|---|---|---|---|
| 鹿島アントラーズ | 1 | 2 | 3 |
| アビスパ福岡 | 1 | 1 | 2 |
前半は互いに1点ずつを奪い、1-1で終了。後半に鹿島が2点を追加したことが、最終的な勝敗を左右した。
【得点者と試合経過】師岡柊生の同点弾からチャヴリッチの決勝点まで

今回の福岡対鹿島で特に注目したいのは、5つのゴールが生まれた時間帯と、その背景にある攻撃の組み立てだ。
得点経過一覧
| 時間 | 得点チーム | 得点内容 | スコア |
|---|---|---|---|
| 31分 | 鹿島 | オウンゴール | 1-0 |
| 43分 | 福岡 | 師岡柊生 | 1-1 |
| 60分 | 鹿島 | レオ・セアラ | 2-1 |
| 64分 | 鹿島 | チャヴリッチ | 3-1 |
| 76分 | 福岡 | オウンゴール | 3-2 |
試合が動いたのは31分だった。
鹿島はペナルティーエリアのすぐ外でフリーキックを獲得。小川諒也が直接ゴールを狙うと、GK永石拓海がボールを弾いた。
そのボールが福岡の奈良竜樹に当たり、そのままゴールへ入った。
記録上はオウンゴール。鹿島が1-0と先制した。
43分:師岡柊生がこぼれ球を押し込み同点先制された福岡も、前半終了前に反撃する。
43分、前田快がペナルティーエリア手前から右足でシュート。GK早川友基が一度はセーブしたが、こぼれ球に反応した師岡柊生が右足で押し込んだ。
鹿島1-1福岡
師岡の得点によって試合は振り出しに戻り、前半は同点で終了した。
この場面で重要だったのは、最初のシュートが防がれた後も福岡の攻撃が途切れなかったこと。こぼれ球への反応が同点弾につながった。
60分:レオ・セアラが勝ち越しゴール後半に入ると、鹿島の攻撃が勢いを増す。
58分、鬼木達監督はマテウス・ブエノに代えて三竿健斗、吉田湊海に代えてチャヴリッチを投入した。
そのわずか2分後、鹿島が勝ち越しに成功する。
柴崎岳から松村優太へとつながったカウンター攻撃。松村がペナルティーエリア内へクロスを送り、中央で反応したレオ・セアラが左足でゴールを決めた。
鹿島2-1福岡。
松村のクロスとレオ・セアラのフィニッシュがかみ合った、後半の重要な得点だった。
64分:途中出場のチャヴリッチが追加点さらに4分後、鹿島がリードを2点に広げる。
広瀬陸斗から鈴木優磨につながったボールを、最後はチャヴリッチがペナルティーエリア中央から右足でゴール左下へ決めた。
鹿島3-1福岡。
チャヴリッチは58分に吉田湊海との交代でピッチに入った選手。交代からわずか6分で結果を残した。
鈴木優磨のパスも得点を生み出す重要なプレーとなった。
76分:福岡がオウンゴールで1点差に迫る福岡はそのまま試合を終わらせなかった。
76分、左コーナーキックから奈良竜樹がボールをそらす。そのボールがレオ・セアラの頭に当たり、ゴールに入った。
この得点はオウンゴールとして記録されている。
スコアは3-2。福岡が再び1点差に迫り、試合終盤の緊張感が高まった。
後半アディショナルタイムにも福岡は攻撃を仕掛けたが、鹿島はGK早川を中心に守り切った。最終的に3-2で鹿島が勝利した。
【スタメン完全整理】アビスパ福岡と鹿島アントラーズの先発メンバー
両チームの先発メンバーを見ると、鹿島は鈴木優磨とレオ・セアラを前線に配置。福岡はウェリック・ポポと師岡柊生を中心に攻撃を組み立てる陣容だった。
以下は両クラブの公式試合レポートに掲載されたスターティングメンバーだ。
鹿島アントラーズのスタメン- GK:早川友基
- DF:広瀬陸斗、植田直通、関川郁万、小川諒也
- MF:柴崎岳、マテウス・ブエノ、松村優太、吉田湊海
- FW:鈴木優磨、レオ・セアラ
監督:鬼木達
アビスパ福岡のスタメン- GK:永石拓海
- DF:岡哲平、奈良竜樹、辻岡佑真
- MF:橋本悠、前田快、見木友哉、藤本一輝
- FW:重見柾斗、ウェリック・ポポ、師岡柊生
監督:塚原真也
試合を動かした交代選手この試合では、鹿島の58分の交代が大きな意味を持った。
| 時間 | チーム | 交代 |
|---|---|---|
| 58分 | 鹿島 | チャヴリッチ IN、吉田湊海 OUT |
| 58分 | 鹿島 | 三竿健斗 IN、マテウス・ブエノ OUT |
| 65分 | 福岡 | 名古新太郎 IN、重見柾斗 OUT |
| 65分 | 福岡 | 深澤大輝 IN、橋本悠 OUT |
| 65分 | 福岡 | 前嶋洋太 IN、藤本一輝 OUT |
| 68分 | 鹿島 | 林晴己 IN、松村優太 OUT |
| 70分 | 福岡 | 碓井聖生 IN、ウェリック・ポポ OUT |
特にチャヴリッチは、途中出場から6分でゴールを記録。交代策がそのまま得点という形で実を結んだ。
一方、福岡も65分に3人を交代させ、攻撃の活性化を図っている。
【シュート数・スタッツ比較】福岡の攻撃回数と鹿島の決定力に注目
福岡対鹿島の試合内容を数字で振り返ると、興味深い点がある。
鹿島が3得点を挙げた一方、福岡のほうがシュート数では上回っていた。
ただし、今回の公式記録にはシュート数の表示に集計上の差がある。
両クラブ公式のシュート数| 項目 | 鹿島 | 福岡 |
|---|---|---|
| シュート数 | 9 | 14 |
| ゴール数 | 3 | 2 |
| コーナーキック | 2 | 8 |
| ゴールキック | 7 | 4 |
| 直接フリーキック | 10 | 7 |
| 間接フリーキック | 2 | 3 |
| オフサイド | 2 | 3 |
上記は鹿島アントラーズ公式の試合レポートに掲載された数値で、アビスパ福岡公式の試合データとも一致する。
一方、Jリーグ公式の試合速報ページにあるJ-STATSの比較欄では、シュート数が鹿島11本、福岡18本と表示されている。
つまり、公式サイト間でシュート数に差がある。試合データを参照する際には、どの記録ページの数値なのかを確認する必要がある。
シュート数が多い福岡が敗れた理由福岡は鹿島より多くのシュートを放ち、コーナーキックも8本獲得していた。
攻撃の回数という点では、福岡にも十分なチャンスがあったことが分かる。
しかし、試合結果を左右したのは、シュート数だけではない。
鹿島は58分の交代をきっかけに攻撃のテンポを上げ、60分と64分に連続して得点した。
福岡が攻撃を仕掛ける時間を作っていたとしても、鹿島はチャンスを得点に変える場面で上回った。
シュート数の多さと試合の勝利は必ずしも一致しない。 今回はその違いがスコアに表れた試合だった。
【対戦成績と注目選手】鹿島が福岡との一戦で示した強さ
鹿島アントラーズとアビスパ福岡は、過去のJリーグでも何度も対戦してきた。
Jリーグ公式の試合前情報では、両チームの過去の対戦成績は鹿島から見て25勝8分6敗。鹿島が大きく勝ち越していた。
今回も鹿島が勝利したことで、両チームの対戦における鹿島の優位をさらに示す結果となった。
得点者・関係者の役割を整理| 選手・チーム | 所属・役割 | 今回の試合での関係 |
|---|---|---|
| 鹿島アントラーズ | ホームチーム | 3-2で勝利 |
| アビスパ福岡 | アウェーチーム | 2得点を記録 |
| 師岡柊生 | 福岡FW | 43分に同点ゴール |
| 奈良竜樹 | 福岡DF | 31分のオウンゴールに関与 |
| レオ・セアラ | 鹿島FW | 60分に勝ち越し弾。76分はオウンゴールに関与 |
| チャヴリッチ | 鹿島FW | 途中出場後の64分に追加点 |
| 松村優太 | 鹿島MF | レオ・セアラの得点をアシスト |
| 鈴木優磨 | 鹿島FW | チャヴリッチの得点をアシスト |
この表からも分かるように、鹿島の勝利には前線の複数選手が関わっている。
特にレオ・セアラは、得点者としてだけでなく、76分のオウンゴールにも関係した選手だ。なお、76分の得点はレオ・セアラの通常のゴールとして数えるものではない。
師岡柊生の同点ゴールが持つ意味福岡にとって明るい材料だったのは、師岡柊生の得点だ。
先制を許した後、前田快のシュートから生まれたこぼれ球を見逃さず、ゴールへ押し込んだ。
加えて、試合終盤にも師岡は攻撃に関わり、福岡の反撃を支えた。
今回の試合は敗戦となったが、得点を奪った場面での反応は印象に残るものだった。
チャヴリッチの途中出場が勝敗を分けた鹿島側で最も大きなインパクトを残したのはチャヴリッチだ。
先発ではなく58分からの途中出場だったにもかかわらず、64分に追加点を記録した。
交代から短時間で結果を出したことは、鹿島の選手層と交代策の効果を示している。
今回の3-2という結果を理解するうえで、チャヴリッチの働きは欠かせない。
【プロの結論】福岡対鹿島の勝敗を分けた3つのポイント
今回の試合を振り返ると、鹿島の勝利には大きく3つの要素があった。
1つ目は、交代策の効果。
58分に投入されたチャヴリッチが6分後にゴールを決めた。三竿健斗の投入も含め、鹿島は後半の試合展開に合わせて選手を入れ替えた。
2つ目は、攻撃の連係。
レオ・セアラの得点には松村優太が関わり、チャヴリッチの得点には鈴木優磨が関わった。個人の能力だけではなく、味方との連係がゴールを生み出している。
3つ目は、リードを守る対応力。
福岡は76分に1点差まで迫り、終盤にもチャンスを作った。それでも鹿島は最後までリードを維持した。
鹿島公式の試合レポートも、後半の連続得点と終盤の守備を勝利につながった展開として伝えている。
試合ハイライトを見るときの注目場面鹿島アントラーズ公式の試合レポートには、この試合のハイライト映像も掲載されている。
映像で振り返るなら、次の場面に注目したい。
- 31分:小川諒也のフリーキックから生まれた先制点
- 43分:前田快のシュートと師岡柊生のこぼれ球への反応
- 60分:松村優太のクロスからレオ・セアラの勝ち越し弾
- 64分:途中出場チャヴリッチの追加点
- 76分:福岡のコーナーキックから生まれたオウンゴール
特に58分の交代から64分の追加点までを連続して見ると、鹿島がどのように試合の流れを変えたのかが理解しやすい。
【福岡対鹿島】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年8月22日の福岡対鹿島の試合結果は?
鹿島アントラーズがアビスパ福岡に3-2で勝利した。前半は1-1、後半は鹿島が2得点、福岡が1得点だった。
Q2:福岡対鹿島の得点者は誰?
鹿島は31分のオウンゴール、60分のレオ・セアラ、64分のチャヴリッチ。福岡は43分の師岡柊生と76分のオウンゴールで得点した。
Q3:チャヴリッチはスタメンだった?
いいえ。チャヴリッチは58分に吉田湊海と交代して途中出場し、64分にゴールを決めた。
Q4:福岡と鹿島のシュート数は?
鹿島アントラーズ公式とアビスパ福岡公式の記録では、鹿島9本、福岡14本。Jリーグ公式の速報ページでは鹿島11本、福岡18本と表示されている。
Q5:試合会場と観客数は?
会場はメルカリスタジアム。入場者数は24,717人だった。
2026年8月22日の2026/27明治安田J1リーグ第3節、鹿島アントラーズ対アビスパ福岡は、鹿島が3-2で勝利した。
試合は31分のオウンゴールで鹿島が先制し、43分に師岡柊生が同点弾を決めて前半を終了。後半にはレオ・セアラとチャヴリッチが4分間で連続ゴールを挙げ、鹿島が勝利を大きく引き寄せた。
福岡も76分のオウンゴールで1点差まで迫ったが、鹿島は最後までリードを守り切った。
今回の試合で特に評価したいのは、鹿島の交代策と攻撃の連係だ。チャヴリッチの途中出場からの得点、松村優太と鈴木優磨のアシスト、そして早川友基を中心とした終盤の守備が勝利を支えた。
一方、福岡はシュート数やコーナーキックで鹿島を上回る記録を残しながら、あと一歩届かなかった。攻撃機会を得点に結びつける精度が、今後の課題として浮かび上がる。
最終結果は鹿島3-2福岡。 師岡柊生の同点弾、レオ・セアラの勝ち越し弾、チャヴリッチの追加点が並ぶ、最後まで目の離せない一戦となった。
主な参考資料:Jリーグ公式試合速報・試合データ、鹿島アントラーズ公式マッチレポート、アビスパ福岡公式試合結果・スタッツ。