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力士給料表2026年11月最新|横綱から序ノ口まで月給・手当と2027年改定額を徹底解説

倉田 慎 倉田 慎 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年11月現在、大相撲の力士の給料は、横綱の月額300万円から十両の110万円まで、番付によって大きく異なります。一方、幕下・三段目・序二段・序ノ口の力士には一般的な月給制度がなく、本場所ごとに場所手当や成績に応じた奨励金が支給されます。

加えて、2026年7月30日、日本相撲協会は2027年1月場所からの力士給与・手当・優勝賞金の改定を発表しました。横綱の月給は330万円、幕内優勝賞金は2000万円に引き上げられます。2019年以来8年ぶりとなる関取給与の改定は、力士の収入構造をどう変えるのでしょうか。

【2026年11月最新】番付別の力士給料表!横綱から十両までの月給と年額

力士給料表

大相撲の給与制度は、十両以上の「関取」と、幕下以下の「力士養成員」で明確に分かれています。

日本相撲協会の給与改定に関する報道や、これまでの給与制度を整理すると、2026年11月現在の関取の月給は次のとおりです。

番付 2026年11月現在の月給 年額(月給×12) 2027年1月からの月給
横綱 300万円 3600万円 330万円
大関 250万円 3000万円 275万円
関脇 180万円 2160万円 200万円
小結 180万円 2160万円 200万円
前頭(幕内) 140万円 1680万円 155万円
十両 110万円 1320万円 120万円
幕下 16万5000円/場所 99万円 18万円/場所
三段目 11万円/場所 66万円 12万円/場所
序二段 8万8000円/場所 52万8000円 9万5000円/場所
序ノ口以下 7万7000円/場所 46万2000円 8万2000円/場所

※関取の年額は月給を12か月分換算した基本給与で、賞与・手当・力士褒賞金・懸賞金などは含みません。幕下以下の年額は同じ段に年間6場所在籍した場合の場所手当の合計です。

横綱の給料は月300万円、年間3600万円

横綱は大相撲の最高位であり、2026年11月現在の月給は300万円です。

年間を通じて横綱の地位を維持した場合、月給だけで3600万円になります。さらに賞与や本場所特別手当、出張手当、力士褒賞金などが加わります。

横綱は単に高い給与を受け取るだけでなく、相撲界を代表する立場として、土俵上での成績や品格、責任も問われる存在です。

大関の給料は月250万円

大関の月給は250万円で、年間の基本給与は3000万円です。

横綱との差は月50万円、年間では600万円になります。

大関は横綱に次ぐ地位で、安定した高額給与が支給されます。ただし、成績不振によって大関から陥落する可能性がある点は横綱との大きな違いです。

関脇・小結の給料は月180万円

関脇と小結は三役と呼ばれ、月給はともに180万円です。

年間の基本給与は2160万円となります。

大関と比較すると月70万円の差があり、年間では840万円もの開きがあります。大関昇進は名誉だけでなく、収入面でも大きな転換点です。

前頭(平幕)の給料は月140万円

幕内力士のうち、横綱・大関・三役以外は前頭と呼ばれます。

2026年11月現在の月給は140万円で、年間の基本給与は1680万円です。

前頭は幕内の大部分を占める階級であり、懸賞金を獲得する機会や三賞・優勝賞金を狙える点も収入面での特徴です。

十両の給料は月110万円

十両の月給は110万円で、年間の基本給与は1320万円です。

十両以上になると正式に「関取」と呼ばれ、幕下以下とは給与体系や待遇が大きく変わります。

十両昇進は力士にとって、収入面でも生活面でも大きな節目となります。

【関取と幕下の違い】十両昇進で給料と生活はどう変わる?

大相撲の収入を理解するうえで、最も重要なのが十両と幕下の境界です。

十両以上は関取として月給を受け取りますが、幕下以下は力士養成員として場所手当を受け取る仕組みです。

幕下以下には毎月の固定給がない

幕下・三段目・序二段・序ノ口の力士には、関取と同じ月給制度がありません。

代わりに、本場所ごとに場所手当が支給されます。本場所は年間6回あるため、同じ段に1年間在籍した場合、場所手当は6回分となります。

例えば幕下の場合、2026年11月現在は1場所16万5000円です。

年間6場所すべて幕下に在籍していれば、場所手当だけで99万円になります。

ただし、これは年収全体ではありません。勝星金や勝ち越し金、優勝賞金などが別に加わる可能性があります。

十両と幕下では生活環境にも差がある

関取になると、給与だけでなく相撲部屋での生活上の待遇も変わります。

代表的な違いは次のとおりです。

- 関取:月給が支給され、個室や別居などの選択肢が認められる。
- 幕下以下:場所手当が中心で、原則として相撲部屋で共同生活を送る。
- 関取:付け人が付き、身の回りの世話を受ける。
- 幕下以下:上位力士の付け人を務めることもある。

この待遇差は、十両から幕下に陥落した力士にとっても深刻です。

例えば、十両で月110万円を受け取っていた力士が幕下に陥落すると、月給制度の対象から外れ、幕下の場所手当を中心とする収入体系に変わります。

番付が一段下がるというだけではなく、収入の仕組みそのものが変わるのです。

元力士が語る序ノ口時代の生活費

2026年10月に公開された元力士しんざぶろう氏の解説では、自身が序ノ口だった時代、本場所後に受け取った手当は約7万円だったと振り返っています。

次の手当まで約2か月あり、月3万円程度でやりくりしていたという経験も紹介されています。

相撲部屋が住居や食事をまかなうことで生活が成り立っていたという説明は、幕下以下の手当制度を理解するうえで参考になります。

関取の年収が数千万円に達する一方、序ノ口では限られた手当をやりくりする生活がある。この格差こそ、大相撲の番付制度が持つ厳しさです。

【力士の年収の実態】賞与・手当・褒賞金はいくら加算される?

力士の年収を月給だけで計算すると、実際の収入を正しく把握できません。

関取には月給のほかに賞与、特別手当、出張手当、力士褒賞金などが支給されます。

賞与は年間で月給2か月分

関取には年2回の賞与があり、合計すると月給2か月分に相当します。

2026年11月現在の金額を基準にすると、次のようになります。

- 横綱:年間600万円
- 大関:年間500万円
- 関脇・小結:年間360万円
- 前頭:年間280万円
- 十両:年間220万円

例えば横綱なら、月給3600万円相当の年間給与に賞与600万円が加わります。

本場所特別手当と出張手当

横綱・大関・三役には、本場所ごとの特別手当があります。

全額支給の基準となる11日以上の出場の場合、1場所当たりの金額は次のとおりです。

- 横綱:20万円
- 大関:15万円
- 関脇・小結:5万円

出場日数が6~10日なら3分の2、1~5日なら3分の1となり、全休の場合は支給されません。

また、地方場所への出張手当や東京場所での力士補助費もあります。

こうした給与以外の収入を加えると、月給だけで算出した年収より実際の年間収入は高くなります。

番付を1年間維持した場合の推定年収

大相撲の収入制度を独自に集計した「大相撲のはてなに効く!観戦ガイド」の試算では、2026年の給与・賞与・各種手当を合計した年間収入は次の水準です。

- 横綱:約4443万円
- 大関:約3697万2500円
- 関脇・小結:約2642万5500円
- 前頭:約2042万500円
- 十両:約1615万7500円

この試算には賞与、本場所特別手当、出張手当、力士補助費が含まれますが、力士褒賞金、優勝賞金、三賞、懸賞金は含まれていません。

また、1年間同じ番付を維持し、所定の日数に出場することを前提とした推定値です。公式に発表された個人別年収ではありません。

【力士褒賞金と懸賞金】給金・賞金の仕組みはどう違う?

大相撲には、一般的な給与とは別に、過去の成績や取組ごとの勝利によって得られる収入があります。

特に知っておきたいのが、力士褒賞金と懸賞金の違いです。

力士褒賞金は過去の成績が積み上がる仕組み

力士褒賞金は、一般に「給金」とも呼ばれる独特の制度です。

本場所での勝ち越しや金星、幕内優勝などの実績に応じて持ち給金が積み上がり、その支給標準額の4000倍が本場所ごとに支給されます。

主な加算基準は次のとおりです。

- 勝ち越し点1点:支給標準額に50銭加算
- 平幕力士が横綱に勝つ金星:10円加算
- 幕内優勝:30円加算
- 幕内全勝優勝:50円加算

例えば勝ち越し点1点の加算は、4000倍すると1場所当たり2000円の増額に相当します。

金星の場合は1場所当たり4万円、幕内優勝の場合は12万円が加算されます。

これらは一度加算されると、原則として現役中の各場所で継続して反映されます。

また、地位ごとに最低支給標準額が設定されています。

- 十両:40円(1場所16万円)
- 幕内:60円(1場所24万円)
- 大関:100円(1場所40万円)
- 横綱:150円(1場所60万円)

なお、力士褒賞金の支給対象は十両以上です。幕下以下では、勝星金や勝ち越し金など別の奨励金制度が適用されます。

懸賞金は1本7万円!勝った力士の取り分は?

懸賞金は、企業や団体などが特定の取組に提供する賞金です。

原則として幕内の取組に懸けられ、懸賞旗が土俵を回る光景は大相撲の見どころの一つになっています。

懸賞金は1本7万円で、勝った力士の取り分は6万円です。

2025年5月場所からは、受け取り方法が変更されました。

- 1万円:土俵上で現金として受け取る。
- 5万円:力士本人名義の預かり金として協会が管理する。
- 1万円:日本相撲協会の事務手数料。

つまり、懸賞旗が10本出た取組に勝った場合、力士の獲得分は合計60万円です。そのうち10万円が土俵上で渡され、50万円は預かり金となります。

懸賞金は毎月保証される給与ではありません。人気や注目度、スポンサーの指定によって獲得額が変わります。

優勝賞金と三賞も大きな収入源

本場所の優勝賞金や三賞賞金も、力士の収入を左右します。

三賞とは、殊勲賞・敢闘賞・技能賞の3種類です。

2026年12月までの賞金は、幕内優勝1000万円、十両優勝200万円、三賞各200万円となっています。

これらも2027年1月場所から増額されます。

【2027年1月改定】力士給料はどれだけ上がる?最新の改定額を比較

2026年7月30日、日本相撲協会は理事会で力士の給与・手当・優勝賞金の改定を決定しました。

関取給与の改定は2019年以来8年ぶりです。

今回の改定では、関取の月給が10%前後引き上げられるほか、幕下以下の場所手当や勝星金、勝ち越し金も増額されます。

2027年1月からの月給増額

主な改定額は次のとおりです。

- 横綱:300万円から330万円へ。月30万円増。
- 大関:250万円から275万円へ。月25万円増。
- 関脇・小結:180万円から200万円へ。月20万円増。
- 前頭:140万円から155万円へ。月15万円増。
- 十両:110万円から120万円へ。月10万円増。

横綱の場合、1年間同じ地位に在籍すれば、基本給与は3600万円から3960万円に増加します。

月30万円という増額は、年間では360万円の差になります。

幕下以下の場所手当も増額

力士養成員の場所手当も引き上げられます。

- 幕下:16万5000円から18万円へ。
- 三段目:11万円から12万円へ。
- 序二段:8万8000円から9万5000円へ。
- 序ノ口以下:7万7000円から8万2000円へ。

増額率はおおむね6~9%です。

勝星金と勝ち越し金も引き上げられます。

幕下の場合、勝星金は1勝3500円から4000円に、勝ち越し金は1点8000円から1万円になります。

例えば幕下で6勝1敗の場合、場所手当・勝星金・勝ち越し金を合計すると、次のようになります。

2026年11月場所まで

- 場所手当:16万5000円
- 勝星金:3500円×6勝=2万1000円
- 勝ち越し金:8000円×5点=4万円
- 合計:22万6000円

2027年1月場所から

- 場所手当:18万円
- 勝星金:4000円×6勝=2万4000円
- 勝ち越し金:1万円×5点=5万円
- 合計:25万4000円

同じ6勝1敗でも、1場所当たり2万8000円の増額になります。

優勝賞金は33年ぶりの大幅改定

2027年1月場所から、優勝賞金と三賞賞金も増額されます。

主な変更は以下のとおりです。

- 幕内優勝:1000万円から2000万円へ倍増。
- 十両優勝:200万円から300万円へ。
- 幕下優勝:50万円から70万円へ。
- 三段目優勝:30万円から50万円へ。
- 序二段優勝:20万円から30万円へ。
- 序ノ口優勝:10万円から20万円へ。
- 三賞:各200万円から各300万円へ。

優勝賞金の改定は1994年以来33年ぶりです。

日刊スポーツの2026年7月31日付報道によると、前年度の日本相撲協会は約13億円の黒字を計上しており、好調な入場券収入やグッズ販売などを背景に待遇改善が進められました。

今回の改定は、関取だけでなく幕下以下の力士にも及ぶ点が特徴です。

【プロの結論】力士の年収を正しく理解するための3つのポイント

力士の収入を比較するときは、単純な月給ランキングだけでは実態をつかめません。

特に押さえておきたいのは、次の3点です。

1. 月給と年収は分けて考える

関取の月給には賞与や手当が加わります。さらに力士褒賞金や優勝賞金、懸賞金もあるため、実際の年間収入は力士ごとに異なります。

2. 番付の変動が収入を大きく左右する

十両以上と幕下以下では給与体系そのものが違います。十両から幕下に陥落すると月給がなくなるため、番付を維持することには経済的にも大きな意味があります。

3. 2027年の改定額と2026年の現行額を混同しない

2026年11月現在の横綱の月給は300万円です。330万円になるのは2027年1月場所からです。改定前と改定後を比較するときは、適用時期を確認する必要があります。

大相撲の給与制度は、番付による基本給に加えて、長年の実績や本場所での成績を収入に反映させる仕組みです。

【力士給料表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:横綱の年収はいくらですか?

A1:2026年11月現在、横綱の月給は300万円で、年間の基本給与は3600万円です。賞与600万円や各種手当、力士褒賞金などを含めると、年間収入はさらに高くなります。2027年1月からは月給330万円に増額されます。

Q2:幕下の力士にも給料はありますか?

A2:幕下以下には関取と同じ月給制度はありません。幕下は2026年11月現在、1場所16万5000円の場所手当が支給されます。2027年1月からは18万円に引き上げられます。

Q3:懸賞金1本で力士はいくらもらえますか?

A3:懸賞金1本は7万円です。協会の手数料1万円を差し引いた6万円が勝った力士の取り分となります。2025年5月以降は、1万円を現金で受け取り、5万円を本人名義の預かり金として管理する仕組みです。

2026年11月現在、大相撲の力士の月給は横綱300万円、大関250万円、関脇・小結180万円、前頭140万円、十両110万円です。

一方、幕下以下には月給がなく、場所手当や勝星金、勝ち越し金が収入の中心となります。

2027年1月場所からは関取の給与が約10%前後増額され、幕下以下の手当や優勝賞金、三賞賞金も引き上げられます。特に幕内優勝賞金2000万円への倍増は、今回の改定を象徴する変更です。

力士の収入を理解する際は、番付別の月給だけでなく、賞与・力士褒賞金・懸賞金・優勝賞金を区別することが大切です。

番付を上げることが収入の安定と増加につながる大相撲の世界。2027年の新しい給与体系が、力士たちの競争や土俵での活躍にどのような影響を与えるのか、今後も注目されます。

主な事実確認資料

- 日刊スポーツ(2026年7月30日・31日):2027年の関取給与改定、場所手当、優勝賞金の改定。
- デイリースポーツ(2026年7月30日):幕下以下の場所手当・勝星金・勝ち越し金の新旧金額。
- 元力士しんざぶろう氏(2026年10月):幕下以下の手当と実体験に基づく生活事情。
- 大相撲のはてなに効く!観戦ガイド:力士褒賞金の計算方法、懸賞金の内訳、年収試算。
- 千葉日報(2025年5月9日):懸賞金の受け取り方法変更。

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プロ野球とサッカーを中心に、試合結果と選手コメントを公式記録で裏取りします。数字は一次記録から拾うのが徹底事項です。

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