山田将矢(やまだ・まさや)さんは、北海道帯広市出身の元スピードスケート日本代表選手です。男子1000mで日本記録を更新した実績を持ち、2019年の世界スプリント選手権やワールドカップ、全日本選手権など国内外の大会で活躍してきました。1996年7月3日生まれで、日本大学を卒業後、日本電産サンキョーを経てウェルネット株式会社に所属。2025年末に競技の第一線から退くことを表明し、2026年4月からは選手兼コーチとして新たな役割を担っています。
プライベートでは、2026年3月2日に元スピードスケート選手の小野寺優奈さんとの結婚を発表しました。競技人生の一区切りと結婚という大きな節目を迎えた山田さんは、現在どのような活動をしているのでしょうか。これまでの競技成績、日本記録の詳細、引退の経緯、妻との結婚までを時系列で整理します。
【プロフィール】山田将矢の読み方・生年月日・出身地は?

山田将矢さんの読み方は「やまだ・まさや」です。スピードスケートの男子短距離から中距離を中心に活躍し、とくに1000mで高い競技力を発揮してきました。
JOC(日本オリンピック委員会)の選手プロフィールやウェルネット株式会社の公式紹介によると、北海道帯広市で生まれ、2015年に池田高校を卒業。その後、日本大学へ進学し、2019年に卒業しています。
山田将矢の基本プロフィール- 名前:山田将矢
- 読み方:やまだ・まさや
- 英語表記:Masaya Yamada
- 生年月日:1996年7月3日
- 年齢:30歳(2026年11月現在)
- 出身地:北海道帯広市
- 身長:176cm
- 出身高校:池田高校
- 最終学歴:日本大学
- 競技:スピードスケート
- 主な得意種目:500m・1000m
- 所属企業:ウェルネット株式会社
- 2026年の役職:選手兼コーチ
- 趣味:サッカー
競技を始めたのは2007年。国際スケート連盟(ISU)の選手プロフィールにも、帯広でスケートを始めたことが記録されています。
帯広はスピードスケートとの結びつきが強い地域です。幼い頃から氷上競技に取り組める環境があり、山田さんもその地域的な競技文化の中で経験を積みました。
また、フジテレビの選手インタビューでは、叔父の影響を受けた競技人生や、スケート以外ではサッカーが好きな一面も紹介されています。トップアスリートとしての顔だけでなく、日常ではスポーツ全般を楽しむ人物像もうかがえます。
【競技経歴】山田将矢はどのように日本トップクラスの選手になった?
山田さんの競技人生を振り返ると、学生時代から国内大会で結果を残し、大学卒業後に国際舞台へ進出していった流れが見えてきます。
学生時代から全日本選手権で優勝2015年に池田高校を卒業し、日本大学へ進学した山田さんは、学生大会でも実績を積み上げました。
ウェルネットの公式戦績によると、2018年の日本学生氷上競技選手権大会では1000mで優勝、1500mで3位。全日本距離別スピードスケート選手権でも1000m優勝を達成しています。
2019年の日本学生氷上競技選手権大会では、1000mと1500mの2種目で優勝しました。同年、日本大学を卒業して日本電産サンキョーに入社。社会人選手として本格的に競技を続ける環境を整えました。
2019年の世界スプリント選手権で2位国際舞台での代表的な実績が、2019年の世界スプリント選手権です。ISUの公式プロフィールには、オランダのヘーレンフェーンで開催された同大会の男子1000mで2位に入った記録が掲載されています。
世界の強豪選手と競い合う中で結果を残したことは、山田さんの実力を示す重要な実績です。
2020年に男子1000mの日本記録を更新山田さんの名前を競技ファン以外にも広く知らしめたのが、2020年の男子1000m日本記録更新でした。
フジテレビの選手インタビューでは、ワールドカップ第5戦と世界距離別選手権で立て続けに日本記録を更新した選手として紹介されています。
ウェルネットの公式プロフィールに記載された1000mの自己ベストは1分07秒03。当時の日本記録を塗り替えたタイムです。
その後も全日本選手権で結果を残し、2020年12月29日の全日本スピードスケート選手権では男子1000mで1分08秒80を記録して優勝しました。日本記録保持者として、国内大会でも実力を証明したシーズンでした。
【日本記録・全日本選手権】山田将矢の主な成績と競技実績
山田さんの実績を評価するうえで注目したいのは、単に日本記録を更新したことだけではありません。学生時代の国内タイトル、ワールドカップでの優勝、国際大会での入賞など、複数の舞台で結果を残している点です。
男子1000mの日本記録は現在も山田将矢が保持している?ここは誤解されやすいポイントです。
山田さんは2020年に男子1000mの日本記録を更新し、自己ベスト1分07秒03をマークしました。しかし、2024年1月21日に専修大学の野々村太陽選手が四大陸選手権で1分06秒68を記録し、日本記録を更新しています。
したがって、2026年11月現在、山田さんは男子1000mの元日本記録保持者です。現在の日本記録保持者と混同しないことが大切です。
ワールドカップで1000m・1500mの2冠2023年11月には、ワールドカップで男子1000mと1500mの2種目を制しました。日刊スポーツは、日本男子初のワールドカップ2冠として報じています。
ウェルネットの公式戦績にも、2023-2024シーズンの帯広大会で以下の優勝記録が掲載されています。
- 男子1000m:1分08秒35で優勝
- 男子1500m:1分45秒57で優勝
1000mだけでなく1500mでも優勝できる競技力は、山田さんの大きな強みでした。
山田将矢の経歴・主な成績年表| 時期 | 関係者・所属 | 主な出来事・競技実績 |
|---|---|---|
| 2007年 | 帯広 | スピードスケートを始める。 |
| 2015年 | 池田高校 | 高校を卒業。 |
| 2019年 | 日本大学・日本電産サンキョー | 大学卒業後に入社。世界スプリント選手権1000mで2位。 |
| 2020年 | 日本代表・全日本選手権 | 男子1000mで自己ベスト1分07秒03を記録。全日本選手権1000m優勝。 |
| 2022〜2023年 | ウェルネット株式会社 | 2022年にスポンサー契約、2023年に社員登録。 |
| 2023年11月 | ワールドカップ帯広大会 | 男子1000m・1500mの2種目で優勝。 |
| 2025年2月 | ハルビン冬季アジア大会 | 男子チームスプリントで銅メダル。 |
| 2025年10月 | 全日本距離別選手権 | 男子1000m優勝、1500mで3位。 |
| 2025年12月 | 全日本選手権 | 男子1000m20位、1500m17位。競技引退を表明。 |
| 2026年4月 | ウェルネットスケート部 | 選手兼コーチとして新たな活動を開始。 |
特に注目したいのは、2025年の競技成績です。10月の第32回全日本スピードスケート距離別選手権大会では、男子1000mで1位、1500mで3位に入りました。
一方、12月の第93回全日本スピードスケート選手権大会では1000m20位、1500m17位という結果でした。この大会が競技人生の一区切りとなっています。
なお、距離別選手権と全日本スピードスケート選手権は別の大会です。2025年10月の1000m優勝と、同年12月の引退表明を伴う最終大会の成績を混同しないようにしたいところです。
【ハルビン冬季アジア大会】山田将矢の2025年の国際大会成績
山田さんの競技経歴を語るうえで外せないのが、2025年2月に開催されたハルビン冬季アジア大会です。
この大会には日本代表として出場し、男子1000m、1500m、チームスプリントの3種目に参加しました。
ハルビン冬季アジア大会の結果- 男子1000m:10位
- 男子1500m:14位
- 男子チームスプリント:銅メダル
JOCの大会公式プロフィールにも、この3種目の成績が掲載されています。
個人種目では表彰台に届かなかったものの、チームスプリントでは銅メダルを獲得しました。個人のタイムを競う種目とは異なり、チームスプリントは複数選手が連携して滑る競技です。個人の滑走能力に加えて、チームとしての連携も求められます。
この国際大会でのメダル獲得は、山田さんのキャリアにおける重要な実績です。
オリンピック出場歴はある?JOCの選手プロフィールでは、山田さんのオリンピック出場大会は記載されていません。
ハルビン冬季アジア大会への出場実績と、オリンピック出場歴は別のものです。国際大会で銅メダルを獲得した実績はありますが、オリンピックには出場していません。
2026年2月に開催されたミラノ・コルティナ冬季オリンピックにも、山田さん本人ではなく、ウェルネット所属の弟・山田和哉選手らが出場しています。
【2025年末に引退】山田将矢の理由と2026年の選手兼コーチとしての現在
2025年末、山田さんは全日本スピードスケート選手権で競技引退を表明しました。
日刊スポーツの2026年3月4日付報道によると、山田さんと小野寺優奈さんはともに2025年末の全日本選手権で引退を表明しています。
引退理由は何だったのか引退の背景について、本人から特定の負傷や成績不振などを理由とする詳しい説明が公表されたわけではありません。
ただし、2026年4月の北海道文化放送(UHB)の取材では、競技の第一線から退いた後の活動について、本人が選手兼コーチとして新たな挑戦をする意向を明らかにしています。
つまり、山田さんの引退はスケートとの完全な決別ではありません。トップレベルの競技者としての活動に一区切りをつけ、これまで培った経験を次の選手たちに伝える方向へ活動の軸を移したものです。
2026年4月にウェルネットスケート部が始動2026年4月1日、ウェルネット株式会社はスケート部の設立を発表しました。
所属するのは、山田将矢さん、弟の山田和哉選手、山本悠乃選手、蟻戸一永選手の4人です。いずれも北海道出身のスピードスケート選手で、会社として競技支援を強化する新体制がスタートしました。
監督兼ゼネラルマネージャーには、1984年サラエボ冬季オリンピックの日本代表だった鈴木靖氏が就任しています。
山田さんは、このチームで選手兼コーチを担当します。
「今後は競技の第一線からは退きますが選手兼コーチとしてやっていくことになります」
これは2026年4月のUHBの取材で紹介された本人のコメントです。
選手兼コーチとして何を目指すのか山田さんが示しているのは、単に後輩を指導するだけではなく、選手とともに成長していくコーチ像です。
ウェルネットの新体制は、2026年のミラノ・コルティナ五輪を経験した選手や、次のオリンピックを目指す若手選手を含むチームです。山田さん自身が国際大会や日本記録更新を経験していることは、指導面でも大きな財産になります。
特に1000mで日本記録を更新した経験や、ワールドカップで複数種目を制した経験は、レースの組み立てやコンディション管理を伝えるうえで価値があります。
2026年11月現在、ウェルネットの公式アスリート紹介でも山田さんは「選手兼コーチ」として掲載されています。競技生活を終えて姿を消したのではなく、指導者としてスケート界に関わり続けているのが現在の姿です。
【結婚】山田将矢の妻は小野寺優奈!結婚日や馴れ初めを調査
山田さんのプライベートで大きな話題となったのが、2026年3月の結婚発表です。
お相手は、スピードスケート女子の中長距離種目で活躍してきた小野寺優奈さん。競技経験を持つアスリート同士の結婚となりました。
山田将矢と小野寺優奈の結婚日は2026年3月2日日刊スポーツによると、山田さんは2026年3月2日に自身のInstagramで結婚を報告しました。
小野寺さんも翌3日に結婚を報告しています。投稿では、28歳の誕生日に結婚したこと、1月にプロポーズを受けて約2か月の婚約期間を経たことを明かしました。
2人が公開した写真には、花束や指輪、婚姻届、結婚を報告する記念の色紙などが写っていました。プロポーズに関する写真も公開され、2人の新しい門出が伝えられています。
妻・小野寺優奈はどんな人物?小野寺優奈さんは1998年3月2日生まれの元スピードスケート選手です。JOCの選手プロフィールでは、富士急行株式会社所属として紹介され、2025年のハルビン冬季アジア大会にも出場しています。
同大会では、女子1500mで9位、3000mで9位、女子チームパシュートで4位という成績を残しました。
山田さんと同じスピードスケートの競技経験があり、競技生活の厳しさやアスリートとしての環境を理解し合える関係と考えられます。
2人の馴れ初めは?山田さんと小野寺さんの交際開始時期や、初めて出会った具体的な場所、交際に至った経緯については、2026年11月現在、詳しい公表情報はありません。
ともにスピードスケートの競技者として活動してきたことは確認できますが、競技を通じて知り合ったのか、いつから交際していたのかといった詳細は明らかになっていません。
日刊スポーツの報道で確認できるのは、2026年1月のプロポーズと、約2か月の婚約期間を経た3月2日の結婚です。
また、2人は2025年末の全日本選手権でそれぞれ引退を表明していました。競技生活の一区切りを迎えた後に結婚という新しい人生の節目を迎えたことになります。
なお、結婚発表に関する報道では、子どもや今後の家族計画についての具体的な発表はありません。
【よくある質問】山田将矢に関するFAQ
Q1:山田将矢の読み方は何ですか?
A1:山田将矢は「やまだ・まさや」と読みます。英語表記はMasaya Yamadaです。
Q2:山田将矢は現在も男子1000mの日本記録保持者ですか?
A2:現在は保持していません。山田さんは自己ベスト1分07秒03でかつての日本記録保持者でしたが、2024年1月に野々村太陽選手が1分06秒68を記録して更新しました。
Q3:山田将矢はなぜ引退したのですか?
A3:2025年末の全日本選手権で競技引退を表明しました。特定の引退理由は詳しく公表されていませんが、2026年4月からは選手兼コーチとして新たな活動を始めています。
Q4:山田将矢の妻は誰ですか?
A4:妻は元スピードスケート選手の小野寺優奈さんです。2人は2026年3月2日に結婚を発表しました。小野寺さんの投稿によると、プロポーズは同年1月でした。
Q5:山田将矢はオリンピックに出場しましたか?
A5:オリンピックへの出場記録はありません。2025年のハルビン冬季アジア大会では男子チームスプリントで銅メダルを獲得しています。
山田将矢さんは、北海道帯広市でスケートを始め、学生時代から国内大会で優勝を重ねてきた実力派選手です。2020年には男子1000mで日本記録を更新し、2023年のワールドカップでは1000mと1500mの2冠を達成。2025年のハルビン冬季アジア大会ではチームスプリントの銅メダルも獲得しました。
2025年末に競技の第一線から退くことを表明しましたが、スケート界から離れたわけではありません。2026年4月にはウェルネットスケート部の選手兼コーチとして新たな役割をスタートさせています。
また、2026年3月2日には小野寺優奈さんとの結婚を発表。競技生活の節目と人生の新しいスタートが重なりました。
【プロの結論】
山田将矢さんのキャリアで注目すべきなのは、日本記録保持者という肩書だけではありません。学生時代から世界大会まで積み重ねてきた経験を、次世代の選手育成へとつなげようとしている点です。
スピードスケートでは、トップ選手自身の競技経験が指導に生かされる場面が多くあります。レース中の判断、スタート技術、後半のスピード維持、国際大会でのプレッシャーへの対応など、実際に世界の舞台で戦った選手だからこそ伝えられる知識があります。
2026年以降の山田さんを追う際は、現役時代の記録だけでなく、ウェルネットスケート部での指導実績や後輩選手の成長にも注目したいところです。日本記録を塗り替えた選手が、今度は次の日本記録を生み出す側へ。その新しい挑戦が始まっています。