2026年11月現在、お笑いコンビEXITの兼近大樹は、テレビ出演や劇場公演を続けている。2019年に週刊文春が報じた過去の逮捕歴をめぐる騒動から7年が経過したが、当時の報道内容や本人の説明、所属事務所の吉本興業による抗議、日本弁護士連合会への人権救済申立てについて、改めて確認したい読者も多い。現在の兼近大樹は、テレビ番組『ハマダ歌謡祭』への出演やEXITとしての活動を通じて、芸能界で仕事を続けている。
注目すべきなのは、2019年に報じられた2011年の事件と、2012年に起きた別の窃盗事件を混同しないことだ。両者は逮捕後の経緯も異なる。2026年の出演情報、吉本興業の公式見解、本人が過去について語った内容を整理すると、現在の活動状況と報道をめぐる問題の全体像が見えてくる。
【2026年最新】EXIT兼近大樹の現在は?テレビ出演と劇場活動を確認

2026年11月現在、兼近大樹は芸能活動を継続している。
2019年の逮捕報道によって一時的に出演への影響が生じたものの、その後もEXITとして活動を続け、テレビ、ライブ、配信など複数の分野で仕事をしている。
2026年のテレビ出演実績直近の注目番組が、TBSの人気バラエティー『ハマダ歌謡祭』だ。
2026年10月23日放送のハロウィンSPでは、兼近大樹がEXITとして白組メンバーに名を連ねた。番組内容には、SixTONESの田中樹と兼近による「青春アミーゴ」の披露も紹介されている。
TBSの番組公式情報で出演者として掲載されており、2026年秋にも地上波バラエティーで活動していることが確認できる。
また、フジテレビではEXITが出演するトーク番組『NEXiT!!』が2026年4月30日にスタートした。
10月15日には特別編『NEXiTRIP!!』を放送。兼近と相方のりんたろー。が熱海を訪れ、街歩きやグルメ、スナックでのトークなどを展開した。FODでは未公開映像を含む完全版も配信されている。
単発のゲスト出演だけでなく、コンビで出演する番組企画が継続している点も現在の活動を判断する材料になる。
EXITの劇場公演も継続テレビ以外では、吉本興業の公式プロフィールに劇場出演予定が掲載されている。
2026年11月の主な公演情報には、次のような日程がある。
- 11月3日:ルミネtheよしもと
- 11月6日:なんばグランド花月、よしもと漫才劇場
- 11月25日:ルミネtheよしもと
- 11月29日:なんばグランド花月、よしもと関連劇場
出演者や公演内容は変更される場合があるが、少なくとも11月の公式公演予定にEXITの名前が掲載されている。
このように、2026年の兼近大樹はテレビと劇場の両方で活動している。過去の報道だけを理由に、現在の芸能活動が停止していると理解するのは正確ではない。
- 生年月日:1991年5月11日
- 出身地:北海道
- 身長:175cm
- 所属:吉本興業
- コンビ:EXIT
- 相方:りんたろー。
吉本興業の公式プロフィールによると、兼近大樹は1991年5月11日生まれの北海道出身。2026年11月時点で35歳となる。
EXITは2017年12月22日に結成されたお笑いコンビで、兼近はボケを担当する。派手なファッションや軽快な話し方を取り入れた「ネオ渋谷系漫才」で知名度を高めた。
芸人としての主な実績EXITは結成後、比較的早い段階から単独ライブや全国ツアーを展開した。
2018年にはヨシモト∞ホールやルミネtheよしもとで単独ライブを開催。2019年には全国ツアーを行い、パシフィコ横浜での単独ライブにも進出した。
2020年には「GQ MEN OF THE YEAR」のベスト・コメディ・デュオ・オブ・ザ・イヤーを受賞。芸人としての活動に加え、音楽、映画、書籍などにも活動領域を広げている。
兼近個人についても、映画『十二単衣を着た悪魔』、ドラマ『ホスト相続しちゃいました』などへの出演歴がある。
こうした経歴から見ると、兼近は単なるバラエティー番組の出演者ではなく、漫才を活動の軸にしながら、俳優やタレントとしても仕事を広げてきた人物だ。
【時系列で検証】2019年の週刊文春報道・本人の説明・吉本興業の対応
兼近大樹をめぐる2019年の騒動を理解するには、報道された事件、本人のコメント、所属事務所の対応を分けて考える必要がある。
2019年9月5日、週刊文春が過去の逮捕歴を報道2019年9月5日発売の『週刊文春』2019年9月12日号は、兼近が2011年に売春防止法違反の疑いで逮捕されていたと報じた。
報道によれば、札幌市で女性に男性との売春をあっせんした疑いが持たれ、逮捕後に罰金刑を受けたという内容だった。
報道では、当時の行為や関係者についても触れられ、芸能活動を始める以前の経歴が大きな注目を集めた。
兼近本人は報道を認め、謝罪報道当日、兼近は自身のSNSでコメントを発表した。
その中で、過去の法律違反を美談にするつもりも肯定するつもりもないと説明。関係者や応援してくれた人々に謝罪した。
本人は、過去の経験を隠すのではなく、そこから抜け出して生きていく姿を見せたいという趣旨の考えも示していた。
さらに2019年10月4日、TBS系『爆報!THEフライデー』に相方のりんたろー。と出演。
番組内では当時の自身の考え方を振り返り、過去の行為について謝罪した。報道によってファンや関係者を裏切ったと感じていたことや、週刊誌の取材を受けた際には、いつか自分から説明しなければならないと考えていたことも語った。
吉本興業は文藝春秋社に抗議兼近の所属事務所である吉本興業は、2019年9月5日に公式見解を発表した。
事務所側が問題視したのは、過去の刑事事件に関する情報を実名で報じることによるプライバシー権・名誉権への影響だった。
吉本興業は、過去の事件について兼近から事前に相談を受けていたことも明らかにした。
また、本人が過去の行為を反省し、関係者との関係を断ち切って芸能活動を続けていることを説明。文藝春秋社に対して抗議し、民事・刑事上の法的措置も検討すると発表した。
2019年9月18日、日本弁護士連合会に人権救済申立てさらに9月18日、吉本興業は日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済申立てを行った。
申立人は吉本興業と兼近本人の両者。
事務所は、前科・前歴を実名で報道することがプライバシー権や名誉権を侵害すると主張した。また、未成年時の事件に関する実名報道について、少年法61条との関係にも言及している。
2019年以降の主要な経緯以下の表に、報道から2026年までの主な動きを整理した。
この経緯から分かるのは、本人の謝罪と事務所の抗議は、必ずしも相反するものではないという点だ。
兼近は過去の行為について責任を認める姿勢を示した。一方、吉本興業は過去の事件を報道する際のプライバシーや更生の機会を問題にした。両者は異なる論点を扱っていたのである。
【逮捕報道の真相】2011年の事件と2012年の窃盗事件は別件
兼近大樹について検索すると、2011年の売春防止法違反事件と、2012年の窃盗事件が一緒に語られることがある。
しかし、この2つは同じ事件ではない。逮捕されたという共通点だけで、犯罪への関与や刑事処分を一括りにするのは誤りだ。
2011年の売春防止法違反事件2011年の事件は、2019年の週刊文春報道の中心となったものだ。
報道では、兼近が女性に売春をあっせんした疑いで逮捕され、罰金刑を受けたとされている。
ここで注意したいのが、当時の年齢と日付の問題だ。
吉本興業のプロフィールでは、兼近の生年月日は1991年5月11日となっている。報道では事件行為の時期を2011年4月とするものがある一方、逮捕時期については同年11月とするものがある。
つまり、事件行為の時点では19歳、11月の逮捕時点では20歳となる。週刊文春編集部も、逮捕時には成人だったと説明していた。
この違いが、当時の「未成年時代の事件」という表現をめぐる議論の背景にある。
また、罰金額については、10万円と報じた記事がある一方、2019年10月のTBS番組を伝えたRBB TODAYは5万円と記載している。公開された報道間で数字に違いがあるため、金額については一つに断定できない。
2012年の窃盗事件は不起訴もう一つの事件は、2012年に札幌で起きた窃盗事件だ。
この件について兼近は、2023年2月1日の自身のYouTube生配信で説明している。
本人の説明によれば、当時働いていたバーのオーナーが窃盗の疑いをかけられ、兼近自身も関与を疑われて逮捕された。しかし、窃盗への関与はなく、不起訴処分となって釈放されたという。
日刊スポーツも、当時の事件について逮捕後に不起訴となった経緯を報じている。
2023年の「ルフィ」との関係報道も混同しない2023年には、全国で発生した広域強盗事件との関連で、兼近と容疑者との過去の接点が報じられた。
兼近は生配信で、当該人物と過去に知り合いだったことを認めた一方、現在は関係がなく、広域強盗事件にも関与していないと説明した。
この説明では、2012年の窃盗事件で一緒に逮捕されたことについても触れている。
ここで整理しておきたいのは、次の3点だ。
- 2011年の売春防止法違反事件:逮捕歴と罰金刑が報じられ、本人も過去の行為を認めた。
- 2012年の窃盗事件:逮捕されたが、本人の説明では不起訴となった。
- 2023年の広域強盗事件:過去の知人関係は認めたが、本人は事件への関与を否定した。
逮捕歴があることと、別の事件で有罪になったことは同じ意味ではない。この区別が、兼近大樹をめぐる報道を正しく理解するうえで欠かせない。
【兼近大樹の評判】報道後の世論と現在の芸能活動への影響
2019年の報道後、兼近に対する評価は一方向ではなかった。
議論の中心となったのは、過去の行為そのものの重大性と、過去の刑事事件を実名で報道することの公益性という2つの問題だった。
批判と更生をめぐる議論一方には、売春あっせんという行為の重大性を問題視し、芸能人としての責任や社会的信用を問う意見があった。
もう一方には、過去の行為について本人が認めて謝罪していることを踏まえ、時間が経過した事件を実名で報道する必要性や、社会復帰の機会をどう考えるべきかという意見があった。
当時のFRIDAYデジタルや日刊ゲンダイなども、報道後の反応や評価の分かれ方を取り上げている。
重要なのは、本人の過去を肯定することと、本人が現在行っている芸能活動を評価することは別の問題だという点だ。
過去の行為に対する批判を持つことは可能だし、その一方で、現在の仕事や発言を評価することもできる。
テレビ出演が続いている理由2026年の活動を見ると、兼近はEXITのコンビ活動を維持しながら、バラエティー番組やトーク企画に出演している。
『ハマダ歌謡祭』のような音楽バラエティーでは、共演者との掛け合いや歌唱企画が番組の見どころになる。
また、『NEXiT!!』では、りんたろー。とのコンビとしての関係性や、ゲストとのトークを軸にしている。
こうした出演形態は、漫才だけでなく、個人のキャラクターや相方との関係性を活用する現在のEXITの活動スタイルを表している。
過去の報道だけで出演状況を判断するのではなく、実際の番組出演や公演情報を確認することが、現在の評判を考えるうえでも有効だ。
【プロの結論】兼近大樹の報道を正しく理解するための4つの判断基準
兼近大樹をめぐる騒動は、芸能人の過去の刑事事件、報道機関の取材・報道の自由、個人のプライバシー、社会復帰という複数の問題が重なった事例だ。
情報を読み解く際には、次の4つを意識したい。
1. 逮捕と有罪判決を区別する
逮捕は捜査の過程で行われるものであり、それだけで有罪が確定するわけではない。2011年の事件と2012年の窃盗事件では、その後の刑事処分が異なる。
2. 本人の説明と第三者の報道を区別する
本人の説明は重要な一次的情報だが、それだけですべての事実関係が確定するわけではない。報道機関の取材内容、事務所の発表、本人の説明を照らし合わせる必要がある。
3. 人権救済申立てと違法認定を混同しない
日弁連への人権救済申立ては、権利侵害について救済を求める手続きである。申立てを行ったこと自体が、報道の違法性を裁判所や日弁連が確定したことを意味するわけではない。
2019年9月18日の申立ては確認できるが、申立ての事実だけから文藝春秋社の違法性が確定したと判断することはできない。
4. 2026年の活動は最新の公式情報で判断する
過去の報道が検索結果に多く表示されても、それが現在の出演状況を示すわけではない。
吉本興業のプロフィール、TBSやフジテレビの番組情報、劇場の公演予定などを確認すれば、現在の活動を具体的に把握できる。
この4つを押さえることで、過去の事件に対する評価と、現在の芸能活動に対する評価を混同せずに考えられる。
【EXIT兼近大樹の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:兼近大樹は2026年現在も芸能活動を続けていますか?
A1:はい。2026年10月にはTBS『ハマダ歌謡祭』やフジテレビ『NEXiTRIP!!』に出演。11月もEXITとして劇場公演の予定が掲載されています。
Q2:2019年の週刊文春報道は事実だったのですか?
A2:2011年の売春防止法違反容疑による逮捕について、兼近本人は2019年9月にSNSで説明し、過去の法律違反を認めて謝罪しています。罰金刑についても報道されています。一方、2012年の窃盗事件は別件で、本人の説明では不起訴となっています。
Q3:吉本興業はなぜ日弁連に人権救済申立てをしたのですか?
A3:過去の刑事事件を実名で報道することが、兼近のプライバシー権や名誉権を侵害すると考えたためです。吉本興業と兼近本人が申立人となり、2019年9月18日に日本弁護士連合会へ申し立てました。
Q4:兼近大樹はTBS『ハマダ歌謡祭』に出演していますか?
A4:はい。TBS公式番組情報では、2026年10月23日放送のハロウィンSPにEXIT・兼近大樹が出演者として掲載されています。
Q5:EXITは現在もコンビで活動していますか?
A5:はい。りんたろー。と兼近大樹のコンビとして活動しています。2026年もテレビ番組や劇場公演への出演が確認できます。
2026年11月現在、EXITの兼近大樹はテレビ出演や劇場公演を続けている。
2019年の週刊文春報道では、2011年の売春防止法違反事件に関する逮捕歴が取り上げられ、兼近本人は過去の行為を認めて謝罪した。吉本興業はプライバシー権や名誉権の問題を主張し、文藝春秋社への抗議と日本弁護士連合会への人権救済申立てを行った。
また、2012年の窃盗事件については、逮捕後に不起訴となったという本人の説明がある。2011年の事件と混同しないことが重要だ。
2026年には『ハマダ歌謡祭』や『NEXiT!!』などへの出演が確認され、EXITとしての劇場活動も続いている。
兼近大樹をめぐる問題を理解するうえで大切なのは、過去の行為、本人の説明、事務所の主張、報道機関の報道、現在の活動をそれぞれ分けて捉えることだ。
過去の出来事を忘れることと、過去だけで現在の人物を判断することは同じではない。2019年の報道を振り返る際にも、2026年の活動を確認する際にも、何が公表された事実で、何が当事者の主張なのかを見極めることが欠かせない。