今回の調査は、株式会社アイ・エヌ・ジーが展開する渋谷トレンドリサーチによるもの。2026年10月2日に発表され、俳優、芸人、声優、モデル・インフルエンサーなど、全15項目のトレンドが紹介された。
調査の基本情報は次のとおり。
- 調査名称:2026年秋のトレンド調査
- 調査対象:高校生男女(15~18歳)
- 調査期間:2026年9月15日~9月21日
- 調査方法:ウェブアンケート
- 有効回答数:200人
- 公表日:2026年10月2日
- 調査・発表:渋谷トレンドリサーチ(株式会社アイ・エヌ・ジー)
なお、各ランキングは複数回答方式。得票率は回答者全員に対する割合であり、1人が複数の芸能人を選ぶことができる。各部門の得票率を合計しても100%にはならない。
今回の結果で目を引くのは、女性俳優では橋本環奈、声優では花江夏樹が高い支持を獲得していることだ。一方、男性俳優部門は1位と2位の差がわずか0.5ポイントとなっている。
【好きな男性俳優ランキング】高橋文哉が1位!岩瀬洋志・吉沢亮も上位

高校生が選ぶ好きな男性俳優ランキングでは、高橋文哉が6.0%で1位を獲得した。
2位には岩瀬洋志と吉沢亮が5.5%で並んでいる。上位3人の得票率が接近しており、特定の俳優に票が集中するというより、複数の俳優が支持を集めている構図だ。
男性俳優ランキングTOP10| 順位 | 芸能人 | 得票率 |
|---|---|---|
| 1位 | 高橋文哉 | 6.0% |
| 2位 | 岩瀬洋志 | 5.5% |
| 2位 | 吉沢亮 | 5.5% |
| 4位 | 賀来賢人 | 4.5% |
| 5位 | 佐野勇斗 | 4.0% |
| 5位 | 山﨑賢人 | 4.0% |
| 7位 | 堺雅人 | 3.5% |
| 7位 | 松村北斗 | 3.5% |
| 9位 | 新田真剣佑 | 3.0% |
| 10位 | 横浜流星 | 2.5% |
| 10位 | 山中柔太朗 | 2.5% |
※同率順位を含むため、掲載人数は11人。
1位・高橋文哉が支持される理由男性俳優部門・1位/6.0%
俳優としてのビジュアル面に加え、話題作への出演が高校生の支持につながっている。
調査元の解説では、実写映画『ブルーロック』での主演や、TBSドラマ『Tシャツが乾くまで』での演技が注目された背景として挙げられている。
高校生からは、作品を重ねるごとに魅力が増しているという趣旨の評価が寄せられた。
俳優としての成長を継続的に見られることは、若いファンが応援を続ける理由の一つになっている。
2位・岩瀬洋志と吉沢亮は異なる魅力で支持2位/5.5%
若い世代からの注目度が高く、端正なビジュアルやかっこよさが評価されている。
2位/5.5%
圧倒的なビジュアルに加え、映画『国宝』をきっかけに改めて関心を持った高校生の声が紹介されている。
岩瀬洋志は、友人の間でも人気があるという声が紹介された。一方、吉沢亮は映画作品を通じた評価が目立つ。
この2人が同率2位になったことからも、高校生の俳優選びには、現在の話題性だけでなく、出演作品を通じて感じる演技の魅力も関係していることがうかがえる。
【好きな女性俳優ランキング】橋本環奈が14%で圧倒的な1位
女性俳優部門では、橋本環奈が14.0%で1位となった。
2位の今田美桜は12.0%、3位の出口夏希は9.5%。男性俳優部門と比較すると、上位の得票率が高く、橋本環奈への支持が際立っている。
女性俳優ランキングTOP10| 順位 | 芸能人 | 得票率 |
|---|---|---|
| 1位 | 橋本環奈 | 14.0% |
| 2位 | 今田美桜 | 12.0% |
| 3位 | 出口夏希 | 9.5% |
| 4位 | 畑芽育 | 8.5% |
| 5位 | 芦田愛菜 | 3.0% |
| 5位 | 桜田ひより | 3.0% |
| 5位 | 北川景子 | 3.0% |
| 8位 | 石原さとみ | 2.5% |
| 8位 | 長澤まさみ | 2.5% |
| 10位 | 浜辺美波 | 2.5% |
※同率順位を含む。
1位・橋本環奈が高校生から支持される理由女性俳優部門・1位/14.0%
ビジュアルの美しさだけでなく、バラエティー番組などで見せる親しみやすさも人気の理由。
今回の調査では、橋本環奈について、変わらない美しさを評価する声に加え、バラエティーでの人柄や飾らない面白さを好む声も紹介されている。
興味深いのは、単に美しい女優という評価にとどまっていないことだ。
テレビドラマや映画で見せる俳優としての顔と、バラエティーで感じられる親しみやすさ。その両方が認知されていることが、幅広い支持につながっていると考えられる。
2位・今田美桜、3位・出口夏希も高評価2位/12.0%
橋本環奈に続く高い得票率を記録。上位2人の競争が目立つ結果となった。
3位/9.5%
10代の支持を集め、女性俳優部門の上位に入った。
4位には畑芽育が8.5%でランクインした。
5位以下には芦田愛菜、桜田ひより、北川景子など、異なる世代やキャリアを持つ俳優が並ぶ。
ここからは、若手俳優だけが選ばれるわけではなく、長く活躍してきた俳優も高校生の関心を集めていることがわかる。
【好きな芸人・タレントランキング】ジャルジャルが首位!声優は花江夏樹が5号連続1位
芸人・タレント部門と声優部門では、テレビ出演だけでは説明できない人気の広がりが見られる。
特にジャルジャルと花江夏樹は、YouTubeやアニメ作品など、日常的に接触できるコンテンツとの結び付きが強い。
好きな芸人・タレントランキングTOP101位/7.5%
YouTubeのコント動画を日常的に楽しむ高校生から支持を獲得。
| 順位 | 芸能人 | 得票率 |
|---|---|---|
| 1位 | ジャルジャル | 7.5% |
| 2位 | レインボー | 4.0% |
| 3位 | サンドウィッチマン | 2.5% |
| 3位 | チョコレートプラネット | 2.5% |
| 3位 | 佐野勇斗 | 2.5% |
| 3位 | 粗品 | 2.5% |
| 3位 | 長浜広奈 | 2.5% |
| 8位 | あの | 2.0% |
| 8位 | たくろう | 2.0% |
| 8位 | ラランド | 2.0% |
| 8位 | 千鳥 | 2.0% |
※同率順位を含む。
ジャルジャルが支持される理由はYouTubeでの接触機会調査元の解説では、ジャルジャルの公式YouTubeチャンネルが若い世代に支持されていることが紹介されている。
高校生からは、毎日動画を見ている、疲れたときにコントを見ると元気になる、といった趣旨の回答が寄せられた。
この結果から注目したいのは、芸人の人気をテレビ番組への出演頻度だけで測れなくなっている点だ。
YouTubeで好きなタイミングにネタを見られることは、学校生活の合間や帰宅後など、テレビの放送時間に縛られない接触機会を生み出す。
また、レインボーが2位、サンドウィッチマンやチョコレートプラネットが同率3位に入ったことから、コントや漫才など、ネタそのものを楽しむ層の存在も見えてくる。
好きな声優ランキングTOP101位/15.0%
5号連続で首位を獲得。アニメ作品を通じた幅広い認知が強み。
| 順位 | 声優 | 得票率 |
|---|---|---|
| 1位 | 花江夏樹 | 15.0% |
| 2位 | 梶裕貴 | 5.5% |
| 3位 | 津田健次郎 | 5.0% |
| 3位 | 木村昴 | 5.0% |
| 5位 | 花澤香菜 | 4.5% |
| 5位 | 宮野真守 | 4.5% |
| 7位 | 岡本信彦 | 3.5% |
| 7位 | 石田彰 | 3.5% |
| 9位 | 江口拓也 | 3.0% |
| 10位 | 高山みなみ | 2.0% |
※同率順位を含む。
花江夏樹が15%を獲得した背景花江夏樹は、今回の調査で15.0%を獲得。声優部門で5号連続の1位となった。
大きな支持の背景にあるのが、アニメ『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役だ。
調査元によれば、同作で花江夏樹を知り、その後も活動を追い続けているという高校生の声が紹介されている。
人気作品のキャラクターを担当することは、声優本人の知名度にも大きな影響を与える。アニメを通じて声に親しみ、出演作品を調べるようになり、声優自身のファンになるという流れだ。
2位の梶裕貴、同率3位の津田健次郎と木村昴など、実力と知名度を兼ね備えた声優も上位に並んでいる。
【人気の理由を比較】高橋文哉・橋本環奈・ジャルジャル・花江夏樹の共通点
今回のランキングを横断すると、ジャンルによって支持の集まり方が違うことがわかる。
俳優は出演作品やビジュアル、タレント・芸人は日常的な動画視聴、声優は人気アニメのキャラクターとの結び付きが、それぞれ目立つ。
主要人物と支持の背景を整理すると次のようになる。
| ジャンル | 1位の人物・グループ | 得票率 | 調査で紹介された支持の背景 |
|---|---|---|---|
| 男性俳優 | 高橋文哉 | 6.0% | 映画・ドラマでの演技や出演作 |
| 女性俳優 | 橋本環奈 | 14.0% | ビジュアルと親しみやすい人柄 |
| 芸人・タレント | ジャルジャル | 7.5% | YouTubeのコント動画 |
| 声優 | 花江夏樹 | 15.0% | 『鬼滅の刃』竈門炭治郎役 |
ランキング上位の芸能人には、ファンが本人や出演作品に触れる機会を継続的に持てるという共通点がある。
高橋文哉は映画やドラマ、橋本環奈は映像作品とバラエティー、ジャルジャルはYouTube、花江夏樹はアニメ作品というように、それぞれ異なる入り口を持っている。
ここで重要なのは、人気の理由が必ずしも一つではないことだ。
例えば俳優の場合、作品を見て演技に興味を持ち、SNSやテレビ出演を通じて本人の人柄を知ることで、応援する気持ちが強まることがある。
芸人の場合は、テレビで知った後にYouTubeでネタを繰り返し見ることで、日常的なファンになるケースも考えられる。
声優の場合も同様に、キャラクターを好きになったことが声優本人への関心につながる。
つまり、2026年秋の高校生の芸能人選びでは、作品・動画・本人のキャラクターが相互に作用する構造が見えてくる。
得票率の差からわかること今回の4部門の1位を比較すると、花江夏樹の15.0%が最も高く、続いて橋本環奈の14.0%となった。
ただし、これをそのまま芸能人全体の人気順位と解釈するのは適切ではない。
各部門は別々のジャンルで回答を集めたものであり、回答者が同じ条件で全ジャンルを比較して1人だけを選んだわけではないからだ。
また、男性俳優の6.0%と女性俳優の14.0%の差も、男性俳優が女性俳優より人気がないことを意味しない。ジャンルごとに候補者や回答傾向が異なるためである。
【男女別・世代別の人気比較】高校生ランキングを全国人気と混同してはいけない
好きな芸能人ランキングを調べる際に注意したいのが、調査対象による結果の違いだ。
今回の調査は高校生男女200人を対象にしているため、15~18歳のトレンドを把握する資料として有用だが、日本全国の全年齢層の人気をそのまま示すものではない。
男女別ランキングと男女別回答データは別物今回の調査には男性俳優部門と女性俳優部門がある。
ただし、これは好きな俳優を男女のジャンルに分けたランキングであり、男子高校生だけのランキングと女子高校生だけのランキングを意味するものではない。
公表されたランキングには、男女別の回答内訳や、男子高校生・女子高校生それぞれの個別得票率は掲載されていない。
そのため、例えば「橋本環奈は女子高校生から特に支持されている」「高橋文哉は男子高校生より女子高校生に人気」といった断定は、このデータだけではできない。
高校生と大人では人気の判断基準が変わる世代による違いを考える際には、芸能人と接するメディア環境も見逃せない。
| 比較する視点 | 高校生調査で見える特徴 | 解釈する際の注意 |
|---|---|---|
| 俳優 | 映画・ドラマへの出演が話題になる | 全国的な知名度とは別 |
| 芸人 | YouTubeのネタ動画が支持につながる | テレビ視聴率とは異なる |
| 声優 | 人気アニメのキャラクターが入口になる | アニメ視聴者全体の順位ではない |
| インフルエンサー | SNSでの接触機会が大きい | 世代や利用サービスで変化する |
高校生にとっては、テレビだけでなく、スマートフォンを通じて動画やSNSに触れる時間も身近なものだ。
そのため、テレビ出演の多さだけでは説明できない芸能人の人気が生まれる。
一方、幅広い年代を対象にする調査では、長年の出演実績や代表作、世代を超えた知名度などが順位に影響する可能性がある。
高校生ランキングは高校生の支持を示すもの、全国ランキングは全国規模の調査対象の支持を示すものとして、分けて読むことが大切だ。
【プロの結論】2026年の好きな芸能人ランキングから読み解く人気の本質
今回の調査で注目すべきなのは、単純に誰が1位だったかという順位だけではない。
高橋文哉、橋本環奈、ジャルジャル、花江夏樹という異なるジャンルの1位には、それぞれファンが継続して接触できるコンテンツが存在している。
特に、次の3点は2026年の芸能人の人気を考えるうえで重要だ。
1. 作品の力が本人の人気につながる
映画やドラマ、アニメなどの出演作品は、新しいファンが芸能人を知るきっかけになる。高橋文哉や花江夏樹の結果は、作品と本人の人気が結び付く構造を示している。
2. テレビ以外の発信場所も人気を左右する
ジャルジャルの結果は、YouTubeで継続的にネタを楽しめることが、芸人の支持につながっていることを示す。テレビの出演本数だけでは測れない人気がある。
3. ビジュアルだけでなく人柄も評価される
橋本環奈については、容姿だけでなくバラエティーでの親しみやすさも支持理由として紹介された。芸能人の人気には、作品での印象と本人のキャラクターの両方が関係している。
ランキングを見る際の判断基準は明確だ。
- 高校生の流行を知りたいなら、高校生を対象とした調査を見る。
- 全国的な人気を知りたいなら、全国規模の調査を確認する。
- 男女別の違いを知りたいなら、回答者の性別ごとの集計が公開されているか確認する。
- 芸能人の人気の理由を知りたいなら、順位だけでなく回答者の支持理由にも目を向ける。
ランキングは芸能人の価値を決める絶対的な評価ではない。誰が、どの時期に、どのような媒体を通じて支持されているのかを理解するためのデータとして活用するのが適切だ。
好きな芸能人ランキング2026年に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋の高校生に一番人気の芸能人は誰ですか?
A1:今回紹介した4部門では、男性俳優が高橋文哉(6.0%)、女性俳優が橋本環奈(14.0%)、芸人・タレントがジャルジャル(7.5%)、声優が花江夏樹(15.0%)です。ジャンル別の1位であり、全芸能人を対象とした総合1位ではありません。
Q2:高校生に人気の女性俳優ランキング1位は誰ですか?
A2:橋本環奈です。14.0%を獲得し、2位の今田美桜(12.0%)、3位の出口夏希(9.5%)を上回りました。
Q3:高校生に人気の男性俳優ランキング1位は誰ですか?
A3:高橋文哉です。6.0%で1位となり、岩瀬洋志と吉沢亮が5.5%で同率2位に入りました。
Q4:好きな芸人・タレントランキング1位は誰ですか?
A4:ジャルジャルです。7.5%で1位を獲得しました。YouTubeで公開されるコント動画を日常的に楽しむ高校生からの支持が紹介されています。
Q5:高校生に人気の声優ランキング1位は誰ですか?
A5:花江夏樹です。15.0%で首位となり、5号連続の1位を記録しました。『鬼滅の刃』の竈門炭治郎役をきっかけにファンになった高校生の声も紹介されています。
Q6:今回のランキングは男女別に集計されていますか?
A6:調査対象は男女の高校生200人ですが、公表されたランキングは俳優の性別や芸能ジャンルごとの分類です。男子高校生と女子高校生それぞれの得票順位は公表されていません。
2026年秋の渋谷トレンドリサーチによる高校生200人調査では、高橋文哉、橋本環奈、ジャルジャル、花江夏樹が各ジャンルで1位に輝いた。
特に花江夏樹の15.0%、橋本環奈の14.0%という得票率は目を引く結果だ。
また、俳優は映画やドラマ、芸人はYouTube、声優はアニメ作品というように、人気を獲得するきっかけがジャンルごとに異なることもわかった。
ただし、この調査は15~18歳の高校生200人を対象にしたものであり、全国民の人気ランキングや男女別の支持率を示すものではない。
今後のランキングを比較する際も、調査時期、回答者の年齢、人数、調査方法を確認することが大切だ。好きな芸能人の順位を通じて、世代ごとのエンタメの楽しみ方や、新しいスターが支持を集める背景にも注目したい。
主な出典:渋谷トレンドリサーチ「2026年秋の特大号」および株式会社アイ・エヌ・ジーの2026年10月2日付プレスリリース。