超特急の公式プロフィールでは、2026年現在、ボーカル担当としてタカシとシューヤの2人が掲載されている。どちらも「BACK VOCAL」という肩書きを持ち、メインダンサー7人とともに9人で活動している。
7号車・タカシ(松尾太陽)- 号車:7号車
- 担当:BACK VOCAL
- 生年月日:1996年9月23日
- 出身地:大阪府
- 本名・活動名:松尾太陽
タカシは、超特急の結成初期から活動しているオリジナルメンバーだ。2018年にコーイチが脱退して以降は、約4年間にわたってグループ唯一のボーカルを担当した。
長期間にわたり楽曲の歌唱を一人で支えてきた経験は、現在のボーカリストとしての強みにつながっている。高音・低音・フェイクなど幅広い歌唱表現をこなし、楽曲ごとに異なる表情を見せることが特徴だ。
リアルサウンドのメンバー紹介でも、タカシはライブで長時間歌い続けても安定した歌声を保つボーカリストとして紹介されている。グループの歌を支えてきた実績は大きい。
また、松尾太陽名義で俳優・ソロアーティストとしても活動しており、超特急のメンバーという枠にとどまらない表現活動を展開している。
11号車・シューヤ(志村秀哉)- 号車:11号車
- 担当:BACK VOCAL
- 生年月日:1995年3月25日
- 出身地:埼玉県
- 特技:歌
- 加入日:2022年8月8日
シューヤは、2022年の新メンバーオーディションを経て加入したボーカリストだ。所属事務所のスターダストプロモーションの公式プロフィールにも、11号車・BACK VOCALとして2022年8月8日にデビューしたことが記載されている。
最大の特徴は、本人も特技として挙げるハイトーンボイス。タカシにはない高音の魅力や、甘く繊細な歌声を持ち、バラードから力強いロック調の楽曲まで幅広く対応する。
2022年のBillboard JAPANのインタビューでは、タカシ自身もシューヤの高音と甘い声、バラードでの繊細な表現を評価していた。加入当初から、既存メンバーとは異なる歌声が新しい可能性として受け止められていたことが分かる。
現在の超特急9人の担当一覧ボーカル以外の7人はメインダンサーを担当する。公式メンバー紹介に掲載されている現在の編成は次のとおりだ。
| 号車 | メンバー | 担当 |
|---|---|---|
| 2号車 | カイ | メインダンサー |
| 3号車 | リョウガ | メインダンサー |
| 4号車 | タクヤ | メインダンサー |
| 5号車 | ユーキ | メインダンサー |
| 7号車 | タカシ | バックボーカル |
| 11号車 | シューヤ | バックボーカル |
| 12号車 | マサヒロ | メインダンサー |
| 13号車 | アロハ | メインダンサー |
| 14号車 | ハル | メインダンサー |
この一覧からも分かるように、現在の超特急は7人のメインダンサーと2人のバックボーカルという構成だ。号車の数字が飛んでいるのは、過去のメンバーが担当していた号車をそのまま欠番として残しているためでもある。
【徹底比較】タカシとシューヤの歌声は何が違う?

超特急の現在のボーカルを理解するうえで注目したいのが、タカシとシューヤの声質の違いだ。
2人は同じバックボーカルという立場だが、得意とする表現や歌声の印象にはそれぞれ個性がある。単純にどちらが上手いかという比較ではなく、異なる声質がどう組み合わさっているかを見ると面白い。
タカシは安定感と表現の幅が魅力タカシの歌声は、柔らかさと芯の強さを兼ね備えている。落ち着いたバラードでは温かみのある声を響かせ、アップテンポの楽曲では力強い歌唱で曲を引っ張る。
特に注目したいのは、音域や歌い方を固定しない柔軟性だ。
2023年のぴあ音楽のインタビューで、タカシはシューヤとユニゾンで歌うようになったことで、自分が思っていた以上に高い音や低い音を出せることに気づいたと振り返っている。
つまり、シューヤの加入はタカシの負担を分担するだけでなく、タカシ自身が自分の声の可能性を再発見する機会にもなった。
シューヤはハイトーンと力強い歌唱が魅力シューヤの特徴は、伸びやかな高音と、楽曲に合わせて変化する声の表情だ。
加入前から歌唱経験があり、特に力強い楽曲や高音域を生かす表現を得意としている。対照的に、繊細なバラードでは柔らかい歌い方も見せる。
2025年11月のENCOUNTのインタビューでは、加入当初は超特急特有のコミカルな楽曲、いわゆる「トンチキソング」に慣れず、歌いにくさを感じていたと明かしている。
その後、タカシと一緒にレコーディングを重ねる中で、グループに合った歌い方をつかんでいったという。得意なジャンルだけでなく、超特急らしい幅広い楽曲に対応できるようになった点が成長のポイントだ。
2人の歌声の違いを整理| 比較項目 | タカシ | シューヤ |
|---|---|---|
| 歌声の特徴 | 柔らかさと芯の強さ | 伸びやかなハイトーン |
| 得意な表現 | 幅広い音域、安定感 | 高音、力強い歌唱 |
| バラード | 温かみのある表現 | 繊細で甘い表現 |
| アップテンポ | 安定した歌唱と表現力 | パワフルな歌唱 |
| グループでの役割 | 長年の経験を生かした歌唱の軸 | 新しい声質と表現の広がり |
この比較は、2人の歌唱を紹介したインタビューをもとにした特徴の整理であり、公式に発表された音域や歌唱力の順位ではない。
実際には楽曲によって歌割りが変わるため、常にタカシが低音、シューヤが高音という固定的な分担ではない。2人が互いの歌い方を確認しながら、最適なバランスを作っている。
【独自の編成】超特急のメインダンサー&バックボーカルとは?
超特急をほかのボーイズグループと区別する大きな特徴が、「メインダンサー&バックボーカル」というスタイルだ。
2011年12月25日に結成された超特急は、2012年6月10日にシングル「TRAIN」でCDデビューした。ユニバーサルミュージックの公式プロフィールでも、史上初のメインダンサー&バックボーカルグループとして紹介されている。
メインダンサーとバックボーカルの役割一般的なダンス&ボーカルグループでは、ボーカルが前方で歌唱しながらパフォーマンスを行う形が多い。
一方、超特急ではメインダンサーが前方でダンスやフォーメーションを展開し、バックボーカルが後方から歌唱を届けるスタイルが基本となる。
ここでいうバックボーカルは、単に主旋律を補助するコーラス担当という意味ではない。タカシとシューヤは楽曲のメロディーを歌う中心的な存在であり、グループの音楽面を担っている。
また、超特急は楽曲ごとにセンターが変わることでも知られる。ダンスのフォーメーションと歌唱の組み合わせによって、同じメンバー構成でも曲ごとに異なるステージを作り出せるのが特徴だ。
バックボーカルもダンスをする?答えはYESだ。
バックボーカルだからといって、タカシとシューヤが歌唱だけに専念しているわけではない。特にシューヤは、2025年のENCOUNTのインタビューで、新曲の振り入れではダンサーと変わらないほど踊っていると説明している。
つまり、役割としてはバックボーカルであっても、ステージ上ではダンスを含めた総合的なパフォーマンスを求められる。
この柔軟さが、超特急のパフォーマンスを単純な「歌う人」と「踊る人」の二分法では説明できない理由だ。
【歴代ボーカルの変遷】コーイチ脱退から現在までの歴史
超特急のボーカル体制は、結成以来ずっと同じだったわけではない。
大きな転換点となったのが、2018年のコーイチ脱退と、2022年のシューヤ加入だ。特にタカシが一人でボーカルを担当していた期間は、現在のツインボーカル体制を理解するうえで欠かせない。
コーイチ(吉野晃一)は初期のボーカルメンバーコーイチは1号車として活動していた初期メンバーで、タカシとともにバックボーカルを担当していた。
2018年1月16日、所属事務所は公式発表を通じてコーイチの脱退を報告した。発表された理由は、本人との話し合いを重ねた結果の「グループ活動においての方向性の違い」だった。
「グループ活動においての方向性の違い」
これは所属事務所が公表した脱退理由の一節だ。個人的なトラブルやメンバー間の不仲が公式に脱退理由として発表されたわけではない。
コーイチの脱退によって、超特急は6人体制となり、タカシが唯一のバックボーカルとして歌唱を担うことになった。
タカシが約4年間、唯一のボーカルを担当コーイチの脱退後、タカシは一人で超特急の歌唱を支えた。
それまで2人で担当していた歌唱パートを一人で引き受けることになり、既存楽曲の歌割りやライブパフォーマンスにも調整が必要になった。
2022年のマイナビニュースのインタビュー記事では、タカシ自身が当時の負担について振り返っている。楽曲の再録音やダンス面での調整など、短期間に多くの変化が重なったという。
また、ユーキもタカシへの負担が大きいことを問題として捉えていたと説明している。新しいボーカルを迎えることは、単なる人数増加ではなく、グループのパフォーマンスを維持・発展させるための選択でもあった。
2022年8月8日、シューヤが加入2022年4月23日、超特急は全国ホールツアーの初日に新メンバーオーディション「超特急募」の開催を発表した。
そして108日後の2022年8月8日、ファンの記念日である「8号車の日」に、シューヤ、マサヒロ、アロハ、ハルの4人が新メンバーとして発表された。
この加入によって、グループは5人から9人へと拡大。シューヤがバックボーカルを担当することになり、タカシとのツインボーカル体制が復活した。
歴代ボーカルとグループの転換点なお、2020年に脱退したユースケは6号車のメインダンサーだった。2019年6月から膝と心の治療のため休養し、2020年2月29日をもってグループでの活動に区切りをつけている。コーイチとは異なり、ボーカル担当の変更に直接関わる脱退ではない。
【なぜシューヤが加入した?】タカシとの相性と新体制の意味
シューヤの加入は、単にタカシの代わりを務める人材を探したという話ではない。
2022年の新メンバーオーディションは、5人体制だった超特急がさらなる進化を目指して実施したものだ。ボーカルの補強とともに、ダンスやステージ表現の可能性を広げる狙いがあった。
タカシが評価したシューヤの個性タカシはオーディションでシューヤを見た際、これまでの超特急にはいなかったタイプの人物だと感じたという。
ananのインタビューでは、シューヤが既存メンバーに合わせようとするのではなく、自分らしい個性を持っていたことが印象に残ったと語っている。
また、実は2人は2022年のオーディション以前にも接点があった。2019年、タカシの兄の結婚式でシューヤが超特急の楽曲「Yell」を歌ったことがあり、その場で顔を合わせていたというエピソードも明かされている。
2人の関係を深めたレコーディング新体制になってから、2人が特に意識してきたのがユニゾンの精度だ。
2023年のぴあ音楽のインタビューでは、タカシとシューヤが歌い方やブレスの位置、音の切り方、譜割りまで細かく相談していることが明かされた。
2人で同じメロディーを歌う場合、単に同じ音程をなぞればよいわけではない。息を吸うタイミングや語尾の処理がずれると、歌声の一体感が損なわれるからだ。
そのため、2人は同じ箇所を何度も確認しながら、個性を残す部分とそろえる部分を使い分けている。
一方で、それぞれが単独で歌うパートでは、自分の色を出すことも大切にしている。これが現在のボーカルコンビの大きな特徴だ。
楽曲によって変わるメインボーカルタカシとシューヤの役割が固定されていないことは、楽曲の歌割りにも表れている。
音楽ナタリーのインタビューでは、タカシが「颯爽とハローマイラヴ」は自分がメインの曲、「きみとシンギュラリティ」はシューヤがメインの曲と説明している。
つまり、超特急ではボーカルの一方が常に主役になるわけではない。曲の世界観や求められる声の質に応じて、2人がそれぞれ中心となる場面を持っている。
この仕組みは、2人の歌唱力を生かすだけでなく、楽曲のバリエーションを広げることにもつながっている。
【2026年最新】超特急のボーカル体制と今後の注目ポイント
2026年11月現在も、超特急はタカシとシューヤをバックボーカルとする9人体制で活動している。所属事務所とグループ公式のメンバー紹介でも、2人の担当はBACK VOCALとして掲載されている。
2026年6月10日にはCDデビュー14周年を迎え、結成当初からの夢だった東京ドームでのワンマンライブも発表された。
加えて、2026年10月1日には公演タイトルが『BULLET TRAIN 1st DOME LIVE Signal』と発表され、11月25日・26日の2日間に東京ドームで開催されることが案内された。
9人で積み重ねてきた活動が、グループの大きな節目につながっている。ボーカルの2人にとっても、これまでの歴史を背負いながら新しいステージを作る機会になる。
今後の注目要点は、次の3つだ。
- 2人の歌唱表現:タカシの安定した歌唱とシューヤのハイトーンが、どのように進化していくか。
- 新曲の歌割り:それぞれのソロパートやユニゾンの組み合わせが、楽曲ごとにどう変化するか。
- ライブでの表現:メインダンサー7人との連携によって、歌とダンスをどのように融合させるか。
特に東京ドーム公演は、9人体制になってからの歩みを振り返るうえでも重要な節目となる。タカシとシューヤのボーカルコンビがどのようなステージを見せるのか、注目したい。
【超特急のボーカル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:超特急のボーカルは誰ですか?
A1:2026年現在は、7号車のタカシ(松尾太陽)と11号車のシューヤ(志村秀哉)の2人です。
Q2:超特急のメインボーカルはタカシですか?
A2:タカシは長年グループの歌唱を支えてきた中心的な存在です。ただし、現在はシューヤとのツインボーカル体制で、楽曲によってメインの歌唱パートが変わります。
Q3:超特急のシューヤはいつ加入しましたか?
A3:2022年8月8日です。新メンバーオーディションを経て、11号車のバックボーカルとして加入しました。
Q4:超特急の元ボーカル、コーイチはなぜ脱退したのですか?
A4:2018年1月16日に脱退が発表されました。所属事務所が公表した理由は、本人との話し合いを重ねた結果のグループ活動における方向性の違いです。
Q5:タカシとシューヤはどちらが歌が上手いですか?
A5:公式な歌唱力ランキングはありません。タカシは安定感と幅広い表現力、シューヤはハイトーンと力強い歌唱が特徴です。2人の異なる声質が組み合わさることで、超特急ならではの歌声が生まれています。
Q6:超特急のバックボーカルはダンスをしないのですか?
A6:いいえ。タカシもシューヤもダンスを含めたパフォーマンスを行います。特にシューヤは、ダンサーと同じように踊る場面もあるとインタビューで明かしています。
Q7:2026年現在、超特急は何人体制ですか?
A7:9人体制です。メインダンサー7人とバックボーカル2人で構成されています。
超特急のボーカルは、2026年現在、タカシとシューヤの2人だ。
結成当初から活動するタカシは、2018年のコーイチ脱退後、長期間にわたって一人でグループの歌唱を担当してきた。一方、2022年に加入したシューヤは、ハイトーンボイスと豊かな表現力を武器に、新しいボーカルの魅力を加えている。
2人の歌声は異なる個性を持っているが、どちらか一方が優れているという関係ではない。楽曲ごとに歌割りを変え、ユニゾンでは細かく息や歌い方を合わせ、それぞれのソロパートでは個性を発揮する。これが現在の超特急の音楽的な強みだ。
また、メインダンサー&バックボーカルという独自の編成も、グループの大きな魅力である。歌唱だけでなく、ダンスやフォーメーションまで含めてステージを作り上げることで、ほかのグループにはないエンターテインメントを実現している。
コーイチからタカシへ、そしてタカシとシューヤの2人体制へ。歴代ボーカルの変遷を知ると、現在の9人が積み重ねてきた歴史と、それぞれの役割がより鮮明に見えてくる。2026年11月の東京ドーム公演を控えた超特急の、これからの歌声にも期待したい。