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【参加ブランド一覧】公式デザイナーショーとパートナーシップショーの違い

藤崎 澪 藤崎 澪 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
目次

2027 S/Sで特に注目されたのは、国内ブランドの継続的な参加に加え、海外からの新規参入や国際的なファッションプラットフォームとの連携が進んだことだ。

2027 S/Sの公式参加ブランド24組

JFWOが発表した最終的な公式デザイナーショーの参加ブランドは次の24組。

- yoshiokubo(ヨシオクボ)
- Seivson(セイヴソン)
- WHiTENOOK(ホワイトノック)
- ENFÖLD(エンフォルド)
- support surface(サポートサーフェス)
- MITSURU OKAZAKI(ミツル オカザキ)
- MEGMIURA WARDROBE(メグミウラ ワードローブ)
- EITARO(エイタロウ)
- KEIKO NISHIYAMA(ケイコ ニシヤマ)
- pillings(ピリングス)
- yushokobayashi(ユウショウコバヤシ)
- RequaL≡(リコール)
- MIZEN(ミゼン)
- Haute Mode Hirata(オートモード平田)
- C JEAN(シージーン)
- CHARINYEH(チャーリンイェ)
- SONIA CARRASCO(ソニア カラスコ)
- ANTHONY CALYDON(アンソニー キャリドン)
- WISHARAWISH(ウィシャラウィッシュ)
- ANNA CHOI(アンナ チョイ)
- YUKIHERO PRO-WRESTLING(ユキヒーロープロレス)
- ORIMI(オリミ)
- KHOKI(コッキ)
- soduk(スドーク)

これに加え、3つのパートナーシップショーが実施された。

ブランドと運営組織の関係を整理

参加ブランドだけを眺めると、どのような基準でショーが構成されているのか分かりにくい。主催者、スポンサー、ブランド、海外団体の関係を整理すると、イベントの仕組みが見えてくる。

区分 主な関係者・ブランド 役割・関係性 主催 日本ファッション・ウィーク推進機構(JFWO) 開催運営、公式ショーや関連企画の企画・調整 タイトルスポンサー・支援事業 楽天グループ、by R 国内ブランドの発信やショー開催を支援。27SSではKHOKIが参加 公式デザイナーショー yoshiokubo、ENFÖLD、Seivson、KHOKIなど24組 各ブランドが新作コレクションを発表 パートナーシップショー Global Fashion Collective、BENCH/、TAIWAN SELECT 海外の団体・プラットフォームとの協力による発表 公式会場 渋谷ヒカリエ ヒカリエホールA・Bなどを中心とするショー会場 関連展示 TOMO KOIZUMI展 すみだ五彩の芸術祭における一般公開のドレス展示

yoshiokuboとENFÖLDはなぜ注目される?

27SSの初日、8月31日に登場したのがyoshiokuboとENFÖLDだ。

yoshiokuboは久保嘉男が手掛けるブランドで、継続的にファッションウィークへ参加している。2026 A/Wでも3月18日にショーを開催しており、今回も初日のランウェイを飾った。

一方のENFÖLDは、デザイナー植田みずきによるブランド。2026 A/Wに続いて27SSにも参加し、シーズンをまたいで継続的にコレクションを発表した。

また、27SSではKHOKIの「by R」参加も見逃せない。KHOKIは2024年のLVMHプライズでセミファイナリストに選ばれ、2025年には「10 Asian Designers to Watch」にも選出されたブランドだ。

今回のショーでは、デザインチームの実家から持ち込んだ家具や小物を使い、山梨にあるデザイナーの実家の部屋を思わせる空間を構築。幼少期の記憶や個人的な物語を、衣服だけでなく会場全体で表現した。

単に服を見せるだけではなく、ブランドが持つ背景や世界観を体験させる演出は、東京のファッションウィークが目指す表現の多様化を象徴するものだった。

【一般公開イベント】渋谷ヒカリエで楽しめる企画と観覧応募・入場方法

楽天ファッションウィーク

楽天ファッションウィークを現地で楽しみたい人が最も気になるのは、一般客でも会場に入れるのかという点だろう。

答えは、イベントによって異なる。

公式ランウェイは招待制を基本とする一方、一般来場者向けの撮影企画や展示、抽選による観覧機会も設けられている。

27SSで実施された一般公開企画

1. 渋谷ヒカリエのストリートスナップ企画

渋谷ヒカリエ1階のイベントスクエアでは、参加ブランドRequaL≡がデザインしたオリジナル背景を使った撮影企画が実施された。

ショーの招待客だけでなく、渋谷ヒカリエを訪れた一般客も参加できる内容だった。

JFWOの公式フォトグラファーによる撮影のほか、ファッション業界で活動するフォトグラファーMitographの撮影企画も用意。撮影された写真の一部は、館内デジタルサイネージや公式Instagramストーリーズなどで紹介された。

開催期間は8月31日~9月4日。公式撮影は12時~14時を予定し、撮影参加者には数量限定のオリジナルうちわも配布された。

2. コレクション発表の観覧チケット抽選

渋谷ヒカリエとJFWOの共同企画では、一般客に向けてショー観覧チケットのプレゼントキャンペーンが実施された。

- 当選枠:43組86人
- 応募資格:渋谷ヒカリエのShinQs公式LINEを友だち登録した人
- 応募方法:案内に従って専用フォームから申し込み
- 応募締切:2026年8月16日23時59分

対象にはMEGMIURA WARDROBE、KAKAN、RequaL≡などのコレクション発表が含まれていた。

また、公式メディアWWDJAPANでも、会員登録者を対象にショーへの招待企画が行われた。こちらの応募期間は8月7日~20日だった。

いずれも2027 S/S開催時の募集は終了している。次回2027 A/Wで同様のキャンペーンが実施されるかは、今後の公式発表を確認したい。

3. 渋谷ヒカリエ内外の関連イベント

27SSではランウェイ以外にも、次のような企画が展開された。

- Fashion Week in Color:8月31日~9月2日のライブイラストレーション企画
- C JEAN「THE ATELIER IS OPEN」:9月3日~4日
- C JEAN「THREE QUIET ROOMS」:9月3日~4日
- KIDILL × ALPHA INDUSTRIES × HIZUME:インスタレーション企画
- TOMO KOIZUMI展:9月4日~12月20日

また、9月3日にはTHE MUSIC BAR -CAVE SHIBUYA-で一般参加可能なカクテルイベントも開催された。こちらは事前登録制で、一般公開時間は21時~23時、20歳未満は入場不可という条件が設けられていた。

2027 A/Wの観覧応募で確認したいこと

次回開催で現地観覧を希望する場合は、以下の順番で情報を確認するとよい。

1. JFWO公式サイトで開催期間とショースケジュールを確認する。
2. 各ブランドの発表形式と参加条件を確認する。
3. 招待制の場合は、ブランドや公式メディアの観覧募集を探す。
4. 一般公開イベントは、事前予約や入場条件を確認する。
5. 当選通知や入場用QRコードなど、指定された受付方法を確認する。

特に注意したいのは、渋谷ヒカリエに入館できることと、ヒカリエホールのランウェイを観覧できることは別だという点だ。商業施設内の一般公開企画は参加できても、ショー本編は招待状が必要な場合がある。

【ランウェイYouTube配信】自宅から楽天ファッションウィークを見る方法

現地に足を運べない人にとって便利なのが、公式YouTubeを利用したランウェイのライブ配信だ。

2027 S/Sでは、一部ブランドのショーがリアルタイムで配信された。公式イベント情報では、各ブランドのショースケジュールに配信対象を示す案内が掲載されていた。

27SSの主なライブ配信対象ブランド

配信案内が掲載されたブランドには、次のような顔ぶれがある。

- yoshiokubo
- WHiTENOOK
- ENFÖLD
- BENCH/ Presents Threads of Dreams
- support surface
- MEGMIURA WARDROBE
- EITARO
- yushokobayashi
- RequaL≡
- MIZEN
- CHARINYEH
- SONIA CARRASCO
- WISHARAWISH
- YUKIHERO PRO-WRESTLING
- ORIMI
- soduk

YouTube配信を見るときのポイント

基本的な視聴方法はシンプルだ。

1. Rakuten Fashion Week TOKYOの公式サイトを開く。
2. ショースケジュールから気になるブランドを探す。
3. 配信案内がある場合は、該当するYouTube視聴ページに進む。
4. 開始時刻に合わせて視聴する。

なお、すべてのブランドがライブ配信を行うわけではない。ブランドによっては配信自体がなく、楽天ファッション以外のプラットフォームを利用する場合もある。

そのため、視聴したいブランドが決まっているなら、開催日だけでなくブランドごとの配信情報まで確認しておきたい。

YouTube以外にも広がるデジタルコンテンツ

27SSでは、動画配信だけでなくポッドキャストやSNSを使った情報発信も展開された。

注目は、音声プラットフォームArtistspokenとの共同番組「RE;MODE_ROOM20」。お笑いコンビ・見取り図のリリーがメインナビゲーターを務め、ファッション業界の関係者を迎えながら、ショーの舞台裏や業界の話題を紹介した。

さらに公式フォトチームによるランウェイやストリートのスナップ動画も、InstagramやYouTubeなどで発信された。

会場の雰囲気やデザイナーの考え方まで知りたい人は、ランウェイ映像とあわせてこうしたコンテンツを見ると、イベントの理解が深まる。

【TOMO KOIZUMI展】開催期間・場所・入場方法を解説

2027 S/S関連イベントのなかでも、ランウェイとは異なる形でファッションを楽しめるのが「TOMO KOIZUMI展『色をまとい、夢を縫う』」だ。

ファッションデザイナー小泉智貴が手掛けるTOMO KOIZUMIのドレスを紹介する展示で、幼少期から現在に至るまでの創作の軌跡をたどる内容となっている。

TOMO KOIZUMI展の開催概要

2026年11月3日時点の開催情報


TOMO KOIZUMI展「色をまとい、夢を縫う」


開催期間
2026年9月4日~12月20日


開館時間
10:00~17:00


休館日
火曜日・水曜日


入場料
無料


会場
千葉大学 墨田サテライトキャンパス

東京都墨田区文花1丁目19-1 B1F
主催:すみだ五彩の芸術祭実行委員会、墨田区
※火曜・水曜は休館。訪問前に開催情報を確認したい。

展示の見どころは創作の原点と地域のものづくり

この展示の特徴は、完成したドレスを並べるだけではなく、デザイナーの美意識がどのように形づくられてきたのかを紹介していることだ。

幼少期に目にした花輪やお盆飾り、15歳で出合ったクチュール、学生時代やブランド初期のアーカイブなど、創作の出発点に関わる資料や作品が展示されている。

また、墨田区の染色・ニット工場との協働によって生まれた作品も見どころの一つ。地域の職人が持つ技術と、TOMO KOIZUMIの鮮やかな色彩や立体的なドレス表現が結び付いている。

本展は、すみだ区内で開催される芸術祭「すみだ五彩の芸術祭」の企画として実施されている。Rakuten Fashion Week TOKYOの公式イベントページにも関連イベントとして掲載されているが、主催はJFWOではなく芸術祭実行委員会と墨田区だ。

つまり、楽天ファッションウィークの公式ランウェイと同じものではなく、ファッションウィークと時期を共有する一般公開の関連展示という位置付けになる。

ファッション好き以外にもおすすめできる理由

TOMO KOIZUMI展は、ファッション業界の専門知識がなくても楽しみやすい。

特に、次のような人に向いている。

- 色鮮やかなドレスや独創的な衣装を鑑賞したい人
- ファッションデザイナーの創作過程に興味がある人
- 日本の染色・ニットなどのものづくりに関心がある人
- 墨田区の文化芸術イベントを楽しみたい人

入場無料で一般公開されているため、招待制のランウェイとは異なる形でファッションに触れられるのも魅力だ。

【楽天ファッションウィーク2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:楽天ファッションウィーク2026はいつ開催されましたか?

A1:2026 A/Wは3月16日(月)~21日(土)、2027 S/Sは8月31日(月)~9月5日(土)に開催されました。いずれも渋谷ヒカリエを中心とするイベントです。

Q2:楽天ファッションウィークのランウェイは一般人でも観覧できますか?

A2:基本的に公式ショーは招待制ですが、一般向けの観覧チケット抽選や関連イベントが実施される場合があります。次回は公式サイトや参加ブランド、公式メディアの募集情報を確認してください。

Q3:楽天ファッションウィークはYouTubeで無料視聴できますか?

A3:一部ブランドのランウェイが公式YouTubeでライブ配信されます。ただし、すべてのショーが対象ではありません。ブランド別の配信案内を確認する必要があります。

2026年の楽天ファッションウィークは、春の2026 A/Wと夏の2027 S/Sを通じて、国内ブランドと海外ブランドの交流、発表形式の多様化、一般来場者向け企画の充実という動きを見せた。

特に27SSでは、yoshiokuboやENFÖLDなどの継続参加ブランドに加え、KHOKIのby R参加、3つのパートナーシップショーなどが注目された。公式デザイナーショー24、パートナーシップショー3という構成も、東京のファッションシーンの広がりを示している。

今後の注目は、2027年3月15日~20日に予定されている2027 A/Wだ。

【プロの結論】楽天ファッションウィークを楽しむ方法は、目的によって変わる。

- 最先端のコレクションを見たい人: 公式スケジュールとブランド別のランウェイ情報を確認する。
- 現地の雰囲気を味わいたい人: 渋谷ヒカリエの一般公開企画や展示を優先する。
- 自宅でファッションを楽しみたい人: 公式YouTubeのライブ配信やコレクション関連映像を活用する。
- デザイナーの創作背景を知りたい人: TOMO KOIZUMI展のような関連展示にも注目する。

大切なのは、ランウェイの観覧と一般公開イベントを区別すること、そしてブランドごとの参加条件や配信の有無を事前に確認することだ。

東京のファッションを世界へ発信する場として、楽天ファッションウィークが次のシーズンにどのようなデザイナーや表現を迎えるのか。2027 A/Wの参加ブランドと詳細スケジュールの発表にも期待したい。

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デジタルマーケター 藤崎 澪
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旅行と暮らしの実用記事を担当。施設や交通機関の公式案内、自治体の公表資料を確認してから手順を書いています。

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