松岡さんのキャリアを理解するうえで見逃せないのが、俳優業からファッション事業への転身です。
アパレルブランドMASHを立ち上げる『OCEANS』の2022年10月のインタビューによると、松岡さんは20代にモデルやCM、ドラマで活動した後、30代にはファッションの世界で本格的に仕事をするようになりました。
その代表的な取り組みが次の2つです。
- MASH(マッシュ): 松岡さん自身がデザイナーを務めたアパレルブランド。
- DrILL(ドリル): 東京・三宿にオープンしたセレクトショップ。ブランド活動の拠点にもなっていた。
加えて、村上淳さんとストリートブランドを立ち上げるなど、当時のファッションカルチャーとの関わりも深めていました。
ファッション事業への転身はなぜ注目された?松岡さんの特徴は、モデルとして服を着こなす側から、服を作り、販売する側へと立場を変えたことです。
『OCEANS』の取材では、服のデザインや販売、展示会、フェスへの出店、ネパールでの生産など、幅広い仕事を担っていたことを明かしています。
つまり、ファッションは単なる芸能活動の延長ではなく、自ら企画して事業を動かす仕事だったのです。
この経験が、その後の地方移住や新しい店舗づくりにもつながっていきます。
【芸能界引退の理由】2009年に俳優活動を離れ、伊豆の山暮らしへ

松岡さんについて検索すると、「芸能界を引退した理由は何だったのか」という疑問も多く見られます。
週刊女性PRIMEの2022年5月の記事では、松岡さんは2009年に芸能関係の仕事を辞めたと紹介されています。
ただし、引退の理由を一つの出来事だけで説明することはできません。その後の本人のインタビューからは、ファッション事業への注力や生活拠点の変更が大きな転換点だったことが分かります。
震災と海外移住がファッション事業に影響『OCEANS』のインタビューでは、松岡さん自身が事業の転換について詳しく振り返っています。
2011年の東日本大震災を機に、東京・三宿にあったDrILLを静岡県浜松市に移転。
その後、2015年には一家でネパールに移住しました。ところが、移住から数か月後にネパール大地震が発生し、現地で進めていた服の生産計画が止まってしまいます。
加えて、日本国内の卸先の閉店や店舗運営上の問題も重なり、長年の活動拠点だったDrILLも失うことになりました。
松岡さんはインタビューで、こうした状況が重なった結果、仕事へのモチベーションが尽きたという趣旨を語っています。
伊豆の山奥で始めた自然中心の暮らし帰国後、松岡さんは2009年に購入していた静岡県松崎町の家に住むことを決意します。
2022年の『週刊女性PRIME』と『OCEANS』の取材では、伊豆の山中で自然に囲まれた生活を送っていたことが紹介されました。
当時の暮らしには、次のような特徴がありました。
- 畑で野菜を育て、自給自足を意識した食生活。
- テレビや家庭用ゲーム機に頼らない生活環境。
- 自然の中で家族と過ごす時間を重視。
- 古民家を拠点にした不便さも楽しむ暮らし。
一方、山奥での生活には災害時の交通や生活費の問題もありました。
横浜のカメヤ食堂で働くようになった理由2022年には、松岡さんが横浜・白楽のカメヤ食堂で働いていることも報じられました。
週刊女性PRIMEの取材では、子ども4人を養うために収入を確保する必要があり、飲食店で働くことを選んだと本人が説明しています。
また、同記事では、コロナ禍でアパレル事業の経営が厳しくなったことも紹介されました。
本人は服づくりについて、在庫管理や梱包、ネット販売などを一人で続ける難しさを語っています。
俳優を辞めた後も、ファッションの仕事にこだわってきた松岡さんですが、生活環境や事業上の事情に応じて働き方を変えてきたのです。
【2026年最新】松岡俊介の現在の姿は?アド街出演とライブバー「あそこ」
2026年、松岡俊介さんの名前が再び大きく取り上げられたきっかけは、テレビ東京の『出没!アド街ック天国』でした。
2026年4月4日放送の『アド街』に登場2026年4月4日放送回では、横浜市神奈川区の白楽駅周辺が特集されました。
その中で登場したのが、かつてモデル・俳優として活躍した松岡さんです。
当時の姿を知る視聴者が驚いたのは、その外見の変化でした。
- 髪は肩より下まで伸びたロングヘア。
- 口元には白髪交じりの長いヒゲ。
- 若い頃の端正なモデル姿とは大きく異なる風貌。
- ライブを楽しむ自然体の姿。
番組では白楽の飲食店で店長を務めている人物として紹介されました。
視聴者からも驚きの反応『女性自身』が2026年4月6日に掲載した記事では、番組を見た視聴者からの反応も紹介されています。
特に多かったのは、若い頃の松岡さんを知る人たちによる驚きです。
「言われなければ分からない」という趣旨の反応や、現在の姿を仙人のようだと表現する声が取り上げられました。
一方、番組出演者のミッツ・マングローブさんは、変化した姿についても魅力を感じている様子でした。
新しい挑戦はライブバー「あそこ」の開業2026年の松岡さんを語るうえで、もう一つ重要なのがライブバー「あそこ」です。
『アド街』の取材時、松岡さんは白楽のバーで店長を務めており、独立してライブバーを開きたいという考えを明かしていました。
その後、2026年1月27日から2月22日まで、CAMPFIREで開業資金を募るクラウドファンディングを実施しています。
ライブバー「あそこ」開業プロジェクト5,162,171円
最終支援総額
支援者数
377人
目標金額
600万円
達成率
86%
出典:松岡俊介本人名義のCAMPFIREプロジェクト
このプロジェクトの目的は、音楽を楽しめるだけでなく、アートの展示などもできる場所をつくることです。
CAMPFIREの紹介文では、4人の娘とともに新しい生活を始めるシングルファザーとして、店舗づくりに取り組むことも説明されています。
2026年4月の『女性自身』の記事でも、家族との生活環境の変化や店舗開業への挑戦が取り上げられました。
そして、開業予定から進展がありました。
店舗情報では、ライブバー「あそこ」の開店日は2026年8月28日と掲載されています。白楽駅近くの神奈川県横浜市神奈川区白楽100、第一佐々木ビル2階にある店舗です。
つまり、2026年11月現在の松岡さんは、かつての芸能活動から離れた後、横浜・白楽で音楽とアートを楽しめる空間づくりに取り組む人物として新たな段階を迎えています。
若い頃と現在の姿を比較| 比較項目 | 若い頃・1990年代 | 現在・2026年 |
|---|---|---|
| 年齢 | 18歳でデビュー | 54歳 |
| 髪型 | 当時のモデルスタイル | 長髪 |
| 顔まわり | 若々しい端正な印象 | 白髪交じりのヒゲ |
| 主な活動 | モデル・俳優 | ライブバー運営 |
| ファッション | モデルとして服を着こなす | 自身の美意識を生かした活動 |
| 表現の場 | 雑誌・映画・テレビ | 音楽・アート・店舗 |
外見だけを比較すると大きな変化ですが、ファッションや音楽など、自分の好きな表現を大切にしている点は一貫しています。
かつては雑誌や映画を通して表現していた松岡さんが、現在は自分の店という場所を通して人とつながろうとしているのです。
【FAQ】松岡俊介の若い頃と現在に関するよくある質問
Q1:松岡俊介は何歳でモデルデビューしましたか?
A1:18歳です。1972年生まれで、1990年前後からモデルとして活動し、『MEN’S NON-NO』などで知られるようになりました。
Q2:松岡俊介の代表作は何ですか?
A2:映画『800 TWO LAP RUNNERS』が代表的です。同作で広瀬健治を演じ、ヨコハマ映画祭新人賞を受賞しました。ドラマでは『白鳥麗子でございます!2』『砂の器』などがあります。
Q3:松岡俊介はなぜ芸能界を引退したのですか?
A3:2009年に芸能関係の仕事を離れたと報じられています。その後はアパレルブランドの運営やデザイン、地方移住などに活動の軸を移しました。
Q4:松岡俊介のアパレルブランドは何ですか?
A4:代表的なブランドは、自らデザインを手掛けたMASH(マッシュ)です。また、東京・三宿にはセレクトショップDrILLを展開していました。
Q5:松岡俊介は2026年現在、何をしていますか?
A5:2026年4月の『アド街』出演時には横浜・白楽のバーで店長を務めていました。その後、ライブバー「あそこ」を開業。店舗情報では2026年8月28日開店とされています。
松岡俊介さんの若い頃から2026年現在までの歩みを振り返ると、単なる元人気モデル・俳優という言葉だけでは説明できない人生が見えてきます。
18歳でモデルデビューし、『MEN’S NON-NO』などで活躍。映画『800 TWO LAP RUNNERS』ではヨコハマ映画祭新人賞を受賞し、俳優としても実績を残しました。
その後はMASHやDrILLを通じてファッション事業に取り組み、伊豆の山暮らしを経験。2026年には横浜・白楽でライブバー「あそこ」を開業するという新たな展開を迎えています。
特に注目したいのは、若い頃と現在で仕事の形は大きく変わっても、自分の感性を大切にしていることです。
1990年代の写真に写るモデル時代の松岡さんと、2026年に『アド街』で見せた長髪とヒゲの姿。その違いは、単なる外見の変化ではなく、これまで歩んできた人生そのものを映し出しています。
今後はライブバー「あそこ」がどのような音楽・アートの交流拠点に成長するのかも注目されます。俳優としての過去だけでなく、現在の活動にも目を向けたい人物です。
主な参考資料:映画ナタリー、国立映画アーカイブ、映画.com、OCEANS、週刊女性PRIME、女性自身、MANTANWEB、テレビ東京、CAMPFIRE、食べログ掲載店舗情報。