2026年現在も、恋愛とサスペンスが交錯する作品として根強い関心を集めるドラマ『私たちはどうかしている』。浜辺美波と横浜流星がダブル主演を務めた本作は、金沢の老舗和菓子店「光月庵」を舞台に、母親に殺人事件の罪を着せられた花岡七桜と、その事件の重要な証言者だった高月椿の再会を描くラブミステリーだ。
物語の核心にあるのは、15年前の当主殺害事件と、七桜・椿それぞれの出生に隠された秘密。最終回では多喜川薫の告白によって事件の真相が明らかになる一方、光月庵の後継者争いにも決着がつく。加えて、原作漫画とドラマ版では真犯人や結末に違いがある。全8話の展開、主要キャスト、最終回のネタバレ、2026年11月時点の配信情報まで整理する。
【作品のあらすじ】七桜と椿を結びつけた光月庵の殺人事件とは?

『私たちはどうかしている』は、漫画家・安藤なつみが講談社の女性漫画誌「BE・LOVE」で連載した同名漫画を実写化した作品だ。
物語の舞台は、石川県金沢市にある老舗和菓子店・光月庵。伝統を守り続ける名店の裏側では、後継者争いや家族間の確執、隠された血縁関係が複雑に絡み合っている。
主人公の花岡七桜は、幼い頃に光月庵で母と暮らしていた和菓子職人。そこで出会った高月椿とは、互いに惹かれ合う幼なじみだった。
しかし、光月庵の当主・高月樹が殺害される事件が発生する。
椿は幼い頃の証言で、七桜の母・大倉百合子を犯人として示した。その結果、百合子は殺人の容疑をかけられ、七桜も光月庵から追い出されることになる。
それから15年。和菓子職人として成長した七桜の前に、椿が再び現れる。
椿は七桜が幼なじみの「さくら」だと気づかないまま、突然結婚を申し込む。
七桜にとって、この申し出は母の無実を証明するための大きな機会だった。彼女は自分の正体を隠し、椿との結婚を利用して光月庵に入り込む。
しかし、そこで待ち受けていたのは、女将・高月今日子による執拗な嫌がらせと、光月庵をめぐる複雑な人間関係だった。
七桜と椿が結婚を選んだ理由2人の結婚は、一般的な恋愛ドラマのように、互いの気持ちが通じ合った結果として始まったわけではない。
七桜には母の無実を証明するという目的があり、椿には光月庵の跡取りとして自分の立場を確立したい事情があった。
つまり、最初はそれぞれの目的が一致した結婚だった。
ところが、共同生活を送るうちに、七桜は椿の職人としての才能や不器用な優しさを知り、椿もまた七桜の和菓子に対する情熱に惹かれていく。
憎しみと愛情が同時に存在する関係こそ、本作の恋愛ドラマとしての大きな魅力だ。
【キャスト・人物相関】浜辺美波と横浜流星が演じる主要人物
本作の魅力を支えるのが、実力派俳優を中心としたキャスト陣だ。
特に浜辺美波と横浜流星の組み合わせは、華やかな和装や和菓子の美しさと相まって、作品独特の世界観を生み出している。
主要キャストと役柄一覧| 登場人物 | キャスト | 役柄・人物関係 |
|---|---|---|
| 花岡七桜 | 浜辺美波 | 母の無実を証明しようとする和菓子職人 |
| 高月椿 | 横浜流星 | 光月庵の跡取り息子。七桜の幼なじみ |
| 高月今日子 | 観月ありさ | 光月庵の女将。椿の母 |
| 多喜川薫 | 山崎育三郎 | 七桜を支える謎の男性 |
| 長谷栞 | 岸井ゆきの | 椿の婚約者 |
| 城島裕介 | 高杉真宙 | 光月庵の見習い職人 |
| 大倉百合子 | 中村ゆり | 七桜の母。殺人事件の容疑者 |
| 高月樹 | 鈴木伸之 | 光月庵の先代当主。殺害された人物 |
| 高月宗寿郎 | 佐野史郎 | 光月庵の大旦那。椿の祖父 |
| 宮部夕子 | 須藤理彩 | 七桜を支える小料理屋の店主 |
| 富岡勝 | 岡部たかし | 光月庵のベテラン職人 |
| 山口耕一 | 和田聰宏 | 光月庵の古参職人 |
浜辺美波が演じる七桜は、母親の無実を証明するために光月庵へ戻る和菓子職人だ。
一見すると穏やかで可憐な女性だが、内面には強い意志と譲れない信念を持っている。
椿への愛情と、母を犯人に仕立てた光月庵への怒り。その相反する感情を抱えながら、和菓子作りを通じて真実に近づいていく。
七桜の表情の変化は、作品のサスペンス性を高める重要な要素となっている。
高月椿役・横浜流星横浜流星が演じる椿は、老舗和菓子店・光月庵の跡取り息子。
職人としての才能は高いものの、家族との確執や過去の事件によって心に深い傷を抱えている。
七桜との再会後も、彼女が幼なじみのさくらだとは気づかない。
物語が進むにつれ、椿自身も自分の出生や父親の死に関する重大な秘密に向き合うことになる。
高月今日子役・観月ありさ観月ありさが演じる今日子は、本作を代表する敵役だ。
光月庵の女将として強い支配力を持ち、椿を跡取りにすることに執着する。
その行動の裏には、夫・樹との結婚生活で抱えた孤独や、光月庵の中で自分の存在価値を認めさせたいという複雑な感情がある。
単純な悪役ではなく、家族への執着と愛情が歪んでいく人物として描かれている。
【全8話の展開】七桜と椿の関係、事件の謎はどう進んだ?
ドラマは2020年8月12日にスタートし、同年9月30日に最終回を迎えた。最終話は2時間スペシャルとして放送されている。
全8話を大きく分けると、前半は光月庵での共同生活と恋愛、後半は出生の秘密と殺人事件の真相に迫る構成だ。
第1話:運命の再会と突然のプロポーズ七桜は和菓子職人として働いていたが、光月庵との和菓子対決をきっかけに、過去の事件と再び向き合うことになる。
椿との再会は予想外の展開だった。
七桜の正体に気づかない椿は、彼女に突然プロポーズする。七桜は母の無実を証明するため、その申し出を受け入れる。
第2話:光月庵で始まる厳しい生活光月庵で生活を始めた七桜は、職人として厳しい仕事を任される。
女将の今日子は七桜を歓迎せず、さまざまな方法で追い出そうとする。
一方、七桜は古参の得意先や職人との関係を通じて、事件後の光月庵に何が起きたのかを調べ始める。
第3話:幼なじみだった2人の過去椿がなぜ「さくら」を憎むようになったのか、その背景が明らかになっていく。
七桜は、椿が自分の母親を犯人だと信じていることに苦しむ。
互いに惹かれながらも、過去の事件が2人の間に大きな壁を作っている。
第4話:今日子の嫌がらせと城島の事情今日子は七桜の素性に疑いを持ち、正体を暴こうとする。
一方、見習い職人の城島にも、今日子とつながる複雑な事情があった。
七桜は城島の実家の名物であるわらび餅の再現に挑み、和菓子職人としての力を発揮する。
第5話:母の記憶につながる道具箱七桜と椿の関係が深まる一方、光月庵の過去に関わる重要な手がかりが見つかる。
七桜が見つけた道具箱には、母の過去と事件の真相につながる情報が隠されていた。
第6話:火事によって揺らぐ2人の関係大旦那が主催する茶会をきっかけに、七桜は樹の部屋へ入る機会をうかがう。
しかし、今日子もまた遺言書をめぐって行動していた。
屋敷で火事が発生し、七桜と椿の関係にも大きな変化が訪れる。
第7話:光月庵を乗っ取るという決意光月庵の経営が揺らぐなか、七桜は椿と再び向き合う。
椿の目の異変や、3年前の火事に隠された事情も明らかになっていく。
加えて、多喜川薫の行動や椿の出生に関する疑惑が浮上し、事件の謎は最終回へと持ち越される。
第8話:後継者争いと殺人事件の真相最終回では、七桜と椿が光月庵の後継者を決める和菓子対決に挑む。
同時に、多喜川薫が抱えていた秘密や、今日子が事件後に隠してきた真実も明らかになる。
恋愛、家族の因縁、後継者争いの3つが一気に決着する、物語最大の山場だ。
なお、事件発生からの年数については、公式サイトの作品紹介では「15年前」、最終話の回想では「18年前」という表記が混在している。作品の基本設定としては15年前の事件として紹介されているが、最終話には18年前という記述もある点は押さえておきたい。
【最終回ネタバレ】真犯人は多喜川薫!15年前の殺人事件の全貌
ここからはドラマ版の最終回に関する重大なネタバレを含む。
真犯人は多喜川薫だったドラマ版で高月樹を刺した人物は、多喜川薫だった。
最終回では、今日子と多喜川の父・秀幸の関係が明らかになる。
今日子は樹と結婚していたものの、樹が愛していたのは七桜の母・百合子だった。
夫から愛されないことに絶望した今日子は、光月庵の跡取りを産む必要性を感じ、常連客だった多喜川秀幸と関係を持つ。
その結果、生まれたのが椿だった。
つまり、椿は戸籍上は樹の息子だが、実の父親は多喜川秀幸だったのである。
この事実によって、椿と多喜川薫は異母兄弟という関係にあったことも判明する。
多喜川薫が樹を刺した理由事件当時、多喜川家は秀幸と今日子の関係によって崩壊寸前だった。
多喜川の母・美由紀は夫の不貞に苦しみ、自殺未遂を起こすほど追い詰められていた。
父親の行動を許せなかった薫は、2人の関係を終わらせようと光月庵へ向かう。
そこで樹と鉢合わせし、揉み合いになった末に刺してしまった。
薫には最初から樹を殺害する目的があったわけではなく、予期せぬ争いのなかで起きた事件だった。
一方、今日子は樹が亡くなった後、現場に残された凶器を百合子の包丁にすり替えた。
加えて、百合子を犯人に仕立て上げることで、樹と百合子の関係を永遠に引き裂こうとしたのである。
これによって、七桜の母は殺人事件の容疑者となり、七桜も光月庵から追い出されることになった。
多喜川が七桜を支援していた本当の理由七桜にとって、多喜川は長い間、自分を支えてくれる味方だった。
しかし、最終回では彼が事件の当事者であり、過去の罪を背負っていたことが明らかになる。
多喜川は父・秀幸から七桜の母が残した手紙を託されていた。
その後、和菓子職人として働く七桜の姿を知り、彼女から奪われた光月庵という居場所を取り戻そうと考える。
七桜が以前働いていた店を辞めることになった経緯や、光月庵を乗っ取るよう仕向けた出来事にも、多喜川が関わっていた。
彼は七桜を助けようとしていた一方で、長年、自分の罪を隠していた人物でもあった。
七桜と椿の結末はハッピーエンド?事件の真相が明らかになった後、七桜と椿は光月庵の後継者を決める最後の和菓子対決に挑む。
七桜が作ったのは、母・百合子との思い出につながる柚子を使った上生菓子「冬暖」。
椿が作ったのは、父・樹から教わった味を再現した「つばき餅」だった。
2人とも、それぞれの大切な人との記憶を込めた和菓子を完成させる。
そして、後継者に選ばれたのは七桜だった。
大旦那は最期に椿へ謝罪し、これからは自由に菓子を作っていいという思いを伝えて亡くなる。
その後、椿は光月庵を離れ、目の治療を受けることになる。
一方、今日子はすべてを失い、事故に遭った子供をかばって命を落とす。彼女が椿の目の治療に役立つ角膜提供の意思を残していたことも判明する。
1か月後、手術を終えた椿と七桜は再会する。
七桜は椿に光月庵へ戻ってきてほしいと伝え、初めて出会った頃から変わらない愛情を告白する。
椿もその思いに応え、2人は再び一緒に歩むことを誓う。
事件の悲劇は完全には消えない。しかし、憎しみから始まった2人の関係が、最後には愛情によって結び直される結末となった。
【原作漫画とドラマ版の違い】真犯人も結末も同じではない
『私たちはどうかしている』を語るうえで、見逃せないのが原作漫画とドラマ版の違いだ。
実は、2つの作品では15年前の事件の実行犯が異なる。
ドラマ版の最終回だけを見た人が原作漫画を読むと、事件の真相に驚く可能性がある。
最大の違いは殺人事件の実行犯| 比較項目 | ドラマ版 | 原作漫画 |
|---|---|---|
| 実行犯 | 多喜川薫 | 多喜川美由紀 |
| 被害者 | 高月樹 | 高月樹 |
| 事件の経緯 | 薫が樹と揉み合い、誤って刺してしまう | 美由紀が今日子を狙い、人違いで樹を刺す |
| 今日子の役割 | 凶器を百合子の包丁にすり替える | 美由紀を挑発し、事件を利用して百合子に罪を着せる |
| 椿の実父 | 多喜川秀幸 | 多喜川秀幸 |
| 物語の特徴 | 薫の告白を中心に事件が解明される | 美由紀と今日子の因縁が事件の核心になる |
原作漫画では、実際に樹を刺したのは多喜川薫ではなく、その母親である多喜川美由紀だ。
美由紀は今日子を殺そうとしていたが、今日子の計画に巻き込まれ、結果的に樹を刺してしまう。
今日子はこの出来事を利用し、百合子に罪を着せた。
つまり、漫画版では美由紀が実行犯、今日子が事件を利用した黒幕という構造になっている。
一方、ドラマ版では薫本人が実行犯として描かれ、事件の経緯も変更されている。
この違いは、単なる演出上の変更ではない。事件を起こした人物の動機や、七桜と椿が背負う過去の意味にも影響している。
原作漫画は全19巻で完結安藤なつみの原作漫画は講談社「BE・LOVE」で連載され、本編は全19巻で完結している。
講談社の最終巻紹介では、過去の罪を清算した七桜と椿が、さらなる幸せへ向かう姿が描かれている。
また、2人のその後を描く続編『私たちはどうかしている 妻恋い』も展開されている。
2026年3月には続編の第4巻が発売されており、ドラマの結末だけでは知ることのできない、七桜と椿の結婚後の物語も楽しめる。
原作はドラマよりも長い時間をかけて登場人物の心理や家族の事情を掘り下げているため、ドラマを見終えた人にも読む価値がある。
【2026年最新】私たちはどうかしているの配信状況と視聴方法
2026年11月2日時点で、ドラマを視聴する方法として確認しておきたいのがHuluとLeminoだ。
Hulu:全8話とオリジナルストーリーを確認Huluの公式作品ページでは、『私たちはどうかしている』の本編全8話が掲載されている。
最終話までまとめて視聴できるほか、英語字幕や字幕ガイドにも対応している。
加えて、Huluオリジナルストーリー「女将の部屋」も配信作品として掲載されている。
これは本編を補完する短編シリーズで、富岡勝、城島裕介、長谷栞、多喜川薫をそれぞれ中心にした全4話の構成だ。
本編では描き切れなかった人物の事情を知りたい人に向いている。
Lemino:2026年の配信情報にも掲載Leminoについては、2026年9月時点の動画配信サービス情報で本作が見放題作品として掲載されている。
ただし、動画配信サービスは契約や配信権の変更によって作品の取り扱いが変わることがある。
11月時点で視聴する場合は、Leminoのアプリや公式作品検索でタイトルを確認してから登録するのが確実だ。
配信サービスの比較| サービス | 2026年の確認状況 | 視聴時のポイント |
|---|---|---|
| Hulu | 公式作品ページに掲載 | 全8話と「女将の部屋」を確認できる |
| Lemino | 2026年9月の配信情報に掲載 | 11月時点の提供継続を要確認 |
| TSUTAYA DISCAS | レンタル作品として掲載情報あり | 宅配レンタルという選択肢 |
| Netflix | 今回確認した配信情報では掲載なし | 契約前に作品検索を推奨 |
| U-NEXT | 今回確認した配信情報ではドラマの掲載を確認できず | 原作漫画は電子書籍で取り扱いあり |
ドラマをまとめて楽しみたいなら、公式作品ページで本編と関連エピソードを確認できるHuluが有力な選択肢だ。
また、原作漫画を読みたい場合は、講談社の作品情報や電子書籍サービスで全19巻を確認できる。
主題歌は東京事変の「赤の同盟」本作を印象づけるもう一つの要素が、東京事変の主題歌「赤の同盟」だ。
和菓子や着物が描く静かな美しさと、登場人物たちの激しい愛憎劇。その対照的な世界観に、東京事変の楽曲が独特の緊張感を与えている。
映像だけでなく音楽も含めて作品の雰囲気を楽しみたい人にとって、要点だ。
【私たちはどうかしている】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドラマ『私たちはどうかしている』の真犯人は誰ですか?
ドラマ版で高月樹を刺したのは、多喜川薫(山崎育三郎)です。父・秀幸と今日子の関係を終わらせようと光月庵へ向かい、樹と揉み合った末に刺してしまいました。
Q2:七桜と椿は最終回で結婚しますか?
最終回では、2人が再会して互いの愛情を確かめ合います。物語の最後は、椿が光月庵に戻り、七桜と一緒に生きていくことを誓う結末です。
Q3:原作漫画とドラマ版では真犯人が違いますか?
違います。ドラマ版では多喜川薫が実行犯ですが、原作漫画では多喜川の母・美由紀が樹を刺した人物として描かれています。
Q4:ドラマは全何話ですか?
全8話です。2020年8月12日から9月30日まで日本テレビ系で放送され、最終回は2時間スペシャルでした。
Q5:『私たちはどうかしている』は2026年現在どこで見られますか?
Huluの公式作品ページで本編全8話が掲載されています。Leminoも2026年9月時点の配信情報に掲載されていますが、最新の提供状況は各サービスで確認してください。
Q6:原作漫画は完結していますか?
本編は全19巻で完結しています。その後、七桜と椿のその後を描く続編『私たちはどうかしている 妻恋い』も展開されています。
Q7:主題歌を歌っているのは誰ですか?
東京事変の「赤の同盟」です。作品の愛憎劇やミステリアスな世界観を印象づける主題歌となっています。
『私たちはどうかしている』は、浜辺美波と横浜流星が演じる七桜と椿の恋愛を軸に、老舗和菓子店・光月庵に隠された殺人事件と家族の秘密を描いた全8話のドラマだ。
最終回では、多喜川薫が高月樹を刺した真相、椿の実の父親が多喜川秀幸だったという出生の秘密、そして今日子が百合子に罪を着せた経緯が明らかになる。
七桜は光月庵の後継者となり、椿は目の治療を経て彼女のもとへ戻る。憎しみから始まった関係が愛情へと変わる結末は、本作を象徴する展開だ。
一方、原作漫画では多喜川美由紀が事件の実行犯となっており、ドラマとは異なる真相が用意されている。本編全19巻に加えて続編『妻恋い』も展開されているため、ドラマを見終えた後に原作を読む楽しみも残されている。
【プロの結論】
本作を深く楽しむための要点は、単に犯人を当てることではなく、登場人物がなぜその選択をしたのかを追うことにある。
七桜にとって和菓子作りは母とのつながりであり、椿にとっては父との記憶を取り戻す手段でもあった。光月庵という場所をめぐる後継者争いも、単なる財産や血縁の問題ではない。それぞれの人物が、自分の居場所と愛情を求めていた物語なのだ。
恋愛ドラマが好きな人はもちろん、家族の秘密や本格的なミステリー、原作と実写作品の違いを楽しみたい人にもおすすめできる。
2026年に改めて視聴するなら、まずドラマ全8話で事件の真相を確認し、その後に原作漫画を読む順番が最もおすすめだ。ドラマと漫画の犯人の違いを知ることで、『私たちはどうかしている』という作品のもう一つの顔が見えてくる。
主な参照資料・確認先
- 日本テレビ公式サイト:作品紹介・最終話あらすじ
- VAP公式作品情報:キャスト・スタッフ・主題歌
- 講談社・BE・LOVE:原作紹介・登場人物・作品情報
- 講談社:原作15巻の事件に関する紹介
- Hulu公式:本編全8話・オリジナルストーリー
- Filmarks:2026年9月時点の配信サービス情報
- 原作漫画の事件の真相に関する解説