韓国のK-POPガールズグループ「SECRET NUMBER」の元メンバーとして活動していた小川美月(レア/LEA)。韓国でアイドルとしてデビューし、オーディション番組への出演やグループ活動を経験した彼女が、2026年、新たな挑戦として映画監督の道へ進んでいる。
大きな注目を集めているのが、映画『明日へのコード』だ。小川美月が日本で初めて監督を務める作品で、撮影の舞台は大阪。2027年秋の劇場公開を予定している。加えて、主題歌「BRAND NEW CODE」の作詞も担当し、17歳の新人アーティストHI-NAへ歌を託すなど、映像と音楽の両面でプロジェクトを牽引している。
なぜ彼女はK-POPアイドルから映画監督へ転身したのか。SECRET NUMBER時代の経歴、韓国での活動、グループ脱退後の歩み、そして2026年11月現在の最新動向まで、時系列と関係者情報を交えて整理する。
【プロフィール】小川美月(レア)とは何者?年齢・本名・活動名を整理

小川美月は、日本出身の元K-POPアイドルであり、現在は俳優・モデル・映画監督など、複数の表現分野に活動の幅を広げている人物だ。
韓国で活動していた際の芸名はLEA(レア)。SECRET NUMBERのメンバーとして知られ、グループでは日本人メンバーとして韓国を中心に活動していた。
小川美月の基本プロフィール- 名前:小川美月
- K-POP時代の芸名:LEA(レア)
- 生年月日:1995年8月12日
- 年齢:31歳(2026年11月現在)
- 出身:日本
- 主な活動歴:K-POPアイドル、モデル、俳優
- 元所属グループ:SECRET NUMBER
- 2026年の主な活動:映画『明日へのコード』監督、主題歌作詞
1995年8月12日生まれという生年月日は、SECRET NUMBER脱退時の報道でも紹介されている。
なお、現在の映画プロジェクトでは「美月」という名前で監督としてクレジットされている。LEA、レア、小川美月、美月は、それぞれ異なる人物ではなく、同じ人物の活動名・表記として理解すると分かりやすい。
映画『ブタがいた教室』での俳優経験も小川美月の経歴で興味深いのは、K-POPアイドルになる以前から映像作品との接点があったことだ。
韓国エンタメメディアのKorepoは、彼女が映画『ブタがいた教室』で俳優デビューした経歴を紹介している。
今回の映画監督デビューは、まったく異なる業界へ突然飛び込んだというより、過去の映像表現との接点を新しい立場から発展させる挑戦とも捉えられる。
【経歴】小川美月のK-POP時代とSECRET NUMBERでの活動
小川美月のキャリアを語るうえで欠かせないのが、10代から始まった韓国での活動だ。
16歳で韓国へ渡る決断Korepoの報道によると、小川美月は中学3年生のときに韓国の芸能事務所からスカウトされたことをきっかけに、16歳で単身韓国へ渡った。
日本での生活を離れ、言語や文化の異なる環境で芸能活動を目指すことは、決して簡単な選択ではない。韓国の芸能界では、歌唱やダンスの技術だけでなく、長期的な練習生生活や競争環境への適応も求められる。
彼女は韓国で経験を積み、2017~2018年に放送されたサバイバルオーディション番組「MIX NINE」にも出演した。
同番組は、韓国の芸能事務所に所属する練習生やアーティストたちが競い合うオーディション番組。小川美月にとっても、韓国の音楽業界で自分の実力や存在感を示す機会となった。
2020年、SECRET NUMBERのLEAとして再デビュー2020年5月19日、小川美月はガールズグループSECRET NUMBERのLEAとして韓国デビューを果たした。
デビュー作品は1stシングルアルバム『Who Dis?』。同グループは韓国だけでなく海外にも活動の幅を広げ、2020 Asia Artist Awardsでは「Best New Female Artist」を受賞している。
LEAはグループの日本人メンバーとして、韓国語での活動や海外ファンとの交流を経験した。日本と韓国の両方の文化に触れながら活動した経験は、その後のキャリアを考えるうえでも重要な背景だ。
日本デビューと2025年のグループ脱退SECRET NUMBERは2023年4月5日、デジタルシングル「LIKE IT LIKE IT」で日本デビューを果たした。LEAにとっても、日本の音楽市場で活動する節目となった。
しかし、2025年4月、彼女のグループ活動に大きな転換点が訪れる。
2025年4月3日、VINEエンターテインメントが公式SNSを通じて、LEAの専属契約が同月2日付で満了し、SECRET NUMBERを脱退したことを発表した。
発表では、ファンのために努力してきたLEAへの感謝と、今後の活動への応援も伝えられた。これは契約期間満了に伴うグループ離脱であり、公式発表上は契約満了が理由となっている。
この出来事を境に、LEAとしてのグループ活動から、小川美月個人の新しい表現活動へとキャリアの軸が移っていく。
【年表・関係者一覧】小川美月の活動経緯と主要プロジェクトを比較
小川美月の経歴は、韓国でのアイドル活動、グループからの独立、そして日本での映画制作という流れで整理できる。関係する人物や作品も含めてまとめた。
| 時期・人物 | 活動・関係性 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 10代 | 韓国進出 | 中学3年生でスカウトを受け、16歳で韓国へ渡る。 |
| 2017~2018年 | MIX NINE | 韓国のサバイバルオーディション番組に出演。 |
| 2020年 | SECRET NUMBER | LEAとして韓国デビュー。 |
| 2023年 | 日本デビュー | 「LIKE IT LIKE IT」をリリース。 |
| 2025年4月 | グループ脱退 | VINEエンターテインメントとの契約期間満了。 |
| 2026年9月 | 『明日へのコード』 | 映画監督としての初挑戦を正式発表。 |
| 2026年10月 | BRAND NEW CODE | 小川美月が作詞し、HI-NAが歌唱する主題歌が決定。 |
| 2026年秋~11月 | 大阪撮影 | 映画の撮影開始予定時期。 |
| 2027年秋 | 映画公開予定 | 『明日へのコード』の劇場公開を目指す。 |
- 小川美月(美月):監督・出演・主題歌作詞。
- 馬場基晴:脚本・プロデュース。
- Any-you:企画・制作。
- HAL:主題歌「BRAND NEW CODE」の作曲。
- Kohey Nakano:主題歌の編曲。
- HI-NA:主題歌の歌唱と劇中出演。
この関係図から見えてくるのは、小川美月が単に映画の監督という肩書を得るだけでなく、音楽や出演者の活動も含めたプロジェクト全体に関わっている点だ。
【映画監督デビュー】『明日へのコード』はどんな作品?大阪撮影と2027年公開の全貌
2026年9月7日、映画制作委員会は『明日へのコード』の制作始動を発表した。
監督は小川美月。韓国でK-POPアイドルとして活動した彼女にとって、日本で初めて監督を務める映画作品となる。
劇場公開は2027年秋予定。撮影の舞台は大阪で、公式サイトでは2026年秋の撮影が告知されている。韓国エンタメメディアKorepoも、2026年11月から大阪を中心に撮影を行う予定と報じた。
夢を追う人、夢から離れた人を描くストーリー『明日へのコード』の中心テーマは、夢を追い続けることと、人生の途中で夢との向き合い方を変えることだ。
制作委員会が発表したあらすじでは、小さなカフェ「CAFE Refrain」を営む美月が、古いビデオカメラで訪れる人々の日常を撮影している。
そこに登場するのは、さまざまな事情を抱えた人々だ。
- 蓮:路上で歌い続けるものの、なかなか人に足を止めてもらえないミュージシャン。
- そら:歌手デビューを目前にしながら、娘を産む人生を選び、歌から離れた女性。
- 優那:モデルとして評価され始める一方、現在の自分に迷いを抱える女性。
- かれん:ダンスを教えながら、自分自身の将来を模索する女性。
- 美月:かつて夢を追い、その世界を離れた経験を持つ人物。
それぞれの人生をつなぐ存在が、そらの娘である幼いるあと、一本のギターだ。
物語は、夢を叶えた人だけを成功者として描くのではなく、夢を諦めた人や途中で立ち止まった人にも目を向けている。
作品のテーマに込められた小川美月自身の経験制作委員会の発表では、作品には小川美月自身がアーティストとして経験してきた葛藤や、出演者それぞれの人生で経験した悩みや挫折が重ねられているという。
彼女は作品発表時のメッセージで、次のように問いかけている。
「夢を叶えられなかった人は、本当に失敗なのだろうか。」
この問いは、韓国でアイドルとして活動し、グループを離れて新たな道へ進んだ本人の経歴とも重なる。
アイドルの世界では、デビューやランキング、人気、契約期間といった分かりやすい評価軸が存在する。しかし、一つのグループでの活動が終わったからといって、その人の表現者としての人生まで終わるわけではない。
映画では、そのような単純な成功・失敗の二分法から離れ、人が夢とどう付き合い、次の人生を選ぶのかを描こうとしている。
キャストとスタッフにも注目公式サイトや2026年10月の制作発表では、以下の出演者・制作スタッフが紹介されている。
- 美月:美月役
- そら:そら役
- 村並莉久:蓮役
- みやび:優那役
- 汐崎水悠:かれん役
- 長重瑠空愛:るあ役
- HI-NA:十数年後のるあ役
脚本・プロデュースは馬場基晴が担当。企画・制作はAny-youが手掛ける。
また、作品にはYAMAHAの「アップサイクリングギター 1st プロトタイプ」が登場する予定だ。複数の未利用材を組み合わせた楽器であり、過去の素材に新しい価値を与えるという背景が、夢を次の世代へ受け継ぐ映画のテーマとも結びついている。
【音楽活動】BRAND NEW CODEの作詞とHI-NAへの夢のバトン
『明日へのコード』で見逃せないのが、主題歌「BRAND NEW CODE」の存在だ。
2026年10月10日、制作委員会は主題歌の詳細を発表。作詞を小川美月、作曲をHAL、編曲をKohey Nakanoが担当し、歌唱者には17歳の新人アーティストHI-NAが選ばれた。
つまり、小川美月は監督として映像作品を作るだけでなく、自身の経験や考えを音楽の言葉にして、次世代のアーティストへ託す役割も担っている。
なぜHI-NAが歌唱者に選ばれたのか制作委員会の説明によれば、HI-NAは夢を追い続けながら、何度も思いどおりに進まない経験をしてきた新人アーティストだ。
小川美月が16歳で韓国へ渡り、夢に向かって歩き始めた経験と、17歳のHI-NAが自分なりの方法で挑戦を続ける姿が、主題歌を通じて交差する構成になっている。
HI-NAは主題歌を歌うだけではない。劇中では十数年後のるあを演じることも発表されている。
全国47都道府県を巡るプロモーション制作委員会は、2027年春からHI-NAが「BRAND NEW CODE」を届けながら日本全国47都道府県を巡るプロモーションを計画している。
各地での歌唱や人々との出会いを記録し、その成長過程をドキュメンタリー映像として発信する構想だ。
これは一般的な映画宣伝とは少し異なる。映画の中で描かれる夢の継承を、現実の新人アーティストの活動にも重ねる企画だからだ。
小川美月が韓国へ渡った16歳の経験を、HI-NAは日本全国を巡る活動という別の形で受け継ぐ。映画のストーリーと現実の音楽活動が連動する仕組みになっている。
【韓国での活動と2026年現在】K-POP復帰ではなく新しい挑戦へ
小川美月の現在を理解するうえで重要なのは、韓国との関係が完全に途切れたわけではないという点だ。
ただし、2026年11月現在の活動の中心は、SECRET NUMBERへの復帰ではなく、日本での映画制作と新しい表現活動にある。
韓国での経験を映画監督として生かす小川美月は16歳で韓国へ渡り、オーディションや練習生としての経験を経て、SECRET NUMBERのLEAとして活動した。
韓国の芸能界で過ごした時間は、ステージに立つ側としての経験だけでなく、音楽制作やアーティストの活動環境、ファンとの関係性を知る機会にもなったはずだ。
今回の映画では、彼女自身が監督として物語を作り、音楽の作詞にも携わる。かつては作品を届けるパフォーマーだった人物が、今度は作品を生み出す側へ移っている。
これは単なる職業変更ではなく、表現活動における役割の変化として見ることができる。
釜山国際映画祭への出品も目標『明日へのコード』制作委員会は、2027年秋の劇場公開だけでなく、釜山国際映画祭への出品も目標に掲げている。
また、映画公開に向けた韓国でのイベントやプロモーションも計画されている。
ここで押さえておきたいのは、釜山国際映画祭への出品は現段階では目標であり、正式な選出や上映が決定したという意味ではないことだ。
それでも、かつてK-POPアイドルとして韓国で活動した小川美月が、今度は映画監督として韓国に作品を届けようとしている点には、大きな意味がある。
韓国で夢を追った過去を持つ人物が、日本で制作した映画を携えて再び韓国を目指す。これまでの経歴と新しい挑戦が一本につながる展開だ。
小川美月の現在を追うための3つの注目ポイント2026年以降の活動を追うなら、次の3点に注目したい。
- 映画制作の進捗:大阪での撮影状況、完成時期、予告映像や正式な公開日の発表。
- 音楽活動の展開:「BRAND NEW CODE」の音源展開とHI-NAの全国47都道府県プロモーション。
- 韓国での展開:韓国イベントの実施状況や釜山国際映画祭への出品に関する正式発表。
これらは、企画段階の発表が実際の作品完成や公開につながっていくかを判断する具体的な指標となる。
【プロの結論】小川美月の映画監督転身は何を意味するのか
小川美月のキャリアで注目すべきなのは、K-POPアイドルという肩書を失った後に、まったく別の道へ逃げたという単純な話ではないことだ。
彼女は、韓国での活動を通じて経験した夢への期待、競争、挫折、そしてグループを離れるという転換点を、新しい作品のテーマへとつなげている。
アイドルから監督へ、評価される側から作る側へアイドルは、楽曲や振り付け、グループのコンセプトなど、制作チームが用意する表現の中で自分の個性を発揮する仕事だ。
一方、映画監督には、物語の方向性を考え、出演者やスタッフと協力しながら作品全体を形にする役割がある。
両者に共通するのは、人に何かを届ける表現活動であること。しかし、求められる責任や判断の範囲は異なる。
小川美月が今回挑戦するのは、出演者としてカメラの前に立つだけでなく、カメラの向こう側から物語を構築する仕事だ。
2027年の映画公開がキャリアの重要な判断材料に映画監督としての評価は、肩書や制作発表だけで決まるものではない。完成した作品の演出、脚本との一体感、出演者の表現、そして観客にどのような体験を届けられるかが問われる。
2027年秋の公開が実現すれば、小川美月にとってアイドル時代とは異なる新しい評価軸を得る機会になる。
加えて、主題歌の作詞や新人アーティストとの連携、韓国への展開まで実現すれば、映画を中心とした複合的なプロジェクトを手掛けた経験も残る。
今後の注目点は、元SECRET NUMBERという過去の肩書だけでなく、監督としてどのような作品を完成させるのかにある。
小川美月(レア)に関するよくある質問(FAQ)
Q1:小川美月とSECRET NUMBERのレアは同一人物ですか?
A1:はい。同一人物です。小川美月は韓国でLEA(レア)という芸名を使用し、SECRET NUMBERの日本人メンバーとして活動していました。
Q2:小川美月はなぜSECRET NUMBERを脱退したのですか?
A2:2025年4月2日付でVINEエンターテインメントとの専属契約期間が満了したためです。翌4月3日に公式発表されました。
Q3:映画『明日へのコード』はいつ公開されますか?
A3:2027年秋の劇場公開を予定しています。撮影の舞台は大阪で、2026年秋から11月にかけて撮影を開始する計画が発表・報道されています。具体的な公開日は現時点で確定していません。
Q4:主題歌「BRAND NEW CODE」は誰が歌いますか?
A4:17歳の新人アーティストHI-NAです。小川美月が作詞、HALが作曲、Kohey Nakanoが編曲を担当します。
Q5:小川美月は韓国で再び活動する予定ですか?
A5:映画『明日へのコード』の韓国でのイベントやプロモーションが計画されています。また、釜山国際映画祭への出品も目標です。ただし、SECRET NUMBERへの復帰や新しいK-POPグループへの加入が決定したという発表はありません。
小川美月(レア)は、16歳で韓国へ渡り、K-POPアイドルとして活動してきた日本人アーティストだ。2020年にはSECRET NUMBERのLEAとしてデビューし、韓国と日本の両方で音楽活動を経験した。
2025年4月のグループ脱退を経て、2026年には映画『明日へのコード』の監督として新しいキャリアをスタートさせた。加えて、主題歌「BRAND NEW CODE」の作詞を担当し、HI-NAという新人アーティストに歌を託している。
2027年秋の劇場公開、大阪での撮影、全国47都道府県での音楽プロモーション、韓国での展開、そして釜山国際映画祭への出品目標。今後のプロジェクトには、複数の挑戦が組み込まれている。
小川美月の歩みは、アイドルとしての活動を終えた後も、表現者として新しい可能性を追い続けるキャリアの一例だ。2026年は映画監督としての出発点であり、その成果が形になる2027年秋は、彼女の今後を占う大きな節目になりそうだ。
主な事実確認資料: Any-you制作委員会の2026年9月7日・10月10日発表、映画公式サイト、2025年4月3日のモデルプレス報道、Korepoの2026年9月8日報道。