2026年10月30日現在、秋ドラマの視聴率ランキングでトップを走るのは、堺雅人主演の『VIVANT』第2シーズンだ。10月25日放送の第12話では平均世帯視聴率18.6%を記録。10月放送分の平均も16.58%となり、2位以下に大きな差をつけている。
一方、『相棒 season25』は平均10.20%、『アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~』は10.00%と、テレビ朝日の2作品も好調だ。加えて、個人視聴率やTVerお気に入り数を見ると、世帯視聴率だけでは分からない作品ごとの支持の違いも浮かび上がる。ここでは2026年10月期の主要17作品を対象に、最新回視聴率速報、平均世帯視聴率、初回視聴率、放送回ごとの推移を整理する。
【2026年10月30日最新版】秋ドラマ視聴率ランキングの首位は『VIVANT』

2026年秋ドラマの視聴率を比較すると、トップ3は『VIVANT』第2シーズン、『相棒 season25』、『アナログナース』という結果になった。
特に注目したいのは、首位の『VIVANT』が10月スタートの新作ではなく、7月26日に放送を開始した第2シーズンの継続作品である点だ。今回のランキングでは、10月期に放送された回だけを集計対象にしている。
また、NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』も年間放送作品だが、10月の放送回を対象に加えている。こうした集計期間の違いを理解しておくと、ランキングの数字を正しく読み取れる。
10月29日までに確認できた平均世帯視聴率では、次の3作品が10%台を維持している。
- 1位:『VIVANT』第2シーズン 16.58%
- 2位:『相棒 season25』 10.20%
- 3位:『アナログナース』 10.00%
『VIVANT』は10月25日の第12話で18.6%まで上昇。『相棒 season25』は初回11.0%から第2話9.4%へ変化し、『アナログナース』は初回10.1%から第2話9.9%となった。
現段階では『VIVANT』の独走が目立つものの、2位と3位はわずか0.20ポイント差。今後の放送回によって順位が入れ替わる可能性もある。
【平均世帯視聴率一覧】2026年秋ドラマ17作品を徹底比較
以下は、2026年10月に放送された各作品の平均世帯視聴率を、放送回ごとの公表値から単純平均した暫定ランキングだ。最新回は10月29日までに確認できた数字を掲載している。
対象地域は関東地区。平均値は10月放送分に限定しているため、作品全体の放送開始から最終回までの平均とは異なる。
| 順位 | ドラマ名・放送枠 | 10月平均世帯視聴率 | 最新回視聴率 |
|---|---|---|---|
| 1位 | VIVANT 第2シーズン(TBS・日曜21時) | 16.58% | 18.6% |
| 2位 | 相棒 season25(テレビ朝日・水曜21時) | 10.20% | 9.4% |
| 3位 | アナログナース(テレビ朝日・木曜21時) | 10.00% | 9.9% |
| 4位 | 豊臣兄弟!(NHK・日曜20時) | 9.75% | 10.5% |
| 5位 | 救命病棟24時 第6シリーズ(フジテレビ・月曜21時) | 8.67% | 7.9% |
| 6位 | 俺たちの箱根駅伝(日本テレビ・土曜21時) | 8.50% | 8.0% |
| 7位 | LOST10(TBS・金曜22時) | 7.85% | 6.7% |
| 8位 | 南田南弁護士は天才肌(フジテレビ・月曜22時) | 7.30% | 7.2% |
| 9位 | ボーダーズ 警視庁特殊事件対策班(テレビ東京・金曜21時) | 5.45% | 4.8% |
| 10位 | いろはの恋は時代をかける(TBS・火曜22時) | 4.87% | 4.2% |
| 11位 | 波うららかに、めおと日和(フジテレビ・木曜22時) | 4.87% | 4.3% |
| 12位 | ポリティカルパン(フジテレビ・水曜22時) | 4.70% | 4.0% |
| 13位 | あにいもうと(テレビ朝日・土曜22時) | 4.15% | 3.7% |
| 14位 | kiDnap GAME(フジテレビ・火曜21時) | 3.90% | 3.5% |
| 15位 | メリーベリーラブ(日本テレビ・水曜22時) | 3.30% | 3.1% |
| 16位 | ハイド&シーク 0秒前の彼女(日本テレビ・日曜22時30分) | 3.18% | 2.3% |
| 17位 | もうパパ!(テレビ朝日・日曜22時15分) | 2.80% | 2.9% |
※2026年10月29日までに確認できた放送回を対象にした編集部集計。小数第3位を四捨五入。最新回の放送日は作品ごとに異なる。未放送回は含まない。
ランキングから見えるのは、上位3作品と4位以下の間に明確な数字の差があることだ。特に『VIVANT』は16%台を維持しており、2位の『相棒 season25』に6ポイント以上の差をつけている。
一方、4位の『豊臣兄弟!』も10月25日の放送で10.5%を記録した。NHKの年間ドラマでありながら、秋の放送回でも2桁に到達している点は注目に値する。
中位では『救命病棟24時』と『俺たちの箱根駅伝』が8%台を確保。7位の『LOST10』も初回9.0%から第2話6.7%へ下がったものの、平均では7%台を維持している。
【最新回・初回・個人視聴率】数字の違いから見える注目作
最新回視聴率は『VIVANT』が18.6%で圧倒10月19日から25日までの週間リアルタイム視聴率ランキングでは、ビデオリサーチの関東地区データで『VIVANT』が世帯18.6%、個人12.1%を記録した。
同じ週の主要ドラマを比較すると、次のようになる。
- 『VIVANT』:世帯18.6%・個人12.1%
- 『豊臣兄弟!』:世帯10.5%・個人6.2%
- 『相棒 season25』:世帯11.0%・個人6.1%
- 『アナログナース』:世帯10.1%・個人5.6%
- 『俺たちの箱根駅伝』:世帯8.0%・個人4.9%
ここで注目したいのは、世帯視聴率では『相棒 season25』が『豊臣兄弟!』を上回っている一方、個人視聴率では『豊臣兄弟!』がわずかに上回っていることだ。
世帯視聴率はテレビを見ている世帯の割合、個人視聴率はテレビをリアルタイムで見ている4歳以上の個人の割合を示す。同じ作品でも、世帯と個人では順位が変わる場合がある。
初回視聴率ランキングで見る秋スタート作品秋に放送を開始した作品の初回視聴率では、『相棒 season25』が11.0%でトップ。続いて『アナログナース』が10.1%、『救命病棟24時 第6シリーズ』が10.0%となった。
- 『相棒 season25』第1話:11.0%(10月21日)
- 『アナログナース』第1話:10.1%(10月22日)
- 『救命病棟24時 第6シリーズ』第1話:10.0%(10月12日)
- 『LOST10』第1話:9.0%(10月16日)
- 『俺たちの箱根駅伝』第1話:8.6%(10月10日)
なお、『VIVANT』第2シーズンの初回18.8%は7月26日の数字であり、10月スタート作品の初回ランキングとは区別する必要がある。
初回視聴率は、出演者や前作の知名度、番組宣伝、放送枠などの影響を受けやすい。そのため、初回だけで作品の最終的な評価を決めるのは早い。
【VIVANT・相棒 season25・アナログナース】視聴率推移を徹底検証
『VIVANT』第2シーズンは10月に入って再上昇今期の視聴率を語るうえで欠かせないのが、堺雅人主演の『VIVANT』第2シーズンだ。阿部寛、二階堂ふみらが出演する続編で、7月から放送されている。
第1話から第12話までの平均世帯視聴率は、次のように推移した。
- 第1話:18.8%
- 第2話:16.4%
- 第3話:15.1%
- 第4話:16.6%
- 第5話:15.2%
- 第6話:15.0%
- 第7話:17.1%
- 第8話:15.0%
- 第9話:15.4%
- 第10話:15.5%
- 第11話:16.8%
- 第12話:18.6%
特筆すべきは10月の推移だ。第9話15.4%、第10話15.5%と安定した後、第11話16.8%、第12話18.6%と2週連続で上昇している。
10月25日の18.6%は、10月放送分の最高値だ。第1話の18.8%に迫る数字まで回復しており、シリーズ後半に向けて視聴者の関心が再び高まっている様子がうかがえる。
なお、全12話の平均世帯視聴率は16.29%。10月の4放送回だけを平均した16.58%とは集計対象が違う。両者は矛盾する数字ではない。
『相棒 season25』は初回11.0%から第2話9.4%へ水谷豊と寺脇康文が出演する『相棒 season25』は、10月21日にスタート。初回は11.0%と好調な数字を記録した。
しかし、10月28日放送の第2話では9.4%となり、初回から1.6ポイント下落。平均は10.20%となっている。
シリーズ作品は、これまでの視聴者を引き継ぎやすい一方、新規視聴者をどこまで獲得できるかも課題になる。第2話の数字だけで失速と判断するのではなく、今後の放送で9%台を維持するか、再び10%台に戻すかがポイントになる。
『アナログナース』は10%前後をキープ松下奈緒、津田健次郎、原菜乃華が出演する『アナログナース~デジタルってなんなんだよ!?~』は、10月22日に初回10.1%を記録した。
10月29日の第2話は9.9%。初回からの下落は0.2ポイントにとどまり、平均10.00%を維持している。
デジタル化が進む医療現場を舞台に、手書きノートを活用する看護師の姿を描く作品だ。初回から第2話にかけての数字の変動が小さいことは、初回で獲得した視聴者が一定数残っている可能性を示している。
『相棒』が初回から第2話で1.6ポイント下げたのに対し、『アナログナース』は0.2ポイントの下落。この差は、序盤の視聴率推移を比較するうえで興味深い材料となる。
【TVerお気に入り数ランキング】視聴率だけでは分からない配信人気
テレビドラマの人気を測る指標は、リアルタイムの視聴率だけではない。見逃し配信サービスのTVerお気に入り数も、作品への関心を知るための参考データになる。
2026年10月30日時点で掲載されている主な作品の数字は以下の通りだ。
- 『VIVANT』第2シーズン:410.8万
- 『相棒 season25』:116.0万
- 『波うららかに、めおと日和』続編:157.9万
- 『アナログナース』:47.1万
- 『LOST10』:101.1万
- 『南田南弁護士は天才肌』:88.4万
この数字で面白いのは、世帯視聴率ランキングとTVerお気に入り数ランキングが必ずしも一致しないことだ。
例えば、『波うららかに、めおと日和』は10月平均世帯視聴率4.87%で10位前後に位置する一方、TVerお気に入り数は157.9万。『アナログナース』の47.1万を大きく上回っている。
これは、リアルタイムでテレビを見る行動と、後から配信で楽しみたい作品を登録する行動が異なることを示す一例だ。
ただし、TVerお気に入り数は実際の再生回数や視聴者の実人数を示すものではない。また、シリーズ作品や続編は過去からの登録が積み上がる場合があるため、単純な作品人気の順位として扱うのは適切ではない。
特に『VIVANT』の410.8万という数字は圧倒的だが、これをそのままリアルタイム視聴者数と解釈することはできない。世帯視聴率、個人視聴率、配信のお気に入り数は、それぞれ別の側面を測る指標として見る必要がある。
【数字を正しく読む】秋ドラマ視聴率比較とプロの結論
2026年秋ドラマの数字から分かる3つの傾向1. シリーズ作品のブランド力が強い
『VIVANT』と『相棒 season25』が上位に入っていることから、既存シリーズの知名度や前作からの期待感が視聴者を集める要因の一つになっていると考えられる。ただし、作品のブランドだけで視聴率が決まるわけではない。放送枠や内容、競合番組なども影響する。
2. 初回よりも2話目以降の維持率が重要
『相棒』は11.0%から9.4%、『アナログナース』は10.1%から9.9%となった。初回の数字だけを見ると両作品とも好調だが、2話目以降の変化には違いがある。視聴者が継続しているかを判断するには、最低でも複数回の推移を見る必要がある。
3. 配信人気とテレビ視聴率は別の評価軸
TVerのお気に入り数が多い作品でも、世帯視聴率が必ず高くなるわけではない。リアルタイム視聴を重視する視聴者と、好きなタイミングで配信を見る視聴者では、作品を選ぶ行動が異なるためだ。
世帯視聴率と個人視聴率はどちらを重視するべきかドラマの視聴率を比較する際には、目的に合わせて数字を選ぶことが重要だ。
- 世帯視聴率:テレビを見ている世帯への浸透度を知りたい場合に適している。
- 個人視聴率:実際に視聴している個人の割合を比較したい場合に適している。
- コア視聴率:放送局が公表する13~49歳などの対象層への訴求力を考える際の参考になる。
- TVerお気に入り数:見逃し配信への関心や、作品を後から視聴したいという需要を知る手掛かりになる。
- 視聴率推移:初回の話題性だけでなく、継続して視聴者を獲得できているかを判断できる。
また、ビデオリサーチの公表データは調査地域や測定方法によって数字の意味が異なる。関東地区のリアルタイム視聴率と、全国の視聴人数、録画視聴を含む総合視聴率を混同しないことも大切だ。
【プロの結論】2026年秋ドラマは視聴率と配信人気の両面で評価する2026年10月30日時点で、リアルタイム視聴率の主役は間違いなく『VIVANT』第2シーズンだ。10月25日の18.6%という数字は、今期の主要作品の中でも際立っている。
一方、『相棒 season25』と『アナログナース』は10%前後の平均を維持しており、今後の展開によっては順位が変動する余地がある。さらに『波うららかに、めおと日和』のように、テレビ視聴率以上にTVerで存在感を示す作品もある。
ドラマを選ぶ読者にとっては、世帯視聴率の高さだけを基準にする必要はない。話題性やリアルタイムでの盛り上がりを重視するなら世帯・個人視聴率、好きなタイミングで楽しめる作品を探すならTVerのお気に入り数、長く楽しめる作品を探すなら複数回の視聴率推移を参考にするとよい。
数字を一つだけ切り取るのではなく、複数の指標を組み合わせて見ることが、2026年秋ドラマの本当の人気を理解する近道になる。
【2026年秋ドラマの視聴率】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋ドラマで視聴率1位の作品は?
A1:10月放送分の平均世帯視聴率では『VIVANT』第2シーズンが16.58%で1位。10月25日の最新回は18.6%を記録している。
Q2:『相棒 season25』の最新視聴率は何%?
A2:10月28日放送の第2話は世帯9.4%、個人5.2%。初回の世帯11.0%から下がったが、10月放送分の平均は10.20%となっている。
Q3:『アナログナース』の視聴率は好調?
A3:初回10.1%、第2話9.9%で、10月放送分の平均は10.00%。2話目の下落幅が小さく、上位を維持している。
Q4:世帯視聴率と個人視聴率の違いは?
A4:世帯視聴率はテレビを視聴している世帯の割合、個人視聴率はテレビを視聴している個人の割合。異なる指標なので、ランキング順位が一致しない場合もある。
Q5:TVerお気に入り数が多ければ視聴率も高い?
A5:必ずしもそうではない。お気に入り数は配信への関心を示す指標であり、リアルタイム視聴率や再生回数とは別の数字。シリーズ作品では過去からの登録数も影響する。
2026年10月30日現在の秋ドラマ視聴率ランキングでは、『VIVANT』第2シーズンが平均16.58%、最新回18.6%で首位を独走している。『相棒 season25』は平均10.20%、『アナログナース』は10.00%で続き、上位3作品の競争が注目される。
ただし、視聴率は放送回を重ねるごとに変化する。初回の数字、最新回の数字、平均世帯視聴率、個人視聴率、TVerお気に入り数をそれぞれ確認することで、作品の人気をより立体的に把握できる。
特に『VIVANT』の後半戦、『相棒 season25』の巻き返し、『アナログナース』の安定した数字は、今後のランキングを左右する要点だ。2026年秋ドラマは、単なる初回の話題性から、継続視聴と配信人気を含めた総合的な評価へと注目が移りつつある。
最新回の発表に合わせてランキングを確認しながら、年末に向けた各作品の視聴率の変化を追っていきたい。
参照データ:ビデオリサーチの週間リアルタイム視聴率・2026年秋ドラマ視聴データ、ドラマンの平均視聴率ランキング、各作品の放送回別データおよびTVerお気に入り数集計。