2026年の百段階段は、通常入場のほか、夜間自由見学とガイドツアー付き見学が用意されています。
特に夜間の見学は人数が制限されているため、通常入場とは予約方法や料金が異なります。
通常入場チケットの購入手順チケットは、百段階段の公式オンラインチケットで購入します。
購入時に押さえておきたい要点は次のとおりです。
1. 公式オンラインチケット販売ページを開く。
2. 通常入場券、グッズ付き券など希望するチケットを選ぶ。
3. 入場人数分のチケットを選択する。
4. クレジットカードまたはd払いで決済する。
5. 購入完了画面または確認メールからQRコードを表示する。
当日はスマートフォンでQRコードを提示するか、自宅で印刷したチケットを持参します。
公式販売ページでは、通常入場券は2027年3月30日16時まで販売予定です。
ただし、購入完了後のキャンセルや変更はできません。日付や人数を間違えないよう、決済前に確認してください。
重要なのは、通常入場の日時指定が不要でも、チケットの事前購入は必要という点です。
百段階段の受付ではチケットを販売していないため、現地で購入するつもりで出かけると入場できない可能性があります。
夜間自由見学は17時から18時まで夜間自由見学は、一般入場が終了した後の17時から18時まで、人数を限定して文化財を鑑賞できる企画です。
- 開催曜日:日曜日・月曜日・火曜日・木曜日
- 開催時間:17:00~18:00
- 料金:2,000円
- 定員:各日30名
- 内容:ガイドなしの自由見学
通常の開館時間よりも入場人数が少ないため、混雑を避けて落ち着いて見学したい人に適しています。
写真撮影を楽しみたい人にとっても、候補になる見学方法です。
ただし、夜間自由見学という名称でも、夜遅くまで開館しているわけではありません。見学時間は18時までです。
また、ガイドによる解説は付いていないため、建築や作品について詳しく知りたい場合は別のチケットを選ぶ必要があります。
ガイドツアーは金曜日・土曜日限定文化財の歴史や建築技法について詳しく知りたい人には、ガイドツアー付き見学がおすすめです。
- 開催曜日:金曜日・土曜日
- 開催時間:17:00~18:00
- 料金:2,500円
- 定員:各日20名
- 解説言語:日本語
一般入場終了後に、解説を聞きながら文化財を見学する内容です。
例えば、なぜ7つの部屋で装飾の雰囲気が違うのか、螺鈿や組子障子にはどのような技術が使われているのかといった点を理解する手助けになります。
ただし、外国語によるガイドツアーではなく、日本語のみの開催です。
夜間自由見学とガイドツアーはどちらがおすすめ?選ぶ基準は、静かに鑑賞したいか、知識を深めながら鑑賞したいかです。
- 夜間自由見学がおすすめの人: 人混みを避けたい、写真を撮りたい、自分のペースで見たい。
- ガイドツアーがおすすめの人: 建築史や日本画に興味がある、文化財の背景を知りたい、初めて訪れるので解説が欲しい。
どちらも定員制で、公式オンラインチケットでは開催当日の16時まで販売されます。ただし、売り切れ次第終了となります。
通常入場のチケットとは別に購入する必要があるため、申し込み時にはチケットの種類を確認してください。
【アクセス・写真撮影ルール】目黒駅からの行き方と見学時の注意点

百段階段の所在地は、東京都目黒区下目黒1-8-1です。
最寄り駅は目黒駅で、次の路線を利用できます。
- JR山手線
- 東急目黒線
- 東京メトロ南北線
- 都営三田線
目黒駅からは、行人坂を下って徒歩約3分です。権之助坂を利用する場合は徒歩約5分が目安となります。
主要駅から目黒駅までの所要時間は、公式アクセス案内によると次のとおりです。
- 渋谷駅:約5分
- 新宿駅:約11分
- 池袋駅:約20分
- 品川駅:約7分
- 東京駅:約20分
車の場合は首都高速2号線の目黒ランプから約3分です。
現地に到着してからの入場経路公式案内では、雅叙園東京の正面玄関から入り、左側の百段階段行きエレベーターで3階へ進むよう案内されています。
ただし、ホテルの宿泊営業と百段階段の特別公開は別のサービスです。ホテル宿泊者向けの施設利用を想定せず、文化財見学のチケットを準備して訪問してください。
写真撮影は可能?フラッシュや三脚のルール2026年の文化財建築特別公開では、見学者の通行や鑑賞を妨げない範囲で写真撮影が認められています。
ただし、次のルールがあります。
- フラッシュ撮影は禁止。
- ライトの使用は禁止。
- 三脚の使用は禁止。
- 自撮り棒の使用は禁止。
- 商業目的の撮影は禁止。
- 展示品にカメラを近づけすぎない。
- 周囲の見学者に配慮する。
特に注意したいのは、撮影可能だからといって自由に撮影できるわけではないことです。
歴史的な装飾や美術品が残されているため、作品の保護と見学環境の維持が優先されます。
撮影を予定している人は、スマートフォンやカメラを使った通常の撮影を基本にし、機材の持ち込みについては公式ルールを確認しましょう。
靴下の準備と階段の移動に注意百段階段は和室を巡る文化財です。見学時には靴を脱ぐ必要があります。
公式案内では、素足を避け、靴下などを着用するよう呼びかけています。
また、会場内は階段で移動する構造のため、次の設備は利用できません。
- 車椅子
- ベビーカー
- シルバーカー
大きな荷物や傘の持ち込みも控えるよう案内されています。館内での飲食もできません。
そのため、小さな子ども連れの人や足腰に不安がある人は、移動の負担を事前に考えておく必要があります。
文化財を安全に保存しながら公開するための制約でもあるため、訪問前の確認が欠かせません。
【雅叙園百段階段に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:百段階段は本当に100段あるのですか?
A1:実際の階段は99段です。7つの部屋をつなぐ階段廊下があり、そこから百段階段という通称が付けられています。
Q2:2026年の百段階段は当日券を現地で購入できますか?
A2:現地受付でのチケット販売はありません。公式オンラインチケットで事前に購入する必要があります。通常入場は日時指定不要ですが、チケットの購入自体は必要です。
Q3:ホテル雅叙園東京が休館中でも百段階段に入れますか?
A3:入れます。ホテル雅叙園東京の運営は2025年9月30日に終了し、同年10月から一時休館となっていますが、百段階段は2026年10月1日から2027年3月30日まで文化財建築特別公開を実施しています。
Q4:百段階段で写真撮影はできますか?
A4:見学者の鑑賞を妨げない範囲で可能です。ただし、フラッシュ、ライト、三脚、自撮り棒、商業目的の撮影は禁止されています。
Q5:夜間自由見学とガイドツアーは毎日開催されていますか?
A5:毎日ではありません。夜間自由見学は日・月・火・木曜日、ガイドツアーは金・土曜日の17時から18時までです。いずれも人数限定の別料金チケットが必要です。
2026年10月から始まった百段階段の文化財建築特別公開は、1935年に完成した昭和初期の木造建築を、展示物の少ない状態で鑑賞できる貴重な機会です。
99段の階段廊下で結ばれた7つの部屋には、126枚の日本画、螺鈿細工、組子障子、七宝細工など、日本の建築・美術・工芸の技術が集まっています。
特に2026年の公開では、十畝の間に展示される螺鈿の回転テーブルと、鶴・龍・牡丹など100個の縁起物が大きな見どころです。
【プロの結論】今回の公開はどんな人におすすめ?今回の公開をおすすめしたいのは、次のような人です。
- 昭和初期の建築や日本の伝統工芸に興味がある人
- 日本画や螺鈿細工などの美術作品をじっくり鑑賞したい人
- 目黒の歴史や目黒雅叙園の文化的背景を知りたい人
- 混雑を避けて文化財を見学したい人
- 写真撮影を楽しみながら建築の細部を観察したい人
一方、階段移動が難しい人、車椅子やベビーカーを利用する人、ホテル宿泊やレストラン利用を目的とする人には、事前の確認が必要です。
訪問前に押さえたい最終チェック- 公開期間は2027年3月30日まで。
- 毎週水曜日と年末年始は休館。
- 通常入場は一般1,800円。
- チケットは公式オンライン販売のみ。
- 夜間自由見学は2,000円、ガイドツアーは2,500円。
- 目黒駅から徒歩約3分。
- 靴下を用意し、階段移動に備える。
百段階段の魅力は、単に豪華な装飾を見られることではありません。宴席のために造られた空間に、画家や職人たちが技術と美意識を注ぎ込み、建物全体を一つの芸術作品に仕上げたことにあります。
今回の特別公開は、企画展示を楽しむというより、建築そのものを味わう機会です。訪問するなら、通常見学だけでなく、夜間自由見学やガイドツアーも比較し、自分の目的に合ったチケットを選ぶとよいでしょう。
2027年3月30日までの期間限定公開。昭和の美意識を今に伝える百段階段を、ぜひ現地で体感してみてください。