東福岡高校ラグビー部の2026年シーズンを振り返ると、春の全国選抜大会での優勝が最大のハイライトだ。
全国高校選抜ラグビーで5年ぶり7回目の優勝2026年3月25日から31日まで開催された第27回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会で、東福岡は見事に頂点へ立った。
決勝の相手は、全国屈指の強豪である神奈川県の桐蔭学園高校。東福岡は33-22で勝利し、5年ぶり7回目の大会制覇を達成した。
決勝までの主な結果は次のとおり。
- 1回戦:日本航空石川に36-0で勝利
- 2回戦:御所実業に49-7で勝利
- 準々決勝:大分東明に57-28で勝利
- 準決勝:東海大大阪仰星に45-28で勝利
- 決勝:桐蔭学園に33-22で勝利
特に準決勝では東海大大阪仰星を相手に45得点を挙げ、決勝でも桐蔭学園の追い上げを振り切った。複数の全国上位校との連戦を勝ち抜いたことは、2026年の東福岡の実力を示す重要な材料となっている。
日本ラグビーフットボール協会も、東福岡の優勝を公式に発表している。
春の福岡県大会でも圧倒的な結果全国選抜の優勝に続き、福岡県内でも結果を残した。
令和8年度福岡県高校大会兼第79回全九州高校大会福岡県予選では、6月7日の決勝で修猷館高校を96-0で下して優勝。
これにより、東福岡は同県大会で11回連続36回目の優勝を達成した。
この結果を受けて、第79回全九州高等学校ラグビー大会への出場権も獲得している。
ただし、九州大会では順風満帆とはならなかった。
6月20日の1位ブロック1回戦では名護高校に112-5で大勝したものの、翌21日の準決勝では佐賀工業高校に28-35で敗退。全国選抜を制したチームにとっても、九州の強豪との対戦が課題を確認する機会になった。
【試合結果・大会日程】花園予選は準々決勝を突破!現在の成績

2026年秋の最大の目標は、第106回全国高校ラグビー大会への出場だ。
福岡県予選は9月27日に開幕し、11月2日時点で準々決勝までが終了している。
東福岡は順調に勝ち上がり、花園出場を懸けた準決勝へ進出した。
東福岡の2026年花園予選の試合結果秋の福岡県予選における東福岡の結果は次のとおり。
| 日程 | 対戦相手 | 結果 |
|---|---|---|
| 10月25日・4回戦 | 西南学院 | 144-0で勝利 |
| 11月1日・準々決勝 | 小倉 | 55-0で勝利 |
| 11月8日・準決勝 | 東海大福岡 | 試合前 |
| 11月15日・決勝 | 準決勝の勝者 | 試合前 |
10月25日の西南学院戦では144得点を記録。続く11月1日の小倉戦も55-0で完封し、準決勝進出を決めた。
2試合で199得点、失点ゼロという数字は、攻撃力と守備力の両面で安定した戦いを続けていることを示している。
第106回全国高校ラグビー大会までの日程福岡県ラグビー協会が公表している今後の日程は以下のとおり。
| 日程 | 試合 | 会場 |
|---|---|---|
| 11月8日(日)11:00 | 東福岡対東海大福岡 | 博多の森陸上競技場 |
| 11月8日(日)12:40 | 修猷館対筑紫 | 博多の森陸上競技場 |
| 11月15日(日)12:00 | 福岡県予選決勝 | 博多の森陸上競技場 |
| 12月27日(日) | 第106回全国大会開幕 | 東大阪市・花園ラグビー場ほか |
※上記は2026年11月2日時点の予定。試合結果や大会運営による変更には注意したい。
福岡県予選の優勝校が花園への出場権を獲得する。つまり、東福岡にとって11月8日の準決勝は、全国大会への道を切り開くための重要な一戦となる。
【準決勝の見どころ】東福岡高校対東海大福岡はどうなる?
2026年11月8日に行われる東福岡対東海大福岡は、福岡県の高校ラグビーを代表する注目カードだ。
東福岡は全国選抜優勝校としての実績を持つ。一方の東海大福岡も、秋の県予選で着実に勝ち上がってきた。
東海大福岡も準々決勝で好結果東海大福岡の秋の県予選の主な結果は次のとおり。
- 10月25日:博多高校に87-0で勝利
- 11月1日:福岡工業高校に38-22で勝利
準々決勝では福岡工業を相手に38得点を挙げ、準決勝へ進んだ。
一方、東福岡は小倉に55-0で勝利している。
両校とも準々決勝を突破しており、全国大会への切符を懸けた直接対決にふさわしい顔合わせとなった。
勝負を左右する3つのポイント1.試合序盤の主導権
東福岡は西南学院戦で144得点、小倉戦で55得点を記録した。序盤から自分たちのリズムを作れるかは大きなポイントになる。
2.守備の集中力
東福岡は秋の県予選2試合で失点ゼロを維持している。東海大福岡がこの守備をどのように崩すかに注目したい。
3.接点とセットプレーの攻防
ラグビーではスクラム、ラインアウト、ブレイクダウンなど、ボールを獲得する局面が試合の流れを左右する。全国選抜で優勝した東福岡に対し、東海大福岡がどこまで対抗できるかが見どころだ。
なお、準決勝の公式登録メンバーや当日の先発15人は、3月の全国選抜大会の登録メンバーとは区別して確認する必要がある。
【メンバー情報】部員数134人!2026年の注目選手は?
東福岡高校ラグビー部の選手層を考えるうえで、まず注目したいのが部員数だ。
学校公式サイトによると、2026年5月現在の部員数は134名。高校ラグビー部として非常に大きな組織を形成している。
ただし、134人全員が公式戦の登録メンバーというわけではない。試合に出場する15人とリザーブ、その他の部員は区別して考える必要がある。
全国選抜大会の公式登録メンバー2026年3月の全国選抜大会では、日本ラグビーフットボール協会の公式試合記録に東福岡の選手名が掲載されている。
注目したい選手を一部紹介する。
| 選手名 | ポジション | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 川添丈 | SO | 全国選抜決勝でも活躍した司令塔 |
| 米田来海 | HO | フォワードの一角を担う選手 |
| 田島航喜 | CTB | 攻撃の組み立てに関わるバックス |
| 橋場璃音 | SH | スクラムハーフとしてゲームを組み立てる |
| 井上豊大 | LO | 高さと体格を生かすフォワード |
これらは全国選抜大会の公式登録記録に基づく選手情報であり、11月の花園予選準決勝における先発メンバーを確定するものではない。
134人という規模が持つ意味ラグビーは15人で戦う競技だが、実際の試合では交代選手やポジションごとの控え選手の存在も大きい。
134人という部員数は、選手間の競争や練習環境を支える基盤になる。
特に強豪校同士の連戦では、先発選手だけでなく、途中出場する選手の能力も重要だ。全国選抜のような短期間のトーナメントで勝ち上がるには、チーム全体の準備が欠かせない。
【2026年の戦績一覧】東福岡の主要大会と結果を比較
ここまでの情報を整理すると、東福岡高校ラグビー部は2026年に全国大会と福岡県大会で優勝を果たし、九州大会では準決勝敗退、秋の花園予選では準決勝進出という成績を残している。
| 大会・時期 | 関係する学校・大会 | 結果・実績 |
|---|---|---|
| 3月 | 全国高校選抜大会 | 桐蔭学園に33-22で勝利、優勝 |
| 6月 | 福岡県高校大会 | 修猷館に96-0で勝利、優勝 |
| 6月 | 全九州高校大会 | 名護に112-5で勝利、佐賀工業に28-35で敗退 |
| 10月 | 花園予選4回戦 | 西南学院に144-0で勝利 |
| 11月1日 | 花園予選準々決勝 | 小倉に55-0で勝利 |
| 11月8日 | 花園予選準決勝 | 東海大福岡と対戦予定 |
| 11月15日 | 花園予選決勝 | 開催予定 |
この一覧から読み取れるのは、東福岡が春から秋まで継続して県内外の大会で結果を残していることだ。
一方、全九州大会の佐賀工業戦では7点差で敗れている。全国選抜で優勝したからといって、すべての試合で勝てるわけではない。こうした敗戦も含めてチームの現在地を捉えることが大切だ。
【強さの理由】花園優勝7回を支える東福岡独自のチーム方針
東福岡高校ラグビー部が全国的な強豪として知られる理由は、単純な部員数や身体能力だけではない。
学校公式サイトには、チームが大切にする方針や目標が明確に記されている。
「ラグビー選手である前に東福岡高校の高校生であれ」東福岡が掲げるTEAMポリシーは、次の言葉だ。
「ラグビー選手である前に東福岡高校の高校生であれ」
学校公式サイトでは、学校生活の充実を活動の前提とし、誰からも信頼され、自ら考えて行動できる人間性を育てると説明している。
これは、競技成績だけを追求するのではなく、学校生活や人間形成も重視する方針だ。
チーム目標は「日本No.1となる」東福岡は全国大会での優勝を目指すだけでなく、学校生活や社会生活でも日本一を目指す姿勢を示している。
この目標が、全国選抜大会の優勝や花園での継続的な活躍につながるチーム文化を形成している。
チームの合言葉は「小事大事」もう一つ注目したいのが、TEAM Voiceとして掲げる「小事大事(しょうじだいじ)」という言葉だ。
学校公式サイトでは、小さな準備の積み重ねが成功につながり、小さな約束を守ることが信頼につながるという意味を紹介している。
ラグビーでは、パスやタックルの精度、ポジショニング、声掛け、セットプレーの細部など、一つひとつの動作が試合結果に影響する。
大きな目標を掲げながら、日々の小さな行動をおろそかにしない。この考え方は、東福岡のチームづくりを理解するうえで重要だ。
練習環境と日々の活動学校公式情報によると、活動場所は本校ラグビーグラウンド。
活動日は火曜日から日曜日までで、週1日の休養日を設けることが多い。練習時間は平日・土日ともに2~3時間程度とされている。
このように、日々の活動と休養を組み合わせた運営体制が整えられている。
歴代花園出場回数は36回、優勝は7回東福岡の強さを語るうえで欠かせないのが、全国高校ラグビー大会での実績だ。
学校公式の2025年11月の発表では、東福岡は26年連続36回目の花園出場を決めている。
花園での優勝回数は7回。2000年代以降の高校ラグビーを代表する全国屈指の強豪校として知られている。
2025年度までの記録を整理すると次のようになる。
- 花園出場回数:36回
- 連続出場:26年
- 花園優勝:7回
- 2026年春の全国高校選抜大会:優勝
- 2026年春の福岡県大会:優勝
2026年の花園予選も突破すれば、通算37回目、27年連続の出場となる。
ただし、11月2日時点では準決勝前のため、2026年度の連続出場記録はまだ確定していない。
【東福岡高校ラグビー】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:東福岡高校ラグビー部の2026年現在の成績は?
2026年11月2日時点では、全国高校選抜大会で優勝、春の福岡県大会でも優勝。秋の花園予選では西南学院に144-0、小倉に55-0で勝利し、準決勝に進出している。
Q2:東福岡高校ラグビー部の部員数は何人?
学校公式サイトによると、2026年5月現在で134名。選手層の厚さを示す数字だが、全員が公式戦の登録選手という意味ではない。
Q3:東福岡と東海大福岡の準決勝はいつ?
2026年11月8日(日)11時開始予定。会場は博多の森陸上競技場。第106回全国高校ラグビー大会の福岡県予選準決勝として開催される。
Q4:東福岡高校の花園出場回数は何回?
2025年度までに36回。26年連続で出場している。2026年度も県予選を突破すれば、37回目、27年連続となる。
Q5:東福岡高校ラグビー部の2026年の注目選手は?
3月の全国高校選抜大会の公式登録選手では、SO川添丈、HO米田来海、CTB田島航喜、SH橋場璃音などが確認できる。ただし、秋の準決勝における登録メンバーとは区別が必要だ。
2026年の東福岡高校ラグビー部は、春の全国高校選抜大会で5年ぶり7回目の優勝を果たし、福岡県大会でも優勝するなど、充実したシーズンを送っている。
一方、全九州大会では佐賀工業に敗れており、全国の強豪校との競争が簡単ではないことも示された。
秋の花園予選では西南学院、小倉を相手に連続完封勝利を収め、11月8日の準決勝で東海大福岡と対戦する。
【プロの結論】東福岡の本当の強さは実績と組織力の両立東福岡を評価する際には、次の3つの視点が重要だ。
1. 全国大会の実績: 花園優勝7回、2026年全国選抜大会優勝という確かな実績。
2. 選手層: 134人の部員が所属する大規模なチーム体制。
3. チーム文化: 「小事大事」を掲げ、学校生活や人間性まで重視する育成方針。
特に注目したいのは、全国選抜大会で優勝した後も、県大会や九州大会、秋の花園予選と年間を通じて高い競争環境に身を置いている点だ。
今後の評価を左右する最大の要点は、11月8日の東海大福岡戦、そして11月15日の福岡県予選決勝でどのような結果を残すかにある。
2026年の東福岡は、全国選抜王者として花園への切符をつかめるのか。 伝統の強さと134人の組織力を背景に、冬の全国舞台へ向けた挑戦が続いている。