今大会のベスト4には、横浜、健大高崎、慶應義塾、帝京第三が進出しました。準々決勝では延長戦やコールドゲームもあり、各校の戦い方に違いが表れています。
準々決勝の結果:4強を決めた4試合準々決勝は10月19日と20日に上毛新聞敷島球場で開催されました。
- 健大高崎 7-0 霞ヶ浦(8回コールド)
- 慶應義塾 2-1 山梨学院(延長10回)
- 横浜 9-2 樹徳(7回コールド)
- 帝京第三 3-1 水城
健大高崎は霞ヶ浦を相手に7点を奪い、8回コールドで勝利。横浜も樹徳に9-2で快勝し、攻撃力の高さを示しました。
一方、慶應義塾と山梨学院の試合は延長10回までもつれる接戦でした。慶應義塾が最後まで競り合いを制し、準決勝へ進出しています。
帝京第三は水城に3-1で勝利。強豪校が集まった準々決勝で、着実に勝ち上がった点が印象的でした。
準決勝の結果:健大高崎が慶應義塾との延長戦を制す10月25日の準決勝では、決勝進出をかけた2試合が行われました。
第1試合:健大高崎 5-4 慶應義塾
慶應義塾は準々決勝に続いて延長戦に臨みましたが、健大高崎が延長10回タイブレークで勝利しました。
慶應義塾は7回に3点を奪って試合を動かし、健大高崎もその裏に2点を返す展開。最終的には10回裏に健大高崎が2点を挙げ、5-4でサヨナラ勝ちを収めました。
慶應義塾は2試合連続の1点差勝負を経験しながら、惜しくも決勝進出を逃しました。
第2試合:横浜 2-0 帝京第三
横浜は帝京第三を無失点に抑え、2-0で勝利しました。
決勝とは対照的に、得点を重ねる打撃戦ではなく、投手陣を中心とした守備力が光る試合でした。帝京第三も準々決勝までの勢いを維持しましたが、横浜の得点を上回ることができませんでした。
この結果、決勝は横浜対健大高崎という組み合わせに決定しました。
慶應義塾高校の試合結果を振り返る慶應義塾は今大会、1回戦から準決勝まで3試合を戦いました。
- 1回戦:慶應義塾 2-1 佐野日大
- 準々決勝:慶應義塾 2-1 山梨学院(延長10回)
- 準決勝:慶應義塾 4-5 健大高崎(延長10回)
3試合すべてが3点差以内という接戦でした。
特に山梨学院戦と健大高崎戦では、ともに延長10回まで戦っています。勝負どころでの得点力が求められる試合が続き、準決勝ではあと一歩のところで決勝進出を逃しました。
帝京第三高校の準決勝進出も大きな成果帝京第三の勝ち上がりは次のとおりです。
- 1回戦:帝京第三 13-5 専修大松戸(8回コールド)
- 準々決勝:帝京第三 3-1 水城
- 準決勝:帝京第三 0-2 横浜
1回戦では13得点を挙げる攻撃力を見せ、準々決勝では水城を2点に抑えて勝利しました。
準決勝では横浜の投手陣に封じられましたが、関東大会ベスト4という結果は、山梨県勢の競争力を示すものとなりました。
【出場校一覧】秋季関東大会に出場した15校と各県の代表

第79回大会には、関東7県の秋季県大会を勝ち抜いた15校が出場しました。開催県の群馬からは3校、その他の県からは各2校が選ばれています。
2026年秋季関東大会の出場校茨城県
- 水城(1位)
- 霞ヶ浦(2位)
栃木県
- 作新学院(1位)
- 佐野日大(2位)
群馬県
- 健大高崎(1位)
- 樹徳(2位)
- 桐生第一(3位)
埼玉県
- 西武台(1位)
- 山村学園(2位)
千葉県
- 専修大松戸(1位)
- 習志野(2位)
神奈川県
- 慶應義塾(1位)
- 横浜(2位)
山梨県
- 山梨学院(1位)
- 帝京第三(2位)
注目すべきは、神奈川県大会で1位だった慶應義塾と2位だった横浜が、ともに関東大会で上位進出を果たしたことです。
神奈川県大会の決勝では慶應義塾が横浜を5-4で破って優勝しました。しかし、関東大会では横浜が決勝まで勝ち上がり、最終的に優勝しています。
県大会の順位がそのまま関東大会の最終順位になるわけではありません。県内での実績に加え、他県の強豪と対戦した際の対応力が問われることを示す結果でした。
【日程・会場】2026年秋季関東大会は群馬県で開催
第79回秋季関東地区高等学校野球大会は、群馬県を開催地として行われました。
当初の日程は10月17日から25日まででしたが、雨天順延によって準決勝と決勝の日程が変更され、最終的に10月27日に全日程が終了しました。
開催概要- 大会名:令和8年度 第79回秋季関東地区高等学校野球大会
- 開催期間:2026年10月17日~27日
- 抽選日:2026年10月8日
- 開催県:群馬県
- 参加校:15校
- 主催:関東地区高等学校野球連盟
- 主管:群馬県高等学校野球連盟
群馬県前橋市
準々決勝から決勝までの試合会場。決勝の横浜対健大高崎もここで行われました。
群馬県高崎市
1回戦の一部を実施した会場です。
当初予定されていた10月24日の準決勝は雨天中止となり、10月25日に順延されました。
その後、決勝も10月25日から26日に変更されましたが、26日も雨天中止となり、最終的に27日の開催となりました。
大会結果を調べる際は、当初の大会日程と実際の試合開催日を混同しないことが大切です。
【センバツ・明治神宮大会】横浜の優勝が2027年春に与える影響
秋季関東大会の結果が注目される理由の一つは、翌春の選抜高校野球大会との関係です。
今大会で優勝した横浜は、関東地区代表として明治神宮野球大会への出場権も獲得しました。
横浜は第57回明治神宮野球大会に出場
2026年11月19日~24日
会場:明治神宮野球場(東京都)
日本学生野球協会の開催要項によると、高校の部は全国10地区の代表校が参加します。
横浜は11月21日の準々決勝に登場する予定で、初戦の相手は仙台育英と九州地区代表の勝者です。
2027年センバツの出場校選考はいつ?2027年春に開催されるのは、第99回選抜高等学校野球大会です。
日本高等学校野球連盟の発表によると、主な日程は次のとおりです。
- 選考委員会:2027年1月29日
- 組み合わせ抽選会:2027年3月5日
- 開幕:2027年3月19日
- 会場:阪神甲子園球場
大会は13日間の日程で開催される予定です。
関東・東京地区のセンバツ出場枠は合計6校2027年の第99回大会では、関東・東京地区に一般選考枠が6校設けられています。
内訳は次のとおりです。
| 地区 | 出場枠 |
|---|---|
| 関東地区 | 4校 |
| 東京都 | 1校 |
| 関東・東京の比較選考 | 1校 |
| 合計 | 6校 |
関東地区の4校と東京都の1校を選んだ後、残る1校を両地区の候補から比較して決定する仕組みです。
関東大会の優勝だけでセンバツ出場が確定する?ここは誤解しやすいポイントです。
秋季関東大会はセンバツ出場校を選ぶうえで重要な資料ですが、優勝した時点で自動的に出場が決まる予選大会ではありません。
選考委員会による正式な選考が行われます。関東大会での成績はもちろん、東京都大会の結果や地区間の比較も関係します。
横浜は優勝校として有力な立場に立ちましたが、正式な出場校発表は2027年1月29日です。
また、明治神宮野球大会で横浜が優勝した場合、関東地区に神宮大会枠が追加されます。これは横浜自身のセンバツ出場が確定するという意味ではなく、関東地区全体の出場枠が1校増える制度です。
秋季関東大会の歴代優勝校と横浜の実績直近の秋季関東大会の優勝校を見ると、次のような推移になっています。
- 2024年:横浜
- 2025年:山梨学院
- 2026年:横浜
横浜は2024年に続いて2026年も優勝し、2年ぶり5度目の栄冠を獲得しました。
2026年は神奈川県大会で慶應義塾に敗れながら、関東大会では決勝まで勝ち進んでいます。県大会の結果を引きずらず、広域大会で結果を残したことはチームの対応力を示す材料です。
【高校野球関東大会の結果】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年秋季関東大会の優勝校はどこですか?
A1:横浜高校です。2026年10月27日の決勝で健大高崎を10-6で破り、2年ぶり5度目の優勝を果たしました。
Q2:健大高崎と横浜の決勝結果は何対何ですか?
A2:横浜が10-6で勝利しました。5回裏に脇山魁音選手が勝ち越し3ランを放ち、横浜が試合の主導権を握りました。
Q3:慶應義塾高校は何回戦で敗退しましたか?
A3:準決勝で敗退しました。健大高崎との延長10回タイブレークの末、4-5で惜敗しています。
Q4:帝京第三高校の準決勝の結果は?
A4:横浜に0-2で敗れました。準々決勝では水城を3-1で破り、ベスト4に進出しています。
Q5:2026年秋季関東大会の出場校は何校ですか?
A5:15校です。群馬県から3校、茨城、栃木、埼玉、千葉、神奈川、山梨から各2校が出場しました。
Q6:横浜はセンバツ出場が決まっていますか?
A6:秋季関東大会の優勝だけで自動的に出場が確定するわけではありません。2027年1月29日の選考委員会で正式に決定されます。
Q7:2026年秋季関東大会の決勝はどこで開催されましたか?
A7:群馬県前橋市の上毛新聞敷島球場です。当初の日程から雨天順延され、10月27日に開催されました。
2026年の第79回秋季関東地区高等学校野球大会は、横浜高校の優勝で幕を閉じました。
決勝では健大高崎を10-6で破り、2年ぶり5度目の秋季関東大会制覇。脇山魁音選手の勝ち越し3ランをはじめ、13安打10得点という攻撃力が優勝を引き寄せました。
今大会の重要な結果を整理すると、次の3点に集約できます。
1. 横浜の優勝: 健大高崎との決勝を10-6で制し、関東地区の頂点に立った。
2. ベスト4の顔ぶれ: 横浜、健大高崎、慶應義塾、帝京第三が準決勝に進出した。
3. 今後の注目: 横浜は11月の明治神宮大会に出場し、2027年センバツの選考にも注目が集まる。
今回の結果を読み解くうえで大切なのは、単純な優勝・準優勝だけで評価を終わらせないことです。
第一に、横浜の勝負どころでの得点力です。準決勝では帝京第三を完封し、決勝では一転して10得点を記録しました。試合展開に応じた戦い方ができたことは、今後の全国大会でも注目される要素です。
第二に、健大高崎と慶應義塾の接戦です。延長戦を含む厳しい試合を勝ち抜いた両校の経験は、次の大会に向けたチームづくりにもつながります。
第三に、センバツ選考と明治神宮大会の結果です。秋季関東大会の優勝は大きな実績ですが、センバツ出場校は選考委員会が決定します。さらに神宮大会での優勝校によって関東地区の追加枠が生まれる可能性もあります。
2026年秋の関東王者となった横浜が、全国の強豪を相手にどこまで勝ち進むのか。 11月の明治神宮大会、そして2027年春のセンバツへと、高校野球の新チームによる戦いは続きます。