2026年7月28日、東京・葛飾区で第60回葛飾納涼花火大会が開催されました。記念すべき60回目の大会の舞台となったのは、江戸川河川敷にある葛飾区柴又野球場です。約2万発の花火に加え、約1,300機を使ったドローンショーが企画され、従来の花火大会に新しい演出を加えた特別な一夜となりました。
今回の大会は、開催日や打ち上げ時間だけでなく、柴又駅・新柴又駅・金町駅からのアクセス、有料指定席の料金、交通規制、混雑対策なども注目されました。すでに2026年の大会は終了していますが、公式発表や当日の実施告知、公開されたプログラムを整理すると、記念大会の特徴と来場者が直面した課題が見えてきます。
【2026年の開催結果】第60回葛飾納涼花火大会は7月28日に実施

第60回葛飾納涼花火大会は、2026年7月28日(火曜日)に開催されました。
葛飾区は4月1日の公式発表で開催日を決定し、7月28日当日にも予定通り実施することを告知しています。東京都の観光公式サイトでも7月29日付で2026年のイベント終了が案内されました。
今回の大会は、単なる例年の開催ではありません。60回目という節目を記念し、花火の発数や演出内容を大幅に打ち出した特別な構成でした。
開催概要と当日の基本情報- 大会名:第60回葛飾納涼花火大会
- 開催日:2026年7月28日(火曜日)
- 打ち上げ時間:19時20分~20時30分
- 会場:葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)
- 打ち上げ予定数:約20,000発
- ドローンショー:約1,300機
- 主催:葛飾納涼花火大会実行委員会
- 主催構成:葛飾区・一般社団法人葛飾区観光協会
大会の開催時間は70分間。打ち上げ場所と観客席との距離が近いことが、葛飾納涼花火大会ならではの特徴です。
葛飾区の公式案内でも、花火の音が全身に響くほどの臨場感が魅力として紹介されています。
2026年の開催結果で押さえたいポイント今回の大会については、開催日当日の実施告知と大会終了の情報が確認できます。
一方、約2万発という数字は主催者が事前に公表した打ち上げ予定数であり、終了後に実際の打ち上げ数を集計した確定資料とは区別する必要があります。
ドローンショーについても、事前プログラムでは約1,300機を使用する計画が示され、警備事業者の大会当日の実績報告ではショーの実施が記録されています。
なお、2026年大会の確定来場者数については、公開された公式情報から具体的な数字を確認できません。
参考までに、葛飾区観光協会の大会案内では、前回の2025年大会の来場者数を約70万人と紹介しています。60回記念大会となった2026年も、大規模な混雑が生じる条件がそろっていました。
【60回記念の見どころ】約2万発と約1,300機のドローンが描いた特別演出
2026年の葛飾花火大会で特に注目されたのが、花火とドローンを組み合わせた演出です。
葛飾区が7月13日に公開した公式プログラムでは、全7ステージの構成が発表されました。
60年の歴史を表現した花火のステージ最初のステージでは、60回記念にちなんだ60連発の打ち上げを実施する構成が組まれました。スターマインやナイアガラを取り入れ、冒頭から大会の節目を印象づける演出です。
続くステージでは「60年の花火絵巻」と題し、昔ながらの和火から色彩豊かな洋火への変化を表現。
葛飾納涼花火大会が歩んできた歴史を、花火の技術や色彩の変遷によって見せる内容でした。
加えて、開催当初の時代に流行した懐かしい歌謡曲に合わせた花火も企画されました。単純に発数を増やすのではなく、世代ごとの記憶に寄り添う構成が特徴です。
約1,300機のドローンショーが新たな見どころに今回初めて導入されたのが、約1,300機のドローンを使用するショーです。
葛飾区の公式プログラムによると、ドローンが夜空に歌詞や五線譜を描き、来場者と一緒に歌を楽しむ演出が予定されていました。
大塚製薬株式会社とのコラボレーション企画として展開された点も特徴です。
花火は一瞬の光と音で夜空を彩りますが、ドローンは光の配置によって文字や図形を表現できます。
この2つを組み合わせることで、従来の花火大会とは異なる視覚体験を生み出す狙いがありました。
世界的な評価を受けた花火と子どもたちの参加企画公式プログラムには、2025年にフランス・カンヌで開催された国際花火芸術祭で総合優勝した花火業者によるデジタルスターマインの披露も盛り込まれました。
また、事前のワークショップで子どもたちがデザインした花火の中から、選ばれた5作品を打ち上げる企画もありました。
大会の最後は、葛飾区の花である「花しょうぶ」をモチーフにした大空中ナイアガラで締めくくる構成です。
60回という歴史を振り返る演出と、子どもたちの参加による未来志向の企画。この両面を持たせたことが、2026年大会の大きな特徴でした。
【会場・アクセス・観覧席】柴又駅と新柴又駅、金町駅の違いを比較
大会会場は、東京都葛飾区柴又7丁目にある葛飾区柴又野球場です。
江戸川河川敷に位置し、花火の打ち上げ場所と観覧エリアが近い立地になっています。
最寄り駅と徒歩時間公式案内で示されたアクセスは次のとおりです。
| 最寄り駅 | 路線 | 会場までの徒歩時間 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 柴又駅 | 京成金町線 | 約10分 | 最寄り駅だが混雑しやすい |
| 新柴又駅 | 北総線 | 約15分 | 比較的混雑が少ない |
| 金町駅 | JR常磐線 | 約20分 | 徒歩距離は長め |
最も近いのは柴又駅ですが、近いからといって必ずしも移動がスムーズとは限りません。
大会公式案内では、新柴又駅が比較的すいていると紹介されています。
混雑を避けたい場合は、徒歩時間が5分ほど長くなっても新柴又駅を利用する方法が有力です。
金町駅は距離があるものの、JR線を利用できるため、出発地によっては便利な選択肢になります。
有料指定席の料金と特徴2026年大会では、打ち上げ場所に対する位置や座席形態によって複数の指定席が用意されました。
主な料金は次のとおりです。
| 座席区分 | 席種 | 料金 |
|---|---|---|
| SS席 | 2人マス | 16,000円 |
| SS席 | 4人マス | 30,000円 |
| SS席 | パイプ椅子 | 12,000円 |
| S1席 | 2人マス | 14,000円 |
| S2・S3席 | 2人マス | 14,000円 |
| S2・S3席 | 4人マス | 26,000円 |
| A席 | 2人マス | 12,000円 |
| A席 | 4人マス | 22,000円 |
| B席 | 2人マス | 11,000円 |
| B席 | 4人マス | 20,000円 |
| 平面席 | 2人マス | 10,000円 |
| 平面席 | 4人マス | 18,000円 |
| 平面席 | 6人マス | 27,000円 |
| 平面席 | パイプ椅子 | 5,000円 |
※上記は2026年大会の販売価格です。購入方法によって発券・決済などの手数料が別途発生する場合があります。
SS席は打ち上げ場所の正面に位置し、迫力を重視する人に適したエリアです。
一方、平面席は打ち上げ場所に対して横方向から見る配置で、グループ利用や椅子に座って鑑賞したい人に向いています。
A席・B席は斜め方向からの観覧となり、SS席より価格を抑えられる選択肢でした。
なお、購入時に細かな座席位置を指定することはできず、自然物によって一部見えづらくなる可能性も案内されていました。
自由観覧エリアを利用する場合有料指定席以外にも自由観覧できるエリアがありました。
ただし、主催者は自由観覧スペースの混雑を事前に警告しており、状況によっては河川敷内に入れない可能性も示していました。
比較的空いている観覧場所として案内されていたのは、次の2方向です。
- 下流側:北総線の高架を越えた先
- 上流側:常磐線の高架を越えた先
打ち上げ場所に近い場所だけを目指すのではなく、観覧できる範囲を広く考えることが混雑回避につながります。
【混雑状況・交通規制】2026年の来場で注意されたポイント
葛飾納涼花火大会は、例年多くの観客が集まるイベントです。
2025年大会の来場者数は約70万人と紹介されており、2026年は60回記念という特別な要素も加わりました。
大会当日の警備を担当した事業者の報告では、途中に雨が降ったものの天候が回復し、来場者が短い時間帯に集中したことで非常に混雑したと記されています。
交通規制は17時30分から22時頃まで葛飾区の公式発表によると、2026年7月28日は会場周辺で次の時間帯に交通規制が実施されました。
規制時間:17時30分~22時頃
規制対象には、会場周辺の車両通行禁止区域が含まれます。
また、対岸の松戸市側でも交通規制が実施されました。
特に注意したいのは、自動車だけでなく自転車にも通行上の制限が設けられていた点です。
規制区域内では自転車を降りて押して通行する必要があり、バイクや自動車は原則として進入できません。
会場周辺には花火観覧者向けの一般駐車場もありません。車での来場は避け、公共交通機関を利用するのが基本です。
臨時駐輪場は複数の場所に設置自転車で来場する人向けには、臨時駐輪場が設けられました。
利用時間は16時から21時までです。
主な設置場所は次のとおりです。
- 新葛飾橋下(国道6号・水戸街道)
- 柴又八幡神社児童遊園
- 北野小学校
- 柴又北児童遊園
- 柴又帝釈天横の空き地
- 葛飾区山本亭・寅さん記念館付近
- 北総線高架下
駐輪場の規模は場所によって異なり、大規模な場所として北野小学校や北総線高架下などが案内されていました。
なお、従来利用されていた金町小学校の駐輪場は、2026年は校庭改築のため使用できませんでした。
帰宅時の混雑を避けるための工夫花火大会では、終了直後に観客が一斉に駅へ向かうことが大きな混雑要因になります。
葛飾区は事故防止のため規制退場を実施し、来場者に場内アナウンスに従うよう呼びかけていました。
また、駅での切符購入やICカードへのチャージによる混雑を防ぐため、事前準備も推奨しています。
実際の移動を考えると、次のような対策が有効です。
1. 往路から新柴又駅を選択肢に入れる。
2. 帰宅時に利用する駅を事前に決めておく。
3. 交通系ICカードは出発前にチャージする。
4. 会場周辺では立ち止まらず、誘導に従う。
5. 花火終了直後に無理に駅へ向かわず、安全な場所で退場案内を待つ。
また、会場周辺では携帯電話がつながりにくくなる可能性が公式に案内されていました。同行者との待ち合わせ場所は、通信環境が悪くなる前に決めておくことが大切です。
【荒天中止・観覧時の注意】雨の日は開催される?ドローンは中止になる?
葛飾納涼花火大会は、基本的に雨天決行、荒天中止という開催条件です。
2026年大会も当日の公式告知では予定通りの実施が発表されました。ただし、天候の急変や不測の事態が発生した場合には中止する可能性があると案内されていました。
また、延期は予定されていませんでした。
花火とドローンショーでは中止条件が異なる注意したいのは、花火大会そのものとドローンショーが必ずしも同じ条件で実施されるわけではないことです。
ドローンは風速や天候の影響を受けやすく、主催者は当日の気象条件によってショーを中止する可能性を事前に示していました。
つまり、花火大会が開催されても、ドローンショーだけが中止になるケースは想定されていたのです。
チケットぴあの注意事項でも、ドローンショーのみが中止になった場合は払い戻しの対象にならないと説明されていました。
会場で守りたい主な注意事項公式の観覧案内では、以下のルールが示されていました。
- ペットの同伴は禁止(補助犬を除く)。
- 個人のドローン持ち込みは禁止。
- 会場内および周辺は禁煙。
- 三脚や高さのある椅子などは持ち込みを控える。
- 観覧中の傘の使用は避け、雨天時はレインコートを利用する。
- 自由観覧エリアの前日までの場所取りは禁止。
- レジャーシート固定用のペグや石、ブロックなどの持ち込みは禁止。
また、熱中症対策として飲み物の準備も重要です。
会場内には飲料販売ブースが設けられる案内がありましたが、混雑が予想されるため、飲料は事前に用意しておくことが勧められていました。
【プロの結論】葛飾花火大会の本当の魅力と今後の注目点
第60回葛飾納涼花火大会を振り返ると、最大の特徴は、歴史ある地域の花火大会に新しい技術と参加型の演出を組み合わせたことです。
約2万発という大規模な打ち上げだけでなく、約1,300機のドローン、国際的な評価を受けた花火技術、子どもたちがデザインした作品など、複数の要素が一つのプログラムに組み込まれました。
特に注目したいのは、花火大会が単なる観覧イベントから、地域の歴史や文化を共有する場へと広がっている点です。
葛飾区の花である花しょうぶをモチーフにしたフィナーレや、60年の変遷を表現する演出には、地域との結びつきが表れています。
一方、来場者の視点では、約70万人が訪れた前回大会の規模を踏まえ、アクセスと混雑対策が鑑賞体験を左右する重要な要素です。
特におすすめできる観覧スタイルは次の3つです。
- 迫力を優先する人: 打ち上げ場所正面のSS席を選ぶ。
- 費用を抑えたい人: 平面席や自由観覧エリアを検討する。
- 混雑を避けたい人: 新柴又駅を利用し、会場の下流側・上流側にある比較的空いたエリアを検討する。
反対に、駅からの距離だけで移動計画を立てる人や、花火終了直後にすぐ帰宅したい人は、当日の人流を考慮した余裕のある計画が必要です。
葛飾納涼花火大会の価値は、打ち上げ発数だけでは測れません。地域に根付いた歴史、観客との距離感、技術の進化、そして安全な運営が一体となって初めて成立するイベントです。
【葛飾の花火大会】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の葛飾納涼花火大会はいつ開催されましたか?
A1:2026年7月28日(火曜日)に開催されました。打ち上げ時間は19時20分から20時30分までで、会場は葛飾区柴又野球場(江戸川河川敷)でした。
Q2:2026年の葛飾花火大会は何発打ち上げられましたか?
A2:主催者が事前に公表した打ち上げ予定数は約2万発です。終了後の実際の打ち上げ数については、別途確定した公式集計を確認する必要があります。
Q3:ドローンショーは何機で実施されましたか?
A3:約1,300機を使用する計画が公式プログラムで発表されました。歌詞や五線譜を夜空に描く演出が企画され、大会当日の警備事業者の報告にも実施の記録があります。
Q4:葛飾花火大会の最寄り駅はどこですか?
A4:京成金町線の柴又駅が最寄りで、徒歩約10分です。北総線の新柴又駅は徒歩約15分、JR金町駅は徒歩約20分です。比較的混雑が少ない駅として公式案内で紹介されているのは新柴又駅です。
Q5:有料指定席はいくらでしたか?
A5:2026年大会では、平面パイプ椅子席が5,000円、SS席の2人マスが16,000円、4人マスが30,000円など、席種によって料金が異なりました。
Q6:車で会場に行くことはできますか?
A6:会場周辺には一般来場者向けの駐車場がなく、当日は17時30分から22時頃まで交通規制も実施されました。公共交通機関での来場が基本です。
Q7:雨が降ったら花火大会は中止になりますか?
A7:雨天決行が基本ですが、荒天の場合は中止です。ドローンショーについても、天候や風速によって単独で中止される可能性がありました。
2026年7月28日に開催された第60回葛飾納涼花火大会は、約2万発の花火と約1,300機のドローンショーを組み合わせた記念大会でした。
葛飾区柴又野球場を舞台に、60連発や60年の花火絵巻、デジタルスターマイン、子どもたちのデザイン作品、花しょうぶをモチーフにしたフィナーレなど、歴史と新しい演出を融合させたプログラムが企画されました。
アクセス面では柴又駅・新柴又駅・金町駅の3駅が利用でき、混雑回避には新柴又駅の活用が有効な選択肢です。有料指定席は予算と観覧位置に応じて選べる一方、交通規制や退場時の混雑への備えも欠かせません。
葛飾納涼花火大会は、地域の歴史を受け継ぎながら、花火の楽しみ方を広げていくイベントです。 60回記念大会で示された新しい演出が、次回以降どのように発展していくのかにも注目が集まります。
主な根拠資料: 葛飾区公式サイトの開催発表・当日実施告知・公式プログラム・観覧案内・交通規制・駐輪場案内、チケットぴあの2026年大会チケット情報、東京都観光公式サイトの開催終了情報。