2026年のドジャースは、レギュラーシーズンを100勝62敗で終え、ナショナル・リーグ西地区1位を獲得した。ポストシーズンではブレーブスを3勝1敗で下したものの、ブルワーズとのNLCSでは4連敗。ワールドシリーズ進出を逃した。
MLB公式のポストシーズン記録を見ると、チームは地区シリーズで勝負強さを見せた一方、リーグ優勝決定シリーズでは投打ともにブルワーズを上回れなかった。第4戦では大谷翔平が3ラン本塁打を放ち、序盤に4点を先行したものの、最終的には6対4で逆転負けを喫している。
主力選手の関係性と注目ポイント
投手・指名打者
打撃と投球の両面を担うチームの中心選手。二刀流登録という特殊な立場も特徴。
先発投手
日本人投手陣の柱。NLDSでも先発として登板し、チームの勝ち上がりを支えた。
先発・救援
シーズン中の負傷者リスト入りを経て復帰。ポストシーズンの投手陣にも加わった。
内野手
打撃と守備の両方で中心的な役割を担う選手。遊撃手として登録されている。
内野手
中軸打者として打線を支えるベテラン。NLDS、NLCSともに登録メンバーに入った。
この5人の役割を整理すると、ドジャースの戦力は単純なスター選手の集合ではないことが分かる。大谷の二刀流、山本と佐々木の投手としての役割、ベッツの内野守備、フリーマンの一塁と中軸打線という異なる機能が組み合わさっている。
加えて、ウィル・スミスの捕手としての働き、トミー・エドマンの複数ポジションへの対応、アンディ・パヘスやテオスカー・ヘルナンデスの外野戦力も欠かせない。選手の評価では、背番号や知名度だけでなく、チーム内で担う役割を見ることが大切だ。
【2026年10月29日以降】ドジャースのFA・移籍情報と2027年への課題

2026年シーズン終了後、ドジャースの編成に大きな影響を与えたのがFAと引退だ。10月29日のオフシーズン登録情報では、9選手がFAとなった。そのうちミゲル・ロハスは引退を表明しており、残る8選手がFA市場に向かう構図となっている。
2026年終了後にFAとなった選手2026年10月29日時点の発表・登録情報
| 選手名 | ポジション | オフの状況 |
|---|---|---|
| タリク・スクーバル | 先発投手 | FA |
| キケ・ヘルナンデス | 内野・外野 | FA |
| クリス・ビュービック | 投手 | FA |
| エリック・ラウアー | 投手 | FA |
| アレックス・ベシア | 救援投手 | FA |
| エバン・フィリップス | 救援投手 | FA |
| ブレイク・トライネン | 救援投手 | FA |
| ブルスダー・グラテロル | 救援投手 | FA |
| ミゲル・ロハス | 内野手 | 引退 |
特に注目されるのはタリク・スクーバルだ。2026年途中にデトロイト・タイガースから加入した左腕で、ドジャースはシーズン終盤からポストシーズンまで先発陣の戦力として起用した。FA市場での評価も高く、残留交渉の行方は2027年の投手編成に影響する。
ミゲル・ロハスは現役引退へロハスはNLCS終了後に現役引退を表明した。13年間のメジャーリーグでのキャリアに区切りをつけ、今後はドジャースの選手育成部門で組織に関わる見通しが報じられている。
守備力と複数の内野ポジションへの対応力を持つベテランの退団は、単に選手が1人減るという話ではない。若手内野手の出場機会や、試合終盤の守備固めの選択肢にも影響する。
11月2日時点の40人枠はどうなっている?10月29日のFA処理後、True Blue LAが掲載する2026~27年オフシーズンの40人枠リストでは、残留選手は37人となっている。構成は投手21人、二刀流1人、捕手4人、内野手4人、外野手5人、内外野兼任2人だ。
シーズン終了時に40人枠相当として整理されていた選手のうち、9人がFA・引退によって抜けたことで、若手を加えるための登録枠に余裕が生まれている。これは新戦力の獲得だけでなく、マイナーで成長した選手を昇格させるうえでも重要だ。
2027年に向けた3つの課題第一は投手陣の再構築だ。FAとなった9選手のうち7人が投手であり、先発と救援の両方で補強の必要性が生じている。特にスクーバルの去就と、故障から復帰する選手の状態が焦点になる。
第二は内野の選手層だ。ロハスの引退とキケ・ヘルナンデスのFAによって、複数ポジションを守れるベテランの選択肢が変わる。エドマンやキム・ヘソン、フリーランドらの起用方法が注目される。
第三は若手の育成と主力の維持だ。デポーラやラッシング、フリーランドといった若手がメジャーで担う役割を広げられるかが、長期的な戦力維持につながる。
加えて、MLBと選手会の労使協定は2026年12月1日に期限を迎える予定で、ロックアウトによって移籍交渉や選手との契約が停滞する可能性も報じられている。ドジャースにとっては、補強の優先順位を早期に整理することが重要なオフとなる。
【ドジャース選手一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ドジャースの背番号17・18・11は誰ですか?
A1:17番は大谷翔平、18番は山本由伸、11番は佐々木朗希です。大谷は二刀流、山本と佐々木は投手として登録されています。
Q2:ドジャースの背番号50と5は誰ですか?
A2:50番はムーキー・ベッツ、5番はフレディ・フリーマンです。ベッツは遊撃手、フリーマンは一塁手として登録されています。
Q3:ドジャースの40人枠とポストシーズン登録選手は同じですか?
A3:異なります。40人枠はメジャー契約選手を管理する広い登録枠で、ポストシーズンは各シリーズで26人を選びます。2026年はNLDSとNLCSで登録選手が変更されました。
Q4:2026年にドジャースを退団する主な選手は誰ですか?
A4:スクーバル、キケ・ヘルナンデス、ビュービック、ラウアー、ベシア、フィリップス、トライネン、グラテロルがFAとなり、ミゲル・ロハスは引退を表明しました。
Q5:2026年のドジャースはワールドシリーズに進出しましたか?
A5:進出していません。ブレーブスとのNLDSを3勝1敗で突破しましたが、ブルワーズとのNLCSで4連敗し、敗退しました。
Q6:2027年も大谷翔平はドジャースで二刀流を続けますか?
A6:2026年シーズン終了時点では、2027年も二刀流としてプレーする方向が報じられています。ただし、実際の登板や打者としての起用は、健康状態や球団の判断によって決まります。
2026年のドジャースは、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希を中心とする日本人選手に加え、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンら実力者を擁した100勝チームだった。背番号と守備位置を把握することで、各選手が担った役割をより具体的に理解できる。
一方、シーズン終了時の40人枠、60日IL、ポストシーズン26人登録は、それぞれ異なる名簿だ。選手一覧を見る際は、単に名前が掲載されているかではなく、いつの時点の登録情報なのかを確認する必要がある。
2027年に向けては、スクーバルらFA投手の去就、ロハス引退後の内野編成、若手選手の成長が大きな焦点となる。大谷、山本、佐々木を中心とする主力を維持しながら、投手陣と選手層をどう再構築するか。2026年の悔しい敗退を経たドジャースのオフシーズンは、次の優勝争いを占う重要な転換点となっている。
情報基準日:2026年11月2日。主な参照資料:MLB公式ロースター・ポストシーズン発表、MLB公式ルール解説、True Blue LA、Los Angeles Times、Baseball-Reference。