2026年11月14日、日本代表はシンガポールでブラジル代表との国際親善試合に臨む。6月のFIFAワールドカップ2026決勝トーナメント1回戦で1-2の逆転負けを喫した両チームが、再び顔を合わせる注目の一戦だ。今回のブラジル戦スタメン予想では、森保一監督がどのフォーメーションを採用するのか、久保建英、堂安律、佐野海舟ら主力の起用に注目が集まっている。
最大の焦点は、左足を負傷した上田綺世の復帰時期と、長期離脱中の三笘薫の不在だ。一方、ブラジル代表は10月29日にカルロ・アンチェロッティ監督が26人を招集。ヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、エンドリッキらが選ばれ、若手を積極的に起用する新しいチーム編成も話題になっている。
最初に、今回の試合の基本情報を整理したい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦カード | 日本代表 vs ブラジル代表 |
| 試合日 | 2026年11月14日(土) |
| キックオフ | 日本時間19時15分予定 |
| 会場 | シンガポール・ナショナルスタジアム |
| 大会 | MIZUHO BLUE CHALLENGE THE KALLANG FOOTBALL SERIES SINGAPORE |
| 日本代表監督 | 森保一 |
| ブラジル代表監督 | カルロ・アンチェロッティ |
| テレビ放送 | テレビ朝日系列 |
| ネット配信 | U-NEXT |
日本サッカー協会の2026年年間スケジュールにも、11月14日のブラジル戦が掲載されている。翌17日にはパラグアイ代表との試合も予定されており、11月のシンガポール遠征は日本代表にとって重要な強化機会となる。
なお、10月31日時点では、日本代表の11月招集メンバーはまだ公式発表されていない。日本サッカー協会の2026年招集選手一覧では、10月5日のニュージーランド戦までの活動が掲載されている段階だ。
一方、ブラジル代表はすでに26人の招集を発表している。この情報の差が、現段階のスタメン予想を考えるうえで重要になる。
【本命予想】日本代表ブラジル戦のスタメン11人とフォーメーション

今回の予想では、森保監督がブラジルの攻撃力を警戒し、守備と攻撃のバランスを取れる3-4-2-1を採用すると考える。
3-4-2-1
前田大然
1トップ
鎌田大地
左シャドー
久保建英
右シャドー
中村敬斗
左ウイングバック
堂安律
右ウイングバック
佐野海舟
ボランチ
田中碧
ボランチ
伊藤洋輝
左CB
板倉滉
中央CB
瀬古歩夢
右CB
鈴木彩艶
GK
2026年10月31日時点の独自予想。正式な先発メンバーではない。
ゴールキーパーは鈴木彩艶を本命とする。
10月5日のニュージーランド戦でも先発しており、森保ジャパンの守護神として重要な役割を担っている。
ブラジル戦では、シュートストップだけでなく、相手のクロスや速攻への対応も問われる。攻撃的な選手が多いブラジルに対して、GKの判断力は試合の流れを左右する。
DF:瀬古歩夢・板倉滉・伊藤洋輝3バックは、右から瀬古歩夢、板倉滉、伊藤洋輝を予想する。
瀬古は10月のニュージーランド戦でも先発し、最終ラインで安定感を示した。
板倉は対人守備と空中戦、伊藤は左足からのビルドアップが持ち味。3人の特徴を組み合わせることで、ブラジルの強力な前線に対応する狙いがある。
MF:堂安律・佐野海舟・田中碧・中村敬斗中盤は守備強度と攻撃への切り替えを重視した構成だ。
右サイドの堂安は、10月5日のニュージーランド戦で勝ち越しゴールを記録。攻撃面での貢献に期待がかかる。
中央では佐野海舟のボール奪取能力と田中碧の展開力を組み合わせたい。
左の中村敬斗は、ドリブル突破とクロスが魅力。ブラジルの守備陣を横方向に動かす役割が期待できる。
FW:久保建英・鎌田大地・前田大然2シャドーには久保建英と鎌田大地を配置する。
久保は狭いスペースでのボールコントロールやラストパスに優れ、ブラジルの中盤と最終ラインの間で違いを生み出せる選手だ。
鎌田にはゲームを落ち着かせる役割と、前線への配球を期待したい。
そして、1トップには前田大然を予想する。上田綺世の状態が不透明ななか、前線からのプレスとスピードを生かせる前田は有力な選択肢となる。
【負傷者の最新情報】上田綺世と三笘薫の復帰は間に合う?
今回のスタメン予想を大きく左右するのが、主力選手のコンディションだ。
上田綺世は11月8日の復帰が目標
所属:リール
上田は2026年10月13日のチャンピオンズリーグ、アーセナル戦で左足を負傷した。
リールのダビデ・アンチェロッティ監督は、上田の負傷について足底筋膜の断裂と説明。特殊な負傷であり、復帰時期の判断が難しい状況だった。
その後、10月24日の会見では順調な回復が伝えられ、10月29日には監督が新たな見通しを示した。
報道によると、チームは11月8日のレンヌ戦での実戦復帰を目標としている。間に合わなければ11月21日のリヨン戦が次の候補となる。
つまり、ブラジル戦の6日前に実戦復帰できる可能性は残っているものの、代表戦で先発できるほどのコンディションに戻るかは別問題だ。
上田が不在なら前田大然や小川航基が代役候補になる。上田が招集可能な状態まで回復すれば、日本の攻撃の選択肢は大きく広がる。
三笘薫はブラジル戦の招集が難しい状況
所属:ブライトン
三笘は2026年5月9日のプレミアリーグ、ウルヴァーハンプトン戦で左ハムストリングを負傷。その後、手術を受けてリハビリを続けている。
10月27日の報道では、ブライトンのファビアン・ヒュルツェラー監督が代表ウィーク明けの復帰を見込んでいると伝えられた。
11月14日の日本代表戦には間に合わない可能性が高く、左サイドの選手選考にも影響する。
三笘が不在となる場合、中村敬斗や相馬勇紀などの起用が考えられる。中村の突破力を生かすのか、相馬のスピードを優先するのかも注目ポイントだ。
注目選手のコンディション比較| 選手 | 最新状況 | ブラジル戦の予想 |
|---|---|---|
| 上田綺世 | 11月8日復帰を目標 | 出場は不透明 |
| 三笘薫 | 代表ウィーク明けの復帰見込み | 招集は難しい見通し |
| 前田大然 | 10月5日NZ戦に先発 | CFの有力候補 |
| 久保建英 | 10月5日NZ戦に先発 | 先発有力 |
| 堂安律 | NZ戦で決勝ゴール | 先発有力 |
| 鈴木彩艶 | NZ戦に先発 | GKの本命 |
【ブラジル代表の最新ニュース】26人の招集メンバーと注目選手
ブラジル代表監督
ブラジルサッカー連盟(CBF)は10月29日、11月のシンガポール遠征に向けた26人を発表した。
今回の編成で目立つのは、経験豊富な主力と若手選手を組み合わせている点だ。
特にヴィニシウス・ジュニオール、ハフィーニャ、エンドリッキ、エステヴァンといった攻撃陣は、日本にとって大きな脅威となる。
ブラジル代表の注目招集選手| ポジション | 選手 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| GK | ベント | アル・ナスル |
| DF | ガブリエウ・マガリャンイス | アーセナル |
| DF | ヴァンデルソン | モナコ |
| DF | ヴィトール・レイス | マンチェスター・シティ |
| MF | ブルーノ・ギマランイス | アーセナル |
| MF | ジョアン・ゴメス | アストン・ヴィラ |
| MF | アンドレイ・サントス | マンチェスター・ユナイテッド |
| FW | ヴィニシウス・ジュニオール | レアル・マドリード |
| FW | ハフィーニャ | バルセロナ |
| FW | エンドリッキ | レアル・マドリード |
| FW | エステヴァン | チェルシー |
| FW | ライアン | ボーンマス |
今回の招集では、アラン、アンドレ・ルイス、マルロン・ゴメス、アリソン・サンタナ、ジョナタン・ジェズスの5人がA代表に初選出された。
また、スポニチの報道によれば、26人中15人が23歳以下で、ワールドカップ時の平均年齢29.6歳から23.6歳へと若返った。
2030年大会を見据えた世代交代が、今回の遠征の大きなテーマになっている。
日本が警戒すべきブラジルの攻撃陣特に警戒したいのは、ヴィニシウスの突破力とハフィーニャの攻撃参加だ。
ヴィニシウスはスピードと個人技で相手守備陣を崩せる選手。1対1の局面を作らせない守備が求められる。
ハフィーニャはサイドからの仕掛けだけでなく、中央に入ってシュートやラストパスを狙うこともできる。
さらにエンドリッキやエステヴァンのような若手も控えているため、試合途中の交代によって攻撃の性質が変わる可能性がある。
ただし、今回のブラジル代表は6月のW杯と完全に同じメンバーではない。主将マルキーニョスは負傷で選外となり、W杯で日本戦の決勝ゴールを決めたガブリエウ・マルティネッリも今回の招集には含まれていない。
日本にとっては、6月の試合とは異なる相手の組み合わせに対応する必要がある。
【対戦経緯と起用関係】6月のW杯から何が変わった?
今回のブラジル戦を理解するには、2026年6月30日のFIFAワールドカップ決勝トーナメント1回戦を振り返る必要がある。
この試合で日本は佐野海舟のゴールで先制したものの、カゼミーロに同点ゴールを許し、後半アディショナルタイムにガブリエウ・マルティネッリに決勝点を決められた。
結果は日本1-2ブラジル。
日本は3-4-2-1を採用し、前半は粘り強い守備と素早い攻撃でブラジルを苦しめた。しかし後半は相手の攻撃に押し込まれ、十分にボールを前進させられなかった。
試合データでは、シュート数はブラジル20本、日本5本。ゴール期待値もブラジル1.96、日本0.28だった。
この数字からも、先制後の試合運びと守備から攻撃への切り替えが課題として浮かび上がる。
6月と10月の日本代表を比較| 比較項目 | 6月ブラジル戦 | 10月NZ戦 |
|---|---|---|
| 結果 | 1-2で敗戦 | 2-1で勝利 |
| システム | 3-4-2-1 | 4-2-3-1 |
| GK | 鈴木彩艶 | 鈴木彩艶 |
| 中盤の注目選手 | 佐野海舟・鎌田大地 | 佐野海舟・鎌田大地 |
| 前線の注目選手 | 上田綺世・前田大然 | 上田綺世・久保建英 |
| 得点者 | 佐野海舟 | 上田綺世・堂安律 |
| 主な課題 | 後半の守備と前進 | 強豪相手での守備強度 |
10月5日のニュージーランド戦では、森保監督は4バックの4-2-3-1を採用した。上田と堂安のゴールで2-1の勝利を収め、キリンカップサッカー2026を制している。
つまり、現在の森保ジャパンには3バックと4バックの両方を使う選択肢がある。
ブラジル戦では、相手のサイド攻撃への対応を優先するなら3バック、ボール保持と前線の連係を重視するなら4バックという判断が考えられる。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】ブラジル戦で議論される3つの論点
今回の対戦をめぐる報道やサッカー専門メディアの論点は、主に3つに分けられる。
1. 上田綺世がいない場合の1トップは誰?最も大きな関心事は、上田の代役だ。
サッカーダイジェストWebでは、識者の河治良幸氏がブラジル戦の推奨布陣を紹介している。
同氏は3-4-2-1を提案し、上田が欠場する場合には前田大然を1トップに起用する案を示した。また、小川航基の代表復帰にも言及している。
前田は運動量とプレッシング、小川はゴール前でのポジショニングや得点力が持ち味だ。
どちらを優先するかは、森保監督がブラジルに対して前線から積極的に守備をするのか、ゴール前での決定力を重視するのかによって変わる。
2. 三笘不在で左サイドはどう変わる?三笘の復帰がブラジル戦に間に合わない見通しとなったことで、左サイドの人選も注目されている。
中村敬斗はドリブル突破とシュート、相馬勇紀はスピードを生かした縦への突破が強みだ。
相手の守備ブロックを崩したい場合と、カウンターで一気に前進したい場合では、適した選手が異なる。
このポジションは、スタメン発表まで注目しておきたいポイントだ。
3. ブラジルの若返りは日本に有利なのか?ブラジルの26人には若手が多く含まれている。
しかし、若返ったからといって日本が優位になるとは限らない。
ヴィニシウス、ハフィーニャ、ブルーノ・ギマランイスら経験豊富な選手も招集されているうえ、初招集の若手にも高い技術を持つ選手がいる。
今回のブラジル代表は、単純な主力温存というより、2030年を見据えた世代交代と競争力強化の意味合いが強い。
炎上や不確かな噂は本当なのか?ネット上では、上田の欠場確定説や三笘の代表復帰説など、コンディションをめぐる情報が注目されやすい。
しかし、上田については11月8日の復帰を目標とする報道があり、ブラジル戦への出場が医学的に確定したわけではない一方、完全に可能性がなくなったわけでもない。
三笘についても、ブライトン監督が代表ウィーク明けの復帰見通しを示している。
また、今回のブラジル代表招集をめぐって、組織的な炎上や大規模な批判が発生したと断定できる材料は見当たらない。
個別のSNS投稿を、日本のサッカーファン全体の総意と捉えるのは避けたいところだ。
【プロの結論】ブラジル戦で日本代表が勝つための3つの条件
今回の一戦で日本代表に求められるのは、単に守備人数を増やすことではない。
6月のW杯で見えた課題を修正し、ブラジルの攻撃力に対応しながら、自分たちの攻撃時間を確保することだ。
条件1:最終ラインを下げすぎないブラジルに押し込まれた際、最終ラインが下がりすぎると中盤との距離が開く。
そうなると、ボールを奪っても前線にパスをつなげず、再び相手の攻撃を受ける展開になりやすい。
佐野海舟や田中碧が中央でボールを奪い、久保や堂安につなげられるかが重要だ。
条件2:サイドの攻防で後手に回らないヴィニシウスやハフィーニャの突破に対して、1対1で対応し続けるのは難しい。
ウイングバックとセンターバック、ボランチが連動して守る必要がある。
特に堂安と中村敬斗が守備に追われ続けると、日本の攻撃力が落ちてしまう。守備だけでなく、ボールを奪った後に前へ出られるかがポイントになる。
条件3:交代カードで試合の流れを変えるブラジル戦では、90分間を通して同じ戦い方を続ける必要はない。
前田大然の運動量、伊東純也のスピード、中村敬斗の突破力など、途中出場で相手の守備に変化を与えられる選手がいる。
上田綺世が復帰できれば、ゴール前での選択肢も増える。
森保監督には、相手の交代や試合展開を見ながら、選手の特徴を生かした采配が求められる。
【ブラジル戦スタメン予想】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年11月14日の日本対ブラジル戦のスタメンは発表された?
日本代表の正式なスタメンは10月31日時点では発表されていない。日本代表の11月招集メンバーも公式発表前の段階であり、今回の記事で紹介した11人は予想メンバーとなる。
Q2:ブラジル戦で上田綺世は出場できる?
上田は左足底筋膜の負傷から回復中で、11月8日のレンヌ戦での復帰を目指している。ブラジル戦に間に合う可能性は残るが、先発できるコンディションかどうかは不透明だ。
Q3:ブラジル戦の予想フォーメーションは?
本命は3-4-2-1。鈴木彩艶をGKに置き、3バックとダブルボランチで守備を安定させ、久保建英と鎌田大地を中心に攻撃を組み立てる布陣を予想する。
Q4:三笘薫はブラジル戦に出場する?
ブライトンの監督は代表ウィーク明けの復帰を見込んでいるため、11月14日のブラジル戦への出場は難しい状況だ。
Q5:日本対ブラジル戦はどこで見られる?
テレビ朝日系列で全国ネット生中継、U-NEXTでライブ配信が予定されている。キックオフは日本時間19時15分予定だ。
2026年11月14日の日本対ブラジル戦は、W杯での悔しい敗戦を経て、両チームが再び対戦する注目の試合だ。
今回のブラジル戦スタメン予想では、3-4-2-1を本命とし、鈴木彩艶、板倉滉、佐野海舟、久保建英、堂安律らを中心とする布陣を考えた。
最大の焦点は上田綺世の復帰と、三笘薫に代わる左サイドの人選。特に上田の状態によって、前田大然や小川航基の起用可能性が変わってくる。
対するブラジルはヴィニシウスやハフィーニャを擁し、若手5人を初招集した新世代のチームで日本に挑む。
6月のW杯で明らかになった守備の課題を修正し、強豪相手にも自分たちの攻撃を展開できるか。森保監督の選手起用と試合中の修正力が、勝敗を左右する大きなポイントになりそうだ。
11月の代表メンバー発表、上田の復帰状況、そして試合直前のコンディション情報。この3点が正式スタメンを見極めるための重要な判断材料となる。