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種市篤暉とロッテの現在は?2026年成績・2025年の飛躍と復帰への道を徹底解説

朝倉 蓮 朝倉 蓮 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2026年11月現在、千葉ロッテマリーンズの種市篤暉投手は、左アキレス腱断裂からの復活を目指してリハビリと投球練習に取り組んでいる。2026年シーズンの公式成績は2登板、7奪三振、防御率0.00。数字だけを見ると無失点の好スタートだが、4月25日の福岡ソフトバンク戦で負傷し、長期離脱を余儀なくされたことが背景にある。

一方、2025年は24試合に先発し、9勝8敗、防御率2.63、161奪三振、160回2/3を記録。加えて、2025年9・10月度の大樹生命月間MVP賞を初受賞するなど、ロッテの先発陣を支える存在として評価を高めた。

現在の回復状況、年度別成績、最速155キロのストレートとフォークの特徴、八戸工大一高からプロ入りした経歴、そして2027年の開幕投手構想まで、種市篤暉の実績と今後の展望を整理する。

【2026年の現在】種市篤暉の成績は2登板・防御率0.00、離脱の理由は?

種市ロッテ

2026年の種市篤暉を理解するうえで、まず押さえたいのがシーズン序盤の負傷だ。

NPB公式の個人年度別成績によると、2026年の一軍成績は次のとおり。

項目 2026年成績
登板 2試合
勝利・敗北 0勝0敗
投球回 7回2/3
奪三振 7
防御率 0.00
被安打 6
与四球 0
被本塁打 0

防御率0.00、与四球0という数字は、登板した試合で安定した投球を見せたことを示している。ただし、投球回は7回2/3にとどまる。年間を通して優れた防御率を維持したという意味ではなく、負傷によって登板機会が限られたシーズンの成績だ。

4月25日のソフトバンク戦で左アキレス腱を断裂

種市は2026年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本代表として出場。リリーフで3試合に登板した。

その後、4月17日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で今季初先発を迎える。7回5安打無四死球、6奪三振、無失点という好投を披露し、先発投手としての実力を改めて示した。

しかし、4月25日の福岡ソフトバンク戦でアクシデントが発生する。

初回、柳田悠岐のファウル打球に反応して動いた際に左足を負傷。その場で倒れ込み、担架で運ばれて降板した。

翌26日、千葉ロッテは種市が熊本市内の病院で診察を受け、左アキレス腱断裂と診断されたことを発表した。

4月30日には縫合手術を受け、長期のリハビリに入った。

2026年9月にはブルペン投球を再開

負傷後は段階的にトレーニングを進めた。

8月30日にはロッテ浦和球場で立ち投げによるブルペン投球を再開。15球を投げ、リハビリの次の段階へ進んだ。

さらに9月19日にはZOZOマリンスタジアムでの一軍練習に参加。翌20日には捕手を座らせた状態での投球練習も実施した。

報道によると、種市は投球後に次のように手応えを語っている。

150キロぐらいだったので、出力に関してはだいぶ戻ってきたかなと思います。

ただし、投球練習を再開したことと、公式戦に復帰できる状態になったことは別だ。9月時点では技術練習を中心に調整しており、実戦復帰を急がない姿勢も示していた。

2026年11月現在、注目すべきなのは防御率0.00という数字だけではない。左アキレス腱の回復を進めながら、再び先発ローテーションを任せられる状態までコンディションを戻せるかどうかだ。

【2025年成績】9勝・防御率2.63・161奪三振で示したエース級の実力

種市篤暉の投手としての評価を判断するなら、2025年の成績が重要になる。

NPB公式記録による2025年の一軍成績は以下のとおり。

項目 2025年成績
登板 24試合
勝利 9勝
敗北 8敗
投球回 160回2/3
奪三振 161
防御率 2.63
被安打 134
与四球 50
被本塁打 13

特に注目したいのが、160回2/3という投球回数と161奪三振だ。

先発投手には、単に三振を奪う能力だけでなく、試合を長いイニングまで投げ切るスタミナと安定性が求められる。

種市は2025年に24試合へ登板し、160イニングを超える投球を記録。奪三振数も161に到達した。

防御率2.63は自己最高の数字であり、投球回と奪三振も自己最多を更新した。9勝はチームの投手陣を支える重要な実績となった。

2025年9・10月度の月間MVPを初受賞

2025年の種市を象徴する出来事が、9・10月度の大樹生命月間MVP賞だ。

2025年10月21日、千葉ロッテは種市がパ・リーグ投手部門の月間MVPを受賞したと発表した。

受賞期間中の成績は次のとおり。

- 登板:5試合
- 勝利:4勝
- 敗北:1敗
- 投球回:38回
- 防御率:0.95
- 奪三振:48

防御率0.95と48奪三振はいずれもリーグトップ。勝利数もリーグトップタイという優れた成績だった。

特に印象的だったのが9月27日の北海道日本ハムファイターズ戦だ。

種市は9回を投げ切り、15奪三振を記録。2失点こそしたものの、最後まで三振を奪う力を見せつけた。

9月3日の日本ハム戦では9回11奪三振1失点、9月11日のソフトバンク戦では8回9奪三振1失点を記録している。

複数の試合で長いイニングを投げながら三振を奪えることは、種市の大きな武器だ。

また、本人は受賞会見で、技術面について次のように説明している。

メカニック的に掴めた部分が成績にも表れたのかなと、そこが一番かなと思います。

単に球速や球威だけで結果を出したのではなく、自分の投球動作や技術面で手応えを得ていたことがうかがえる。

プロ9年目で初めて獲得した月間MVPは、種市が先発投手として一段階成長したことを示す実績となった。

【年度別成績】2018年から2026年までの歴代成績を比較

種市篤暉は2018年に一軍デビューして以来、順調な成長と故障による停滞を経験してきた。

NPB公式の個人年度別成績を基に、主な投手成績を整理する。

年度 登板 勝敗 投球回 奪三振 防御率
2018 7 0勝4敗 38回1/3 28 6.10
2019 26 8勝2敗 116回2/3 135 3.24
2020 7 3勝2敗 46回2/3 41 3.47
2021 一軍登板なし ― ― ― ―
2022 1 0勝0敗 3回 2 9.00
2023 23 10勝7敗 136回2/3 157 3.42
2024 23 7勝8敗 147回1/3 148 3.05
2025 24 9勝8敗 160回2/3 161 2.63
2026 2 0勝0敗 7回2/3 7 0.00
通算 113 37勝31敗 657回 679 3.26

※2026年はNPB公式の2026年シーズン終了時の記録。

2018〜2020年:プロの世界で頭角を現す

2018年は7試合に登板。防御率6.10と厳しい結果だったが、プロとしての経験を積んだ。

翌2019年には26試合に登板して8勝2敗、防御率3.24を記録。奪三振も135に到達し、若手投手として存在感を高めた。

2020年も7試合で3勝を挙げている。

2021〜2022年:一軍での登板機会が限られた時期

2021年は一軍登板がなく、2022年も一軍では1試合の登板にとどまった。

この時期は年度別成績だけを見ると停滞しているように映るが、その後の2023年に大きく成績を伸ばしている。

2023年:10勝・157奪三振で飛躍

2023年は23試合に登板し、10勝7敗、防御率3.42を記録した。

初の2桁勝利を達成し、奪三振も157に到達。ロッテの先発投手として、年間を通じて計算できる存在になった。

2024〜2025年:投球の安定性が向上

2024年は147回1/3を投げ、防御率3.05、148奪三振。

2025年はさらに投球回を増やし、防御率2.63、161奪三振へと成績を伸ばした。

ここで注目したいのは、防御率の改善と投球回の増加が同時に進んでいる点だ。

三振を取る力だけでなく、試合を作る能力も成長している。2025年は種市のキャリアを代表するシーズンになった。

【球種分析】最速155キロのストレートとフォークが最大の武器

種市篤暉の投球を支えているのは、力強いストレートと落差のあるフォークだ。

右投右打の本格派投手で、スライダーやカーブも組み合わせながら打者を抑える。

ストレート:平均148.8キロ、最速155キロ

2025年の投球データ集計では、ストレートの平均球速は約148.8キロ、最速は155キロだった。

投球全体に占める割合も約48%で、種市の投球の中心となっている。

ストレートの役割は、単純に球速で打者を押し込むことだけではない。

フォークを効果的に使うためにも、打者にストレートを意識させる必要がある。速い直球を見せることで、低めへ落ちる変化球との球速差や軌道の違いを生かせる。

フォーク:空振りを奪う決め球

もう一つの重要な武器がフォークだ。

2025年の投球データでは、フォークの使用割合は約33%。平均球速は約139.7キロ、最速150キロを記録している。

特に注目したいのが、空振りを奪う能力だ。

2025年の球種別データでは、フォークで192球の空振りを記録。ストレートの99球を大きく上回った。

つまり、種市の投球は単に速いボールで押し切るスタイルではない。

ストレートで打者に速球を意識させ、フォークでバットの空を切らせる。この組み立てが奪三振数の多さにつながっている。

2016年の入団時からフォークに自信

興味深いのは、プロ入り当初からフォークを自身の武器として挙げていたことだ。

2016年11月25日、ロッテとの契約時に球団公式サイトで紹介されたコメントには、次の言葉がある。

球種としてはフォークに自信がありますが、ストレートに磨きをかけて、フォークも球速の出るフォークを投げられるようになりたいです。

高校時代から自信を持っていたフォークを、プロ入り後も磨き続けてきたことが分かる。

2019年に最速153キロの直球を軸に評価されていた右腕は、2025年には最速155キロのストレートとフォークを組み合わせる投手へと成長した。

2026年の球速にも注目

2026年の一軍登板は2試合だけだが、球種別データではストレートの平均球速が約150キロ、最速154キロと記録されている。

フォークも平均約141キロ、最速146キロだった。

ただし、これは限られた登板数に基づく数字だ。年間を通じた球速の変化や、故障前後の投球能力を直接比較する材料としては慎重に見る必要がある。

復帰後は球速だけでなく、フォークの落差、制球、ストレートとのコンビネーションがどこまで戻るかが重要になる。

【経歴とロッテでの評価】八戸工大一高から2016年ドラフト6位で入団

種市篤暉は1998年9月7日生まれ。青森県出身の右投右打の投手だ。

NPB公式プロフィールによると、身長183センチ、体重88キロ。高校は八戸工大一高で、2016年のドラフト6位で千葉ロッテマリーンズから指名された。

2016年11月25日には球団との契約が発表されている。

入団時に語った「青森といえば種市と言われるような選手になって、地元に貢献するのが夢」という目標も印象的だ。

低いドラフト順位からチームの中心選手へ

ドラフト6位という順位からスタートした種市だが、2019年には8勝、2023年には10勝を記録。

2025年には9勝と161奪三振を達成し、パ・リーグの月間MVPにも選ばれた。

年度別成績を振り返ると、単年の好成績だけではなく、複数シーズンにわたって先発として投げ続けられる能力を身につけてきたことが分かる。

特に2023年以降の3年間は、投球回数が増えながら防御率も改善している。

千葉ロッテマリーンズが種市を高く評価する理由

種市がロッテの投手陣にとって重要な存在である理由は、主に3つある。

1. 奪三振能力

2025年は161奪三振を記録。三振を奪ってピンチを切り抜けられる能力は、先発投手として大きな強みだ。

2. 長いイニングを投げる能力

2025年は160回2/3を記録。先発投手として長いイニングを任せられる実績を残した。

3. 試合を安定させる防御率

2025年の防御率は2.63。三振を奪うだけでなく、失点を抑えるという先発投手の基本的な役割も果たしている。

こうした実績を考えれば、ロッテが種市を先発陣の中心として評価するのは自然なことだ。

【2027年の先発ローテーション】サブロー監督が開幕投手に期待

2026年の長期離脱は、ロッテの先発ローテーションにも影響を与えた。

2025年に9勝を挙げた種市がシーズン序盤で離脱したため、チームは先発陣の再編を迫られた。

一方、2026年9月には復帰へ向けた投球練習が進み、サブロー監督からも来季への大きな期待が示された。

サブロー監督が2027年の開幕投手構想を伝達

2026年9月19日、サブロー監督は種市本人に来季の開幕投手について伝えたことを明らかにした。

監督は、従来のパフォーマンスを取り戻せれば開幕投手を任せたいという考えを示している。

これは、2026年の登板数が2試合にとどまったにもかかわらず、球団が種市を先発陣の中心選手として評価していることを示す動きだ。

ただし、開幕投手としての期待と、実際に開幕戦で投げられるコンディションに戻ることは別問題である。

2027年に向けて確認したい3つのポイント

今後の種市を評価するうえでは、次の点が重要になる。

- 左アキレス腱の回復: 投球動作だけでなく、走る動作や守備時の動きまで十分に戻せるか。
- 実戦での球威と制球: ブルペンでの球速だけでなく、打者との対戦でもストレートとフォークを効果的に使えるか。
- 先発としてのスタミナ: 登板間隔を含め、年間を通じて先発ローテーションを維持できる状態になるか。

2025年のような投球を取り戻せれば、ロッテにとって大きな戦力になる。

一方、アキレス腱の負傷からの復帰は慎重さが必要だ。開幕投手という目標だけを優先せず、長いシーズンを投げ切れるコンディションを整えることが重要になる。

【種市篤暉とロッテ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:種市篤暉の2026年最新成績は?

A1:NPB公式の2026年シーズン終了時の記録では、2登板、0勝0敗、7回2/3、7奪三振、防御率0.00。4月25日のソフトバンク戦で左アキレス腱を断裂し、その後は長期離脱した。

Q2:種市篤暉の2025年成績は?

A2:24試合に登板し、9勝8敗、防御率2.63、160回2/3、161奪三振を記録。自己最多の投球回と奪三振を達成し、自己最高の防御率を記録した。

Q3:種市篤暉は2025年に月間MVPを受賞した?

A3:受賞している。2025年9・10月度のパ・リーグ投手部門で初受賞。期間中は5試合で4勝1敗、防御率0.95、48奪三振を記録した。

Q4:種市篤暉の球速は何キロ?

A4:2025年の投球データではストレートの最速155キロ、平均148.8キロ。フォークも最速150キロを記録している。

Q5:種市篤暉の出身高校とドラフト順位は?

A5:青森県の八戸工大一高出身。2016年のドラフト6位で千葉ロッテマリーンズに入団した。

Q6:種市篤暉は2027年の開幕投手になる?

A6:サブロー監督は2026年9月に本人へ来季の開幕投手構想を伝えている。ただし、従来のパフォーマンスを取り戻すことが条件であり、最終的には回復状況や実戦での調整が判断材料になる。

種市篤暉は、八戸工大一高から2016年ドラフト6位で千葉ロッテに入団し、着実に実績を積み上げてきた右腕だ。

2023年の10勝、2025年の9勝・161奪三振・防御率2.63、そして2025年9・10月度の月間MVP受賞は、先発投手としての実力を裏付ける。

2026年は左アキレス腱断裂によって2登板に終わったものの、9月には捕手を座らせたブルペン投球を再開。サブロー監督から2027年の開幕投手として期待を寄せられるまで回復への歩みを進めている。

今後の評価で重要なのは、2026年の防御率0.00という数字でも、ブルペンでの球速だけでもない。再び公式戦のマウンドに立ち、ストレートとフォークを武器に長いイニングを投げられるかどうかだ。

2025年に示したエース級の実力を、2027年以降にどこまで取り戻し、さらに進化させられるか。 種市篤暉の復活は、千葉ロッテマリーンズの先発ローテーションを考えるうえでも、大きな注目ポイントとなっている。

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トレンドリサーチャー 朝倉 蓮
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アニメと漫画の担当9年。制作委員会の公式発表と雑誌の告知を照合し、放送日程は公式情報のみ採用します。

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