最初に押さえておきたいのは、2人の結婚と離婚は双方が認めている事実である一方、婚姻生活が破綻した具体的な理由については、双方の説明が一致していないという点だ。
まふまふは2024年1月26日、自身の公式ブログで、2021年12月末に入籍し、2022年7月に離婚したことを公表した。みけねこも1月28日にpixivFANBOXで結婚と離婚を認めている。
その後、まふまふは元妻による匿名掲示板への投稿をめぐって民事訴訟を起こしたと説明。みけねこ側も反論し、まふまふの配信上の発言をめぐって民事上の請求や刑事告訴を行った。対立は双方の法的措置に発展した。
しかし、2024年10月8日、双方が紛争の解決を発表した。民事訴訟と刑事告訴を双方が取り下げる形で終結し、民事事件については裁判上の和解となった。
ここで注意したいのは、和解によって裁判所がどちらの主張を全面的に正しいと認定したわけではないことだ。2026年11月時点でも、この件について確認できる最終的な公表内容は、2024年10月の和解成立である。
2人の関係を理解するには、2022年の潤羽るしあをめぐる騒動と、2024年に明らかになった結婚・離婚問題を分けて考える必要がある。
2022年2月に発生した配信中のメッセージ表示が、2人の関係に対する大きな注目を集めた。その後、2024年に婚姻歴が公表され、過去の騒動の見え方も変わった。
| 時期 | 出来事 | 公表内容・確認事項 |
|---|---|---|
| 2021年夏前 | 交際開始 | まふまふの公式ブログによる説明。 |
| 2021年12月末 | 結婚 | 双方が入籍の事実を認めている。 |
| 2022年2月10日 | 配信中のメッセージ表示 | 潤羽るしあの配信にまふまふからのDiscordメッセージが表示され、交際・同棲をめぐる憶測が拡大。 |
| 2022年2月24日 | 潤羽るしあの契約解除 | 運営会社カバーが契約違反や情報漏えいなどを理由に契約解除を発表。 |
| 2022年6月 | 事務所との契約問題 | みけねこが元所属事務所の発表内容について異議を表明。 |
| 2022年7月 | 離婚 | まふまふの説明では7月下旬に離婚が成立。 |
| 2024年1月26日 | まふまふが婚姻歴を公表 | 元妻との紛争、誹謗中傷問題、民事訴訟について説明。 |
| 2024年1月28日 | みけねこが反論 | 結婚・離婚を認める一方、モラハラや浮気などに関する説明に反論。 |
| 2024年3月 | 双方の法的措置が表面化 | みけねこ側の刑事告訴と、まふまふ側の訴訟について双方が説明。 |
| 2024年7月18日 | カバーとの契約問題が解決 | みけねこが元所属事務所との契約上の協議について円満解決を報告。 |
| 2024年10月8日 | まふまふとみけねこが和解 | 民事訴訟と刑事告訴を双方が取り下げる形で紛争終結を発表。 |
| 2025年10月 | VAZを退所 | みけねこ。が心身の健康上の事情を相談し、双方合意で退所。 |
| 2026年7月 | 小説を書籍化 | みけねこ。名義で初の小説作品が全国発売。 |
この年表から分かるのは、2022年の騒動と2024年の訴訟問題は関連しているものの、同一の法的問題ではないということだ。
特に、ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社との契約問題は、元夫婦間の訴訟とは別の案件である。2024年7月の解決と、同年10月のまふまふとの和解を混同しないことが大切だ。
【双方の主張を比較】離婚理由と誹謗中傷問題の真相は?

2人の関係が注目された最大の理由は、結婚していた事実以上に、離婚に至るまでの説明が大きく食い違っていたことにある。
まふまふ側の説明:精神的な負担と誹謗中傷への対応まふまふは2024年1月26日の公式ブログで、結婚当初は相手を大切に思っていたと説明した。一方、婚姻生活の中で相手から強い言葉を受けたり、行動を細かく確認されたりする状況が続き、精神的に追い詰められたと主張している。
具体的には、LINEやDiscordでの頻繁な連絡、浮気を疑われないための行動確認などを挙げ、後になって相手の言動をモラルハラスメントと認識するようになったと説明した。
また、関係改善が難しくなったため、2022年5月下旬に弁護士を通じて離婚を申し入れたという。
その後、匿名掲示板に自身を中傷する投稿があったとして発信者情報開示請求を行い、投稿者の多くが元妻だったことが判明したと公表した。
まふまふ側の主張では、問題となった投稿には自身の信用を傷つける内容が含まれており、民事訴訟を起こす理由になったという。
みけねこ側の説明:モラハラを否定し、投稿について謝罪みけねこは2024年1月28日、pixivFANBOXで約3500字の声明を公開した。
結婚と離婚を認めたうえで、まふまふ側の説明は一方的だと反論。婚姻生活中に相手の浮気を疑って問いただしたことは認めたものの、自身がモラルハラスメントや過度な束縛をしていたという認識はないと説明した。
また、まふまふが別の男性との二股を疑っていた点についても否定。LINEのやり取りについては冗談やその場のノリだったと説明し、結婚後にその男性と会ったことはないと主張した。
一方、まふまふに関する複数の投稿を行ったことについては事実と認め、謝罪している。ただし、投稿の多くについては、弁護士の見解では違法とまでは評価できないと説明した。
加えて、まふまふ側から示されたとする示談条件についても、自身の活動継続や生活への影響から応じられず、訴訟に発展した経緯を説明している。
離婚理由は結局何だったのか双方の説明を並べると、関係悪化の中心には、相互不信、異性関係への疑念、コミュニケーションの衝突、SNS上での発信などがあったことがうかがえる。
ただし、モラハラの有無、浮気の有無、どちらに離婚の主な責任があったのかについては、双方の説明が一致していない。
離婚そのものは2022年7月に成立しているが、2024年の訴訟は離婚原因を確定するためだけの裁判ではなかった。争点は匿名掲示板への投稿や配信上の発言などをめぐるものだった。
そのため、離婚理由を一方の主張だけで断定することはできない。2024年10月に裁判上の和解が成立したことで、これらの争点について公開された判決による事実認定は行われていない。
【同棲疑惑と潤羽るしあ】ホロライブ時代に何が起きたのか
みけねことまふまふの関係を調べる際、避けて通れないのが、VTuber・潤羽るしあをめぐる2022年2月の騒動だ。
配信画面に映ったDiscordメッセージ2022年2月10日、潤羽るしあのゲーム実況配信中、まふまふから届いたとされるDiscordのメッセージが画面に表示された。
メッセージには、まふまふが生放送を終えて帰宅の準備をしている旨の内容が含まれていた。この出来事をきっかけに、2人の交際関係や同棲の可能性を疑う声が広がった。
当時は双方の婚姻関係が公表されていなかったため、メッセージの意味をめぐってさまざまな憶測が生まれた。
しかし、2024年1月に双方が結婚を認めたことで、当時すでに婚姻関係にあったことが判明した。
なお、まふまふは2024年のブログで、同棲するために新居を購入していたものの、関係が悪化した後は、みけねこが新居に住み、自身は賃貸マンションで暮らしていたと説明している。
つまり、当時のメッセージ表示から、実際に同じ家で生活していたと断定することはできない。結婚していた事実と、同棲していたかどうかは別の問題である。
2022年2月24日、ホロライブが契約解除を発表カバー株式会社は2022年2月24日、潤羽るしあとのタレント契約を解除したと公式発表した。
同社が説明した理由は、秘密保持に抵触する情報や業務上のやり取りを許可なく第三者に漏えいする行為、関係各所への虚偽の申告などの契約違反・信用失墜行為だった。
発表では、企業としてマネジメントやサポートを継続することが困難になったと説明されている。
一方、みけねこは2022年6月24日、元所属事務所の発表に含まれる虚偽申告に関する説明について、事実と異なると主張した。カバーも翌25日に声明を出し、自社の発表内容に誤りはないとの立場を示した。
その後、2024年7月18日、みけねこはカバーとの残っていた契約上の対応について、話し合いにより円満に解決したと報告した。ただし、具体的な合意内容は公表されていない。
この契約問題の解決は、まふまふとの裁判上の和解とは別の出来事である。
【2024年10月の裁判上の和解】民事訴訟と刑事告訴はどう終わった?
2024年10月8日、まふまふとみけねこは、それぞれのSNSなどを通じて紛争の終結を発表した。
双方が請求を放棄し、裁判上の和解が成立まふまふは自身のXで、今回の争点について、双方の主張を説明した。
まふまふ側は匿名掲示板への書き込みをめぐる訴訟、みけねこ側はまふまふの配信上の発言をめぐる訴訟を行っていたという。
最終的には、双方が民事訴訟と刑事告訴を取り下げることで解決したと報告した。
「両者ともに、民事訴訟、および刑事告訴を取り下げ、断念するもの」
また、まふまふは、記録上は裁判上の和解になると説明しながらも、双方が争いを続けることを断念したという表現が適しているとの考えを示した。
みけねこも同日、pixivなどで紛争の解決を報告した。
「双方納得の上、双方の請求を放棄するという形で解決に至りました」
加えて、みけねこは不倫、相手方へのDV、第三者への脅迫、猫への虐待などをしていないと改めて否定した。
一方、まふまふは、自身の主張を変えるつもりはないと説明。法的機関によって、双方が一切接触・関与しないことを確約してもらえた点を、和解を選択した大きな理由として挙げた。
和解までの経緯とまふまふの決断ITmediaやKAI-YOUの報道によると、和解の提案があったのは2024年7月末。みけねこ側の弁護士から提案を受け、まふまふは約2か月間悩んだ末に受け入れたという。
まふまふは、裁判官から、長い時間をかけて争い続けるよりも自分の時間や人生を大切にする選択肢について助言されたことも明かしている。
準備期間を含めて2年以上続いた争いは、当事者双方にとって大きな負担になっていた。まふまふは音楽制作中にも裁判のことを考えなければならない状況が苦しかったと振り返った。
裁判上の和解と判決は何が違う?今回のニュースを理解するうえで、特に重要なのが「裁判上の和解」と「判決」の違いだ。
裁判上の和解は、訴訟の当事者が裁判所の手続きの中で合意し、紛争を終わらせる方法である。これに対して判決は、裁判所が審理を経て、争点について法的な判断を示すものだ。
民事訴訟法267条では、和解を記載した調書について、確定判決と同一の効力を認めている。つまり、裁判上の和解は単なる口約束ではなく、法的な効力を持つ。
ただし、確定判決と同一の効力があることと、裁判所が争点の真偽を判決で認定したことは同じではない。
今回の違いを整理すると、次のようになる。
裁判上の和解:双方の合意によって訴訟を終結させる。和解調書には法律上の効力がある。
判決:裁判所が双方の主張や証拠を審理し、請求を認めるかどうかなどについて判断する。
したがって、今回の和解を「まふまふが勝訴した」「みけねこが敗訴した」と表現するのは正確ではない。同様に、みけねこ側の主張が裁判所によって全面的に認められたという意味でもない。
刑事告訴の取り下げは無罪判決を意味するのかここにも誤解が生まれやすい。
民事訴訟は当事者間の権利や損害賠償などをめぐる争いであり、刑事告訴は犯罪の疑いについて捜査・処罰を求める手続きに関係する。
刑事告訴の取り下げは、民事訴訟の取り下げとは別の制度である。また、告訴が取り下げられたという事実だけで、犯罪の有無について裁判所が無罪判決を出したことにはならない。
今回、双方が刑事告訴を取り下げたことは公表されているが、個別の刑事手続きについて最終的にどのような処分が行われたかという詳細まで、双方が全面的に公表したわけではない。
このため、2024年10月の出来事は「双方が法的な争いを終結させた」と理解するのが適切だ。
【2026年最新】みけねことまふまふの現在は?それぞれの活動状況
2024年10月の和解以降、2人の関係について注目されてきたのは、再び争いが起きるかどうかという点だけではない。それぞれがどのような活動を続けているのかも関心を集めている。
みけねこ:個人活動と小説家としての新たな展開みけねこは2025年1月、インフルエンサー事務所VAZとの専属マネジメント契約を発表し、活動名を「みけねこ。」として展開した。
同年3月には、楽曲「猫になって」でメジャーデビュー。音楽活動にも取り組んだ。
しかし、2025年10月9日付でVAZを退所している。VAZの公式発表によれば、本人から心身の健康上の事情などについて相談があり、慎重に協議した結果、双方合意のうえで円満退所となった。
2026年には、新たな活動として小説家としての展開も見られる。
2026年7月21日、テラーノベルとトーハンの協業によって、みけねこ。名義の初の小説作品が書籍化された。
作品名は『魂を繋ぐ少女は、死者の声を聞く――裏切られた私が、再び信じる心を取り戻すまで』。全国の書店で発売され、価格は税込1540円となっている。
2026年10月末から11月初旬にかけても、本人のYouTubeチャンネルで動画・配信活動が確認できる。2024年の一時休養や2025年の事務所退所を経ても、クリエイターとしての活動を続けていることが分かる。
まふまふ:音楽活動を継続、2027年のライブも発表まふまふも、和解後に音楽活動を続けている。
公式サイトのディスコグラフィーには、2026年5月31日にリリースされた、あほの坂田。への楽曲提供「銀河の底で恋をする」が掲載されている。
また、2026年にはAfter the Rainの10周年関連企画やライブなど、複数の音楽活動を展開している。
さらに2026年10月19日には、2027年1月開催予定のワンマンライブ「ひきこもりでもLIVEがしたい!~すーぱーまふまふわーるど2027@国立代々木競技場 第一体育館~『堕天』」の開催決定を公式サイトで発表した。
2024年の紛争終結後、音楽制作やライブ活動を続けていることが、本人の公式発信から確認できる。
2026年現在、2人は連絡を取り合っている?2024年10月の和解発表で、まふまふは双方が一切接触・関与しないことを法的機関に確約してもらったと説明している。
その後、2人が私的に連絡を取り合っているという事実を裏付ける公式発表は確認できない。
現在の2人については、それぞれ独立した活動を続けているという点が確認できる情報だ。和解成立後の交際関係や私生活について、新たな事実が公表されたわけではない。
元夫婦という関係は過去のものとなっており、現在の活動を評価する際にも、2024年の紛争と2026年の仕事を切り分けて考える必要がある。
【よくある誤解を検証】みけねことまふまふの関係で注意したい情報
2人をめぐる話題では、過去の配信映像、SNSの投稿、週刊誌報道、本人の声明が混在している。特に注意したいのは、疑惑と確定した事実を同じ扱いにしないことだ。
誤解1:裁判でまふまふかみけねこのどちらかが勝った正確ではない。2024年10月の解決は裁判上の和解であり、双方が請求を放棄する形で終結した。勝訴・敗訴を決める判決が出たという発表ではない。
誤解2:結婚していたことは、2022年当時から公表されていたこれも正確ではない。婚姻関係が公表されたのは2024年1月。まふまふは2021年12月末の入籍と2022年7月の離婚を説明し、みけねこも同様に結婚と離婚を認めた。
誤解3:同棲疑惑があったので、当時から同居していたことが確定している同棲疑惑のきっかけは配信中のメッセージ表示だったが、実際の生活状況については別の説明がある。まふまふは、関係が悪化した後、みけねこが新居に住み、自身は賃貸マンションで生活していたと述べている。
誤解4:ホロライブとの問題と元夫婦の裁判は同じ裁判だった異なる案件である。カバー株式会社との契約上の問題は2024年7月に話し合いによる円満解決が報告された。一方、まふまふとの紛争は2024年10月に裁判上の和解で終結した。
この4点を区別するだけでも、過去のニュースやSNS上の情報を読み違える可能性は大きく下がる。
【よくある質問】みけねことまふまふの関係に関するFAQ
Q1:みけねことまふまふは本当に結婚していた?
A1:本当だ。まふまふは2024年1月26日に公式ブログで2021年12月末の入籍を公表し、みけねこも1月28日に結婚を認めている。
Q2:みけねことまふまふの離婚理由は何?
A2:双方の説明では、浮気への疑念、相互不信、婚姻生活での衝突などが関係していた。ただし、モラハラや二股の有無については主張が食い違っており、裁判の判決によって離婚原因が確定したわけではない。
Q3:2024年の裁判はどちらが勝った?
A3:勝者はいない。2024年10月8日に双方が民事訴訟と刑事告訴を取り下げ、裁判上の和解という形で紛争を終結させた。
Q4:まふまふとみけねこは現在も連絡を取っている?
A4:2024年の和解時、まふまふは双方が一切接触・関与しないことを法的機関に確約してもらったと説明している。その後、私的な連絡が続いていると裏付ける公表情報は確認できない。
Q5:みけねこは潤羽るしあと同じ人物?
A5:みけねこは、かつてホロライブ所属のVTuber・潤羽るしあとして活動していた配信者として知られている。カバーは2022年2月24日に潤羽るしあの契約解除を発表している。
Q6:2026年現在、みけねこは何をしている?
A6:配信・動画などのクリエイター活動を継続している。2026年7月には初の小説作品が書籍化され、執筆活動にも進出している。
Q7:まふまふは2026年現在も音楽活動をしている?
A7:活動を継続している。2026年の楽曲提供やライブ出演が公式サイトで発表されており、2027年1月のワンマンライブも告知されている。
みけねことまふまふの関係は、2021年の結婚、2022年の離婚、2024年1月の婚姻歴公表と双方の反論、そして同年10月の裁判上の和解という経緯をたどった。
確定しているのは、2人が結婚して離婚したこと、双方が法的措置を取ったこと、そして2024年10月に民事・刑事双方の紛争を終結させたと発表したことだ。
一方、離婚原因やモラハラ、二股、誹謗中傷をめぐる双方の主張について、裁判所が判決で全面的な真偽を確定したわけではない。和解を勝敗や全面的な責任認定と読み替えるのは誤りである。
2026年現在、みけねこは配信活動に加えて小説の書籍化など新たな分野に取り組み、まふまふも楽曲制作やライブ活動を続けている。
この騒動を理解するうえで大切なのは、本人が公表した事実、双方が主張している内容、裁判所の法的判断を明確に区別することだ。SNSで拡散される断片的な情報だけで人物を評価するのではなく、発表された時期と内容、その後の法的な決着まで確認することが、複雑なネット上の紛争を正しく理解するための判断基準となる。
主な照合資料:まふまふ公式ブログ・公式サイト、みけねこ本人のpixivFANBOXおよびXでの公表、カバー株式会社・VAZの公式発表、ITmedia NEWS、スポニチ、KAI-YOU、e-Gov法令検索、テラーノベルの2026年7月21日付発表。