お笑いコンビ「はなしょー」は、杵渕はなと山田しょうこの2人が2012年に結成した女性お笑いコンビです。2019年の「女芸人No.1決定戦 THE W」で準優勝、2020年には「ワタナベお笑いNo.1決定戦」で優勝するなど、実力派コンビとして注目を集めました。しかし、人気と実績を積み重ねるなか、2022年4月6日に解散を発表。突然の知らせに驚いたファンも少なくありませんでした。
解散理由については、当日の公式発表では具体的な説明がありませんでした。その後、山田しょうこは「承子クラーケン」に改名し、杵渕はなは新しい相方と「ぷぅ」を結成。さらに2026年10月28日には、その「ぷぅ」も解散を発表するという新たな展開を迎えています。2026年11月2日時点の最新情報を含め、2人のプロフィール、解散の背景、現在の活動まで時系列で整理します。
【解散理由を徹底調査】はなしょーはなぜ2022年4月6日に解散した?

はなしょーの解散を発表したのは、2022年4月6日。杵渕はなと山田しょうこが、それぞれ自身のSNSを通じて報告しました。
注目したいのは、2人とも芸人活動そのものを辞めるわけではないと伝えていたことです。
公式発表で明らかになったこと杵渕はなは、ファンや関係者への感謝と謝罪を伝えたうえで、今後について次のように説明しました。
これからは2人別々で芸人を続けていき、それぞれ別の形で皆さんの恩を返していけたらと思います。
一方、山田しょうこも解散を報告し、芸人活動はそれぞれ継続すると発表しています。
日刊スポーツやデイリースポーツなどの報道でも、2人がSNSで解散を公表したこと、今後も芸人として活動する意向を示したことが伝えられました。
つまり、2022年4月6日の発表で明確になったのは、コンビとしての活動終了と、それぞれが芸人を続けるという方針です。発表文には具体的な解散原因は記載されていませんでした。
後年の発言から見える解散の背景では、なぜ賞レースで結果を残していた2人が別々の道を選んだのでしょうか。
その背景を考えるうえで注目されるのが、山田しょうこが解散後に出演したトーク番組やインタビューです。
2023年3月に配信された「ぱろぱろのドキュメンタリーラジオ」では、承子クラーケンとして山田が出演。番組の紹介文には、次のようなテーマが記されています。
- コロナ禍の自粛期間を経て芽生えた、お笑いに対する自分自身の意識
- 女芸人としてのプライド
- 相方との衝突
- コンビ解散後に大きく変化した芸風
この内容からは、単純な人気低迷だけではなく、自分が本当にやりたいお笑いと、コンビとして続けてきた活動との間に葛藤があったことがうかがえます。
また、後年のプロフィール記事では、山田が売れきれない状況への焦りや、優等生として振る舞うことへの負担について語ったことも紹介されています。
不仲説は本当なのか?はなしょーの解散をめぐっては、不仲説も検索されています。
確かに、後年の番組紹介には相方との衝突について触れた記述があります。しかし、それだけで2人が私生活でも険悪だった、あるいは長年にわたって関係が破綻していたと断定することはできません。
お笑いコンビにとって、ネタの方向性や役割分担は活動の根幹です。
一方が作りたいネタと、もう一方が表現したい芸風が異なれば、実績のあるコンビであっても活動を続けることが難しくなる場合があります。
はなしょーについても、芸人としての方向性や自己表現をめぐる葛藤が解散の背景にあった可能性を考えるのが自然です。
ただし、2022年の公式発表に具体的な原因説明はなく、2人の認識を統一した公式な解散理由も公表されていません。
【結成から解散まで】はなしょーの経歴とTHE W準優勝・2020年優勝の軌跡
はなしょーは、結成から解散まで約10年間活動しました。
2人の歩みを理解するには、養成所時代からテレビ出演、賞レースでの躍進までを振り返る必要があります。
2012年:ワタナベコメディスクール時代に結成杵渕はなと山田しょうこは、ワタナベコメディスクール17期生として出会いました。
2人とも埼玉県出身で、養成所時代にコンビを結成しています。
杵渕はなは1993年5月24日生まれ、山田しょうこは1987年6月11日生まれ。年齢は約6歳離れています。
それぞれ異なる個性を持つ2人が組んだことで、女性同士ならではの関係性を生かしたコントを展開するようになりました。
2015年:『ぐるナイ おもしろ荘』出演で知名度上昇コンビとして知名度を上げるきっかけの一つになったのが、日本テレビ系の人気番組『ぐるぐるナインティナイン』内の企画「おもしろ荘」です。
若手芸人がテレビで注目される登竜門として知られる同企画への出演は、はなしょーにとって大きな転機でした。
その後、『新しい波24』や『ウチのガヤがすみません!』など、バラエティー番組への出演も重ねていきます。
2017年:THE W初の決勝進出2017年には、女性芸人日本一を決める「女芸人No.1決定戦 THE W」の第1回大会で決勝進出を果たしました。
この実績によって、はなしょーは賞レースでも実力を示すコンビとして認知されるようになります。
2019年:THE W準優勝という大きな実績2019年12月9日に開催された「THE W 2019」は、はなしょーにとって最大の飛躍となった大会です。
決勝のBブロックでは、次々と対戦相手を破り、最終決戦へ進出しました。
披露したのは、得意としていた嫁と姑を題材にしたコントです。
最終決戦では3時のヒロインと対戦。結果は6対1で敗れ、準優勝となりました。
優勝には届かなかったものの、627組のエントリーから勝ち上がった決勝の舞台で存在感を示したことは大きな成果でした。
2020年:ワタナベお笑いNo.1決定戦で初優勝2019年のTHE W準優勝から約2か月後、はなしょーは所属事務所の大会でも結果を残します。
2020年2月17日に開催された「ワタナベお笑いNo.1決定戦2020」で、見事初優勝を達成しました。
参加したのは115組212人。決勝ではGパンパンダやAマッソを破り、賞金100万円を獲得しています。
前年のTHE Wで準優勝した勢いを、そのまま所属事務所の大会でも証明した形です。
はなしょーの活動年表主要な出来事を整理すると、次のようになります。
この年表から分かるのは、はなしょーが賞レースで結果を残せなかったから解散した、という単純な構図ではないことです。準優勝と優勝を経験した後にも、それぞれの芸人としての将来を考えた選択があったと考えられます。
【杵渕はなの現在】新コンビ「ぷぅ」を経て2026年は再び新たなスタートへ
はなしょー解散後、杵渕はなは芸人活動を継続しました。
2022年の解散発表時点では、所属事務所からピン芸人として活動する方針が伝えられています。
その後、新たな相方との活動を始め、芸名や所属事務所にも変化がありました。
2022年以降:ピン芸人として活動はなしょー解散後、杵渕はなはピン芸人として活動することになりました。
これまでコンビで披露していたコントとは異なり、1人での表現や新しい仕事にも挑戦する段階に入ります。
杵渕はなは、剣道二段、弓道初段という特技を持ち、点描画や写経なども趣味として知られています。
コントで見せていた身体表現や演技力に加え、こうした個性も彼女の魅力です。
2024年4月:太田プロダクションに移籍し「はな」に改名2024年4月10日、杵渕はなは所属事務所をワタナベエンターテインメントから太田プロダクションに移籍したことを発表しました。
この移籍は、新しいコンビ「ぷぅ」で活動するためのものです。
相方はエブリデイ竹内。もともと別々の事務所に所属していた2人が、話し合いの末に同じ事務所で活動することを決めました。
加えて、芸名も「きねぶちはな」からシンプルな「はな」に変更しています。
TBS NEWS DIGの報道によると、本人は芸名を変えた理由について、読みやすさを挙げていました。
2026年10月28日:「ぷぅ」も解散を発表今回の最新情報で特に注目したいのが、2026年10月28日に発表された「ぷぅ」の解散です。
エブリデイ竹内とはなが、それぞれ自身のSNSでコンビ解散を報告しました。
エブリデイ竹内は、解散の理由について、今のままでは売れないかもしれないという自身の考えが大きかったと説明しています。
一方、はなはユニット期間を含めた4年間を振り返り、相方への感謝を表明しました。
今後については、2人とも芸人活動を続ける意向を示しています。
2026年11月現在の「はな」の活動はなは、しばらくの間「ぷぅのはな」という芸名を使用する意向も明らかにしました。
理由は、すでにその名前でR-1グランプリにエントリーしていたためです。
また、最後のコンビとしてのライブは2026年11月9日の事務所ライブ「月笑G1」と発表されています。
つまり、2026年11月2日時点では、はなは新たなピン芸人としての活動へ移る過渡期にあります。
はなしょー解散後、ぷぅという別のコンビで約4年間活動し、そのぷぅも解散することになりました。
2度のコンビ解散を経ても芸人を続けるという点に、はなの芸人としての姿勢が表れています。
【山田しょうこの現在】承子クラーケンへの改名と2026年の活動
山田しょうこは、はなしょー解散後に大きく芸風を変えた芸人の一人です。
現在は「承子クラーケン」という名前で活動しています。
かつてのはなしょー時代のイメージとは異なる、強烈なビジュアルと個性的なネタが特徴です。
山田しょうこから承子クラーケンへ改名解散後、山田はピン芸人として活動を開始しました。
そして芸名を「山田しょうこ」から「承子クラーケン」に変更します。
コンビ時代の山田は、杵渕はなの作るネタを演じる役割も担っていました。
一方、ピン芸人になってからは、自分自身の個性を前面に出した芸風へと変化しています。
2023年の『有田ジェネレーション』でも承子クラーケンとして登場し、かつてのはなしょー時代とは大きく異なるキャラクターが紹介されました。
2025年:MXグランプリ7月ラウンドで勝者に承子クラーケンの活動を語るうえで外せないのが、TOKYO MXの「MXグランプリ~異端芸人決定戦~」です。
2025年7月27日放送の7月ラウンドで勝者となり、9月6日の決勝ラウンドへの出場権を獲得しました。
金髪でサイドを刈り上げた特徴的なスタイルや、勢いのあるパフォーマンスも話題になりました。
ここで注意したいのは、7月ラウンドの勝者と大会全体の優勝者は別という点です。
TOKYO MXの大会結果によると、2025年の決勝ラウンドで優勝したのは池城どんぐし。承子クラーケンは7月ラウンドの勝者として決勝に進出しました。
2026年もフリー芸人として活動継続2026年9月28日には、本人名義のnoteで10月・11月のライブ予定を公開しています。
そこには、次のような活動が記載されています。
- 承子クラーケン自身が主催するお笑いライブ
- ラスタ池袋での寄席出演
- ピン芸人によるネタライブ
- 2026年11月のR-1グランプリ1回戦への出場予定
また、noteのプロフィールでは、自身を「フリーのお笑いソルジャー」と紹介しています。
2026年11月時点でも、テレビ出演だけに依存せず、ライブを中心に芸人活動を続けていることが分かります。
山田しょうこのプロフィール| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 旧芸名 | 山田しょうこ |
| 現在の芸名 | 承子クラーケン |
| 生年月日 | 1987年6月11日 |
| 出身地 | 埼玉県 |
| 養成所 | ワタナベコメディスクール17期 |
| 身長 | 158cm |
| 元コンビ | はなしょー |
| 現在の活動 | フリーのピン芸人 |
山田の変化は、単に芸名を変えたという話ではありません。
コンビの一員として求められる役割から離れ、自分が表現したいキャラクターを中心に活動するようになったことが、現在の芸風につながっています。
【不仲説とコント動画】はなしょーのネタが今も注目される理由
はなしょーを今も検索する人の多くは、解散理由や現在だけでなく、2人が披露していたコントにも関心を持っています。
特に2019年のTHE Wで披露したネタは、コンビを代表する作品として知られています。
はなしょーの芸風は「乙女コント」はなしょーのコントは、女性同士の関係性や感情を題材にした作品が特徴でした。
代表的な題材には、次のようなものがあります。
- 女子学生の恋愛や友情
- 友達への嫉妬や勘違い
- 恋人や家族との関係
- 嫁と姑の関係を描いたコント
日常生活にある感情を、誇張した演技や身体表現によって笑いに変えるスタイルです。
特に杵渕はなの動きのある演技と、山田しょうこの表現が組み合わさることで、独特のテンポを生み出していました。
THE W 2019の「嫁と姑」はなしょーのネタを振り返るうえで外せないのが、THE W 2019で披露した「嫁と姑」です。
このコントでは、嫁と姑という身近な家庭内の関係を題材に、緊張感のあるやり取りを笑いに変えていました。
日刊スポーツの大会レポートでも、はなしょーがBブロックで嫁姑ネタを披露し、勝ち上がったことが報じられています。
さらに最終決戦では「おままごと」を披露しました。
はなしょーのネタ動画を探すなら?過去のコントを見たい場合は、次の作品名やチャンネル名で探すとよいでしょう。
| 検索する作品・名称 | 内容 |
|---|---|
| はなしょー畑 | コンビの公式動画チャンネル名 |
| 嫁と姑 | THE W 2019で披露した代表的なコント |
| おままごと | THE W 2019最終決戦のコント |
| 恋愛相談 | THE W 2017で披露したコント |
| 先生に恋をする | 2019年に公開されたコント作品 |
過去の動画は、当時のコンビの芸風を知る手がかりになります。なお、現在は解散しているため、新作を2人で披露するコンビ活動は行われていません。
解散したからといって不仲だったとは限らないここで改めて整理したいのが、不仲説です。
コンビ解散と人間関係の悪化は、必ずしも同じ意味ではありません。
お笑いの世界では、ネタの方向性や活動の目標が変わることで、互いを尊重しながら別々の道を選ぶケースもあります。
はなしょーについても、後年の山田の活動や発言からは、自分の表現を追求する方向へ進んだことが読み取れます。
解散の事実と、プライベートでの関係性についての推測は分けて考える必要があります。
【プロの結論】はなしょーの解散から見える女性芸人のキャリアと2人の選択
はなしょーの歩みを振り返ると、単に賞レースで成功したコンビが解散したというだけではありません。
2人は約10年間、同じコンビとして活動し、THE W準優勝と事務所大会優勝という実績を残しました。
その後は、それぞれが異なる方向へ進んでいます。
2人のキャリアを比較すると見えてくるもの| 比較項目 | 杵渕はな | 山田しょうこ |
|---|---|---|
| コンビ解散後 | ピン芸人 | ピン芸人 |
| 現在の芸名 | はな/ぷぅのはな | 承子クラーケン |
| 主な活動形態 | コンビ活動を経てピン活動へ | フリーのピン芸人 |
| 新たなコンビ | ぷぅ | 特定のコンビ活動を中心としない |
| 2026年の転機 | ぷぅ解散 | ライブ・個人活動を継続 |
この比較から分かるのは、同じコンビに所属していた2人でも、解散後に選んだ活動形態は大きく異なるということです。
賞レースで勝つことと芸人として活動を続けることは別THE W準優勝や事務所大会優勝は、確かな実力を示す実績です。
しかし、賞レースの結果が、その後のテレビ出演や芸人としてのキャリアを自動的に保証するわけではありません。
ネタの方向性、本人の個性、所属事務所、出演機会、活動環境など、さまざまな要素が関係します。
はなしょーのケースは、賞レースで評価されることと、自分が納得できる芸人活動を続けることが、必ずしも一致しないことを示しています。
はなしょーの情報を見極める3つのポイント今後、2人について調べる際には、次の点を押さえておくと情報を整理しやすくなります。
1. 2022年のはなしょー解散と2026年のぷぅ解散を混同しない。 それぞれ別のコンビの解散です。
2. 山田しょうこと承子クラーケンは同一人物。 改名後も芸人として活動しています。
3. 杵渕はなと現在の「はな」を同一人物として理解する。 2024年に芸名を変更し、太田プロへ移籍しています。
この3点を押さえるだけでも、検索結果に出てくる古いプロフィールや最新ニュースを正確に読み分けられます。
【はなしょーに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:はなしょーはいつ解散しましたか?
A1:2022年4月6日に解散を発表しました。杵渕はなと山田しょうこがそれぞれSNSで報告し、今後も芸人活動を続ける意向を示しました。
Q2:はなしょーの解散理由は何ですか?
A2:2022年の公式発表では具体的な理由は明かされていません。後年の山田の発言や出演番組からは、芸人としての方向性や自己表現をめぐる葛藤、相方との衝突などが背景にあったことがうかがえます。
Q3:杵渕はなは現在何をしていますか?
A3:2024年4月に太田プロダクションへ移籍し、芸名を「はな」に変更しました。エブリデイ竹内と男女コンビ「ぷぅ」を組みましたが、2026年10月28日に解散を発表。今後も芸人活動を続ける意向です。
Q4:山田しょうこは現在何という名前で活動していますか?
A4:「承子クラーケン」という芸名で活動しています。フリーのピン芸人として、お笑いライブや自主企画などに出演しています。
Q5:はなしょーはTHE Wで優勝しましたか?
A5:優勝ではなく、2019年大会で準優勝しました。最終決戦では3時のヒロインに6対1で敗れています。
Q6:はなしょーはほかにどんな賞を獲得しましたか?
A6:2020年2月17日に開催されたワタナベお笑いNo.1決定戦2020で優勝しています。参加115組の頂点に立ち、賞金100万円を獲得しました。
Q7:はなしょーのコント動画は現在も見られますか?
A7:過去に公開された動画や大会映像などを探すことができます。「はなしょー畑」「嫁と姑」「おままごと」などの名称で検索すると、当時のネタを探しやすくなります。
はなしょーは2012年に結成され、THE W 2019準優勝、ワタナベお笑いNo.1決定戦2020優勝という実績を残した女性お笑いコンビです。
2022年4月6日の解散発表によって、約10年間のコンビ活動に幕を下ろしました。
解散理由には芸人としての方向性や自己表現をめぐる葛藤があったことがうかがえますが、公式発表では具体的な原因は説明されていません。
その後の2人の歩みも対照的です。
- 杵渕はな(はな): 太田プロへ移籍し、エブリデイ竹内との「ぷぅ」を結成。2026年10月28日に同コンビも解散し、再び新しい活動段階へ。
- 山田しょうこ(承子クラーケン): 芸名を変更し、個性の強いピン芸人としてライブや賞レースに挑戦。
2026年11月2日現在、2人とも芸人としての活動を続けています。
はなしょーというコンビはなくなりましたが、THE W準優勝やワタナベお笑いNo.1決定戦優勝という実績は、今も2人のキャリアを語るうえで欠かせないものです。
コンビとしての成功だけでなく、解散後にそれぞれがどんな笑いを追求しているのか。 その変化こそ、はなしょーの歴史を振り返る際に注目したいポイントです。