2024年8月4日、タレントのフワちゃんが、お笑い芸人・やす子のX投稿に対して不適切な言葉を投稿したことから、大きな騒動に発展した。問題の投稿はすでに削除されているが、スクリーンショットが拡散され、フワちゃんは8月8日に謝罪文を公表。11日には芸能活動の休止を発表した。その後、ニッポン放送のラジオ番組降板やテレビ出演への影響など、活動の場にも大きな変化が生じた。
しかし、2025年11月には女子プロレス団体「スターダム」への入団を発表し、プロレスラーとして活動を再開。2026年にはやす子自身が騒動について「もう解決している」と発言し、フワちゃんも3月20日にTOKYO MX「5時に夢中!」で地上波生放送に復帰した。現在の2人の関係、問題となったX投稿の内容、謝罪文の全文に記された説明、そして2026年10月時点の最新活動までを整理する。
【騒動の発端】フワちゃんがやす子に投稿したXの問題発言とは?

騒動のきっかけは、2024年8月2日にやす子が自身のXに投稿した、前向きなメッセージだった。
やす子は、パリオリンピックが開催されていた時期に、次の内容を投稿していた。
やす子オリンピック 生きてるだけで偉いので皆 優勝でーす
この投稿は、誰もが生きているだけで価値があるという趣旨の明るいメッセージだった。
ところが、8月4日、フワちゃんがこの投稿を引用する形で、不適切な言葉を含む投稿を行った。
当時の報道で伝えられた問題の文言は、次の通りだ。
おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす
この投稿は短時間で削除された。しかし、削除前に取得されたスクリーンショットがSNS上で拡散し、批判が急速に広がった。
やす子は同日、自身のXに「とっても悲しい」と投稿。短い言葉ながら、突然の攻撃的な発言を受けたショックをうかがわせる反応だった。
なぜここまで大きな炎上になったのか問題視されたのは、単に芸能人同士の冗談や言葉の行き違いという範囲を超えていた点だ。
特に批判を集めたのは、相手の人格を否定するだけでなく、生命に関わる直接的な表現を使っていたことだった。
加えて、やす子が発信していた内容は、他者を励ます趣旨のメッセージだった。その投稿に対して正反対の言葉が返されたことで、発言の落差も大きな反響につながった。
J-CASTニュースや弁護士ドットコムなども、この問題を取り上げ、投稿内容や削除後の経緯を報道した。
なお、現在フワちゃんのX上で当該投稿を通常の投稿として確認することはできない。ネット上で見かける画像は、当時のスクリーンショットとして流通しているものだ。
【謝罪文全文の内容】2024年8月8日にフワちゃんが説明したこと
騒動から数日後の2024年8月8日、フワちゃんは自身のXを更新し、やす子への直接謝罪と問題投稿の経緯を説明する文書を公表した。
この発表で重要だったのは、単に謝罪するだけでなく、投稿が自分自身の操作によるものだったことや、やす子との関係についても説明した点だ。
8月8日に公表された謝罪文の内容公表された文章の内容を、冒頭から結びまで順に整理すると次のようになる。
1.やす子と投稿を見た人々への謝罪
冒頭で、すでにやす子本人に直接謝罪したことを報告。やす子だけでなく、投稿を見た多くの人々の心を傷つけたことについても謝罪した。
謝罪の中心となったのは、自身の行為によって相手を傷つけたという認識だった。
2.投稿したのは自分自身だと認めた
問題の投稿について、アカウントを乗っ取られたものではなく、裏アカウントから投稿しようとしたものでもないと説明した。
つまり、第三者による不正アクセスやアカウントの取り違えを理由にすることなく、自分自身の投稿だったと明らかにした。
3.やす子との間に確執はなかったと説明
もともと2人の間に確執はなかったと説明。過去に何度も共演しており、やす子についても、会うたびに気遣ってくれる優しい人物だったと振り返った。
4.投稿に至った経緯を説明
フワちゃんによると、投稿当時はアンチコメントについて話していたという。
その際、偶然やす子の投稿を目にし、「これにアンチコメントがつくなら」という趣旨で、問題となった内容を書き込んだ画面を、その場にいた人に見せたと説明した。
その画面を見せる過程で操作を誤り、実際にXへ投稿してしまったというのが本人の説明だった。
5.自分の行為を低俗だったと反省
投稿について、人を傷つける言葉を発したことを謝罪し、自分の行為を深く反省すると表明した。
低俗な行為で、人の心を傷つける言葉を吐いてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
6.やす子への感謝と再度の謝罪
直接謝罪した際、やす子が自身の体調を気遣い、フワちゃん側に寄せられた誹謗中傷による精神的な負担まで心配してくれたことにも触れた。
そのうえで、やす子を深く傷つけたことを自覚し、本人と投稿を見て悲しい思いをしたすべての人に改めて謝罪した。
7.ネット上で名前が挙がった関係者について説明
最後に、ネット上の憶測で名前が挙がった人物について、この件とは関係がないと説明した。
投稿当時はAマッソの加納とトンツカタンの森本と旅行中だったが、2人は問題の投稿に関与していないと明確にした。
文書の末尾には、2024年8月8日の日付とフワちゃんの署名が記されていた。
直接謝罪はいつ行われた?ここで注意したいのが、謝罪文を公表した日と、本人同士が会って謝罪した日には違いがあることだ。
8月8日のX投稿では、フワちゃんは「先日、やす子さんに直接謝罪をさせていただきました」と報告している。
やす子の所属事務所も同日、公式発表で当人同士が会って話をしたことを明らかにした。面会については、8月6日に行われたと報道されている。
したがって、正確には8月6日ごろに直接謝罪し、8月8日にその事実と謝罪文を公表したという流れになる。
【騒動の時系列】謝罪から活動休止、2026年の復帰まで
今回の問題は、投稿の削除や本人同士の謝罪だけでは収束しなかった。ラジオ番組の休止・降板、広告への影響、芸能活動休止へと展開していった。
その後、約1年半の空白期間を経てプロレスラーとして再出発し、2026年にはテレビ出演も実現している。
主な出来事を時系列で整理した。
| 時期 | 出来事 | 内容・確認できる事実 |
|---|---|---|
| 2024年8月2日 | やす子がXに投稿 | 「生きてるだけで偉い」という趣旨のメッセージを発信。 |
| 2024年8月4日 | 問題投稿が発生 | フワちゃんが不適切な引用投稿を行い、その後削除。スクリーンショットが拡散。 |
| 2024年8月5日 | ラジオ放送休止 | ニッポン放送が「オールナイトニッポン0」の放送休止を発表。 |
| 2024年8月6日ごろ | 直接謝罪 | やす子と面会し、フワちゃんが直接謝罪したと報道。 |
| 2024年8月8日 | 謝罪文を公表 | Xで投稿の経緯を説明。やす子の所属事務所も面会を公表。 |
| 2024年8月9日 | ラジオ番組降板 | ニッポン放送が番組パーソナリティーの降板を発表。 |
| 2024年8月11日 | 芸能活動休止 | 本人がXで活動休止を発表。復帰時期は未定。 |
| 2025年11月7日 | 活動再開を発表 | 女子プロレス団体スターダムへの入団を発表。 |
| 2025年12月29日 | プロレス再デビュー | 両国国技館で葉月とのシングルマッチに出場。 |
| 2026年1月・2月 | やす子が騒動に言及 | テレビ番組や書籍発売記念会見で、すでに解決しているとの認識を示す。 |
| 2026年3月20日 | 地上波生放送復帰 | TOKYO MX「5時に夢中!」に生出演し、改めて謝罪。 |
| 2026年10月 | スターダムで活動 | 10月にも複数の大会に出場し、リングでの活動を継続。 |
騒動の影響が早く表れたのが、フワちゃんがパーソナリティーを務めていたニッポン放送の「フワちゃんのオールナイトニッポン0(ZERO)」だった。
8月5日深夜に予定されていた放送は、パーソナリティーによる不適切な投稿が確認されたことを理由に休止となった。
さらに8月9日、ニッポン放送は正式に降板を発表した。
同局が問題視したのは、番組外での発信であっても、他者を尊重しない誹謗中傷行為は番組の考え方に反するという点だった。
これは、個人のSNSでの言動であっても、番組の出演者としての信頼や放送局の番組基準に影響することを示す対応だった。
また、Google Pixelの広告動画が非公開になるなど、スポンサー関連にも影響が及んだ。テレビ番組についても出演部分の編集・見合わせなどの対応が取られた。
【活動休止の理由】なぜフワちゃんは芸能活動を休むことになったのか
2024年8月11日、フワちゃんは自身のXで芸能活動を休止することを発表した。
8月8日の謝罪文を公表した後も批判は収まらず、ラジオ番組の降板も決定していた。本人は、今回の件に対する責任の重さを考えたうえで、一つの区切りとして休止を選んだと説明している。
活動休止の発表では、期間を限定せず、自分自身を見つめ直す時間にしたいという意向を示した。
反省して、精進します。
この発表以降、従来のタレント・YouTuberとしてのテレビ出演を中心とした活動は長期間見られなくなった。
活動休止は引退を意味していたのか活動休止の発表は芸能活動を休むというものであり、引退を正式に発表したものではない。
また、2025年11月の活動再開時には、女子プロレスという新しい分野への挑戦を選択した。
本人は休止期間中に海外のプロレス道場などを訪れ、トレーニングを重ねたことを明かしている。2026年3月の「5時に夢中!」でも、ロサンゼルスやロンドンのプロレス道場で練習した経験について語った。
この経緯から見ると、活動休止期間は単なる出演自粛だけでなく、従来の芸能活動とは異なるキャリアを準備する期間にもなっていた。
【2026年の現在】やす子は「騒動は解決」と明言!2人の関係は?
2026年の騒動をめぐる大きな変化は、やす子自身がフワちゃんとの問題について、すでに解決しているという認識を公の場で示したことだ。
2026年1月9日放送のフジテレビ系「全力!脱力タイムズ」では、番組の演出をきっかけにフワちゃんの名前が話題になった。
その際、やす子はフワちゃんについて、きちんと謝罪があり、現在の道で頑張ってほしいという趣旨の発言をした。加えて、騒動はすでに解決していると説明した。
2026年2月にはプロレス活動を応援する発言も2026年2月7日、やす子は自身初の著書「靴下はいつもあべこべ はい~」の発売記念会見に出席した。
そこでフワちゃんのプロレスラーとしての再出発について質問されると、非常に前向きな姿勢を見せた。
自分は全部解決していると思います。
加えて、フワちゃんが頑張っていることを知っているとして、充実した人生を歩んでほしいというエールを送った。
騒動後の直接的な連絡についても、1回あったと説明している。
なぜ当事者間で解決しても炎上が続いたのかこの騒動を理解するうえで重要なのは、当事者同士の関係と、SNS上で拡大した社会的な反応は別の問題だったという点だ。
やす子は2025年1月のテレビ番組でも騒動を振り返っている。
その際、問題の投稿を夜に見たことで精神的に落ち込み、周囲の芸人まで自分を誹謗中傷しているのではないかと考えてしまったことを明かした。
一方で、フワちゃんとの間にはもともと確執がなく、直接会って謝罪し合ったことで、当事者間では終わった問題だと説明している。
しかし、本人同士の謝罪後も、ネット上では関係のない第三者による議論や過去の発言の掘り起こしが続いたという。
この違いは、SNSで拡散した問題が、当事者の意思だけでは収束しにくいことを示している。
2026年2月の発言は、少なくともやす子本人が現在もフワちゃんを敵視しているわけではなく、プロレスという新しい挑戦を応援していることを示すものだった。
【2025~2026年の活動】フワちゃんはスターダムでプロレスラーに転身
2025年11月7日、フワちゃんは女子プロレス団体「スターダム」への入団と活動再開を発表した。
2024年8月の活動休止から約1年3カ月後の再出発だった。
本人は活動再開に際し、過去の発言によって迷惑や心配をかけたことに触れ、1年半にわたって自分と向き合いながら試行錯誤してきたと説明した。
そして、12月29日に両国国技館でプロレスラーとしての再デビュー戦に臨むことを発表した。
フワちゃんのプロレスデビューは2022年にもあった実は、フワちゃんがプロレスに挑戦するのは2025年が初めてではない。
スターダム公式プロフィールによると、テレビ番組の企画をきっかけに2022年10月23日のアリーナ立川立飛大会に出場。さらに2023年4月23日の横浜アリーナ大会にも参戦していた。
この2試合では、主にSTARSの選手たちから指導を受けていた。
その後、活動休止期間中に海外のプロレス道場などで練習を重ね、2025年に本格的なプロレスラー転身を決めたという流れだ。
2025年12月29日、葉月との再デビュー戦2025年12月29日、両国国技館で開催された「STARDOM DREAM QUEENDOM 2025」で、フワちゃんは師匠として指導を受けた葉月とのシングルマッチに出場した。
試合では雪崩式ブレーンバスターやシャイニングウィザードなどを繰り出して善戦。しかし、最後は葉月のダイビングセントーンを受け、11分33秒で敗戦となった。
勝敗こそ敗北だったものの、プロレスラーとして本格的に再出発した試合として大きな注目を集めた。
2026年の最新試合とスターダムでの活動2026年もフワちゃんはスターダムの大会に出場している。
10月の公式試合結果を見ると、10月12日の甲府大会ではコグマとタッグを組み、レディ・Cと虎龍清花のチームに勝利した。
10月17日の寒河江大会ではレディ・C、小波との3WAYバトルに出場し、小波に敗れた。
さらに10月18日の宇都宮大会では、スターライト・キッド、葉月、コグマと8人タッグマッチに出場。鈴季すず、山下りな、青木いつ希、鉄アキラのチームに敗れている。
10月20日の後楽園ホール大会では、葉月、月山和香と組んだ3WAYトリオバトルにも出場した。
こうした試合への継続的な参戦は、プロレスが一時的な話題づくりではなく、現在の活動の柱になっていることを示している。
2026年3月20日「5時に夢中!」で地上波生放送復帰2026年3月20日、フワちゃんはTOKYO MXの情報番組「5時に夢中!」に生出演した。
2024年8月の活動休止以降、約1年7カ月ぶりの地上波生放送出演だった。
番組冒頭では、スターダムの所属選手としてプロレスラーになったことを紹介。フワちゃん自身も「プロレスラーになりましたフワちゃんです!」とあいさつした。
番組内では、過去のSNS投稿問題にも触れ、フワちゃんは「ご迷惑をお掛けしました」と述べて頭を下げた。
また、当時の自分について、調子に乗っていたという趣旨の自己分析も行った。
番組ではプロレスの試合映像も紹介され、MCの垣花正に卍固めを披露する場面もあった。
ただし、この出演は地上波生放送への復帰であって、全国ネットのレギュラー番組への全面復帰が決まったことを意味するわけではない。
2026年現在の評判は?フワちゃんの復帰をめぐる世論は一枚岩ではない。
2025年8月の活動休止1年時点では、復帰を望む意見がある一方、過去の投稿を踏まえるとテレビやスポンサーが起用しにくいのではないかという意見も報じられた。
2026年3月の「5時に夢中!」出演時にも、復帰を歓迎する見方と、テレビ出演の再開に慎重な見方が紹介されている。
現在の活動を評価する際には、過去の問題をなかったことにするのではなく、プロレスラーとしての実績、本人の発言、メディア出演の状況をそれぞれ分けて見る必要がある。
【よくある質問】フワちゃんとやす子の騒動に関するFAQ
Q1:フワちゃんがやす子に投稿した問題発言の全文は?
A1:2024年8月4日に、やす子のX投稿を引用する形で「おまえは偉くないので、死んでくださーい 予選敗退でーす」という趣旨の不適切な文章を投稿した。投稿は削除され、スクリーンショットが拡散された。
Q2:フワちゃんの謝罪文はいつ発表された?
A2:2024年8月8日。Xでやす子への直接謝罪を報告し、誤操作による投稿だったという経緯や、自身の行為への反省を説明した。
Q3:フワちゃんが活動休止を発表したのはなぜ?
A3:やす子への不適切投稿に対する責任の重さを考え、芸能活動を休止すると2024年8月11日に発表した。ラジオ番組の降板や広告への影響も生じていた。
Q4:やす子は2026年にフワちゃんを許したと発言した?
A4:2026年1月と2月の発言で、すでに騒動は解決しているとの認識を示した。2月にはフワちゃんのプロレス活動を応援する言葉も送っている。
Q5:フワちゃんは2025年に活動を再開した?
A5:2025年11月7日に女子プロレス団体スターダムへの入団を発表。12月29日に両国国技館で葉月との再デビュー戦を行った。
Q6:フワちゃんは2026年にテレビ復帰した?
A6:2026年3月20日にTOKYO MX「5時に夢中!」に生出演し、地上波生放送に復帰した。番組では過去の問題についても改めて謝罪している。
Q7:2026年10月現在、フワちゃんは何をしている?
A7:女子プロレス団体スターダムに所属し、各大会に出場している。2026年10月も甲府、寒河江、宇都宮、後楽園などの大会で試合に参加している。
フワちゃんとやす子の騒動は、2024年8月4日のX投稿を発端に、謝罪、ラジオ番組降板、芸能活動休止へと発展した出来事だった。
2024年8月8日の謝罪文では、投稿したのは自分自身であること、操作を誤って公開したという経緯、やす子との間に確執はなかったことなどが説明された。
その後、2025年11月にスターダムへの入団を発表し、12月29日に葉月との試合でプロレスラーとして再デビュー。2026年3月には「5時に夢中!」で地上波生放送にも復帰している。
一方、やす子は2026年1月・2月に、当事者間ではすでに解決しているという認識を明らかにした。フワちゃんの新しい挑戦についても応援する姿勢を示している。
【プロの結論】
この騒動から読み取れるのは、SNS上の発言が本人の想定を超えて拡散した場合、当事者同士の謝罪だけでは仕事上の信頼がすぐに回復するとは限らないということだ。
やす子本人が解決を明言したことは、2人の関係を考えるうえで大きな意味を持つ。一方で、芸能活動の再開やスポンサーからの信頼、視聴者の評価は、それぞれ別の時間軸で変化していく。
2026年10月現在、フワちゃんはプロレスラーとして試合経験を積み重ねている。今後の注目点は、スターダムでどのような実績を残すのか、そしてプロレス以外のテレビ・メディア活動をどこまで広げていくのかという部分にある。
過去の騒動だけで現在を判断するのでも、活動再開だけで過去を帳消しにするのでもなく、本人の行動と今後の実績を見ていくことが大切だ。