2026年の福森さんを語るうえで大きな出来事が、3月と6月に実現した2度のプロ野球公式戦でのセレモニアルピッチです。
3月28日:ZOZOマリンスタジアムで再びマウンドへ2026年3月28日、福森さんは千葉ロッテマリーンズ対埼玉西武ライオンズの試合前に、ZOZOマリンスタジアムでセレモニアルピッチを行いました。
この登板が決まったのは同年1月ごろ。西岡剛コーチの提案がきっかけでした。
ところが、準備が進むなかで肝臓への転移が判明。3月3日に肝腫瘍を摘出する開腹手術を受けることになりました。
センス・トラストの開催レポートによると、登板は手術からわずか25日後。体力面の不安が残り、当日マウンドに立てるかどうかも五分五分の状況だったといいます。
それでも治療とリハビリを続け、実際にマウンドへ立ちました。
この舞台には西岡氏のほか、澤田圭佑選手、藤原恭大選手、江村直也コーチら大阪桐蔭にゆかりのある関係者も集まりました。
6月12日:京セラドーム大阪で2年連続の始球式続いて6月12日、日本生命セ・パ交流戦のオリックス対阪神戦でも始球式に登板しました。
会場は京セラドーム大阪。前年の2025年6月に続く2年連続の登板です。
福森さんは外角寄りながらもノーバウンド投球を成功させました。
この日の森友哉選手は上半身のコンディション不良で試合を離れていましたが、福森さんの投球を見守っていました。
日刊スポーツの取材に対し、福森さんは次のように感謝を伝えています。
「妻をはじめ、両親やいろんな人の支えで生かされているんだなと痛感しました」
この発言からは、野球仲間だけでなく、家族や周囲の人たちの存在を大切にしていることが伝わります。
10月28日:本人がnoteで最新の闘病生活を報告2026年11月現在、特に注目したいのが10月28日に公開された本人のnoteです。
投稿のタイトルは「当たり前の日常なんてない。病と向き合い、家族とともに生きる」という趣旨の内容で、病気、健康、家族、人生について自身の経験を発信していく考えを示しました。
本人は、この投稿で次の現状を明かしています。
- 希少がんと約5年間向き合っている。
- これまでに5回の手術を経験した。
- 再発や転移を繰り返し、現在も治療を続けている。
- 妻と子どもと過ごす未来を大切にしたいと考えている。
- 体調に合わせて今後も情報発信を続ける予定。
また、病院名や具体的な治療内容など、個人的な情報については一部を有料記事で公開すると説明しています。
つまり、2026年11月時点で確認できる最新状況は、治療を継続しながら、家族との生活と自身の経験の発信を大切にしているということです。
2026年の始球式への登板だけを見て、病気が完治したと受け取るのは正確ではありません。
【福森大翔の妻・聖欄さんとは?】2024年の結婚と第1子誕生

福森さんの闘病を支えてきた存在として知られるのが、妻の聖欄(せいら)さんです。
2024年に入籍した妻・聖欄さん集英社の「web Sportiva」が掲載したプロフィールでは、福森さんが2024年に入籍したことが紹介されています。
テレビ大阪のドキュメンタリー番組に関する発表でも、聖欄さんが闘病生活を支えてきたことが取り上げられました。
同番組の紹介によると、福森さんは病状が落ち着いていた時期にプロポーズ。その後、リンパ節や肝臓への転移が判明するという厳しい状況を経験しています。
病気が進行するなかでも、夫婦で将来を考え、生活をともにしてきたことが伝えられています。
ただし、聖欄さんの詳しい年齢、職業、経歴などは広く公表されていません。
2026年7月、第1子となる男児が誕生2026年7月9日、日刊スポーツは福森さんが第1子となる男児の誕生を報告したと伝えました。
福森さんは自身のInstagramで、妻の聖欄さんと生まれたばかりの子どもに寄り添う写真とともに、喜びを伝えています。
本人の投稿では、長く会える日を待ち続けていたことや、小さな手を握った瞬間の感動、家族や医療スタッフへの感謝がつづられていました。
そして2026年10月28日のnoteでも、妻と息子の存在が自身の生きる力になっていることを改めて発信しています。
病気との闘いが続くなかで、父親として子どもの成長を見守りたいという思いも示しています。
なお、子どもの名前や詳しい生年月日などは、報道された情報からは確認できません。
【プロの結論】福森大翔の歩みから見える3つの要点
福森さんの経歴を整理すると、単に「希少がんと闘う元高校球児」という紹介だけでは、その人物像を十分に理解できません。
特に重要なのは、次の3点です。
1. 甲子園で結果を残した野球選手としての実績2013年の春夏甲子園出場、2大会19打数9安打、夏の大会でのサヨナラ打。
これらは福森さん自身が高校野球で積み重ねた実績です。
森友哉選手や藤浪晋太郎投手と同じ時代の大阪桐蔭でプレーしたという話題性だけでなく、選手としても大舞台で結果を残していました。
2. 闘病と社会への情報発信を両立していること2025年には自身の経験を公表し、クラウドファンディングを通じた支援も呼びかけました。
また、センス・トラストの支援によって、プロ野球の始球式という大きな舞台にも立っています。
2026年10月にはnoteで発信を始め、病気だけでなく、家族や日常についても自分の言葉で伝える活動を始めました。
こうした情報発信には、同じ病気と向き合う人や、その家族に経験を共有するという意味もあります。
3. 始球式への登板は完治の証明ではないここは特に誤解されやすい部分です。
福森さんは2026年3月に手術を受けた後、同月28日にZOZOマリンスタジアムで始球式に登板しました。
6月にも京セラドーム大阪でノーバウンド投球を成功させています。
しかし、10月28日の本人の投稿では5回の手術、再発、転移、継続治療について触れています。
つまり、マウンドに立つことができた事実と、医学的に病気が治癒したかどうかは別の問題です。
この2つを混同せずに受け止めることが、福森さんの現在を理解するうえで大切です。
【福森大翔に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:福森大翔さんの年齢は何歳ですか?
1995年7月29日生まれで、2026年11月現在は31歳です。
Q2:福森大翔さんは大阪桐蔭で甲子園に出場しましたか?
はい。2013年の春と夏の甲子園に出場しています。2大会で19打数9安打を記録し、夏の大会ではサヨナラ打も放ちました。
Q3:福森大翔さんの病気は何ですか?
GIST(消化管間質腫瘍)SDHB型と、遺伝性褐色細胞腫・パラガングリオーマ症候群が報じられています。2026年10月の本人の投稿でもGIST SDHBについて言及されています。
Q4:森友哉選手とはどのような関係ですか?
大阪桐蔭高校時代の同級生で親しい友人です。2025年の始球式では森選手が捕手を務め、2026年6月の登板時も森選手が見守っていました。
Q5:福森大翔さんの妻は誰ですか?
妻は聖欄(せいら)さんです。2024年に入籍し、2026年7月には第1子となる男児が誕生しました。
Q6:2026年の始球式はいつ、どこで行われましたか?
3月28日にZOZOマリンスタジアム、6月12日に京セラドーム大阪で行われました。いずれもプロ野球公式戦の試合前の登板です。
Q7:福森大翔さんは現在、何をしていますか?
2026年11月現在、希少がんの治療を続けています。始球式への登板や、自身のnoteを通じた闘病経験・家族・日常についての情報発信が確認できます。
福森大翔さんは、大阪桐蔭高校で甲子園に出場し、立命館大学を卒業後、大手ハウスメーカーに就職した元高校球児です。
26歳で希少がんと診断され、再発や転移、複数回の手術を経験。それでも野球との縁を大切にし、2025年、2026年とプロ野球の始球式に登板してきました。
2026年には森友哉選手や西岡剛氏との大阪桐蔭のつながりが再び注目され、妻・聖欄さんとの間には第1子も誕生しています。
そして10月28日には、本人がnoteで5回の手術を経験したことや、家族と過ごす未来への思いを発信しました。
福森さんの歩みは、甲子園で培った野球への情熱、周囲の人々との絆、そして家族とともに生きる日々が重なったものです。
今後も注目したいのは、病気の治療経過だけではありません。本人がどのような言葉で経験を発信し、野球や社会とのつながりを築いていくのかという点です。
福森大翔さんの2026年は、病気と向き合いながら、新たな家族との人生を歩み始めた年でもあります。
主な参考資料:日刊スポーツ、集英社「web Sportiva」、国立がん研究センター希少がんセンター、パ・リーグ.com、センス・トラスト公式発表、福森大翔本人のnote。