名古屋発の男性エンターテインメントグループとして知られるBOYS AND MEN(ボーイズアンドメン、通称ボイメン)が、大きな転換期を迎えている。2026年8月8日、メンバー5人は株式会社フォーチュンエンターテイメントとの専属契約が同年3月31日をもって終了したことを公表。新たな活動名「でらっくす・ボーイズ」で歩み始めると発表した。
現在のメンバーは田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、吉原雅斗の5人。メンバー自身が設立した株式会社Nagoya Okoshiが新体制を運営する。加えて、2027年3月31日までは旧グループ名と新グループ名を案件ごとに使い分け、2027年4月1日から「でらっくす・ボーイズ」に一本化する予定だ。長年親しまれたボイメンの名前がすぐに消えるわけではない。旧名を使用できる仕事の条件や改名に至った経緯を整理すると、今回の発表が単なるグループ名の変更ではなく、活動の運営体制そのものを切り替える節目であることが見えてくる。
【2026年最新】ボーイズアンドメンの現在は?解散ではなく5人で新体制へ

2026年11月現在、BOYS AND MENは解散したわけではない。田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、吉原雅斗の5人が活動を継続し、新しいグループ名である「でらっくす・ボーイズ」への移行を進めている。
2026年8月8日20時、メンバー5人は新グループの公式サイトで「ご報告」と題した発表を掲載した。発表内容の中心は、フォーチュンエンターテイメントとの専属契約終了、新しい活動名の使用、移行期間の設定、そして新会社による運営の4点だ。
翌9日にはTBS NEWS DIG、ORICON NEWS、テレビ朝日などが相次いで報道。単なる名称変更ではなく、メンバーが主体となって新しい活動基盤を整えたことが伝えられた。
現在の活動は「でらっくす・ボーイズ」が中心2026年8月以降、新たに受ける出演やイベント、各種情報発信では「でらっくす・ボーイズ」の名称が使われている。一方、すでに進行している仕事や過去に制作された作品などは、引き続きBOYS AND MEN名義で扱われる。
実際、2026年11月2日時点では、新グループの公式サイトに出演予定やスケジュールが掲載されている一方、フォーチュンエンターテイメントの公式サイトにもBOYS AND MEN名義の出演情報が掲載されている。これは活動が二つに分裂したという意味ではなく、公式に設定された移行期間の運用と整合する動きだ。
また、愛知県が2026年9月18日に公開した県の記録映像に関する資料でも、BOYS AND MENが2010年結成のエンターテインメント集団であり、2026年8月に新会社を設立して「でらっくす・ボーイズ」として活動を開始すると発表したことが紹介されている。
【メンバー一覧】ボイメンを支える現在の5人のプロフィール
現在の5人は、2024年4月から続くメンバー構成を維持している。公式プロフィールに掲載された生年月日、出身地、特技などを整理すると、それぞれ異なる個性と得意分野を持つことが分かる。
田村侑久(たむら・ゆきひさ)1990年10月17日生まれ、愛知県出身。身長177cm、血液型O型。趣味はダーツ、ピアノ、ビリヤード、ゲーム、フットサルなど幅広い。
特技としてチラシ配りや鼻で風船を膨らませることを挙げている。BOYS AND MENの初期から活動を続けてきたメンバーであり、グループの歴史を知るうえでも欠かせない存在だ。
辻本達規(つじもと・たつのり)1991年5月17日生まれ、岐阜県出身。身長178cm、血液型A型。野球やキャンプ、サウナ、登山、ロードバイクなど、スポーツやアウトドアに関する趣味が多い。
特技は野球、太鼓、空中ブランコなど。岐阜県羽島市のアンバサダーや中日ドラゴンズの応援アンバサダーとしても紹介されており、東海地方とのつながりが深い。
本田剛文(ほんだ・たかふみ)1992年11月3日生まれ、愛知県出身。身長171cm、血液型O型。お喋りや日本舞踊、弓道を特技とし、弓道は参段の資格を持つ。
日本伝統文化検定2級、世界遺産検定2級も取得。文化や知識に関する活動にも強みを持つメンバーで、グループの情報発信や地域文化との接点でも存在感を発揮している。
平松賢人(ひらまつ・けんと)1994年11月14日生まれ、愛知県出身。身長175cm、血液型O型。歌やダンス、水泳、カメラを特技としている。
音楽鑑賞やカラオケ、旅行なども趣味として挙げており、歌を中心とした個人活動でも知られる。公式プロフィールではソロ活動に関する情報も掲載されているため、グループとしての活動と個人のキャリアの両面に注目したいメンバーだ。
吉原雅斗(よしはら・まさと)1994年7月22日生まれ、愛知県出身。身長184cm、血液型A型。書道、ダンス、鼻笛演奏を特技としている。
韓国やK-POP、ゲームなどにも関心を持つ。歌やダンスに加えて独自の特技を持ち、グループの表現の幅を支えるメンバーの一人だ。
なお、上記は公式プロフィールに掲載された情報であり、5人の間に公式発表された固定的な役職や担当を意味するものではない。
【改名までの経緯】2010年結成から2027年の新体制までを時系列で整理
BOYS AND MENの改名を理解するには、2026年の独立発表だけでなく、結成から現在に至るまでの歩みを押さえておく必要がある。
グループは2010年、東海エリア出身・在住のメンバーを中心に結成された。名古屋からエンターテインメントを発信するという方向性を持ち、歌やダンスだけでなく芝居、ミュージカル、テレビ、ラジオなど幅広い分野に活動を広げてきた。
ユニバーサルミュージックの公式プロフィールによると、2016年には第58回日本レコード大賞新人賞を受賞。2017年には日本武道館で単独ライブを開催し、2019年1月14日にはナゴヤドームでの単独公演を実現した。地方発のグループが全国的な知名度を獲得するまでの大きな転換点だった。
その後、メンバーの卒業などを経て、2024年4月から5人体制に移行。そして2026年には所属事務所との専属契約を終了し、独自の運営体制へと踏み出した。
| 時期 | 主な出来事 | 意味・現在との関係 |
|---|---|---|
| 2010年 | BOYS AND MEN結成 | 東海地方を拠点とするエンターテインメント集団として始動。 |
| 2016年 | 第58回日本レコード大賞新人賞を受賞 | 全国的な知名度を高める代表的な実績。 |
| 2017年 | 日本武道館で単独ライブ | 活動規模を大きく広げた節目。 |
| 2019年1月14日 | ナゴヤドーム単独公演 | 名古屋を拠点とするグループとして大きな目標を実現。 |
| 2024年3月31日 | 勇翔がグループを卒業 | 翌4月から田村、辻本、本田、平松、吉原の5人体制へ。 |
| 2026年3月31日 | フォーチュンエンターテイメントとの専属契約終了 | 従来の専属マネジメント契約が終了。 |
| 2026年8月8日 | 新名称と新会社による運営を公式発表 | 「でらっくす・ボーイズ」として新たな活動を開始。 |
| 2027年3月31日 | でらっくす移行期間の終了予定 | 案件別の旧名・新名の使い分けを終える予定。 |
| 2027年4月1日 | 「でらっくす・ボーイズ」に名称統一予定 | 新名称を正式な活動名として一本化。 |
現在のメンバー構成は、2026年の独立によって初めて生まれたものではない。2024年1月15日、公式サイトは勇翔の卒業と退所を発表した。
勇翔は2024年3月31日をもってグループを卒業。本人は、15歳の頃から目指していた俳優としての夢と改めて向き合い、今後は一人の役者として活動する意向を説明している。
この卒業に伴い、2024年4月1日から5人体制へ移行した。つまり、2026年の新体制は突然メンバーを入れ替えたものではなく、すでに5人で積み重ねてきた活動を新しい運営形態へ移すものだ。
【旧名はいつまで使える?】BOYS AND MENと新名称の使い分けを解説
今回の改名で、ファンや仕事関係者が特に注意したいのが、2027年3月31日まで設けられた「でらっくす移行期間」だ。
この期間は、BOYS AND MENという名称を一律に使用禁止とするものではない。公式発表では、仕事の経緯や案件の種類に応じて2つの名前を正式に使い分けることが明示されている。
旧名BOYS AND MENを使用する案件次のような案件は、原則として従来どおりBOYS AND MEN名義で出演・表記・活動すると発表されている。
- すでに進行している案件。
- 収録・制作が完了している作品。
- 株式会社フォーチュンエンターテイメントを通じて依頼された案件。
例えば、過去に収録された番組や制作済みの映像作品、従来の事務所経由で進行していた出演契約などは、旧名で扱われる可能性がある。
ただし、個々の案件の契約条件や表記については、実際の依頼内容や関係者間の取り決めによる。旧名が使用されるからといって、すべての新規仕事にBOYS AND MENの名称を使えるわけではない。
新名称「でらっくす・ボーイズ」を使用する案件一方、新規の出演、イベント、各種情報発信では「でらっくす・ボーイズ」の名称を使用する。
つまり、2026年8月以降に新たに展開する仕事やプロジェクトについては、新名称を基準に情報を追うのが分かりやすい。
公式発表では、移行期間中に使用するどちらの名称も、それぞれの案件・活動における正式名称であり、名称によって活動内容に違いが生じるわけではないと説明されている。
2027年4月1日からは新名称に一本化2027年3月31日までの移行期間が終了すると、2027年4月1日から活動名称は「でらっくす・ボーイズ」に一本化される予定だ。
そのため、ファンが過去の出演作品を探す場合はBOYS AND MEN、新しい出演情報やイベントを探す場合はでらっくす・ボーイズというように、情報を探す目的によって名称を使い分けると混乱しにくい。
【なぜ改名した?】フォーチュンエンターテイメントとの契約終了と株式会社Nagoya Okoshiの役割
今回の転換で最も大きいのは、グループ名の変更以上に運営主体が変わったことだ。
BOYS AND MENは長年、株式会社フォーチュンエンターテイメントとの関係のもとで活動してきた。しかし、2026年3月31日をもって専属契約が終了。その後、メンバー5人が設立した株式会社Nagoya Okoshiが、新しいグループの運営を担うことになった。
契約終了と発表には約4か月の時間差がある時系列で注意したいのは、専属契約の終了日と一般向けの発表日が異なる点だ。
契約終了日は2026年3月31日。一方、5人が公式に新体制を公表したのは2026年8月8日である。つまり、契約終了から約4か月後に、グループ名や新会社による運営を含む全体像が明らかになった。
この時間差について、公式発表では契約終了の理由や発表までの詳細な交渉経緯までは説明されていない。そのため、事務所との対立や特定のトラブルが原因だったと断定することはできない。
確認できるのは、専属契約が終了し、メンバー自身が会社を設立して運営を引き継ぐという事実だ。
株式会社Nagoya Okoshiが新しい運営窓口に公式発表によると、「でらっくす・ボーイズ」の運営はメンバー5人で設立した株式会社Nagoya Okoshiが担当する。
これは、グループ活動の運営を外部の専属マネジメント会社に委ねる形から、メンバー自身が中心となって活動を管理する形への転換を意味する。
新しい公式発表では、仕事の依頼先としてNagoya Okoshiの窓口も案内されている。グループとしての活動だけでなく、メンバー個人の仕事も含め、新体制のもとで活動の窓口を整えていくことが今回の独立の大きなポイントだ。
新グループ名には名古屋への思いも「でらっくす・ボーイズ」という名称には、名古屋・東海地方とのつながりが感じられる。
2026年9月3日、東海テレビは5人が愛知県の大村秀章知事を訪問し、改称について報告したと伝えた。同報道では、新名称に名古屋弁の「でら」という意味も含まれていることが紹介されている。
また、JOYSOUND音楽ニュースは、新名称での活動について、愛知・名古屋への思いを軸に地域に根差したエンターテインメントを生み出しながら、全国区への挑戦も続ける方向性を報じている。
2010年の結成当初から名古屋を活動の拠点としてきたグループにとって、地元とのつながりは単なるプロフィール上の特徴ではない。地域イベント、テレビ、ラジオ、自治体との連携など、長年積み上げてきた活動基盤そのものだ。
2026年9月には愛知県の大村知事への改称報告も行われた。愛知県のエンターテイメント大使としての活動を含め、地元との関係を維持しながら新名称へ移行する姿勢がうかがえる。
【プロの結論】ボイメンの改名で変わること・変わらないこと
今回の動きを理解するうえで、最も大切なのは「グループ名の変更」「所属事務所との契約終了」「メンバーの変更」を別々の問題として考えることだ。
この3つは同時に起きたように見えるが、実際には意味が異なる。
誤解1:BOYS AND MENは解散した?解散したという発表はない。2026年8月の公式発表は、新名称で活動を続けることと新会社による運営を伝えたものであり、グループの活動終了を知らせるものではない。
5人はそのまま活動を継続しているため、「解散」ではなく「独立と改名を伴う新体制への移行」と理解するのが正確だ。
誤解2:フォーチュンエンターテイメントを離れたら旧名は使えない?これも正確ではない。2027年3月31日までの移行期間について、旧名を使用する具体的な条件が公式に発表されている。
既存案件や制作済み作品、従来の事務所経由で依頼された仕事は、原則としてBOYS AND MEN名義で継続する。新規案件は新名称を使用するという区分だ。
誤解3:2026年8月にすべての活動が新名称へ変わった?これも違う。新名称での活動はすでに始まっているが、旧名も移行期間中の正式名称として残されている。
2026年11月2日時点で、でらっくす・ボーイズの公式サイトには11月の出演スケジュールが掲載されている一方、フォーチュンエンターテイメントの公式ニュースにもBOYS AND MEN名義の情報が残っている。公式発表に沿った二つの名称の併存が続いている状況だ。
これから応援する人が確認すべき3つのポイント今後の情報を追う際には、次の基準を意識すると分かりやすい。
- 新しいライブや出演情報を探す場合:「でらっくす・ボーイズ」の公式情報を確認する。
- 過去の映像や既存作品を探す場合:「BOYS AND MEN」「ボイメン」の名称でも検索する。
- 2027年4月以降の活動を確認する場合:新名称への一本化が実施されたか、最新の公式発表を確認する。
特に、昔からのファンにとってはBOYS AND MENという名称が思い出と結びついている。一方、新しくグループを知った人にとっては、でらっくす・ボーイズという名称が今後の入口になる。
旧名を残す案件と新名称で展開する仕事を明確に区別する今回の移行方法は、長年の取引先やファンとの関係を維持しながら、新しい事業体制へ移るための実務的な仕組みとして捉えられる。
【ボーイズアンドメンの現在に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:ボーイズアンドメンは2026年現在、解散したのですか?
A1:解散していない。田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、吉原雅斗の5人が活動を継続し、2026年8月から「でらっくす・ボーイズ」として新体制で活動している。
Q2:ボイメンの現在のメンバーは誰ですか?
A2:田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、吉原雅斗の5人。2024年4月から続くメンバー構成で、2026年の改名発表後もこの5人で活動している。
Q3:BOYS AND MENはなぜ改名したのですか?
A3:2026年3月31日に株式会社フォーチュンエンターテイメントとの専属契約が終了し、メンバー5人が設立した株式会社Nagoya Okoshiが新しい活動の運営を担うことになったため。公式発表では新たな活動名として「でらっくす・ボーイズ」が示された。契約終了の具体的な理由や交渉の詳細は公表されていない。
Q4:BOYS AND MENという名前はいつまで使えますか?
A4:2027年3月31日までの移行期間中、既存案件、収録・制作済みの作品、フォーチュンエンターテイメント経由の依頼などは、原則としてBOYS AND MEN名義で活動する。新規出演やイベント、各種発信には「でらっくす・ボーイズ」を使用する。
Q5:2027年4月1日からグループ名はどうなりますか?
A5:2027年4月1日から「でらっくす・ボーイズ」に一本化する予定。2027年3月31日までは案件に応じて旧名と新名称を使い分ける。
Q6:株式会社Nagoya Okoshiとは何ですか?
A6:メンバー5人が設立した会社で、「でらっくす・ボーイズ」の運営を担当する。新体制におけるグループ活動や仕事の依頼窓口となる会社だ。
Q7:BOYS AND MENはいつ結成されたグループですか?
A7:2010年に東海エリア出身・在住のメンバーを中心に結成された。2016年の日本レコード大賞新人賞、2017年の日本武道館公演、2019年のナゴヤドーム単独公演などを経て、名古屋を代表するエンターテインメントグループの一つとして活動してきた。
BOYS AND MENは、2010年の結成から名古屋・東海地方を拠点に活動を続け、音楽、舞台、テレビ、地域イベントなど多方面で実績を積み上げてきた。
2026年の大きな変化は、メンバーが入れ替わったことでも、グループが解散したことでもない。田村侑久、辻本達規、本田剛文、平松賢人、吉原雅斗の5人がフォーチュンエンターテイメントとの専属契約を終了し、自分たちで設立した株式会社Nagoya Okoshiを通じて活動する新しい仕組みを選んだことにある。
2027年3月31日までは「でらっくす移行期間」として、旧名BOYS AND MENと新名称を案件ごとに使い分ける。そして2027年4月1日からは「でらっくす・ボーイズ」に一本化する予定だ。
ファンにとって大切なのは、長年親しんだボイメンの歴史が途切れるわけではないという点だ。日本レコード大賞新人賞や日本武道館、ナゴヤドームでの実績、そして名古屋を拠点に築いてきた地域とのつながりは、名前が変わっても5人が積み重ねてきた財産である。
今後注目したいのは、新会社による運営の具体的な展開、地域密着型の活動の継続、そして全国区への新たな挑戦だ。2027年4月1日の名称統一は、その歩みを新しい名前で本格化させる節目となる。
ボイメンから、でらボへ。5人がどのようなエンターテインメントを生み出していくのか、これからの活動に期待が集まる。