有隅昭二(ありすみ・しょうじ)氏は、NPBに所属するプロ野球審判員です。選手としての球団在籍経験を経て審判の道に進み、長期間にわたって公式戦やポストシーズンの試合を担当してきました。
NPB公式プロフィールに掲載されている基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 有隅昭二 |
| 読み方 | ありすみ・しょうじ |
| 生年月日 | 1968年5月26日 |
| 2026年11月時点の年齢 | 58歳 |
| 出身高校 | 九産大九州高校 |
| 球団在籍歴 | ヤクルト(1990~1991年) |
| NPB入局日 | 1992年1月1日 |
| 審判員番号 | 37 |
| 初出場 | 1995年4月25日 |
| 通算出場試合数 | 2582試合(2025年終了時点) |
特に注目したいのは、2026年度の審判員名簿に引き続き掲載されている点です。
NPBの公式名簿では、有隅氏は背番号37の「審判員」に分類されています。つまり、2026年現在もNPBの現役審判員として登録されていることが確認できます。
なお、2582試合という数字は2026年シーズンのリアルタイム更新値ではありません。NPBが公表している2025年シーズン終了時点の公式記録です。この2つを区別することが、現在の活動を正しく理解するポイントになります。
【九産大九州高からヤクルトへ】有隅昭二の選手時代とNPB入局

有隅氏のキャリアを理解するうえで、審判員になる前の経歴も見逃せません。
NPB公式プロフィールには、出身高校として九産大九州高校、球団在籍歴としてヤクルトの名前が記されています。
九産大九州高校で過ごした学生時代有隅氏の出身高校は、福岡県にある九州産業大学付属九州高等学校、通称「九産大九州高」です。
高校卒業後の進路として記録されているのが、プロ野球球団のヤクルトへの在籍です。
ただし、NPBの公開プロフィールには、高校時代の詳細な成績やポジション、個人的なエピソードまでは掲載されていません。
1990~1991年のヤクルト在籍時代NPBの公式記録では、有隅氏のヤクルト在籍期間は1990年から1991年となっています。
その後、1992年1月1日にNPBへ入局しました。
この経歴は、有隅氏が最初から審判員として野球界に入ったのではなく、球団在籍を経て審判員へと進んだことを示しています。
1992年のNPB入局がキャリアの転換点1992年1月1日は、有隅氏の審判員人生における重要な起点です。
NPB入局から2026年で35年目を迎えています。
ただし、入局した1992年と公式戦に初めて出場した1995年は別の年です。入局後、公式戦の審判を担当するまでに期間があることも、プロフィールを読む際に押さえておきたい点です。
【1995年初出場から2582試合へ】有隅昭二の経歴を公式記録で検証
有隅氏の審判員としてのキャリアは、1995年4月25日に始まりました。
NPBが公表している初出場記録は、阪神対中日の3回戦です。会場は西京極、担当ポジションは二塁塁審でした。
この初出場から長年にわたって試合を担当し、2025年には通算2500試合という大きな節目を達成しています。
有隅昭二の主要経歴・年表| 時期 | 出来事 | 関連する公式記録 |
|---|---|---|
| 1968年5月26日 | 誕生 | NPBプロフィール |
| 高校時代 | 九産大九州高校 | 出身高校として掲載 |
| 1990~1991年 | ヤクルト在籍 | 球団在籍歴 |
| 1992年1月1日 | NPB入局 | 審判員としてのキャリア開始 |
| 1995年4月25日 | 公式戦初出場 | 阪神対中日・西京極・二塁 |
| 2002年 | オールスターゲーム出場 | 出場年度に記録 |
| 2006年 | アジアシリーズ出場 | 出場年度に記録 |
| 2008年 | 日本シリーズ出場 | 大舞台での審判経験 |
| 2013年 | 日本シリーズ・オールスター出場 | 両大会に出場 |
| 2020~2021年 | 日本シリーズ出場 | 2年連続で出場 |
| 2025年4月27日 | 通算2500試合達成 | 西武対オリックス・球審 |
| 2025年シーズン終了時 | 通算2582試合 | 歴代43位 |
| 2026年度 | NPB審判員名簿に掲載 | 背番号37 |
有隅氏が初めて公式戦を担当したのは、1995年4月25日です。
対戦カードは阪神対中日。試合会場は西京極球場で、担当したのは二塁塁審でした。
興味深いのは、2025年に2500試合を達成した際の担当ポジションが球審だったことです。
二塁塁審として始まったキャリアが、長年の経験を重ねて大きな節目に到達したという点は、公式記録から読み取れる歩みの一つです。
【通算2582試合は歴代43位】2500試合達成の意味とは?
有隅昭二氏の実績を語るうえで、最も注目される数字が通算2582試合です。
NPBの審判員通算出場記録によると、2025年シーズン終了時点で有隅氏は歴代43位に位置しています。
このランキングは、通算1000試合以上に出場した審判員を対象とした公式記録です。
2025年4月27日に通算2500試合を達成2025年4月27日、有隅氏はベルーナドームで行われた埼玉西武ライオンズ対オリックス・バファローズの6回戦で球審を担当しました。
この試合で達成したのが、通算2500試合出場です。
NPBの公式発表によると、達成時点で次のような記録となりました。
- 達成日:2025年4月27日
- 対戦カード:西武対オリックス
- 球場:ベルーナドーム
- 担当ポジション:球審
- 達成時の順位:NPB審判員史上48人目
- 現役審判員では4人目
前年までの出場試合数は2484試合。そこから2025年4月27日の試合で2500試合に到達しました。
歴代審判員の通算出場ランキングでの位置2025年シーズン終了時点のNPB公式ランキングでは、2582試合で43位です。
上位には、岡田功氏の3902試合、富澤宏哉氏の3775試合、山本文男氏の3564試合など、長期間にわたって活躍した審判員が並びます。
有隅氏もその歴史的な記録の中に名を連ねています。
このランキングで注目すべきなのは、単に試合数が多いということだけではありません。
審判員は選手のように試合の結果や個人成績を競う立場ではなく、ルールに基づいて試合を成立させる役割を担います。長期にわたって出場を重ねるには、技術だけでなく、安定した判断力や継続的なコンディション管理も求められます。
2500試合という記録は、そうした審判員としての長いキャリアを示す数字です。
【日本シリーズ7度・オールスター4度】有隅審判の大舞台での実績
有隅氏の経歴でもう一つ見逃せないのが、日本シリーズとオールスターゲームへの出場歴です。
NPB公式プロフィールには、それぞれの大会への出場年度が掲載されています。
日本シリーズは通算7年度有隅氏が日本シリーズに出場した年度は次の7回です。
- 2008年
- 2013年
- 2015年
- 2016年
- 2020年
- 2021年
- 2025年
特に2015年と2016年、2020年と2021年には、それぞれ2年連続で日本シリーズに出場しています。
日本シリーズは、その年のプロ野球日本一を決める最高峰の舞台です。レギュラーシーズンとは異なる注目度と緊張感がある試合を担当してきたことが分かります。
オールスターゲームは4年度オールスターゲームへの出場年度は以下のとおりです。
| 出場年度 | 大会 |
|---|---|
| 2002年 | オールスターゲーム |
| 2007年 | オールスターゲーム |
| 2013年 | オールスターゲーム |
| 2021年 | オールスターゲーム |
オールスターゲームは、セ・リーグとパ・リーグの選抜選手が対戦する特別な試合です。
有隅氏は2002年から2021年まで、異なる時代のオールスターゲームで審判を担当しています。
クライマックスシリーズなどの出場歴も豊富加えて、NPBの公式プロフィールにはプレーオフ・クライマックスシリーズの出場年度も記載されています。
その内訳は次のとおりです。
- 2007~2009年
- 2011~2012年
- 2014~2019年
- 2021~2024年
また、2006年にはアジアシリーズにも出場しています。
日本シリーズだけでなく、レギュラーシーズン終了後の重要な試合を数多く経験してきたことが、有隅氏のキャリアの特徴です。
【2026年度NPB審判員名簿】有隅昭二は現在どの立場にいる?
2026年現在の活動を確認するうえで、最も重要な資料がNPBの2026年度審判員一覧です。
この名簿には、有隅昭二氏が背番号37の審判員として掲載されています。
2026年度の組織上の位置づけNPBの2026年度名簿では、審判員の役職が次のように分類されています。
| 区分 | 掲載されている人物 |
|---|---|
| 審判長 | 森健次郎 |
| 副審判長 | 笠原昌春 |
| シニアスーパーバイザー | 平林岳 |
| シニアクルーチーフ | 眞鍋勝已、川口亘太 |
| クルーチーフ | 吉本文弘、敷田直人、白井一行、津川力、牧田匡平、福家英登 |
| 審判員 | 有隅昭二ほか |
有隅氏は、クルーチーフや審判長ではなく、一般の「審判員」の区分に掲載されています。
これは2026年度の公式名簿上の分類です。現場での個別の担当試合や役割とは区別して理解する必要があります。
2026年の現在地を判断する3つのポイント有隅氏の現在については、次の3点を分けて見ると分かりやすくなります。
1. 現役審判員として登録されている
2026年度のNPB公式名簿に名前が掲載されています。少なくとも公式登録上、引退した審判員ではありません。
2. 通算2582試合は2025年終了時点の記録
2026年度名簿への掲載と、2582試合という通算記録の基準日は異なります。2026年の出場分を加えた最新の累計数として2582試合を扱うことはできません。
3. 2026年の具体的な担当試合は別途確認が必要
名簿は所属や登録上の立場を確認する資料です。個別の試合で球審を務めたか、どの球場を担当したかまでを示すものではありません。
つまり、2026年現在の有隅氏について確実にいえるのは、NPBの現役審判員として名簿に登録されているということです。
【プロの結論】有隅審判の経歴から読み解くプロ野球審判員の価値
有隅昭二氏のキャリアを振り返ると、野球界における審判員の役割と、長期にわたって現場に立ち続けることの意味が見えてきます。
特に注目したいのは、次の3つです。
1. 選手経験から審判員へ進んだキャリア九産大九州高校、ヤクルト在籍、NPB入局という経歴は、野球に関わる仕事の中でも異なる立場を経験してきたことを示しています。
選手側の視点と審判側の視点は同じではありません。
審判員には、選手や監督の感情とは切り離して、ルールに基づいた判断を下すことが大切です。有隅氏の選手経験は経歴上の特徴ですが、それが具体的な判定技術にどう影響したかについては、公開資料だけから断定できません。
2. 2582試合は長期的なキャリアの積み重ね2500試合という数字は、単発の好成績とは異なります。
1995年の初出場から2025年の節目まで、長い期間にわたって公式戦を担当してきたことを示しています。
審判員の実績を評価する際は、通算出場数だけでなく、日本シリーズやオールスターゲームなどの出場歴も合わせて見ることが大切です。
3. 2026年の現役登録が示すもの2026年度名簿への掲載は、有隅氏が現在もNPBの審判員として登録されていることを示す重要な情報です。
一方、歴代ランキングの順位や通算出場試合数は、シーズン終了時点の集計を基準にしています。
審判員の現在地を調べる場合は、プロフィール、通算記録、年度別名簿を別々に確認することが、正確な理解につながります。
【有隅審判のよくある質問(FAQ)】
Q1:有隅昭二審判員の出身高校はどこですか?
A1:九産大九州高校です。NPB公式プロフィールに出身高校として掲載されています。その後、1990~1991年にヤクルトに在籍しています。
Q2:有隅昭二氏がNPBに入局したのは何年ですか?
A2:1992年1月1日です。公式戦への初出場は1995年4月25日で、阪神対中日戦の二塁塁審を担当しました。
Q3:有隅昭二氏の通算出場試合数は何試合ですか?
A3:NPB公式記録では、2025年シーズン終了時点で2582試合です。歴代審判員通算出場ランキングでは43位に位置しています。
Q4:有隅昭二氏は2500試合をいつ達成しましたか?
A4:2025年4月27日です。ベルーナドームで行われた西武対オリックス戦で球審を務め、史上48人目、現役では4人目の達成となりました。
Q5:有隅昭二氏は日本シリーズに何回出場していますか?
A5:NPB公式プロフィールでは、2008年、2013年、2015年、2016年、2020年、2021年、2025年の7年度が記録されています。
Q6:有隅昭二氏はオールスターゲームにも出場していますか?
A6:はい。2002年、2007年、2013年、2021年の4年度に出場しています。
Q7:有隅昭二氏は2026年現在も現役ですか?
A7:NPBの2026年度審判員一覧に背番号37の審判員として掲載されています。公式登録上は現役審判員です。
有隅昭二氏は、九産大九州高校からヤクルトへの在籍を経て、1992年にNPBへ入局した審判員です。
1995年4月25日の阪神対中日戦で公式戦に初出場し、長年にわたってプロ野球の試合を担当してきました。
これまでの主な実績を整理すると、次のようになります。
- 1992年1月1日: NPB入局
- 1995年4月25日: 公式戦初出場
- 2025年4月27日: 通算2500試合出場達成
- 2025年シーズン終了時: 通算2582試合、歴代43位
- 日本シリーズ: 7年度出場
- オールスターゲーム: 4年度出場
- 2026年度: 背番号37の審判員として公式名簿に掲載
有隅審判を調べる際に特に覚えておきたいのは、2582試合という記録が2025年シーズン終了時点の数字であること、そして2026年度の公式名簿にも引き続き名前があることです。
選手としての球団在籍から審判員への転身、2500試合の達成、そして日本シリーズやオールスターゲームでの経験。有隅昭二氏の経歴は、プロ野球を支える審判員の長いキャリアを知るうえで、興味深い記録となっています。