2026年のメッシの報酬については、MLS選手会(MLSPA)が公表した選手給与資料が重要な根拠になります。
その資料によると、メッシの2026年の報酬は次のとおりです。
2026年の基本給(Base Salary)$25,000,000

2,500万ドル
2026年の保証報酬(Guaranteed Compensation)$28,333,333
約2,833万ドル
出典:MLS選手会の2026年給与資料、AP通信、Sports Illustrated。
基本給は、契約上のベースとなる給与です。
一方、保証報酬には基本給に加えて、契約期間にわたって年割り計上された契約金や保証ボーナスなどが含まれます。
したがって、2,500万ドルと2,833万ドルの差額を、試合に勝った場合のボーナスだけと理解するのは正確ではありません。
MLS選手会の定義では、保証報酬は契約期間やオプション期間も考慮した金額です。
2025年から2026年にかけて基本給が大幅上昇2026年の基本給は、2025年の1,200万ドルから2,500万ドルへ増加しました。
保証報酬も2025年の約2,044万6,000ドルから約2,833万3,000ドルへ上昇しています。
メッシが2025年10月にインテル・マイアミとの契約を延長したことも、この報酬変化の背景にあります。
クラブの公式発表によると、新契約は2028年のMLSシーズン終了までを対象としています。
つまり、2026年時点でもメッシはMLSで圧倒的な高額報酬を受け取る選手です。
ただし、2026年の2,833万ドルという保証報酬だけで、メッシの年間収入全体を説明することはできません。
【スポンサー収入も巨大】メッシの年収は2026年に1億4,500万ドルと推計
メッシの収入を考える際、忘れてはならないのがスポンサー収入と商業活動による収益です。
Forbesが2026年10月に公表した世界の高額所得サッカー選手ランキングでは、メッシの年間収入は推計1億4,500万ドルとされています。
その内訳は次のとおりです。
$145 million
Forbesによる2026年の推定年間収入
競技関連収入$70M
競技外収入$75M
競技外収入にはスポンサー、ライセンス、出演、事業活動などが含まれる。税金・代理人手数料控除前の推計。
興味深いのは、競技外収入が競技関連収入を上回っている点です。
これは、メッシの価値がサッカー選手としての能力だけで決まっていないことを示しています。
メッシを支える主要スポンサー長年にわたる象徴的なパートナー。メッシにはアディダスとの生涯契約があることでも知られています。
MLSの放映・配信事業とメッシの存在は、北米サッカーの国際的な認知度を高めるうえで大きな関係を持っています。
国際的なスポンサー活動を通じてメッシのブランド価値を支える企業の一つです。
長年にわたりメッシの広告・プロモーション活動と関係してきたブランドです。
Forbesの2026年のスポンサー・事業収入の推計には、こうした企業との商業活動だけでなく、ライセンスや事業上の収益なども含まれます。競技外収入7,500万ドルをすべて広告契約だけの収入と解釈するのは適切ではありません。
インテル・マイアミの持ち分も将来的な資産価値にメッシのインテル・マイアミとの契約には、引退後にクラブの持ち分を取得できる選択肢が含まれるとForbesは伝えています。
加えて、2026年3月には共同オーナーのホルヘ・マスが、メッシの年間報酬について、クラブの持ち分を含めると約7,000万〜8,000万ドルになると説明したことが報じられました。
この数字はMLS選手会の保証報酬とは別の視点です。
基本給や契約上の保証報酬に加え、クラブとの経済的な関係まで含めて考えると、メッシの現在の経済的価値はさらに大きくなります。
【ロナウドと徹底比較】2026年の年収はメッシより上?
メッシの比較対象として欠かせないのが、長年ライバル関係にあったクリスティアーノ・ロナウドです。
2026年10月のForbesランキングでは、両者がサッカー選手の年間収入ランキングで1位と2位を占めています。
アル・ナスル/ポルトガル$300M
インテル・マイアミ/アルゼンチン$145M
出典:Forbes「Highest-Paid Soccer Players 2026」。税引前の年間収入推計。
| 比較項目 | メッシ | ロナウド |
|---|---|---|
| 年間総収入 | 1億4,500万ドル | 3億ドル |
| 競技関連収入 | 7,000万ドル | 2億5,000万ドル |
| 競技外収入 | 7,500万ドル | 5,000万ドル |
| ランキング | 2位 | 1位 |
ロナウドの年間収入はメッシの約2.07倍です。
ただし、興味深いのは競技外収入の割合です。
メッシは競技外収入が7,500万ドルで、競技関連収入の7,000万ドルを上回っています。一方、ロナウドはサウジアラビアのアル・ナスルから得る競技関連収入が2億5,000万ドルと推計されており、総収入の大部分を占めています。
両者は同じサッカー界のスーパースターでありながら、収入を生み出す構造が異なるのです。
なお、この比較は年間総収入の推計であり、純粋なクラブ年俸の比較ではありません。
【プロの結論】メッシの最高年俸を判断するときに知っておきたい3つのポイント
メッシの年俸を調べると、1億3,800万ユーロ、3,000万ユーロ、2,500万ドル、1億4,500万ドルなど、さまざまな数字が出てきます。
数字が違うからといって、必ずしもどれかが間違いというわけではありません。
重要なのは、何を年俸として計算しているのかを見極めることです。
1. 最高年俸と契約総額は区別する5億5,523万7,619ユーロは4年間の契約総額です。
年間約1億3,880万ユーロは、その総額を4年間で割った平均値です。
基本給だけの年俸ではありません。
この違いを理解すれば、メッシの最高年俸に関する情報を正しく読み取れます。
2. 税引前と税引後を混同しないバルセロナ時代の約1億3,880万ユーロは税引前の報道額です。
一方、PSG時代の3,000万ユーロは税引後の報道額です。
手取りと額面をそのまま比較すると、収入の実態を誤解する原因になります。
バルセロナ時代の契約については、税金や社会保険料などを差し引いた金額が約2億9,700万ユーロだったとの推計も報じられています。
3. 現在の年俸と年収は別の数字2026年のMLS選手会による基本給は2,500万ドル、保証報酬は約2,833万ドルです。
しかしForbesによる年間総収入の推計は1億4,500万ドルです。
その差はスポンサー契約、ライセンス、事業活動など、クラブから受け取る給与以外の収益が大きいためです。
年俸を比較したい人はMLS選手会の資料、世界のスポーツ選手としての収入を比較したい人はForbesのランキングを見ると、目的に合った情報を得られます。
最も重要な判断基準は、基本給・保証報酬・契約総額・税引後の手取り・スポンサー収入を別々に考えることです。
【メッシの年俸全盛期】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:メッシの全盛期の最高年俸はいくらですか?
メッシの全盛期はバルセロナ時代の2017〜2021年です。エル・ムンドの報道によると、4年間の契約総額は5億5,523万7,619ユーロで、年間平均にすると約1億3,880万ユーロです。ただし、これは固定給だけではなく、ボーナスや肖像権報酬などを含む金額です。
Q2:メッシの最高年俸は手取りでいくらでしたか?
2017〜2021年のバルセロナ契約については、税金や社会保険料などを差し引いた手取り相当額が約2億9,700万ユーロと報じられています。4年間の合計額であり、単純な基本給の手取りとは異なります。
Q3:2026年現在、メッシの年俸はいくらですか?
2026年のMLS選手会資料によると、インテル・マイアミでの基本給は2,500万ドル、保証報酬は2,833万3,333ドルです。スポンサー収入などを含むForbesの年間総収入推計は1億4,500万ドルです。
Q4:メッシとロナウドではどちらが高収入ですか?
2026年10月のForbesランキングでは、ロナウドが推計3億ドルで1位、メッシが推計1億4,500万ドルで2位です。ロナウドはクラブでの競技関連収入が大きく、メッシはスポンサーや事業などの競技外収入が競技関連収入を上回っています。
メッシのキャリアで最も注目すべき高額契約は、2017年から2021年までのバルセロナとの4年契約です。
その総額は約5億5,500万ユーロ。年間平均に換算すると約1億3,880万ユーロという、サッカー界でも歴史的な規模の報酬でした。
その金額には基本給だけでなく、契約更新ボーナス、忠誠ボーナス、肖像権収入、成績連動報酬などが含まれています。
PSG移籍後は税引後約3,000万ユーロの初年度報酬が報じられ、2023年からのインテル・マイアミ時代には、スポンサーやクラブとの経済的な関係も含めた新しい収益モデルが形成されました。
2026年の数字を整理すると、次の3点が結論です。
- 全盛期の契約総額:約5億5,523万ユーロ(2017〜2021年)
- 2026年の基本給:2,500万ドル(インテル・マイアミ)
- 2026年の年間総収入推計:1億4,500万ドル(Forbes)
メッシの年俸をめぐる最大の要点は、単に金額が大きいことではありません。世界最高峰の選手としての競技価値が、スポンサー、肖像権、クラブ経営への関与と結び付いていることです。
バルセロナ時代の巨額契約はその象徴であり、2026年のインテル・マイアミでの活動は、選手としてのキャリアを超えたブランド価値の大きさを示しています。