「くら寿司プレミアム」と検索して見つかるのが、くら寿司株式会社が展開する上位ブランド「無添蔵(むてんくら)」です。2005年に誕生したプレミアム回転寿司で、通常のくら寿司とは異なる上質な食材、ひと手間かけた寿司づくり、落ち着いた和の空間を特徴としています。
2026年は大きな転換点を迎えました。2025年5月の中目黒店に続き、2026年7月9日には関東エリア2号店となる無添蔵 新宿店がオープン。北海道産の朝〆地魚を新幹線で運ぶ新たな仕入れや、寿司と日本茶のペアリングなど、従来の回転寿司とは異なる試みも始まっています。気になるメニュー価格、通常店との違い、四大添加物無添加の意味、全国の店舗展開まで、2026年11月時点の情報を整理します。
【正体を解明】くら寿司プレミアムとは上位ブランド「無添蔵」のこと

まず押さえておきたいのは、「くら寿司プレミアム」という名称が、独立した別会社や会員制サービスを指すわけではないという点です。正式なブランド名は「無添蔵(むてんくら)」。くら寿司が手がけるプレミアム回転寿司業態です。
2005年に大阪で誕生した大人向けの回転寿司無添蔵の歴史は2005年1月に始まります。最初の店舗は大阪府堺市の「無添蔵 泉北店」。関西エリアを中心に店舗を展開し、通常のくら寿司とは異なる、落ち着いた雰囲気と上質な料理を提供してきました。
無添蔵が目指しているのは、単に高価な寿司を提供することではありません。全国一律の大量販売を前提とする通常業態では扱いにくい希少な魚や、調理に時間をかける手作り料理を、小規模な店舗運営によって提供することにあります。
そのため、ネタに飾り包丁を入れる、出汁醤油を刷毛で塗る、仕入れた魚を店舗で加工するといった細かな仕事にも力を入れています。
通常のくら寿司とは異なる「大人の隠れ蔵」無添蔵の店舗づくりを象徴するコンセプトが「大人の隠れ家」です。
一般的なくら寿司は、明るく開放的な空間に、家族連れやグループが利用しやすい座席、ゲーム要素を組み合わせた店舗が中心です。一方、無添蔵は照明を少し落とし、和の装飾を取り入れた落ち着いた空間を演出しています。
回転寿司の象徴ともいえるレーンは残しながら、食事中のにぎやかさを抑える設計です。寿司だけでなく、一品料理や日本酒をゆっくり楽しみたい人を意識した業態といえます。
くら寿司の公式ブランド紹介では、寿司や季節の一品料理、料理に合わせた銘酒を含む200種類以上の商品を取り扱うことも紹介されています。
【2026年最新】無添蔵 新宿店が7月9日にオープン!中目黒店との関係も解説
2026年の無添蔵を語るうえで外せないニュースが、新宿店のオープンです。
くら寿司株式会社は2026年7月2日に公式発表を行い、7月9日(木)に「無添蔵 新宿店」を開業しました。2025年5月29日にオープンした中目黒店に続く、東京都内2店舗目であり、無添蔵ブランドとしても過去最大規模の店舗です。
無添蔵 新宿店の店舗情報新宿店は東京都新宿区新宿3丁目の新宿高野ビル6階に位置します。新宿駅周辺で買い物や仕事をする人、国内外から訪れる観光客など、多様な利用者を想定した立地です。
- 店舗名:無添蔵 新宿店
- オープン日:2026年7月9日(木)
- 住所:東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル6階
- 営業時間:11:00~23:00
- 電話番号:03-6457-7609
- 定休日:年中無休
- 駐車場:なし
公式発表では、無添蔵ブランドとして最大規模の店舗と位置付けられています。特に注目したいのは、単なる既存ブランドの大型化ではなく、北海道の鮮魚輸送や日本茶とのペアリングなど、新しい食体験を取り入れたことです。
関東1号店・無添蔵 中目黒店の特徴中目黒店は2025年5月29日に開業した関東初の無添蔵です。
- 住所:東京都目黒区上目黒3-7-11 松村ビル2階
- 営業時間:11:00~24:00
- 定休日:年中無休
- 電話番号:03-6303-1610
- 座席構成:ボックス席・カウンター席
中目黒店は「日常の中の非日常」をコンセプトに、落ち着いた照明や和の装飾を採用。ボックス席には仕切りを設け、個室に近い感覚で利用できる空間も用意しています。
くら寿司の公式発表によると、関東進出に際しては、都市部でも展開しやすい小規模店舗と、手間をかけた上質なメニューを組み合わせた新しい店舗モデルを採用しました。
2026年11月現在の無添蔵の店舗一覧2026年11月時点で、公式店舗情報に掲載されている国内店舗は6店舗です。
関東エリア
- 無添蔵 中目黒店(東京都目黒区)
- 無添蔵 新宿店(東京都新宿区)
関西エリア
- 無添蔵 伊丹昆陽店(兵庫県伊丹市)
- 無添蔵 北花田店(大阪府堺市)
- 無添蔵 泉北店(大阪府堺市)
- 無添蔵 紀伊川辺店(和歌山県和歌山市)
注目すべきは、長年関西に集中していたブランドが、2025年から2026年にかけて東京で2店舗を展開する段階に入ったことです。店舗数だけを急増させるのではなく、都市部で成立する上質な回転寿司モデルを広げようとする動きが見えてきます。
【徹底比較】無添蔵と通常のくら寿司は何が違う?関係性を一覧表で整理
無添蔵と通常のくら寿司は、運営会社が同じである一方、店舗のコンセプトや商品構成には明確な違いがあります。
特に誤解されやすいのが、四大添加物無添加です。無添蔵だけの独自制度と思われがちですが、実際には通常のくら寿司も四大添加物無添加に取り組んでいます。両者の違いは、添加物への取り組みそのものより、食材の選び方や調理、店舗体験にあります。
| 比較項目・関連要素 | 通常のくら寿司 | 無添蔵 | 主な違い |
|---|---|---|---|
| 運営会社 | くら寿司株式会社 | くら寿司株式会社 | 同じ企業グループの業態 |
| 四大添加物無添加 | 取り組みあり | 取り組みあり | 基本方針は共通 |
| メニュー構成 | 定番寿司、期間限定商品、サイドメニュー | 希少な魚、手作り料理、季節の一品料理 | 高付加価値の商品を充実 |
| 価格帯 | 一部店舗で110円から | 本まぐろ上赤身300円、中とろ390円、大とろ580円など | 高価格帯の商品が中心 |
| 店内の雰囲気 | 明るくにぎやかなファミリー向け | 照明を落とした和風の落ち着いた空間 | 大人がゆっくり食事を楽しむ設計 |
| ビッくらポン! | 代表的なアミューズメントサービス | 基本的に設置しない | 食事そのものを楽しむ方向性 |
| 回転レーン | あり | あり | 回転寿司の基本スタイルは共通 |
| 提供スタイル | 効率的な店舗運営を重視 | 飾り包丁、刷毛塗りなどの手仕事を重視 | 調理・提供工程に違い |
通常のくら寿司では、2026年9月4日から価格改定が実施され、一部商品は110円から提供されています。一方、無添蔵では本まぐろや新幹線輸送の鮮魚など、素材や仕込みに特徴を持つ商品が充実しています。
この比較から分かるのは、無添蔵が単純に通常店の価格を引き上げた店舗ではないということです。メニューの方向性、空間づくり、調理工程を含めて、別の利用目的に応える業態として設計されています。
四大添加物無添加とは何か?通常店との共通点に注意無添蔵が掲げる四大添加物無添加とは、次の4種類を使用しないという方針です。
- 化学調味料
- 人工甘味料
- 合成着色料
- 人工保存料
くら寿司の公式説明では、調味料を含むすべての食材について、この4種類を使用しないとしています。
ただし、ここで注意したいのは「すべての食品添加物を一切使用しない」という意味ではないことです。対象となるのは、あくまで企業が定義する四大添加物です。また、四大添加物無添加であることと、アレルギー物質を含まないことは別の話です。
通常のくら寿司も同様の方針を掲げているため、無添蔵を選ぶ理由は、添加物への取り組みだけではありません。食材の希少性や調理の手間、空間の快適さまで含めて判断することが大切です。
ビッくらポンとの違いは?通常のくら寿司でおなじみの「ビッくらポン!」は、食べ終えた寿司皿を投入するなどの仕組みを通じてゲームや景品を楽しむアミューズメントサービスです。
無添蔵では、このような遊びの要素を基本的に設けていません。新宿店の公式発表でも、回転レーンは維持しながら、ビッくらポン!や水回収システムといったアミューズメント要素を減らす方針が説明されています。
つまり、回転寿司としての楽しさは残しつつ、食事中の静けさや料理への集中を優先した設計です。子どもと景品を楽しみたい場合は通常店、落ち着いて食事を楽しみたい場合は無添蔵という選び方ができます。
【メニュー・価格を調査】無添蔵の料金はいくら?おすすめの高級寿司も紹介
無添蔵を利用する前に気になるのが、実際の料金です。通常のくら寿司と比較すると高価格帯の商品が多いものの、すべてが高額というわけではありません。
2026年の公式東日本メニューでは、本まぐろの部位別メニューや新幹線輸送の鮮魚、日本酒など、複数の価格帯の商品が紹介されています。
無添蔵の代表的なメニューと価格- 地中海産本まぐろ 上赤身:300円
- 地中海産本まぐろ 中とろ:390円
- 地中海産本まぐろ 大とろ:580円
- 新幹鮮魚:各420円
- 生本わさびを使用した刺身盛り合わせ:2,800円
- 純米大吟醸・獺祭:グラス980円、720mlボトル6,980円
これらは公式東日本メニューに掲載されている価格例です。店舗や販売時期、仕入れ状況によって取扱商品は変わります。
高価格帯の商品が充実する理由無添蔵の特徴は、通常店では期間限定や数量限定になりやすい食材を、ブランドの特色を生かして商品化していることです。
例えば、本まぐろは赤身・中とろ・大とろを食べ比べられる構成です。部位による脂の違いや食感を楽しめるため、単に寿司の枚数を食べるより、素材の違いを味わいたい人に向いています。
また、信州安曇野産の生本わさびを自分で摺りおろして楽しむ刺身盛り合わせなど、食べる工程そのものに価値を持たせたメニューも用意されています。
日本酒についても、獺祭などの銘酒を取り扱い、寿司や一品料理との組み合わせを提案しています。
予算はどのくらい用意すればいい?食べログに掲載されている中目黒店の予算目安は、昼・夜ともに1,000~1,999円です。ただし、これは口コミサイト上の参考予算であり、公式に定められたコース料金ではありません。
実際には、注文する寿司の種類や枚数、一品料理、日本酒の有無によって会計は変わります。特に大とろや刺身盛り合わせ、酒類を組み合わせる場合は、通常のくら寿司より予算を多めに考えておくと安心です。
コストパフォーマンスを考えるなら、安い寿司を何皿も食べるという視点だけでなく、希少な魚や手間をかけた料理をどれだけ楽しめるかという基準で比較するのがおすすめです。
【新宿店の独自性】北海道産の朝〆地魚と新幹鮮魚便「はこビュン」の実力
2026年の無添蔵を象徴する新しい取り組みが、北海道産の朝〆地魚を新幹線で新宿まで運ぶ仕組みです。
くら寿司は、新宿店の開業に合わせて、列車荷物輸送サービス「はこビュン」を活用した鮮魚輸送を展開しました。北海道で水揚げされた魚を現地で迅速に加工し、北海道・東北新幹線を利用して首都圏へ運び、当日の夕方から店舗で提供する仕組みです。
「はこビュン」で実現する産地と都心の距離の短縮「はこビュン」は、JR東日本物流が提供する列車荷物輸送サービスです。新幹線などの定時性と速達性を生かし、生鮮食品や医療関係品などを運びます。
無添蔵の新宿店では、この仕組みを鮮魚の輸送に利用。産地の水産会社と連携し、現地で一次加工を行うことで、輸送に必要な荷物の量を抑えながら、新鮮な魚を都心に届けています。
新宿店の開業時に紹介された魚種には、次のようなものがあります。
- 函館サーモン
- おおずわいがに
- はっかく
- くろそい
- 青つぶ貝
- やなぎのまい
- くろがれい
- さめがれい
特に北海道ならではの魚種を、東京にいながら味わえることは大きな魅力です。普段の回転寿司では見かけにくい魚に出会える点も、無添蔵を利用する価値につながります。
なお、これらの商品は水揚げ状況や季節によって内容が変わります。公式発表では、対象商品の一部は毎週水曜日・日曜日に水揚げ状況を見ながら提供し、夕方以降、数量限定で販売する仕組みが案内されています。天候や交通状況による遅延、売り切れもあり得るため、特定の魚を目当てにする場合は注意が必要です。
寿司と日本茶のペアリングは新宿店の注目ポイント新宿店のもう一つの特色が、寿司と日本茶のペアリングです。
くら寿司は、茶審査鑑定技術の最高位である「茶師十段」を持つ茶匠・池田研太氏の監修によって、魚の旨みや脂、香りに合わせた日本茶を選定しました。公式発表では、業界初の取り組みとして紹介されています。
代表的な組み合わせは次の通りです。
- 知覧 華(強火煎茶):真いわしやまぐろ上赤身と組み合わせ、青魚の脂や旨みを引き立てる。
- 玉露ほうじ茶:うなぎや穴子の濃厚な味わいに合わせる。
- 玉露:まぐろ大とろやうになど、脂や旨みの強い食材と合わせる。
寿司といえば緑茶という組み合わせは一般的ですが、魚の種類に合わせて茶葉の特徴を使い分けることで、食事の楽しみ方を広げています。
例えば、脂の強い大とろに玉露を合わせるという考え方は、寿司の味だけでなく、飲み物の香りや余韻まで含めて食事を楽しむものです。
回転寿司の価格競争から一歩進み、食材の産地や調理方法、飲み物との相性まで含めた体験を提供すること。新宿店は、無添蔵が目指すプレミアム業態の方向性を象徴する店舗といえます。
【口コミ・評判と今後の展開】無添蔵は本当に選ぶ価値がある?
無添蔵の口コミ・評判を確認すると、通常のくら寿司とは違う落ち着いた空間や、寿司ネタの厚み、メニューの豊富さなどが評価のポイントになっています。一方、通常店と比較した価格の高さは、利用者が事前に理解しておきたい部分です。
実際の口コミで見られる評価ポイント食べログの無添蔵 中目黒店の掲載情報では、評価3.32、口コミ275件が表示されています。口コミサイトの評価は投稿時期や利用者によって変動するため、点数だけで店舗の価値を判断するのは適切ではありません。
Yahoo!マップなどの利用者投稿には、店内の落ち着いた雰囲気、通常店より厚みを感じるネタ、メニュー単価の高さなどに触れたものがあります。高価格帯の店として期待して訪れる人と、通常のくら寿司に近い価格を想定して訪れる人では、評価の基準が異なることも考えられます。
2026年6月の女性誌BAILAによる中目黒店の体験記事でも、落ち着いた照明、盆栽を取り入れた内装、ビッくらポン!を設けない静かな空間などが紹介されました。
2025年の集英社オンラインによる実食レポートでは、通常店より高価格帯の商品を取り扱う背景として、希少な食材や手間をかけた調理、通常店では期間限定になりやすい商品をレギュラーメニューとして提供する点が取り上げられています。
無添蔵がおすすめできる人無添蔵の魅力を感じやすいのは、次のような人です。
- 通常のくら寿司より上質なネタを味わいたい人
- 本まぐろや希少な地魚など、魚の種類にこだわりたい人
- 落ち着いた空間でゆっくり食事を楽しみたい人
- 寿司と日本酒、日本茶の組み合わせに興味がある人
- 友人やパートナーとの食事で、少し特別感を演出したい人
反対に、次のような人は通常店のほうが満足できる可能性があります。
- できるだけ安い価格で寿司をたくさん食べたい人
- ビッくらポン!などのゲームや景品を楽しみたい子ども連れ
- 明るくにぎやかなファミリー向けの空間を好む人
- 豊富な期間限定キャンペーンを重視する人
無添蔵は、通常店の上位互換というよりも、利用目的が異なる別業態です。食事にかける予算だけでなく、店内で過ごす時間や料理に求める価値を考えて選ぶことが重要です。
今後は100店舗を目指す?無添蔵の出店戦略無添蔵の今後を考えるうえで注目したいのが、くら寿司が掲げている国内都市部を中心とした100店舗構想です。
くら寿司のIR資料では、2025年の中間期に無添蔵のリブランディングと都市部への展開を取り上げ、将来的に100店舗を目指す方針を示しています。
さらに2026年7月の食品産業新聞社ニュースWEBによる報道では、新宿店の発表会で100店舗構想について説明があり、東京都内では山手線内のエリアも出店候補として検討されていると伝えられました。
ただし、100店舗という数字は中長期的な目標であり、2026年中に100店舗へ到達するという意味ではありません。無理に出店数を増やすのではなく、店舗の収益性やブランドの品質を維持しながら展開することが課題になります。
関西4店舗から東京へ進出し、新宿の大型店舗で新しい商品体験を提供する流れを見ると、無添蔵は単なる高級回転寿司ではなく、くら寿司グループの新しい都市型業態として育成されていることが分かります。
【くら寿司プレミアムの正体】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:くら寿司プレミアムの正式名称は何ですか?
A1:正式なブランド名は「無添蔵(むてんくら)」です。くら寿司株式会社が展開するプレミアム回転寿司ブランドで、2005年に大阪府堺市で誕生しました。
Q2:無添蔵 新宿店はいつオープンしましたか?
A2:2026年7月9日(木)にオープンしました。住所は東京都新宿区新宿3-26-11 新宿高野ビル6階、営業時間は11:00~23:00です。
Q3:無添蔵と通常のくら寿司の価格差はどれくらいですか?
A3:通常のくら寿司は一部店舗で110円からの商品があります。一方、無添蔵の公式東日本メニューでは、本まぐろ上赤身300円、中とろ390円、大とろ580円などが掲載されています。商品によって価格が異なるため、単純な一律の価格差はありません。
Q4:無添蔵でもビッくらポン!はできますか?
A4:基本的にビッくらポン!は設置されていません。無添蔵はゲームや景品よりも、寿司や一品料理をゆっくり楽しむことを重視した店舗です。
Q5:無添蔵は四大添加物無添加ですか?
A5:はい。化学調味料、人工甘味料、合成着色料、人工保存料を使用しない方針を掲げています。ただし、すべての食品添加物を対象とする意味ではなく、通常のくら寿司も同様の方針を採用しています。
Q6:無添蔵は全国に何店舗ありますか?
A6:2026年11月時点の公式店舗情報では国内6店舗です。関東2店舗(中目黒・新宿)と関西4店舗(伊丹昆陽・北花田・泉北・紀伊川辺)で営業しています。
くら寿司プレミアムの正体である無添蔵は、2005年に誕生したくら寿司の上位ブランドです。2026年7月9日の新宿店オープンによって、関東での存在感をさらに高めました。
その魅力は、通常店より高価格帯の商品をそろえることだけではありません。希少な魚や手間をかけた調理、北海道産の朝〆地魚を新幹線で運ぶ仕組み、寿司と日本茶のペアリング、落ち着いた店内など、食事そのものを楽しむための工夫が重なっています。
一方で、四大添加物無添加は通常のくら寿司にも共通する取り組みであり、ビッくらポン!などのアミューズメント要素もありません。安さやゲーム性を求める人にとっては、必ずしも通常店より魅力的とは限らないでしょう。
【プロの結論】
無添蔵を選ぶ価値は、通常店より高い金額を払うこと自体ではなく、その差額に見合う食材・調理・空間の価値を感じられるかどうかにあります。
特に新宿店は、北海道の産地と都心を新幹線で結ぶ鮮魚輸送や、日本茶とのペアリングによって、従来の回転寿司にはなかった楽しみ方を提案しています。これは、くら寿司が価格競争だけに依存せず、高付加価値の外食市場にも挑戦していることを示す動きです。
気軽に安く食べたい日は通常のくら寿司、希少な魚や落ち着いた雰囲気を楽しみたい日は無添蔵。この使い分けこそ、2026年のくら寿司グループを賢く楽しむ方法です。今後の新規出店や季節ごとのメニュー変更にも注目が集まります。