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【2026年最新】人工膀胱を公表した芸能人はいる?確認できる人物と実際の術式

朝倉 蓮 朝倉 蓮 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

人工膀胱をめぐる芸能人の公表事例を調べると、特に重要なのが、膀胱を摘出した後にどのような方法で尿を排出しているかという点です。

2026年11月時点で、本人の発言や主要メディアの報道から手術内容まで具体的に確認できる代表例は、小倉智昭さんと元プロボクサー・タレントの竹原慎二さんです。2人とも膀胱がんで膀胱全摘出を経験していますが、選択したのは腹部に尿をためる袋を貼る回腸導管ではなく、小腸を使って体内に新しい膀胱を作る方法でした。

つまり、2人の事例をそのまま「人工膀胱を装着していた芸能人」と紹介すると、医学的には正確さを欠きます。一般に人工膀胱と呼ばれる尿路ストーマと、体内に作る代用膀胱は、排尿方法も日常生活での管理も異なるからです。

膀胱がんを公表した著名人にも違いがある

サンドウィッチマンの伊達みきおさんも、2021年3月にステージ1の膀胱がんを公表しています。しかし、伊達さんの場合は内視鏡による腫瘍切除であり、膀胱全摘出や人工膀胱の造設を公表したわけではありません。

膀胱がんを経験したことと、膀胱を失って尿路変向術を受けたことは、明確に区別する必要があります。

【小倉智昭】膀胱がん公表から全摘出、代用膀胱を選ぶまでの闘病経緯

人工膀胱芸能人

人工膀胱と芸能人という検索で、最も大きな関心を集める人物が小倉智昭さんです。

フリーアナウンサーとして長年活躍し、フジテレビ系の情報番組『情報プレゼンター とくダネ!』で22年間にわたりメインキャスターを務めた小倉さん。病気の公表後も、手術や術後の排尿事情について自ら説明し、膀胱がんの治療と生活の変化を広く伝えてきました。

2016年5月:膀胱がんを公表

小倉さんは2016年5月、番組内で膀胱がんを患っていることを公表しました。

当初は内視鏡手術によって腫瘍を切除し、膀胱を残す治療を受けました。しかし、がんは筋肉層まで浸潤しており、完全に取り切ることが難しい状態だったと説明しています。

医師からは膀胱全摘出を勧められていましたが、小倉さんは膀胱を温存する可能性を探りながら治療を続けました。

2018年夏〜秋:出血の悪化で全摘出を決断

2018年夏には激しい出血が起こり、止血のための処置を受けました。さらに同年10月には、膀胱炎を併発して出血が続き、頻尿にも悩まされたと番組で明かしています。

こうした経過を経て、医師から根治を目指すための膀胱全摘出を勧められました。

2018年11月5日、本人は『とくダネ!』の生放送で全摘出の方針を報告。同月27日に入院し、11月末に手術を受けました。

この段階で大きな選択肢となったのが、腹部に尿路ストーマを造る方法と、小腸を使って体内に代用膀胱を作る方法でした。

2018年11月:小腸を使った代用膀胱を選択

小倉さんは、当初検討されていた外付けのストーマではなく、自分の小腸を利用する代用膀胱手術を選びました。

2019年2月に出演したフジテレビ系『直撃!シンソウ坂上』では、手術後の生活について率直に語っています。

「赤ちゃんと一緒な感じ」

これは、代用膀胱には本来の膀胱のような尿意を感じる神経がないため、尿がたまったことを自然に察知できないという苦労を説明した言葉です。

尿漏れへの備えとして着替えを持ち歩き、1時間に1回ほどトイレに行く生活を送っていたことも明かしました。

2019年1月:予定より早く仕事に復帰

小倉さんは術後のリハビリを経て、2019年1月7日に『とくダネ!』へ復帰しました。

当初は2月以降の復帰を想定していましたが、回復が順調だったことから、予定より約1か月早い復帰となりました。

ただし、番組に戻れたことと、術後の排尿機能が完全に元通りになったことは別問題です。小倉さん自身も、仕事を続けながら排尿コントロールの訓練を行う必要があると説明していました。

2022年:代用膀胱の容量と尿漏れについて説明

2022年6月、テレビ朝日系『徹子の部屋』に出演した際には、手術で小腸を約60センチ使用したことを明かしました。

手術直後は約50ccしか尿をためられなかった代用膀胱が、徐々に広がり、当時は400〜500ccほどまで容量が増えたと説明しています。

一方、尿漏れ用のパッドを継続して使用するなど、術後の生活には不便も残っていました。こうした発信は、膀胱全摘出後の生活を具体的に知る貴重な機会になりました。

2024年12月9日:膀胱がんのため77歳で逝去

小倉さんは2024年12月9日、膀胱がんのため77歳で亡くなりました。所属事務所が翌10日に訃報を公表しています。

所属事務所の発表によると、2018年の膀胱全摘出後、2021年には肺への転移が判明。2023年には腎盂がんが見つかり、同年12月に左腎臓の全摘出手術を受けていました。その後も治療を続けていましたが、病状が悪化し、自宅で家族に見守られながら息を引き取ったとされています。

2026年現在、小倉さんの術後の生活を知るうえでは、2019年から2022年にかけて本人が語った内容が重要な記録となっています。なお、膀胱全摘出後の生活と、最終的な死因や病状の進行は、それぞれ分けて理解する必要があります。

【噂と事実を比較】小倉智昭・竹原慎二・伊達みきおの術式はどう違う?

人工膀胱を公表した芸能人を調べる際、混同されやすいのが「膀胱がん」「膀胱全摘出」「代用膀胱」「人工膀胱」の4つです。

実際の公表内容を整理すると、それぞれの違いが明確になります。

人物 公表された病気・手術 術後の尿路・排尿方法 確認できる事実
小倉智昭さん 2016年膀胱がん公表、2018年膀胱全摘出 小腸を使った体内の代用膀胱 尿漏れや排尿管理の苦労を本人が公表
竹原慎二さん 2014年ステージ4の膀胱がん、同年6月25日全摘出 小腸を使った新膀胱 尿意がないことや腹圧による排尿を公表
伊達みきおさん 2021年ステージ1の膀胱がん 内視鏡による腫瘍切除 膀胱全摘出や人工膀胱造設の公表事例ではない
渡哲也さん 1991年直腸がん 人工肛門(コロストミー) 人工膀胱ではなく、便を排出するストーマ

この比較から分かるのは、小倉さんと竹原さんが共通して膀胱全摘出後に代用膀胱を選択していることです。

一方、伊達さんは早期の膀胱がんを内視鏡手術で切除した事例であり、膀胱全摘出を受けたわけではありません。

また、渡哲也さんは人工肛門を公表した著名人です。ストーマという共通点はありますが、人工膀胱とは排泄するものが異なります。

竹原慎二も小腸で新膀胱を造設していた

人工膀胱に関する検索では、小倉さんだけでなく竹原慎二さんの経験も知っておきたいところです。

元WBA世界ミドル級王者でタレントの竹原さんは、2014年2月にステージ4の膀胱がんと診断されました。抗がん剤治療を受けた後、同年6月25日に膀胱全摘出手術を受けています。

2018年6月に出演した関西テレビの番組では、小腸を利用して新しい膀胱を作ったことを説明しました。

竹原さんによると、術後は新膀胱に尿がたまっても通常の膀胱のような尿意を感じません。自分で時間を決めてトイレに行き、腹圧を使って排尿する必要があるといいます。

また、尿を十分に出し切れない場合には、自己導尿が必要になることも説明していました。

小倉さんと竹原さんの発言には共通点があります。外見上は通常の排尿に近い形を保てても、排尿の感覚や管理方法は手術前と大きく異なるということです。

【医療の基礎知識】人工膀胱・回腸導管・自然排尿型代用膀胱の違い

膀胱全摘出後には、尿を体外へ排出するための新しい経路を作る必要があります。この手術を「尿路変向術」と呼びます。

国立がん研究センターのがん情報サービスでは、代表的な方法として尿管皮膚ろう造設術、回腸導管造設術、自排尿型新膀胱造設術を紹介しています。

1.回腸導管:腹部に尿の出口を造る方法

回腸導管は、小腸の一部を利用して尿の通り道を作る方法です。

左右の尿管を切り離した小腸の一部につなぎ、その小腸を腹部の皮膚に開口させます。この開口部がストーマです。

ストーマからは尿が継続的に排出されるため、腹部に採尿袋を装着します。尿がたまったらトイレに流し、装具は定期的に交換します。

回腸導管は手術方法が確立されており、膀胱全摘出後に広く行われている術式です。

メリットは、尿意に頼らず排尿を管理できることです。就寝中には大きめの採尿袋につなぐこともでき、夜間の排尿回数を抑えられます。

一方で、ストーマ周囲の皮膚トラブル、装具の交換、尿漏れへの備えなど、継続的なケアが必要です。

2.自然排尿型代用膀胱:小腸で体内に新しい膀胱を作る方法

自然排尿型代用膀胱は、小腸の一部を切り取り、尿をためる袋状の器官を作る手術です。

この新膀胱を尿道につなぐことで、腹部にストーマや採尿袋を設けず、尿道から排尿できるようにします。

小倉智昭さんと竹原慎二さんが選択したのが、この方法です。

ただし、元の膀胱と同じ機能が再現されるわけではありません。新膀胱には通常の膀胱のような尿意がないため、時間を決めてトイレに行く必要があります。

手術後は尿漏れが起こりやすく、排尿機能が安定するまで夜間にもトイレに起きる場合があります。自力で十分に排尿できない場合には、自己導尿が必要になることもあります。

加えて、尿道を残せない場合や腎機能が低下している場合など、医学的に選択できないケースもあります。

3.尿管皮膚ろう:尿管を直接皮膚につなぐ方法

尿管皮膚ろうは、左右の尿管、または片側の尿管を腹部の皮膚に直接つなぎ、尿の出口を作る方法です。

小腸を利用する必要がないため、手術時間や身体への負担を抑えやすいという特徴があります。

高齢者や持病などによって大きな手術が難しい患者にも検討されます。

ただし、こちらも腹部に尿の出口を作るため、採尿袋などによる排泄管理が必要です。

3つの尿路変向術を選ぶ基準

どの術式が最も優れているかは、一概には決められません。

  • 回腸導管:手術方法が確立され、排尿管理を装具で行えることを重視する場合。
  • 自然排尿型新膀胱:尿道から排尿する形を希望し、医学的な適応条件を満たしている場合。
  • 尿管皮膚ろう:腸管を利用する手術の負担を避けたい場合。

実際には、がんの広がり、尿道を残せるか、腎機能、年齢、全身状態、本人の生活上の希望などを踏まえて決定します。

【人工膀胱と人工肛門の違い】渡哲也の公表事例から分かる混同の原因

人工膀胱と人工肛門は、どちらも腹部にストーマを造る点では共通しています。しかし、排泄するものと手術の対象となる臓器が違います。

人工膀胱は尿、人工肛門は便を排出する

人工膀胱は、膀胱の機能を失った人が尿を体外へ排出するために造る尿路ストーマを指す一般的な呼び方です。

一方、人工肛門は大腸や小腸の一部を腹部に開口させ、便を体外へ排出するための消化管ストーマです。

日本オストミー協会では、こうしたストーマを持つ人を「オストメイト」と呼んでいます。

つまり、オストメイトという言葉だけでは、その人が人工膀胱を使用しているのか、人工肛門を使用しているのかは分かりません。

渡哲也は人工膀胱ではなく人工肛門を公表

俳優の渡哲也さんは、1991年に直腸がんを発症し、人工肛門を使用していたことを公表していました。

日本オストミー協会も、2020年に渡さんの訃報に際して、その活動と社会的な意義を振り返っています。

渡さんが俳優として活動を続けながら人工肛門を使用していたことは、ストーマへの理解を広げる一つのきっかけとなりました。

しかし、直腸がんに伴う人工肛門と、膀胱がんに伴う尿路ストーマは別のものです。渡さんを人工膀胱を使用した芸能人として紹介するのは誤りです。

ストーマがあっても入浴や旅行はできる

「人工膀胱を造ると温泉や旅行に行けなくなる」というイメージを持つ人もいますが、必ずしもそうではありません。

日本オストミー協会の生活ガイドによると、ストーマ装具を装着したまま自宅で入浴できます。公衆浴場でも、装具を適切に処置して利用する方法が紹介されています。

尿路ストーマの場合は尿が継続的に排出されるため、装具を装着した状態で入浴するのが基本です。入浴前に採尿袋を空にし、装具の状態を確認するなどの準備を行います。

旅行についても、交換用の装具や予備の用品を持参し、移動先のトイレを確認することで対応できます。

ストーマの有無だけで生活の自由度が決まるわけではなく、装具の管理方法や周囲の理解、本人の体調に合わせた工夫が大切です。

【オストメイトの日常生活】ストーマ装具の管理・費用・公的支援

人工膀胱を造設した後の生活で、具体的に気になるのが装具の交換や費用、外出時の対応です。

ストーマは手術を受けて終わりではありません。長期的に付き合っていくため、日常的なケアと経済的な支援制度について知っておく必要があります。

ストーマ装具はどのように使う?

回腸導管などの尿路ストーマでは、ストーマの周囲に皮膚保護剤を貼り、その上に採尿袋を取り付けます。

袋にたまった尿は、排出口からトイレに流します。装具は製品の種類や皮膚の状態などに応じて定期的に交換します。

国立がん研究センターの情報では、回腸導管や尿管皮膚ろうの場合、装具交換の目安は週2〜3回とされています。ただし、実際の交換頻度は製品や個人の状態によって異なります。

特に注意したいのは次のポイントです。

  • ストーマ周囲の皮膚に赤みやかゆみがないか確認する。
  • 装具の密着状態を確認し、尿漏れを防ぐ。
  • 外出時には交換用装具や予備の用品を持参する。
  • 尿の濁りや発熱、腰痛など感染を疑う症状があれば医療機関に相談する。
ストーマ装具の費用はいくら?

ストーマ装具の費用は、採尿袋や皮膚保護剤などの製品、交換頻度、使用する補助用品によって変わります。

日本では、一定の条件を満たす人に対して、自治体の「日常生活用具給付事業」によるストーマ装具の給付制度が設けられています。

2026年の自治体の公表例を見ると、尿路系ストーマ装具の月額給付基準額は次のようになっています。

  • 愛知県豊明市:2026年4月から月額12,900円。
  • 福島県いわき市:2026年10月から月額12,000円。

この金額は各自治体の給付基準額であり、全国一律の販売価格や全員に支給される現金額ではありません。基準額を超える製品を選ぶ場合には、超過分が自己負担になることもあります。

対象条件、利用者負担、申請手続きは自治体によって異なるため、住んでいる市区町村の障害福祉担当窓口で確認することが必要です。

オストメイトが利用できる支援や設備

ストーマを持つ人は、身体障害者手帳の交付や日常生活用具の給付など、一定の条件のもとで公的支援を受けられる場合があります。

また、駅、商業施設、公共施設などには、オストメイト対応設備を備えたトイレが設置されている場所があります。

こうした設備は、ストーマ装具の処理や洗浄をしやすくするためのものです。外出や仕事を続けるうえで、利用できる施設を事前に調べておくと安心につながります。

ストーマを持つ人が社会生活を送るためには、本人のケアだけでなく、公共施設の整備や職場の理解も欠かせません。

【プロの結論】人工膀胱の芸能人を調べるときに知っておきたい3つの判断基準

人工膀胱をめぐる芸能人の報道を正しく理解するには、病名や手術名だけで判断せず、実際にどのような尿路変向術を受けたのかを見ることが重要です。

判断基準1:膀胱がんの公表と人工膀胱の使用を区別する

膀胱がんを公表したからといって、必ず膀胱を全摘出するわけではありません。

早期の膀胱がんでは、内視鏡による腫瘍切除などで膀胱を温存できる場合があります。伊達みきおさんの事例はその一例です。

一方、筋層浸潤性膀胱がんでは、転移がない場合の標準治療として膀胱全摘出が検討されます。ただし、病状や全身状態によっては膀胱温存療法が選択肢になることもあります。

判断基準2:ストーマと新膀胱を同じものとして扱わない

外付けの採尿袋を使用する回腸導管と、体内に新しい膀胱を造る自然排尿型代用膀胱は、見た目も排尿方法も異なります。

小倉智昭さんや竹原慎二さんのように新膀胱を選んだ場合でも、尿意が戻るわけではありません。時間を決めた排尿や尿漏れ対策など、独自の管理が必要です。

「尿道から排尿できるから、術前と同じ」という理解は正確ではありません。

判断基準3:本人の発言と手術報道の内容を確認する

芸能人の病気に関する情報は、病名だけが独り歩きすることがあります。

例えば、人工肛門を公表した渡哲也さんの事例を、人工膀胱の使用例として紹介するのは誤りです。また、膀胱がんの治療を公表した伊達みきおさんについて、膀胱全摘出やストーマ造設を受けたと解釈する根拠もありません。

本人の発言、所属事務所の発表、医療機関の説明、信頼できる報道を照らし合わせることで、病気と手術の実態を正しく把握できます。

芸能人の公表事例が持つ価値は、単に病気を告白したことだけではありません。治療後の排尿や装具管理、仕事への復帰など、これまで表に出にくかった生活上の課題を社会に伝えた点にもあります。

【人工膀胱を公表した芸能人】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:人工膀胱を公表した芸能人は誰ですか?
A1:膀胱全摘出後の尿路再建について具体的に公表した人物として、小倉智昭さんと竹原慎二さんが挙げられます。ただし、2人が選んだのは小腸を使った体内の代用膀胱で、腹部に採尿袋を装着する回腸導管ではありません。

Q2:小倉智昭さんは人工膀胱を使っていたのですか?
A2:小倉さんは2018年に膀胱を全摘出し、小腸約60センチを使った代用膀胱を造設しました。尿道から排尿できる方法ですが、尿意がなく、尿漏れ対策や時間を決めた排尿が必要でした。

Q3:竹原慎二さんも膀胱を全摘出したのですか?
A3:はい。2014年にステージ4の膀胱がんと診断され、同年6月25日に膀胱全摘出手術を受けています。小腸で新膀胱を造り、腹圧を利用して排尿する方法について本人が語っています。

Q4:人工膀胱と人工肛門は同じものですか?
A4:違います。人工膀胱は尿を排出するための尿路ストーマ、人工肛門は便を排出するための消化管ストーマです。どちらもストーマの一種ですが、対象となる臓器と排泄物が異なります。

Q5:人工膀胱を造設すると温泉や旅行に行けなくなりますか?
A5:必ずしもそうではありません。装具を適切に管理すれば、自宅での入浴や公衆浴場の利用、旅行なども可能です。公衆浴場では装具を装着した状態で入浴するなど、必要な準備があります。

Q6:人工膀胱の装具代は公的に補助されますか?
A6:一定の条件を満たす場合、自治体の日常生活用具給付事業によってストーマ装具の給付を受けられることがあります。給付基準額や対象条件は自治体によって異なります。

人工膀胱をめぐる芸能人の公表事例で、特に参考になるのが小倉智昭さんと竹原慎二さんです。

2人は膀胱がんによる膀胱全摘出を経験しましたが、選択したのは腹部にストーマを造る回腸導管ではなく、小腸を利用して体内に新膀胱を作る方法でした。

小倉さんは術後の尿漏れや排尿管理について具体的に語り、竹原さんも尿意がなく腹圧を使って排尿する苦労を公表しています。2人の経験は、膀胱全摘出後も排尿方法を再建できる一方、生活には新たな工夫が必要になることを示しています。

また、人工膀胱と人工肛門は同じストーマでも別の医療処置です。渡哲也さんの人工肛門や、伊達みきおさんの膀胱がん治療を、人工膀胱の使用例と混同しないことも大切です。

2026年現在、人工膀胱を理解するうえで重要なのは、著名人の病名だけを追うのではなく、手術の種類、排尿方法、術後の生活まで確認することです。小倉さんが残した率直な発信は、膀胱がんの患者や家族だけでなく、オストメイトへの理解を深めるうえでも大きな意味を持っています。

主な情報源

- 国立がん研究センター「がん情報サービス・膀胱がんの治療」
- 東京医科大学病院「泌尿器科・尿路変向術」
- 日本オストミー協会「ストーマについて」「日常生活のポイント」
- 小倉智昭さん所属事務所の2024年12月10日付訃報
- 日刊スポーツ、スポニチ、RBB TODAY、デイリースポーツの本人発言・闘病報道

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朝倉 蓮
トレンドリサーチャー 朝倉 蓮
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アニメと漫画の担当9年。制作委員会の公式発表と雑誌の告知を照合し、放送日程は公式情報のみ採用します。

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