長崎県佐世保市のハウステンボスで、冬の夜景を代表するイルミネーションが大きく生まれ変わる。2026年11月6日(金)、長年親しまれてきた「光の王国」が16年ぶりに大幅リニューアルされ、新名称「ザ・スターライト・ミリオン」として新たなスタートを切る。
2027年2月25日(木)まで開催される今回のイルミネーションでは、アムステルダムシティの広場に100を超える星のオブジェが登場するほか、全長500mの運河沿いを星の光で包む新演出も実施。加えて、幅約66mの光の滝や光のオーロラガーデンもアップデートされる。クリスマス期間には、約9,000個のクリスタルが輝く「グランド・シャンデリアツリー」も楽しめる。
【2026年最新】ハウステンボス光の王国が16年ぶりに刷新!新名称はザ・スターライト・ミリオン

2026年のハウステンボス冬シーズンで最も大きなニュースは、イルミネーションの全面的なイメージチェンジだ。
ハウステンボス株式会社は2026年8月27日、新イルミネーション「ザ・スターライト・ミリオン」の開催を発表した。従来のイルミネーションを16年ぶりに大幅リニューアルし、2026年11月6日から2027年2月25日まで展開する。
「光の王国」から「星が宿る街」へ今回の刷新で大きく変わるのは、光の見せ方と空間全体のコンセプトである。
これまでの光の王国は、広大な園内に広がるイルミネーションや光のショーなど、圧倒的な光量とスケールが魅力だった。新しいザ・スターライト・ミリオンでは、星を中心的なモチーフに据え、ヨーロッパの街並みそのものを星空の一部に見立てる演出へと進化する。
建物の窓辺、石畳、広場、街路樹など、これまで街並みを構成していた場所にも星の輝きを配置。単にイルミネーションを眺めるのではなく、星に包まれた街を歩く体験を重視している。
なぜ16年ぶりにリニューアルするのかハウステンボスが今回の刷新で掲げているのは、13年連続日本一という実績に甘んじず、これまでにない光の美しさを追求することだ。
長期間にわたって高い評価を獲得してきたイルミネーションは、施設を代表する冬の観光資源である。一方、同じ演出を継続するだけでは、過去に訪れた人に新しい感動を提供し続けることは難しい。
そこで今回のリニューアルでは、星という統一されたテーマを設定し、広場、運河、建物、光の滝までを一体的に演出する方向へと転換した。
特に注目したいのは、星のオブジェに触れられる演出が用意されている点だ。従来の鑑賞中心のイルミネーションに、参加して楽しむ要素を加えたことは、今回の刷新を象徴する変化といえる。
なお、会社側が公表しているのはリニューアルのコンセプトと演出内容であり、16年ぶりという期間を選んだ経営上の詳細な理由までは説明されていない。
【必見スポット5選】ハウステンボスイルミネーション2026の見どころ
2026年の新イルミネーションは、園内の複数のエリアが連動する構成になっている。特に注目したいのが、アムステルダムシティ、星降る運河の並木道、光の滝、光のオーロラガーデン、クリスマスシンボルツリーの5つだ。
1.アムステルダムシティの星が輝く広場今回の新演出を象徴する中心スポットが、パークの中心に位置するアムステルダムシティの広場だ。
建物の壁面や足元には、100を超える星のオブジェが設置される。星々は一定の光を放つだけではなく、まるで生きているかのように明滅する演出が特徴だ。
加えて、実際に星のオブジェに触れることで光を纏うような体験も用意されている。腰をかけられるほど大きな月のオブジェや、スモーク、水辺を使った演出も加わり、広場全体が幻想的な星空の世界へと変わる。
写真撮影を楽しみたい人はもちろん、子どもと一緒に光の演出を体験したい家族にも注目の場所だ。
2.星降る運河の並木道・全長500mの光の回廊今回のリニューアルで、特に印象的な景観を生み出すのが「星降る運河の並木道」だ。
アムステルダムシティへと続く運河沿いの並木道、全長500mにわたって星のイルミネーションが施される。
街路樹には夜空から舞い降りた星が積もったような光が配置され、枝先から星がこぼれ落ちるような演出が展開される。水面にも光が映り込むことで、陸上のイルミネーションとは異なる奥行きのある景色が生まれる。
500mという長さは、単一の撮影スポットというよりも、歩く時間そのものを楽しむための演出と考えたい。広場に向かって歩きながら、少しずつ星の世界に入り込んでいく感覚が魅力となる。
3.幅約66mに進化した光の滝従来から光の王国を代表する景観として知られてきた「光の滝」も、2026年のリニューアルでアップデートされる。
ハウステンボスの発表によると、光の滝は横幅約66mという大規模な演出だ。広い空間を覆うように広がる光は、園内でも存在感の大きな見どころとなる。
星をテーマにした新しい世界観との組み合わせによって、これまでの光の滝とは異なる冬の景色が期待される。
4.光のオーロラガーデン光の滝とあわせて楽しみたいのが「光のオーロラガーデン」だ。
名前のとおり、オーロラを思わせる幻想的な光の演出が特徴で、今回のリニューアルではこちらもアップデートの対象となった。
アムステルダムシティの星のオブジェが近距離で楽しむ演出だとすれば、光の滝とオーロラガーデンは広い空間を使ったスケール感のある景観が魅力となる。
また、アートガーデンには観覧車もあり、ゴンドラから光の王国の大パノラマを楽しめる。歩いて見る景色と、高い位置から見渡す景色を組み合わせることで、イルミネーションの楽しみ方が広がる。
5.グランド・シャンデリアツリークリスマス期間に訪れるなら、見逃せないのが「グランド・シャンデリアツリー」だ。
このシンボルツリーには約9,000個のクリスタルが使用され、シャンデリアを思わせる壮麗な輝きを放つ。
ハウステンボスは、2026年7月に実施した自社のウェブ調査を根拠として、シャンデリアを模した自立型クリスマスツリーとして日本唯一と紹介している。
新しいザ・スターライト・ミリオンの星の輝きと、クリスタルの光が組み合わさることで、クリスマスならではの華やかな景観を楽しめる。
【開催期間を徹底比較】ザ・スターライト・ミリオンとヨーロピアン・ホーリー・クリスマスの違い
2026年の冬イベントで混同しやすいのが、ザ・スターライト・ミリオンと「ヨーロピアン・ホーリー・クリスマス」の関係だ。
両者は同じ冬シーズンに開催されるが、イベントの目的と開催期間が異なる。イルミネーション全体を楽しみたいのか、クリスマス装飾やツリーを楽しみたいのかによって、訪問時期を選ぶことが大切だ。
| 名称・スポット | 開催期間・規模 | 主な内容と役割 |
|---|---|---|
| ザ・スターライト・ミリオン | 2026年11月6日~2027年2月25日 | 星をテーマにした冬の新イルミネーション |
| ヨーロピアン・ホーリー・クリスマス | 2026年11月6日~12月25日 | ヨーロッパの街並みをクリスマス装飾で彩る季節イベント |
| アムステルダムシティの星の広場 | イルミネーション開催期間中 | 100超の星のオブジェ、月のオブジェ、水辺の演出 |
| 星降る運河の並木道 | イルミネーション開催期間中 | 全長500mの運河沿いに広がる星の光 |
| 光の滝・光のオーロラガーデン | イルミネーション開催期間中 | 幅約66mの光の滝など、広域型の光の演出 |
| グランド・シャンデリアツリー | クリスマスイベント期間 | 約9,000個のクリスタルが輝くシンボルツリー |
ヨーロピアン・ホーリー・クリスマスは、2026年11月6日(金)から12月25日(金)まで開催される。
期間中はアムステルダムシティの街並みが360度、リースやリボン、光の装飾で彩られる。通常のイルミネーションにクリスマスらしい装飾が加わるため、街全体の雰囲気が大きく変化する。
また、2026年は福岡の冬の風物詩として知られるクリスマスアドベントとのコラボレーション企画「Kyushu Twin Stars Christmas」も展開される。
クリスマスマーケットや限定アイテムなど、光以外の楽しみも充実するのがこの時期の特徴だ。
12月26日以降もイルミネーションは楽しめる重要なのは、12月25日で冬のイルミネーション全体が終了するわけではないことだ。
ヨーロピアン・ホーリー・クリスマスが終了した後も、ザ・スターライト・ミリオンは2027年2月25日まで続く。
つまり、クリスマス装飾やグランド・シャンデリアツリーを見たい人は12月25日までに訪れる必要がある一方、星のイルミネーションを目的にするなら年明けや2月の旅行も選択肢になる。
【点灯時間・料金】ハウステンボスイルミネーションは何時から何円で見られる?
旅行の計画で気になるのが、点灯時間と入場料金だ。特に遠方から訪れる場合、夜のイルミネーションを十分に楽しめる時間を確保したい。
イルミネーションの点灯時間は日没後ハウステンボスの公式FAQによると、園内全体のイルミネーションは日没後に点灯する。
季節によって日没時刻が異なるため、毎日同じ時刻に点灯するわけではない。公式FAQでは2026年10月18日現在の目安を17時30分頃としている。
また、一部の演出を除き、閉園後およそ1時間で消灯する。イルミネーションショーの時間も演目によって異なるため、当日のショースケジュールと営業時間を確認しておきたい。
おすすめは、日没前に入園して園内を散策し、空が暗くなるタイミングからイルミネーションを楽しむプランだ。昼間のヨーロッパ風の街並みと夜の星の世界を両方体験できる。
2026年の1DAYパスポート料金2026年11月2日時点で公式チケットページに掲載されている1DAYパスポートの料金は、次のとおりだ。
| 対象 | 1DAYパスポート料金 |
|---|---|
| 大人(18歳以上) | 7,600円~ |
| 中人(中学・高校生) | 6,600円~ |
| 小人(小学生) | 5,000円~ |
| 未就学児(4歳~小学生未満) | 3,800円~ |
| シニア(65歳以上) | 5,900円~ |
| 3歳以下 | 無料 |
表示料金は税込みで、日程によって変動する。特定日は通常と異なる料金が設定されるため、実際の来場日を指定して購入画面で確認する必要がある。
夕方から入園するならアフター3パスポート午後3時以降に入園する場合は、アフター3パスポートも候補になる。
大人5,900円から、中人5,100円から、小人3,900円から、未就学児3,000円から、シニア4,700円からとなっている。
イルミネーションが主な目的で、昼間のアトラクションをあまり利用しない人には検討しやすい選択肢だ。
ただし、夕方以降は人気の撮影スポットやショーに人が集まることも考えられる。園内を広く回りたい場合は、1DAYパスポートで早めに入園するほうが時間に余裕を持てる。
【アクセスガイド】佐世保駅・博多・長崎空港からの行き方
ハウステンボスは長崎県佐世保市に位置する。夜のイルミネーションを楽しむ場合は、帰りの交通手段まで考えた計画が欠かせない。
佐世保駅からはJRで約20分佐世保駅からはJR快速シーサイドライナーを利用すると、ハウステンボス駅まで約20分で到着する。
ハウステンボス駅から入国口までは徒歩約5分。駅から施設までの移動が比較的わかりやすく、公共交通機関を利用する人にも便利だ。
博多駅からは特急ハウステンボス福岡方面から向かう場合、JR博多駅から特急ハウステンボスを利用するルートがある。
公式アクセス情報では、博多駅からハウステンボス駅までの所要時間は約1時間45分。特急みどりで早岐駅まで行き、区間快速シーサイドライナーに乗り換える方法も案内されている。
長崎空港からはバスまたは高速船飛行機を利用する場合は、長崎空港からのアクセスが便利だ。
公式案内では、長崎空港からハウステンボスまでバスで約70分、高速船で約50分。バスは入国口に到着し、高速船はハウステンボスのマリンターミナルに到着する。
バスは予約不要の便もあるが、満席になる場合がある。運行時刻や道路状況にも左右されるため、帰りの飛行機に合わせて余裕を持った移動計画を立てたい。
車の場合は佐世保大塔ICが最寄り自家用車やレンタカーの場合、西九州自動車道の佐世保大塔ICが最寄りのインターチェンジとなる。
公式アクセス情報によると、駐車場までは約10分。クリスマスや年末年始などの繁忙期は混雑する可能性があるため、到着時間に余裕を持たせたい。
【日本一の評判は本当?】13年連続受賞の実績とリニューアルの価値を検証
ハウステンボスのイルミネーションを語る際に欠かせないのが、「13年連続日本一」という実績だ。
これは単なる施設側の宣伝文句ではなく、夜景観光コンベンション・ビューローが関係するイルミネーション関連アワードの受賞歴に基づいている。
13年連続日本一の根拠は何かハウステンボスの2026年8月27日付の公式発表では、次の受賞歴が示されている。
- 2013年~2022年:「イルミネーションアワード」総合エンタテインメント部門で第1位。
- 2023年~2025年:「International Illumination Award」イルミネーションイベント部門の優秀エンタテインメント賞で第1位。
この2つの賞の受賞歴を合わせて13年連続としている。
ここで押さえておきたいのは、2013年から2025年まで同じ賞の同じ部門で評価され続けたという意味ではないことだ。2023年からはアワードの名称と部門が変わっている。
したがって、「日本一」という評価を見るときは、受賞年だけでなく、どの賞のどの部門で評価されたのかまで確認すると実績の意味が理解しやすい。
2026年のリニューアルで期待できる変化今回の刷新で特に注目したいのは、光の演出が鑑賞型から没入型へと広がっていることだ。
アムステルダムシティの星のオブジェに触れる体験、月のオブジェに座る体験、500mの運河沿いを歩く体験など、光を単に見るだけではない楽しみ方が用意されている。
また、広場だけを新しくするのではなく、光の滝やオーロラガーデンまで更新することで、園内全体に統一された世界観を持たせている点も特徴的だ。
16年ぶりの大幅刷新は、過去の実績を守るだけでなく、以前訪れた人にも再訪する理由を提供する試みとして注目できる。
こんな人におすすめ・注意したい人おすすめできる人
- 星空や幻想的な夜景を楽しみたい人。
- ヨーロッパ風の街並みとイルミネーションを一緒に撮影したい人。
- 家族やカップルで参加型の光の演出を楽しみたい人。
- クリスマスマーケットやグランド・シャンデリアツリーも見たい人。
- 以前のハウステンボスを訪れたことがあり、新しい演出を体験したい人。
注意したい人
- 短時間の滞在で園内全体を見て回りたい人。
- 夕方以降の移動時間に制約がある人。
- クリスマスツリーやクリスマス限定装飾を目的としているのに、12月26日以降に訪問する人。
- 入場料金をできるだけ抑えたい人。
特に、クリスマス期間と年明けでは見られる演出が異なる。目的に合わせて訪問日を決めることが、満足度を高めるポイントになる。
【よくある質問】ハウステンボス光の王国2026に関するFAQ
Q1:ハウステンボスの光の王国は2026年にいつリニューアルしますか?
A1:2026年11月6日(金)に16年ぶりの大幅リニューアルを実施します。新名称は「ザ・スターライト・ミリオン」で、2027年2月25日(木)まで開催されます。
Q2:ザ・スターライト・ミリオンの開催期間はいつまでですか?
A2:2026年11月6日から2027年2月25日までです。クリスマスイベントのヨーロピアン・ホーリー・クリスマスは12月25日までとなっています。
Q3:ハウステンボスのイルミネーションは何時から点灯しますか?
A3:園内全体のイルミネーションは日没後に点灯します。季節によって点灯時間が異なるため、固定の点灯時刻はありません。2026年10月18日時点の公式FAQでは17時30分頃が目安として案内されています。
Q4:イルミネーションを見るために別料金が必要ですか?
A4:基本的にはハウステンボスへの入場に必要なパスポートを購入します。1DAYパスポートは大人7,600円からです。日程による料金変動や、別途料金が必要な限定イベント・施設については、購入前に公式チケット案内を確認してください。
Q5:2026年のイルミネーションで最も注目すべき場所はどこですか?
A5:新演出の中心となるアムステルダムシティの星の広場と、全長500mの星降る運河の並木道が特に注目されます。光の滝や光のオーロラガーデンもアップデートされます。
Q6:12月26日以降もイルミネーションは見られますか?
A6:見られます。ザ・スターライト・ミリオンは2027年2月25日まで開催されます。ただし、クリスマスイベントとグランド・シャンデリアツリーは12月25日までの予定です。
Q7:佐世保駅からハウステンボスまでどれくらいかかりますか?
A7:JR快速シーサイドライナーで約20分です。ハウステンボス駅から入国口までは徒歩約5分です。
2026年11月6日に始まる「ザ・スターライト・ミリオン」は、16年ぶりの大幅リニューアルによって、ハウステンボスの冬のイルミネーションを新しい方向へと進化させるイベントだ。
100を超える星のオブジェが輝くアムステルダムシティ、全長500mの星降る運河の並木道、幅約66mの光の滝、光のオーロラガーデンなど、見どころは多岐にわたる。
さらに12月25日までは、ヨーロピアン・ホーリー・クリスマスと約9,000個のクリスタルが輝くグランド・シャンデリアツリーも楽しめる。
訪問時期を選ぶなら、クリスマスの華やかな装飾を楽しみたい人は12月25日まで、星をテーマにした新しいイルミネーションをじっくり楽しみたい人は2027年2月25日までの期間がおすすめだ。
【プロの結論】今回のリニューアルの本質は、単純にイルミネーションの数や明るさを増やすことではない。ヨーロッパの街並みを星の世界として再構成し、歩く、触れる、眺めるという複数の体験を一つの物語にまとめたことにある。13年連続の受賞実績を持つ光の王国が、16年ぶりにどのような新しい評価を獲得するのか。2026年冬のハウステンボスは、その変化を実際に体験できる節目のシーズンとなる。
主な情報確認資料: ハウステンボス株式会社の2026年8月27日付リニューアル発表、公式イベント案内、公式チケット料金表、公式アクセス案内、公式FAQ。受賞歴・開催日・演出内容はこれらの公表情報に基づいています。