『HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)』の連載が始まったのは、1998年の『週刊少年ジャンプ』14号です。作者は『幽☆遊☆白書』でも知られる漫画家・冨樫義博。記念すべき第1話のタイトルは「出発の日」で、主人公ゴン=フリークスが父親と同じハンターを目指し、故郷のくじら島から旅立つ物語が描かれました。
連載開始から約28年が経過した2026年11月現在も、作品は完結していません。2022年12月に週刊連載の終了と掲載形態の変更が発表されましたが、2024年、2026年と新しいエピソードが掲載されています。2026年6月には第411話で掲載が再開し、9月7日発売の『週刊少年ジャンプ』41号には第420話が登場しました。さらに10月には冨樫義博本人から第430話の原稿完成も報告されています。
この記事では、連載開始の正確な時期、第1話の内容、作者と主要人物の関係、長期休載と再開の歴史、週刊連載終了後の掲載方式、そして2026年最新情報までを時系列で整理します。
【連載開始はいつ?】1998年の週刊少年ジャンプ14号が原点

『HUNTER×HUNTER』の連載開始年は、1998年(平成10年)です。
掲載誌は集英社の『週刊少年ジャンプ』。1998年14号から連載がスタートしました。
少年ジャンプ公式サイトでも、作品の連載開始時期は「1998年14号」と明記されています。作者として掲載されているのは冨樫義博です。
初回掲載は第1話「出発の日」最初に掲載されたエピソードは、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | HUNTER×HUNTER |
| 作者 | 冨樫義博 |
| 連載開始年 | 1998年 |
| 掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
| 掲載号 | 1998年14号 |
| 初回掲載話 | No.001 |
| 初回タイトル | 出発の日 |
| 出版社 | 集英社 |
第1話「出発の日」は、1998年6月4日発売のコミックス第1巻にも収録されています。
集英社の第1巻の商品情報でも、目次の最初に「No.001/出発の日」と記載されています。つまり、1998年14号の初回掲載から単行本第1巻へとつながる、作品の原点となるエピソードです。
なぜ1998年の連載開始が重要なのか1998年は、少年漫画における冒険・バトル作品が大きく支持されていた時代です。
そのなかで冨樫義博は、単純な強さの競争だけではなく、知略、心理戦、能力の相性、登場人物それぞれの価値観を物語の中心に据えました。
後に登場する念能力や王位継承戦につながる、複雑な設定と人物描写の基礎は、最初のハンター試験編からすでに見られます。
1998年に始まった少年の冒険物語が、長期にわたって読者の考察を刺激する作品へ成長したことが、この連載の大きな特徴です。
【第1話の内容】「出発の日」でゴンはなぜ旅立ったのか?
第1話「出発の日」は、主人公ゴン=フリークスの旅立ちを描いたエピソードです。
物語の舞台は、自然豊かな離島・くじら島。
ゴンは育ての親であるミトと暮らしていました。父親のジン=フリークスは幼い頃からゴンのそばにおらず、ゴンは父親と会ったことがほとんどありません。
しかし、ある出来事をきっかけに、ゴンは父親を探すためにハンターを目指すようになります。
① 沼の主を釣り上げてハンター試験への挑戦を認めさせる第1話の印象的な場面が、ゴンによる巨大な魚「沼の主」の釣り上げです。
ミトはゴンが危険なハンターの世界に入ることを望んでいませんでした。
そこで、ハンター試験を受けたいというゴンに対し、簡単には達成できない条件を提示します。
それが、島で長年釣り上げられていなかった沼の主を釣ることでした。
ゴンは持ち前の身体能力と自然のなかで培った感覚を生かし、見事に沼の主を釣り上げます。
約束を守ったゴンは、ミトにハンター試験への挑戦を認めるよう求めます。
この場面には、ゴンの行動力だけでなく、約束を大切にする性格も表れています。
② 父親ジンが偉大なハンターだと知るゴンがハンターを目指す理由は、単に未知の世界を冒険したいからではありません。
その根底には、父親ジンへの興味があります。
ゴンは幼い頃、ジンの弟子であるカイトと出会い、父親が生きていること、そして優れたハンターであることを知りました。
それまで遠い存在だった父親が、実際に世界を冒険している人物だと知ったことは、ゴンの人生を大きく変えます。
ゴンは父親を探すために、自分も同じハンターになろうと決意しました。
③ ミトとの別れとくじら島からの出発旅立ちの場面では、育ての親であるミトとの関係も描かれます。
ミトにとってゴンは大切な存在です。危険な世界に送り出したくないという気持ちがある一方で、ゴンの意思を無視することもできません。
ゴンは島の人々や自然に別れを告げ、ハンター試験を目指して船に乗り込みます。
この第1話は、単なる冒険の始まりではありません。
- ゴンとジンの親子関係
- ゴンとミトの家族としての関係
- カイトから受け継いだ父親への手掛かり
- 未知の世界へ進もうとするゴンの好奇心
こうした複数の要素が、後の長い物語につながっています。
「出発の日」というタイトルは、ゴンが故郷を離れる日であると同時に、自分自身の人生を切り開く日でもあるのです。
【作者・冨樫義博とは?】作品を支える人物と主要キャラクターの関係
『HUNTER×HUNTER』の作者は、漫画家の冨樫義博です。
冨樫義博は、人物の心理描写や予測を裏切る展開、緻密な能力設定に定評があります。
代表作には『幽☆遊☆白書』があり、『HUNTER×HUNTER』でも、単純な善悪だけでは説明できない人物や組織を数多く描いています。
少年ジャンプ公式の作品紹介でも、冨樫義博が作者として記載されています。
主要人物と作品内の関係性| 人物・組織 | ゴンとの関係 | 物語上の役割 |
|---|---|---|
| 冨樫義博 | 作者 | 作品の原作・作画を担当 |
| 週刊少年ジャンプ | 掲載媒体 | 1998年から作品を掲載 |
| ゴン=フリークス | 主人公 | 父親を探すためハンターを目指す |
| ジン=フリークス | 実の父親 | ゴンが追いかける偉大なハンター |
| ミト | 育ての親 | くじら島でゴンを育てる |
| カイト | 父ジンの弟子 | ゴンがハンターを目指すきっかけを作る |
| キルア | 仲間・親友 | ゴンとともに冒険する |
| クラピカ | 仲間 | クルタ族の過去と幻影旅団への復讐を背負う |
| レオリオ | 仲間 | 医師を目指す青年 |
| ヒソカ | 強敵・対立人物 | ゴンたちの前に立ちはだかる存在 |
この関係性で注目したいのは、物語の中心がゴンとジンの親子関係だけに限定されていないことです。
ゴンは旅のなかで、キルア、クラピカ、レオリオなど、異なる目的を持つ人物と出会います。
彼らは同じハンター試験に参加していても、それぞれ異なる人生の目標を持っています。
例えば、クラピカには一族の悲劇と復讐という目的があり、レオリオには医師になりたいという夢があります。
こうした人物ごとの動機が物語に奥行きを与えています。
冨樫義博作品の特徴は心理戦と設定の緻密さ『HUNTER×HUNTER』の特徴は、戦闘力の高さだけで勝敗が決まらないことです。
特に念能力が登場してからは、能力の制約、発動条件、相手との相性、情報戦などが重要になりました。
後半の王位継承戦では、複数の王子や護衛、念能力者がそれぞれの思惑を持って行動します。
初期のハンター試験編と比べると、物語の構造は大きく複雑化しています。
しかし、ゴンが未知の世界へ進んでいくという根本的なテーマは、1998年の第1話から一貫しています。
【休載と再開の年表】1998年から2026年までの掲載履歴
『HUNTER×HUNTER』を語るうえで避けて通れないのが、長期休載と掲載再開の歴史です。
連載開始当初から週刊誌に掲載されていましたが、2000年代以降は休載を挟むことが増えました。
2010年代には年単位の休載も発生し、2018年から2022年にかけては約3年11カ月にわたり新しいエピソードの掲載がありませんでした。
以下が主な掲載の転換点です。
1998~2026年の主な掲載・休載・再開履歴
初期の連載では、休載を挟みながらも掲載が続いていました。
しかし、2006年以降は長期休載が目立つようになります。
2007年、2008年、2010年、2011年と再開を繰り返し、2014年にも約2年間の休載を経て新しいエピソードが掲載されました。
その後も2016年、2017年、2018年に掲載再開と休載を繰り返しています。
2018年から2022年までの約3年11カ月特に長かったのが、2018年から2022年までの期間です。
2018年11月の掲載を最後に、作品は長期休載に入りました。
2022年5月には冨樫義博が自身のXアカウントを開設し、原稿制作の進捗を公開するようになります。
この動きは、長く続報を待っていた読者にとって大きなニュースとなりました。
そして2022年10月24日発売の『週刊少年ジャンプ』47号で、第391話から掲載が再開されました。
約3年11カ月ぶりの新エピソード掲載でした。
【2022年に週刊連載終了】掲載形態の変更と2024年の再開
2022年12月26日、『HUNTER×HUNTER』の掲載方法に関する重要な発表がありました。
『週刊少年ジャンプ』2023年新年4・5合併号に第400話が掲載されましたが、集英社の週刊少年ジャンプ編集部は、第401話以降について週刊連載ではない掲載形態に変更すると発表しました。
週刊連載を終了した理由は作者の体調への配慮この変更の背景にあったのは、作者・冨樫義博の体調です。
編集部は、作者本人と相談したうえで、今後の掲載形態を変更することを説明しました。
当時の発表内容の趣旨は、次のとおりです。
冨樫先生の体調などを鑑み、先生と編集部とで相談した結果、今後は週刊連載ではない掲載形態で皆様にお届けする。
これは作品の打ち切りや連載終了を意味する発表ではありません。
終了したのは週刊連載という掲載方式であり、作品そのものの終了ではないという点が重要です。
編集部は、冨樫義博が以降の物語の執筆を続けていることも説明していました。
2024年10月、第401話が約1年9カ月ぶりに掲載掲載形態の変更後、次の大きな動きがあったのは2024年です。
集英社は2024年8月、10月7日発売の『週刊少年ジャンプ』45号に最新話を掲載すると発表しました。
そして予定どおり、第401話が掲載されます。
オリコンニュースによると、前回の掲載から約1年9カ月ぶりの最新話でした。
ここで注意したいのが、「連載再開」という言葉の使い方です。
2024年の掲載について、オリコンニュースは、週刊連載自体はすでに終了しているため、従来の意味での週刊連載再開ではないと説明しています。
その後、第402話から第410話までが順次掲載され、2024年12月9日発売号で第410話に到達しました。
つまり、2022年の掲載形態変更後も、作品は『週刊少年ジャンプ』を通じて読者に届けられていたのです。
【2026年最新掲載情報】6月に第411話で再開、9月に第420話を掲載
2026年は、『HUNTER×HUNTER』の掲載に再び大きな動きがあった年です。
2024年12月の第410話掲載から約1年半が経過した後、2026年6月29日発売の『週刊少年ジャンプ』31号に第411話が掲載されました。
MANTANWEBやORICON NEWSも、この掲載を約1年半ぶりの最新話として報じています。
2026年6月29日:第411話から掲載再開2026年6月29日発売の31号では、第411話が登場しました。
2024年12月の第410話から続く物語が再び動き出し、王位継承戦を中心とする展開が進みます。
その後は10話連続で掲載されました。
2026年9月7日:第420話「遭遇」が掲載9月7日発売の『週刊少年ジャンプ』41号には、第420話「遭遇」が掲載されました。
これによって、6月29日の第411話から続いていた10話連続掲載が一区切りとなりました。
KAI-YOUやORICONの報道によると、第420話の最終ページでは、次回掲載日について決定次第、本誌で発表する旨が告知されています。
したがって、2026年11月2日現在、誌面で確認できる最新掲載話は第420話です。第421話の具体的な掲載日は発表されていません。
2026年10月5日:冨樫義博が仕事の受け方について発表10月には、作者本人から制作体制に関する重要な報告がありました。
冨樫義博は10月5日、自身のXで、心身の不調が重なったことを明かしました。
そして、現在引き受けている依頼を最後に、今後は締め切りのある仕事の依頼をすべて断り、自身の原稿制作を優先する方針を発表しました。
この発表は日刊スポーツなどでも報じられています。
注目すべきなのは、作品以外の仕事を制限し、自身の原稿制作に集中するという方針です。
ただし、この発表によって第421話の掲載日が決まったわけではありません。
2026年10月26日:第430話の原稿完成を報告さらに10月26日、冨樫義博は自身のXで次のように報告しました。
No.430、原稿完成。
この投稿については、10月27日にライブドアニュースがリアルサウンドの記事を配信しています。
第420話までが掲載済みであることを考えると、第430話の原稿完成は今後の展開に向けた注目すべき進捗です。
ただし、ここで混同してはいけないことがあります。
- 第420話:2026年9月7日に掲載済み
- 第421話:次回掲載日未発表
- 第430話:2026年10月26日に原稿完成が報告された
- 次回掲載:集英社から具体的な日程の発表なし
原稿の完成と雑誌への掲載は別の段階です。
第430話まで原稿が完成したという情報だけで、第421話の掲載日や次回の10週連続掲載が確定したとは判断できません。
この区別が、2026年の最新状況を正確に理解するうえで最も大切です。
【プロの結論】連載開始から28年、作品の歴史をどう理解すべきか
『HUNTER×HUNTER』の歴史を振り返ると、1998年の連載開始から2026年まで、作品を取り巻く掲載環境は大きく変化しています。
ただし、変化したのは主に掲載の仕組みです。
作品の根幹にある、未知の世界への冒険、人間関係の複雑さ、能力をめぐる知略戦という魅力は、現在の物語にも受け継がれています。
ここでは、読者が押さえておきたい3つの判断基準を整理します。
① 連載終了と週刊連載終了を混同しない2022年の発表は、作品の打ち切りや完結を意味するものではありません。
終了したのは週刊連載という掲載方式です。
2024年と2026年にも新しいエピソードが掲載されているため、作品自体は継続しています。
② 休載期間だけで作品の将来を判断しない長期間にわたって掲載が止まると、読者が不安になるのは自然なことです。
しかし、2026年10月には第430話の原稿完成が報告されました。
掲載時期は別問題ですが、少なくとも作者が作品の制作を続けていることを示す情報です。
③ 最新情報は原稿進捗と掲載予定を分けて確認する今後の掲載を追うなら、確認すべき情報は2種類あります。
- 作者の発信: 原稿完成、作画進捗、制作状況など。
- 集英社・週刊少年ジャンプの発表: 実際の掲載号、掲載日、掲載形態など。
この2つを区別することで、SNS上の再開予想と公式な掲載決定を混同せずに済みます。
『HUNTER×HUNTER』は、単に長期間休載する作品というだけではありません。掲載方式そのものが変化しながら、物語を継続している作品です。
【ハンター×ハンターの連載開始】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:ハンター×ハンターの連載開始は何年ですか?
1998年です。『週刊少年ジャンプ』1998年14号から連載が始まりました。作者は冨樫義博で、初回掲載話は第1話「出発の日」です。
Q2:ハンター×ハンターの第1話のタイトルは何ですか?
第1話のタイトルは「出発の日」です。くじら島で暮らすゴン=フリークスが、巨大な魚・沼の主を釣り上げ、父ジンを探すためにハンター試験へ旅立つ物語です。
Q3:ハンター×ハンターは2022年に連載終了したのですか?
2022年12月に終了したのは週刊連載です。第400話の掲載後、第401話以降は週刊連載ではない掲載形態に変更されました。作品自体の完結や打ち切りが発表されたわけではありません。
Q4:2026年の連載再開はいつですか?
2026年6月29日発売の『週刊少年ジャンプ』31号に第411話が掲載されました。その後、9月7日発売の41号に第420話が掲載されています。
Q5:2026年11月現在、最新話は何話ですか?
誌面での最新掲載話は第420話「遭遇」です。第421話の掲載日は未発表ですが、2026年10月26日に冨樫義博が第430話の原稿完成を報告しています。
Q6:第421話の掲載日は決まっていますか?
2026年11月2日現在、具体的な掲載日は発表されていません。第430話の原稿完成報告はありますが、次回掲載日については集英社からの正式発表を待つ必要があります。
『HUNTER×HUNTER』の連載開始は、1998年の『週刊少年ジャンプ』14号です。
第1話「出発の日」では、ゴン=フリークスが父ジンを探すため、くじら島から旅立ちました。
その後、2000年代から長期休載と再開を繰り返し、2022年12月には週刊連載を終了。2024年には第401話から第410話、2026年には第411話から第420話までが掲載されました。
2026年11月現在の重要な情報は次の3点です。
- 作品の連載開始は1998年14号。
- 最新掲載話は2026年9月7日発売号の第420話。
- 2026年10月26日に第430話の原稿完成が報告されたものの、次回掲載日は未定。
約28年にわたって続く作品だからこそ、掲載開始の歴史と現在の掲載状況を分けて理解することが大切です。
ゴンの旅立ちから始まった物語は、王位継承戦という大きな局面を迎えています。第421話以降でどのような展開が描かれるのか、今後の正式な掲載発表にも注目が集まります。