2026年の劇場版『進撃の巨人』に関する最大のニュースは、シリーズ初となるSCREEN Xでの上映を含む、特別上映企画だ。
対象作品は、2014年公開の『前編〜紅蓮の弓矢〜』。2026年9月9日に公式発表され、10月23日からSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXの3形式で上映が始まった。
約12年ぶりの劇場上映であり、従来の映画館とは異なる視覚・体感演出を楽しめる機会となっている。
SCREEN X・4DX・ULTRA 4DXの違い
SCREEN X(スクリーンエックス)
正面スクリーンに加え、左右の壁面にも映像を投影する3面スクリーン方式。立体機動装置による高速移動や戦闘シーンを、より広い視界で楽しめる。
4DX(フォーディーエックス)
映画の展開に合わせて座席が動き、風・振動・光・水などの特殊効果が連動する体感型上映。巨人の襲撃や立体機動のアクションを全身で感じられる。
ULTRA 4DX(ウルトラフォーディーエックス)
SCREEN Xと4DXを組み合わせた上映方式。左右に広がる映像と、座席・環境エフェクトによる体感演出を同時に楽しめる。
今回の再上映では、通常の4DX演出に加えて、アクションをさらに強化した「立体機動装置強化ver.」も用意された。
2026年10月8日の公式発表によると、従来の4DXをベースに、立体機動装置の上下左右の動きや方向転換、加速感、巨人の登場時の振動などを強化。巨人化シーンではストロボや蒸気熱の演出も強められている。
建物の崩壊、戦場の風圧、蒸気などの環境効果も強化され、作品のアクションをよりダイナミックに体験できる仕様だ。
2026年10月30日時点の入場者特典再上映では、キャラクターデザイン・浅野恭司による描き下ろしミニ色紙も用意された。
- 第1週:エレンのミニ色紙(10月23日〜29日)
- 第2週:リヴァイのミニ色紙(10月30日〜11月5日)
いずれも先着・数量限定で、劇場によっては配布期間中でも終了する場合がある。10月30日からはリヴァイの描き下ろし特典に切り替わっている。
上映館・上映期間を調べる際の注意点今回の上映では、通常の2Dスクリーンでの上映は実施されない。公式作品サイトにも、SCREEN X・4DX・ULTRA 4DXでの上映と明記されている。
また、SCREEN X対応館だからといって、すべての上映回がSCREEN Xになるわけではない。劇場情報では、対応フォーマットの表示と実際の上映スクリーンが異なる場合もあると案内されている。
上映期間についても全国一律の終了日で判断せず、各映画館の上映スケジュールを確認する必要がある。上映館一覧は公式の劇場情報から確認できるため、鑑賞直前に上映形式・時間・残席をチェックしたい。
【2027年最新情報】THE LAST ATTACKもSCREEN X・4DX上映へ

劇場版『進撃の巨人』完結編 THE LAST ATTACK
初公開:2024年11月8日
2027年:SCREEN X・4DX・ULTRA 4DXでの上映予定
監督:林祐一郎
制作:MAPPA
2027年に予定されているもう一つの大きな話題が、『THE LAST ATTACK』の特別上映だ。
2026年9月9日の公式発表では、2027年にSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXの3形式で上映することが告知された。今回の『紅蓮の弓矢』と同様、SCREEN Xを含む上映形式が採用される。
ただし、2026年10月30日時点で公表されているのは2027年という年までで、具体的な公開日や上映館の詳細は今後の発表事項となっている。
THE LAST ATTACKは新作映画?それとも再編集版?ここで注意したいのが、2027年の上映は新しい第6作目の劇場版が制作されるという意味ではないことだ。
『THE LAST ATTACK』は、もともと2024年11月8日に劇場公開された完結編映画。2023年にテレビ放送されたThe Final Season完結編の前編・後編を再構成した作品である。
2027年の企画は、その既存作品をSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXという特別な上映環境で再び楽しめる機会として位置づけられる。
つまり、2026年の『紅蓮の弓矢』と2027年の『THE LAST ATTACK』は、どちらも過去の劇場版作品を新しい上映形式で体験する企画だ。作品数そのものが増えるわけではない。
2026年から2027年にかけての注目スケジュール
2026年10月23日
『前編〜紅蓮の弓矢〜』SCREEN X・4DX・ULTRA 4DX上映開始。
2026年10月30日〜11月5日
第2週の入場者特典としてリヴァイの描き下ろしミニ色紙を配布。
2027年
『完結編 THE LAST ATTACK』のSCREEN X・4DX・ULTRA 4DX上映予定。具体的な日程は今後の公式発表に注目。
【プロの結論】劇場版はどの順番で見るべき?おすすめの鑑賞方法
劇場版『進撃の巨人』を楽しむ方法は、初めて作品を見る人と、すでにテレビシリーズを視聴した人で変わる。
初めて見る人にはTVアニメ版がおすすめ物語の全体像を理解したいなら、TVアニメSeason1から順番に見る方法が最も適している。
『進撃の巨人』は、単純な人類対巨人の戦いにとどまらず、登場人物の価値観や世界の構造が物語の進行とともに変化していく作品だ。序盤の何気ない会話や人物の行動が、後半の展開を理解する重要な手掛かりになる。
そのため、初見の段階で総集編だけを見てしまうと、後半の展開で人物の判断や関係性を十分に理解できない可能性がある。
忙しい人にはクロニクルが便利Season1〜3の大筋を短時間で把握したい人には『クロニクル』が適している。120分で全59話の流れを振り返れるため、The Final Seasonを見る前の復習にも使いやすい。
ただし、細かな伏線や登場人物の心理描写まで確認したい場合は、テレビシリーズを優先したい。
映画館での迫力を求めるなら特別上映今回の『紅蓮の弓矢』再上映で注目したいのは、映像と体感演出の組み合わせだ。
立体機動のスピード感を重視するなら4DX、視界全体に広がる映像を楽しみたいならSCREEN X、両方を求めるならULTRA 4DXが選択肢となる。
ただし、動く座席や強い環境エフェクトが苦手な人には、通常の上映形式より負担に感じられる可能性もある。今回の『紅蓮の弓矢』は通常2D上映がないため、鑑賞前に上映方式を確認しておきたい。
【劇場版『進撃の巨人』】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:劇場版『進撃の巨人』は全部で何作ありますか?
アニメの劇場版は全5作品です。前編〜紅蓮の弓矢、後編〜自由の翼、Season2〜覚醒の咆哮、クロニクル、完結編 THE LAST ATTACKの5本です。2026年・2027年の特別上映は既存作品の再上映企画であり、新作としての追加カウントにはなりません。
Q2:劇場版『進撃の巨人』は公開順に見ればいいですか?
劇場版だけで振り返るなら、公開順の鑑賞が基本です。ただし、初めて作品を見る場合は、Season1からThe Final SeasonまでのTVアニメを順番に視聴する方法がおすすめです。
Q3:2026年の『紅蓮の弓矢』は普通の2D上映がありますか?
ありません。2026年10月23日からの特別上映はSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXが対象です。対応する上映形式や上映時間は劇場によって異なります。
Q4:『THE LAST ATTACK』は2027年に新作として公開されますか?
2027年に予定されているのは、2024年公開の『THE LAST ATTACK』のSCREEN X・4DX・ULTRA 4DX上映です。新しいストーリーを描く第6作目の発表ではありません。具体的な上映日は今後の公式情報を確認してください。
劇場版『進撃の巨人』は、2014年の『紅蓮の弓矢』から2024年の『THE LAST ATTACK』まで、アニメ劇場版として全5作品が公開されている。
前編・後編はSeason1、覚醒の咆哮はSeason2、クロニクルはSeason1〜3、そしてTHE LAST ATTACKはシリーズ最終章をそれぞれ劇場向けに再構成した作品だ。
2026年10月23日からは『紅蓮の弓矢』がSCREEN X・4DX・ULTRA 4DXで再上映され、2027年には『THE LAST ATTACK』も同形式で上映される予定となっている。
作品を深く理解したいならTVアニメ版、短時間で物語を振り返りたいなら総集編、映画館ならではの臨場感を求めるなら特別上映がおすすめだ。
シリーズ完結後も、新しい上映形式によって過去の名場面を劇場で再体験できる。今後の2027年上映日程や劇場情報の公式発表にも注目したい。