2026年11月2日現在、フィギュアスケート女子フリーで大きな注目を集めているのが、グランプリシリーズ第2戦「スケートカナダ2026」と、国内大会の「東日本選手権2026」です。スケートカナダでは、島田麻央がフリー153.33点を獲得して1位となり、合計235.44点でグランプリシリーズ初出場・初優勝を達成しました。三宅咲綺もフリー138.14点で4位に入り、総合4位という好成績を残しています。
一方、東日本選手権では、ショートプログラム(SP)2位だった河辺愛菜がフリー123.01点でトップに立ち、合計184.45点で逆転優勝。SP首位の髙木謠は2位となりました。この記事では、2026年最新大会の女子フリー順位、日本人選手の得点、ショートプログラム最終順位との関係、女子フリージャッジスコアの見方まで詳しく整理します。
【2026年11月最新】フィギュアスケート女子フリーの結果一覧

2026年11月初旬の女子シングルでは、国際大会と国内選手権の両方で日本人選手が存在感を示しました。
特にスケートカナダ2026では、島田麻央がフリー153.33点を記録。ISU(国際スケート連盟)の2026/2027シーズンベスト統計でも、11月1日時点で女子フリーのシーズン最高得点となっています。
主要大会の結果は次のとおりです。
スケートカナダ2026・女子フリー上位選手- 1位:島田麻央(日本)153.33点
- 2位:ニーナ・ペトロキナ(エストニア)143.83点
- 3位:シン・ジア(韓国)139.14点
- 4位:三宅咲綺(日本)138.14点
- 5位:ソフィア・サモデルキナ(カザフスタン)135.05点
- 6位:イザボー・レビト(アメリカ)133.72点
女子フリーは現地時間2026年11月1日にカナダ・ケロウナのプロスペラ・プレイスで実施されました。日本時間では11月2日の開催にあたります。
この大会では島田が圧倒的な得点を記録した一方、三宅も138点台をマーク。日本勢2人がフリーの上位4人に入りました。
東日本選手権2026・女子の最終結果- 1位:河辺愛菜 184.45点
- 2位:髙木謠 175.73点
- 3位:奥野友莉菜 162.04点
- 4位:三枝知香子 159.73点
- 5位:穂積乃愛 152.08点
- 6位:高橋舞 145.55点
東日本選手権は2026年10月29日から11月1日まで前橋市のALSOKぐんまアイスアリーナで開催されました。女子では河辺愛菜がフリー1位となり、SP首位の髙木謠を逆転しています。
この大会では上位6人が12月の全日本選手権への進出を決めました。国内大会でも、フリーの演技が最終順位を大きく動かす展開となっています。
【スケートカナダ2026】島田麻央が153.33点で優勝!三宅咲綺は4位
2026年のフィギュアスケート女子フリーで最も注目された結果の一つが、島田麻央のグランプリシリーズ初出場・初優勝です。
18歳の島田は、ショートプログラムで82.11点を獲得して首位発進。フリーでも153.33点を記録し、合計235.44点で2位のニーナ・ペトロキナに14.37点差をつけました。
島田麻央のフリー153.33点を分析ISU公式ジャッジスコアによると、島田のフリーの採点内訳は次のとおりです。
- 技術点(TES):85.65点
- 演技構成点(PCS):67.68点
- 減点:0点
- フリー合計:153.33点
演技では冒頭のトリプルアクセルを成功させ、続く4回転トーループにも挑戦しました。公式採点では4回転トーループに回転不足判定が付いていますが、その後のジャンプやスピン、ステップで得点を積み重ねています。
特に技術点85.65点という数字は、ジャンプだけでなく、スピンやステップシークエンスなどを含めた技術要素全体の評価が高かったことを示しています。
また、演技構成点も67.68点。構成、表現、スケーティング技術の各項目で高い評価を受けました。
今回の235.44点は島田自身の総合自己ベストでもあります。ジュニア時代から実績を重ねてきた選手が、シニアのグランプリシリーズでも結果を残したことは、今季の女子シングルを考えるうえで大きなニュースです。
三宅咲綺のフリー得点は138.14点もう一人の日本代表、三宅咲綺も見逃せません。
三宅はショートプログラムで71.95点の4位につけ、フリーでも138.14点を獲得。総合210.09点で4位となりました。
公式ジャッジスコアの内訳は以下のとおりです。
- 技術点(TES):72.51点
- 演技構成点(PCS):65.63点
- 減点:0点
- フリー合計:138.14点
三宅は冒頭にトリプルアクセルを組み込みました。公式採点では、このジャンプのGOEはマイナス1.49点となっています。一方、3回転トウループの連続ジャンプや後半のジャンプ、スピン、ステップでは得点を積み重ねました。
フリー、総合ともに4位という結果は、世界の強豪が集まるグランプリシリーズで十分に存在感を示すものです。総合210.09点は自己ベストでもあり、今後の国際大会に向けても注目したい成績です。
【東日本選手権2026】河辺愛菜が逆転優勝!髙木謠は2位
国内大会で大きな話題となったのが、2026年10月31日に行われた東日本選手権の女子フリーです。
北京2022冬季オリンピック代表の河辺愛菜は、ショートプログラムを61.44点で終え、2位からフリーに臨みました。フリーでは123.01点を獲得して1位となり、合計184.45点で逆転優勝を果たしました。
河辺愛菜が逆転できた理由SP首位だった髙木謠は62.05点で、河辺との差はわずか0.61点でした。
ところがフリーでは河辺が123.01点、髙木が113.68点。河辺がフリーで9.33点上回ったため、最終的に8.72点差で優勝しました。
河辺はフリー「オペラ座の怪人」に乗せた演技で1位を獲得。SPでのわずかな出遅れをフリーで取り戻す展開となりました。
髙木謠と奥野友莉菜の成績髙木謠はショートプログラム1位という好位置からスタートしましたが、フリーでは2位となり、総合175.73点で準優勝でした。
一方、奥野友莉菜はSP3位、フリー3位と安定した演技を重ね、合計162.04点で3位に入りました。
また、5位の穂積乃愛、6位の高橋舞も全日本選手権への出場権を獲得。SP9位から最終6位まで順位を上げた高橋舞の結果も注目されました。
日刊スポーツの大会報道によると、7位の田辺桜香は6位と1.34点差で、全日本選手権への進出を逃しています。上位争いだけでなく、出場枠をめぐる僅差の競争も東日本選手権の見どころでした。
【選手別・大会別比較】女子フリー順位と総合順位を一覧で確認
ここで重要なのが、フリーの順位と総合順位を混同しないことです。フィギュアスケートでは、SPとフリーはそれぞれ独立した順位が付けられますが、最終的な優勝者は両方の得点を合計して決まります。
スケートカナダと東日本選手権の主要選手を比較すると、各選手の順位の変化が分かります。
| 大会・選手 | SP順位・得点 | フリー順位・得点 | 総合順位・得点 |
|---|---|---|---|
| スケートカナダ・島田麻央 | 1位・82.11点 | 1位・153.33点 | 1位・235.44点 |
| スケートカナダ・ペトロキナ | 3位・77.24点 | 2位・143.83点 | 2位・221.07点 |
| スケートカナダ・レビト | 2位・78.50点 | 6位・133.72点 | 3位・212.22点 |
| スケートカナダ・三宅咲綺 | 4位・71.95点 | 4位・138.14点 | 4位・210.09点 |
| 東日本選手権・河辺愛菜 | 2位・61.44点 | 1位・123.01点 | 1位・184.45点 |
| 東日本選手権・髙木謠 | 1位・62.05点 | 2位・113.68点 | 2位・175.73点 |
| 東日本選手権・奥野友莉菜 | 3位・57.91点 | 3位・104.13点 | 3位・162.04点 |
この比較から分かるのは、フリーで1位になることと、総合優勝することは必ずしも同じではないという点です。
例えば、スケートカナダのイザボー・レビトはSP2位でしたが、フリーでは6位。それでもSPでの得点があったため、総合では3位に入りました。
反対に、韓国のシン・ジアはフリー3位の139.14点を記録したものの、SP6位からのスタートだったため、総合順位は6位でした。
このように、フィギュアスケートの女子フリー結果を正しく理解するには、フリー単独の順位だけでなく、SPの順位と得点も一緒に確認する必要があります。
【女子フリージャッジスコア】技術点・演技構成点・減点の仕組み
フィギュアスケートの採点は、単純にジャンプの回転数や成功数だけで決まるものではありません。ISUジャッジングシステムでは、技術要素の難易度と出来栄え、プログラム全体の完成度をそれぞれ評価します。
技術点(TES)はジャンプやスピンなどを評価技術点は、Technical Element Scoreの略称です。
ジャンプ、スピン、ステップシークエンスなどの技術要素について、それぞれ基礎点が設定されています。加えて、実施の質に応じてGOE(出来栄え点)が加算または減算されます。
例えば、同じ3回転ジャンプでも、着氷の安定性、高さ、飛距離、流れなどによって評価が変わります。難しいジャンプを組み込むだけでなく、正確に実施することが高得点につながります。
演技構成点(PCS)はプログラム全体の質を評価PCSはProgram Component Scoreの略称です。
現在のシングル競技では、主に次の3項目が評価されます。
- Composition(構成):プログラム全体の構成や振付の組み立て。
- Presentation(演技・表現):音楽との調和や演技の伝達力。
- Skating Skills(スケーティング技術):エッジワーク、スピード、滑走の質など。
島田麻央が今回獲得したPCSは67.68点。TESの85.65点と合わせて、減点0点の153.33点となりました。
減点は転倒などの違反・ミスによって発生減点は、転倒や時間違反など、規定に定められた事由によって発生します。
ここで注意したいのが、ジャンプの回転不足やエッジエラーによる評価の低下と、プログラム全体の減点は別の扱いだということです。
島田の4回転トーループには回転不足判定が付いていますが、フリー全体の減点は0点でした。ジャンプの判定によって技術要素の得点が変わることと、減点欄に数字が記載されることは同じではありません。
女子フリージャッジスコアを見るときは、TSS(合計得点)、TES(技術点)、PCS(演技構成点)、Ded.(減点)の4項目を確認すると、得点の背景を理解しやすくなります。
【結果を正しく読むポイント】フリー1位と総合優勝は何が違う?
フィギュアスケートの結果を検索すると、「女子フリー1位」「女子シングル総合1位」「最終順位」という異なる表現が出てきます。
これらは似ているようで、意味が違います。
フリー順位は後半の演技だけを比較した順位フリー順位は、フリースケーティングで獲得した得点だけを比較したものです。
今回のスケートカナダでは、島田麻央が153.33点で1位。ペトロキナが143.83点で2位、シン・ジアが139.14点で3位でした。
この順位は、SPの得点を含みません。
総合順位はSPとフリーの合計で決まる女子シングルの最終順位は、SPとフリーの合計得点によって決まります。
例えば、フリーで上位に入っても、SPで大きく出遅れていれば総合順位が伸びない場合があります。逆に、SPで十分なリードを確保していれば、フリーで順位を落としても表彰台を維持できることがあります。
東日本選手権の河辺愛菜と髙木謠の結果は、この仕組みを分かりやすく示しています。河辺はSP2位からフリー1位で逆転し、髙木はSP1位からフリー2位で総合2位となりました。
大会が違えば得点の単純比較にも注意が必要スケートカナダは国際大会、東日本選手権は国内の地域ブロック大会です。競技の採点方式が共通していても、出場選手、演技構成、試合状況は異なります。
したがって、スケートカナダで153点を記録した島田麻央と、東日本選手権で123点を記録した河辺愛菜の数字だけを比べて、選手の実力差を判断するのは適切ではありません。
選手を比較する場合は、同じ大会の同じ種目での順位、TESとPCSの内訳、ジャンプの構成、演技の安定性を合わせて見ることが大切です。
フィギュアスケート女子フリーの結果に関するよくある質問(FAQ)
Q1:スケートカナダ2026で女子フリー1位になったのは誰ですか?
A1:日本の島田麻央です。153.33点を獲得し、フリー1位となりました。SP82.11点との合計235.44点で総合優勝しています。
Q2:三宅咲綺の女子フリー得点と総合順位は?
A2:三宅咲綺はフリー138.14点で4位、SP71.95点との合計210.09点で総合4位でした。
Q3:東日本選手権2026の女子優勝者は誰ですか?
A3:河辺愛菜です。SP2位からフリー123.01点で1位となり、合計184.45点で逆転優勝しました。
Q4:髙木謠は東日本選手権で何位でしたか?
A4:総合2位です。SPは62.05点で1位、フリーは113.68点で2位となり、合計175.73点でした。
Q5:女子フリーの点数はどのように計算されますか?
A5:基本的には技術点(TES)と演技構成点(PCS)を合計し、規定による減点を差し引いて算出します。SPの点数はフリー単独の得点には含まれず、総合順位を決める際に加算されます。
2026年11月2日時点のフィギュアスケート女子フリーでは、島田麻央のスケートカナダ優勝と、河辺愛菜の東日本選手権逆転優勝が大きなトピックとなっています。
スケートカナダでは島田が153.33点、総合235.44点で優勝。三宅咲綺もフリー138.14点、総合210.09点で4位に入りました。
東日本選手権では河辺愛菜がフリー123.01点でトップに立ち、合計184.45点で優勝。髙木謠が175.73点で2位、奥野友莉菜が162.04点で3位となりました。
【プロの結論】女子フリーの結果を正確に理解するためには、フリー単独の順位だけで判断せず、SPの最終順位、TES、PCS、減点、総合得点をセットで確認が必要です。特に逆転優勝が生まれた大会では、SPとフリーの得点差を見ることで、試合の流れや選手の強みがより明確になります。
今後はグランプリシリーズの各大会に加え、12月の全日本選手権に向けた日本勢の争いにも注目が集まります。島田麻央の国際舞台でのさらなる飛躍、三宅咲綺の安定した得点力、そして河辺愛菜や髙木謠ら国内勢の競争が、2026/2027シーズンの女子シングルを盛り上げていきそうです。
主な事実確認資料: ISU公式大会結果・ジャッジスコア、JOCの東日本選手権報道、日刊スポーツの大会結果、ISUの採点方式解説。