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ファイターズ2軍移転先は恵庭市西島松へ!2026年最新計画と鎌ケ谷の今後を徹底解説

水無瀬 康平 水無瀬 康平 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
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北海道日本ハムファイターズの2軍本拠地移転計画が、2026年に大きく前進した。千葉県鎌ケ谷市にある「ファイターズ鎌ケ谷スタジアム」の移転先は、北海道恵庭市に決定。2026年7月2日に候補地として内定し、同年9月25日には北海道日本ハムファイターズ、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメント、恵庭市の3者が「(仮称)西島松新市街地整備事業に関する基本協定」を締結した。

新施設の建設予定地は、JR千歳線の恵み野駅と島松駅の間に位置する西島松地区の約46ヘクタール。メインスタジアムやサブグラウンド、内野練習場、室内練習場、選手寮などを整備し、住宅・商業施設・公園緑地を含む新たな市街地を形成する構想だ。開業目標は2030年または2031年。なぜファイターズは約30年の歴史を持つ鎌ケ谷を離れるのか。恵庭市が選ばれた理由、江別市・苫小牧市との比較、鎌ケ谷スタジアムの跡地利用、エスコンフィールドHOKKAIDOとの連携まで、2026年11月2日時点の最新情報を整理する。

【2026年最新】ファイターズ2軍移転先は恵庭市西島松地区に決定!

ファイターズ2軍移転

北海道日本ハムファイターズのファーム施設移転先は、北海道恵庭市の西島松地区だ。

2026年7月2日、球団はエスコンフィールドHOKKAIDOで記者会見を開き、恵庭市を移転候補地として内定したと発表した。これにより、2025年7月から進めてきた北海道移転構想は、具体的な建設予定地を伴う段階に入った。

さらに9月25日には、恵庭市、株式会社北海道日本ハムファイターズ、株式会社ファイターズ スポーツ&エンターテイメントの3者が基本協定を締結。単なる施設誘致ではなく、ファーム施設を中心とした新市街地の整備を共同で進める枠組みができた。

移転先の西島松地区は約46ヘクタール

予定地はJR千歳線の恵み野駅と島松駅の間に広がる約46ヘクタールの区域。東京ドーム約10個分に相当する広さで、野球場だけでなく、練習環境や生活環境を一体的に整備できる規模を持つ。

恵庭市が公表した資料では、2026年10月時点で新市街地整備に向けた基本計画の策定や用地確定測量、埋蔵文化財調査などが進められている。

ここで押さえておきたいのは、7月の発表が移転候補地の内定であり、9月の基本協定が事業推進の枠組みを定めたものだという点だ。施設の詳細設計や交通インフラなど、すべての計画が完成・確定したわけではない。

新球場の開業は2030年または2031年が目標

新しいファーム施設の開業目標は2030年または2031年。2026年7月の球団発表と恵庭市の資料で示された目標時期だ。

恵庭市が2026年10月23日付で作成した住民説明会資料では、2026年度に用地測量、埋蔵文化財発掘調査、基本計画策定などを進め、2027年度以降は市街化区域への編入、施設の実施設計、公園整備、道路・上下水道整備などを検討する工程が示されている。

つまり、2026年秋の段階は本格的な施設建設の前提となる土地・都市計画の整備段階にある。2030~2031年は確定した開業日ではなく、今後の行政手続きや工事の進捗を踏まえた目標として理解する必要がある。

【移転の真相】なぜファイターズは鎌ケ谷から北海道へ移るのか?

移転の背景には、大きく分けて2つの事情がある。1つはファイターズ鎌ケ谷スタジアムの老朽化、もう1つは1軍と2軍の本拠地が遠く離れていることによるチーム運営上の問題だ。

理由1:鎌ケ谷スタジアムの老朽化

ファイターズ鎌ケ谷スタジアムは1997年3月に開業した施設だ。天然芝の球場に加え、選手寮の「勇翔寮」や室内練習場などを備え、若手選手の育成拠点として長年利用されてきた。

しかし、2026年には開業から約29年が経過している。鎌ケ谷市の公式資料でも、2024年7月の移転構想報道を受けた球団側への確認で、施設の老朽化と今後必要となる対応について説明があったことが記録されている。

選手が日常的にトレーニングを行い、技術指導や身体づくりを続ける施設では、グラウンドだけでなく、室内練習場や寮などの環境も重要になる。既存施設を部分的に改修するだけではなく、育成環境全体を再構築するという判断につながった。

理由2:1軍と2軍の距離が約800キロ以上離れていた

もう一つの大きな理由は、1軍と2軍の距離だ。

ファイターズは2004年に1軍の本拠地を北海道へ移し、2023年には北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOを新たな本拠地として開業した。一方、2軍施設は千葉県鎌ケ谷市に残っていた。

北海道と千葉県に1軍・2軍の拠点が分かれていることで、選手の移動やチーム間の連携に負担が生じる。故障選手の復帰調整、若手選手の昇格・降格、指導スタッフ同士の情報共有など、日常的な運営にも距離の問題が影響する。

2025年7月の移転意向表明時、球団は北海道への集約によってチームの意思決定を迅速化することを大きな目的として説明していた。1軍と2軍の距離が縮まれば、シーズン中の選手の入れ替えや、1軍選手が2軍戦にも出場する親子ゲームなどの運用にも柔軟性が生まれる。

移転の本質は単なる引っ越しではなく育成拠点の再構築

2025年7月7日、移転構想の発表に際して栗山英樹CBOは、育成とスカウティングを重視してきた球団の考えを説明した。

「本当の意味での育成拠点を北海道につくらせてもらいたい。世界に誇れる人材を育成したい」

この発言から見えてくるのは、移転の目的が単純な距離短縮にとどまらないことだ。

新施設では、選手が競技力を高めるための練習環境だけでなく、コンディショニングや身体づくり、リハビリテーションなども重視される構想が示されている。

球団が掲げるプロジェクト名は「ONE BASE HOKKAIDO~新たな拠点の創造~」。北海道に1軍と2軍の拠点を集約し、選手の成長を長期的に支える体制をつくることが、今回の移転の核心にある。

【移転の経緯と関係者】2023年から2026年までの重要な動き

ファイターズの2軍移転計画は、2026年に突然浮上した話ではない。エスコンフィールドの開業後、北海道の都市開発や球団の育成構想と重なりながら段階的に具体化してきた。

移転計画の主な年表
  • 2023年3月:北広島市にエスコンフィールドHOKKAIDOが開業。1軍の北海道拠点が新たな段階へ。
  • 2024年7月:鎌ケ谷スタジアムの北海道移転構想が報道される。
  • 2025年7月7日:球団が北海道へのファーム施設移転意向を正式表明。札幌圏の6自治体との情報交換を進める。
  • 2025年9月:恵庭市の誘致期成会が約5万筆の署名を提出。
  • 2026年3月:候補地が恵庭市・江別市・苫小牧市の3市に絞られる。
  • 2026年7月2日:恵庭市が移転候補地として内定。
  • 2026年9月25日:恵庭市と球団関係2社が基本協定を締結。
  • 2026年10月:西島松地区のまちづくりに関する住民説明会を実施。
ファーム移転に関わる主要な組織と役割
関係する主体 主な役割 移転計画との関係
北海道日本ハムファイターズ 球団運営・チーム強化 ファーム移転の主体となる球団
ファイターズ スポーツ&エンターテイメント 施設の管理運営 新ファーム関連施設の運営を主体的に担う
北海道恵庭市 用地・公共施設の整備、財政支援 西島松新市街地整備事業を推進
鎌ケ谷市 既存拠点との連携・跡地協議 移転後の土地利用や球団との関係継続を協議
エスコンフィールドHOKKAIDO 1軍本拠地 新ファーム施設との連携による育成環境の強化

この関係を見ると、今回の計画は球団だけで完結する施設建設ではないことが分かる。恵庭市が都市基盤を整備し、球団関係会社がファーム施設の運営を担い、周辺の新市街地づくりについても3者が協議する官民連携型の事業となっている。

なお、9月25日の基本協定では、施設の供用開始日から30年間を基本とする事業期間も示された。詳細な事業スケジュールは、今後3者で協議して決めることになっている。

【新球場の全貌】西島松地区に建設される施設と最新整備計画

恵庭市に計画されているのは、単独の野球場ではない。選手が練習・生活・身体のケアを行える施設と、地域住民が暮らし、来訪者が集まる新市街地を組み合わせた開発だ。

新ファーム施設の主な整備内容

2026年9月25日の基本協定で示された主な施設は次のとおり。

  • メインスタジアム:ファーム公式戦などを行う中心的な球場。
  • サブグラウンド:日常的な練習や複数の選手のトレーニングに対応する施設。
  • 内野練習場:内野守備や実戦的な練習を支える施設。
  • 室内練習場:天候や季節に左右されにくい練習環境を整備する。
  • 選手寮:若手選手などの生活と競技活動を支える拠点。
  • その他関連施設:育成や施設運営に必要な設備を今後協議する。

2026年7月に公表された施設イメージについての報道では、メインスタジアムの収容人数は約3,000~5,000人規模と紹介された。ただし、これは構想段階の規模であり、最終的な座席数や設計仕様がすべて確定したという意味ではない。

住宅・商業施設・公園を含む西島松新市街地整備事業

今回の計画で注目したいのは、ファーム施設の周辺開発だ。

基本協定では、同じ用地内に住宅、商業施設、公園緑地などを整備し、隣接地を含めたエリア一帯のまちづくりについても協議を進めるとしている。

これによって、西島松地区はプロ野球の試合がある日だけ人が訪れる場所ではなく、居住や買い物、スポーツ交流など複数の目的を持つ地域へ変化する可能性がある。

また、栗山CBOが掲げる構想には、世界のトップアスリートが集まる場所や、トレーニング・リハビリテーションの拠点を目指す考えも含まれている。野球以外のスポーツ分野との交流も視野に入れた施設づくりが特徴だ。

2026年10月時点で進んでいる土地取得とインフラ整備

恵庭市の2026年10月23日付住民説明会資料には、事業の進捗を判断するうえで重要な情報が記載されている。

最初に、2026年6月には、西島松地区事業推進連絡協議会の構成員38名全員と市との間で、停止条件付き土地売買契約が締結された。また、建物や工作物、立木などの移転補償についても対象者の同意書提出が完了し、物件移転契約が開始された。

ただし、土地の取得や都市計画上の手続きがすべて完了したわけではない。開発予定地の約8割は農地であり、市街化区域への編入に向けて北海道との協議が必要になる。

2026年度に予定されている主な作業は次のとおりだ。

  • 用地確定測量
  • 埋蔵文化財発掘調査
  • 建築物などの解体
  • 環境影響評価調査
  • 地質調査
  • 新市街地整備の基本計画策定
  • 交通量推計や道路整備の検討

2027年度以降は、市街化区域への編入、ファーム施設の実施設計、公園整備、無電柱化、道路・上下水道整備などを進める予定となっている。

開業に向けた最大の課題は交通アクセス

西島松地区はJR恵み野駅と島松駅の間にあり、鉄道を利用できる立地が強みだ。一方、来場者が増えることを想定した交通対策は、開業までに解決すべき重要な課題となっている。

恵庭市の説明会資料によると、予定地に位置する南23号踏切は、恵み野団地とJR線を挟んだ商業施設との間で車の往来が多く、時間帯によって混雑する。

加えて、JR恵み野駅東口から予定地の入口までは直線で約300メートルあるものの、現状の歩行者動線では駅前広場や団地環状線を経由する必要がある。

市は南23号踏切の渋滞対策や新たな歩行者動線、恵み野駅東口の再整備などを検討している。野球場の完成だけを優先せず、来場者と地域住民が安全に利用できる交通環境を整えられるかが、プロジェクトの成否を左右する。

【恵庭・江別・苫小牧を比較】なぜ恵庭市が移転先に選ばれたのか?

ファイターズの2軍移転先をめぐっては、当初から恵庭市だけが候補だったわけではない。

2025年7月の移転意向表明時には、札幌市、北広島市、恵庭市、江別市、千歳市、苫小牧市の6自治体と情報交換を進めていた。その後、2026年3月には恵庭市・江別市・苫小牧市の3市に候補が絞られ、最終的に恵庭市が内定した。

最終候補3市の比較

公開されている情報を基に、各自治体の状況を整理すると次のようになる。

  • 恵庭市:約46ヘクタールの西島松地区を計画地とし、恵み野駅・島松駅の間という立地を生かした新市街地開発を進める。
  • 江別市:2026年3月まで最終候補の一つとして残った自治体。誘致に向けた協議を進めたが、最終的には選定されなかった。
  • 苫小牧市:江別市と同様、最終候補の一つ。北海道内のスポーツ拠点整備をめぐる誘致競争に参加したが、最終的な移転先には選ばれなかった。

個別自治体の提案内容や評価点がすべて公表されているわけではないため、単純に交通や土地の優劣だけで順位を付けることはできない。

恵庭市が選ばれた3つのポイント

2026年8月6日、UHB北海道文化放送の取材で、選定に関わったファイターズ スポーツ&エンターテイメントの小林兼執行役員は、恵庭市を選んだ理由について、主に次の要素を挙げている。

1.約46ヘクタールという敷地の広さ

新施設にはメインスタジアムだけでなく、サブグラウンド、室内練習場、選手寮など複数の施設が必要となる。さらに住宅や商業施設を含めた開発を考えると、まとまった用地の確保は大きな条件だった。

2.立地と交通アクセス

エスコンフィールドHOKKAIDOや新千歳空港とのアクセスを考慮した札幌圏という条件に加え、恵庭市の西島松地区はJR千歳線沿線に位置する。北海道のスポーツ・観光の広域拠点を形成するうえで、立地上の利点がある。

3.行政の支援体制と市場性

小林執行役員は、土地の広さだけではなく、立地、行政のサポート、マーケットなどを総合的に判断したと説明している。JR恵み野駅からの動線や周辺交通量などの課題についても、恵庭市が解決に向けて取り組む姿勢を示したことが大きかったという。

恵庭市側の誘致活動も活発だった。2025年7月に誘致期成会が発足し、同年9月には49,916筆の署名が市長に提出された。市民、経済界、市議会が一体となって誘致を進めたことも、今回のプロジェクトの背景にある。

つまり、恵庭市が選ばれた理由は、単に土地が広かったからではない。施設を建設できる土地、北海道内での立地、行政の実行力、周辺開発の可能性を総合的に評価した結果と捉えるのが妥当だ。

【地域活性化と鎌ケ谷の未来】移転後に何が変わる?跡地利用はどうなる?

ファーム施設の移転は、恵庭市にとって大規模な地域開発の契機となる一方、鎌ケ谷市にとっては約30年間続いた球団との関係が新たな段階に入る出来事でもある。

恵庭市に期待される経済効果と地域活性化

新施設が開業すれば、ファームの公式戦や練習を目的とした来訪者が見込まれる。選手やスタッフだけでなく、ファン、関係者、スポーツ合宿の参加者など、人の流れが生まれる可能性がある。

特に、住宅・商業施設・公園緑地などを含む開発計画は、試合開催日以外にも地域に人が集まる環境をつくるうえで重要だ。

期待される効果は次のとおり。

  • 交流人口の増加:ファーム観戦やスポーツイベントを目的とする来訪者の増加。
  • 地域商業の活性化:飲食店や小売店、周辺商業施設への消費波及。
  • 雇用機会の創出:施設運営、維持管理、飲食、サービスなどの関連業務。
  • スポーツ振興:子どもたちがプロ選手を身近に感じられる環境づくり。
  • 交流・観光の拡大:スポーツ合宿や地域イベントを通じた市外・道外との交流。

一方、地域活性化は施設が完成すれば自動的に実現するものではない。交通渋滞、周辺道路の安全性、農地転用、公共インフラの整備、財政負担など、地域住民に関わる課題への対応が不可欠だ。

2026年10月には恵み野・恵庭・島松の3地区で住民説明会が開催され、新市街地整備に向けた検討内容が説明された。行政と球団だけでなく、地域住民の理解を得ながら進められるかが今後の焦点になる。

鎌ケ谷スタジアムの跡地利用はまだ決まっていない

移転に伴って注目されるのが、千葉県鎌ケ谷市にあるファイターズ鎌ケ谷スタジアムの跡地だ。

同球場は1997年3月の開業以来、数多くの若手選手が成長してきた育成拠点であり、地域の知名度向上やスポーツ振興にも貢献してきた。

鎌ケ谷市の公式発表では、2025年6月24日の球団との意見交換で、将来の跡地利用について市の意向を確認しながら継続して協議することが合意されている。

2026年7月の移転先決定後も、鎌ケ谷市は球団との連携を強化・継続する考えを示している。ただし、跡地を公園にするのか、商業施設などに転用するのか、別のスポーツ施設として利用するのかといった具体的な方針は公表されていない。

また、移転先が決まったからといって、鎌ケ谷スタジアムが直ちに閉鎖されるわけではない。新施設の開業目標は2030~2031年であり、それまでの球団の運営や施設利用については今後の動向を確認する必要がある。

鎌ケ谷市にとって重要なのは、球団との関係を移転後も維持しながら、既存施設と土地の価値をどう生かすかという点だ。長年にわたる地域とのつながりを、跡地利用や交流事業にどう反映させるかが問われる。

エスコンフィールドHOKKAIDOとの連携で北海道の育成体制はどう変わる?

恵庭市への移転が実現すると、1軍のエスコンフィールドHOKKAIDOと2軍の新ファーム施設が北海道内に集約される。

これにより、若手選手の育成から1軍での実戦までを同じ地域圏で支える体制が整う。選手の状態に応じた練習環境の調整、指導スタッフ間の情報共有、故障選手の復帰支援など、チーム運営の連携強化が期待される。

また、新施設を単なる野球の練習場にせず、北海道の自然環境や冬の気候も生かしたスポーツ・トレーニング拠点にするという構想もある。

ファイターズにとっては、北海道を1軍の試合開催地だけでなく、選手が育ち、競技力を高め、次の世代へつながる場所にする取り組みでもある。

【よくある質問】ファイターズ2軍移転に関するFAQ

Q1:ファイターズの2軍移転先はどこに決まった?
A1:北海道恵庭市の西島松地区に決まった。2026年7月2日に移転候補地として内定し、9月25日に恵庭市と球団関係2社が基本協定を締結している。

Q2:ファイターズの新しい2軍球場はいつ開業する?
A2:開業目標は2030年または2031年。2026年度は用地確定測量や埋蔵文化財調査、基本計画策定などを進め、2027年度以降は施設の実施設計や道路・上下水道などの整備を進める予定となっている。

Q3:鎌ケ谷スタジアムの跡地はどうなる?
A3:2026年11月2日時点で具体的な跡地利用は決まっていない。鎌ケ谷市と球団は市の意向を確認しながら継続して協議することで合意している。公園や商業施設などへの転用が確定したという情報はない。

まとめ:【プロの結論】ファイターズ2軍移転は北海道の育成戦略と恵庭のまちづくりを変える転換点

北海道日本ハムファイターズの2軍移転は、千葉県鎌ケ谷市から北海道恵庭市西島松地区への移転として具体化した。2026年7月2日の移転候補地内定、9月25日の基本協定締結によって、長年の構想は実行段階へと進んでいる。

新施設にはメインスタジアム、サブグラウンド、内野練習場、室内練習場、選手寮などが計画され、2030~2031年の開業を目指す。さらに住宅や商業施設、公園緑地を含む新市街地整備によって、恵庭市の地域経済やスポーツ振興にも波及効果が期待される。

今回の計画を評価するうえで、特に注目したい要点は3つある。

第一に、ファイターズの育成環境がどこまで進化するか。1軍と2軍の距離を縮めるだけでなく、選手の成長やコンディショニングを支える施設として機能するかが重要になる。

第二に、恵庭市が交通・土地利用・公共インフラの課題を解決できるか。約46ヘクタールの開発は大きな可能性を持つ一方、農地の扱いや踏切渋滞、駅からの歩行者動線など、解決すべき課題も具体的に見えている。

第三に、鎌ケ谷市との関係をどう継続するか。約30年間にわたり選手を育ててきた鎌ケ谷スタジアムの歴史を尊重し、跡地利用や地域交流にどのような新しい道筋をつけるかも見逃せない。

ファイターズの2軍移転は、球場の引っ越しだけではない。北海道の野球育成環境を強化する球団戦略と、恵庭市の新たな都市開発、そして鎌ケ谷市の次のまちづくりが同時に動き出すプロジェクトだ。

今後は基本計画、都市計画手続き、施設設計、交通インフラ整備の進捗が焦点となる。2030~2031年の開業に向けて、西島松地区がどのようなスポーツ・交流拠点へ成長するのか、引き続き注目したい。

主な根拠資料(公式発表・報道)

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水無瀬 康平

芸能ニュースの編集を11年。所属事務所の公式リリース、番組公式サイト、配信サービスの告知だけを一次情報として照合し、出典の取れない話は載せません。

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