東京・文京区の本駒込にある町中華「兆徳(ちょうとく)」。1995年の創業以来、地元で親しまれてきたこの店は、黄金色に輝く玉子チャーハンで知られ、2026年現在も行列ができる人気店として注目を集めている。看板メニューの玉子チャーハンは、あっさりした塩味と、よりしっかりした味付けの醤油味の2種類。公式サイトに掲載されている価格は、どちらも900円だ。
人気の秘密は、卵とネギを中心としたシンプルな構成、パラパラとしたご飯、そして素材の風味を生かす味付けにある。2026年には味の素冷凍食品から兆徳監修の「黄金炒飯」も発売され、9月には24時間限定のコラボ企画「裏兆徳」も実施された。塩味と醤油味の選び方から、価格、口コミ、待ち時間、アクセス、持ち帰りまで、初訪問で知っておきたい情報を整理する。
【兆徳とは?】1995年創業の本駒込の町中華が人気店になった理由

兆徳は東京都文京区向丘に店舗を構える中華料理店だ。最寄り駅は東京メトロ南北線の本駒込駅と、都営三田線の白山駅。地域に根差した町中華でありながら、看板の玉子チャーハンを目当てに遠方からも客が訪れる。
店主・朱徳平氏が1995年に開業公式サイトによると、店主の朱徳平(シュ・徳平)氏は1991年に来日し、1995年に兆徳を開業した。つまり、2026年は創業から31年目にあたる。
店が大切にしてきたのは、日本人の口に合う中華料理を提供すること。黄金色の玉子チャーハンだけでなく、餃子や甘酢あんを絡めたかに玉など、親しみやすい料理を軸に営業を続けてきた。
テレビや雑誌などで紹介される機会が増えたことも、知名度を押し上げた要因だ。もともとの地域密着型の営業に、メディア露出による広域からの来店需要が重なり、現在の行列につながっている。
2026年も食べログ「中国料理 TOKYO 百名店」に選出兆徳は2026年の食べログ「中国料理 TOKYO 百名店」にも選出されている。2021年、2024年に続く選出であり、一時的な話題性だけではない評価を得ていることが分かる。
ただし、百名店への選出は特定のランキング順位を保証するものではない。口コミの評価、来店者の支持、店の実績などを総合的に見る際の参考情報として捉えたい。
【塩味と醤油味を比較】兆徳の玉子チャーハンはどっちがおすすめ?
兆徳を初めて訪れる人が迷いやすいのが、塩味と醤油味の選択だ。どちらも卵を主役にしたチャーハンだが、公式サイトでは味付けの方向性が明確に区別されている。
塩味は卵の風味を楽しむ王道の一皿塩味の玉子チャーハンは、兆徳の代表的なメニューだ。黄金色の卵がご飯を包み込むような見た目が特徴で、公式サイトでも「あっさり」とした味わいが紹介されている。
強い醤油の香りや濃い調味料の味で押すのではなく、卵の風味とご飯のおいしさを中心に楽しむタイプ。パラパラとした食感も、この料理の魅力として挙げられている。
口コミでも、ほどよい塩加減や卵の甘み、軽やかな食べ心地を評価する声が見られる。一方、普段から濃い味付けを好む人には、やや控えめに感じられる場合もある。
醤油味はコクと香ばしさを求める人向け醤油味は、塩味よりもしっかりした味付けが特徴だ。卵の風味を楽しみながら、醤油由来の香りや味の輪郭も感じられる。
食べログやRettyの口コミでは、塩味を先に試した人が次回は醤油味を注文するケースも確認できる。醤油味にも根強い支持があり、単なる塩味の代替メニューではない。
濃いめの味が好きな人や、町中華らしい醤油チャーハンを食べたい人には、醤油味が選択肢になる。
塩味・醤油味・関連商品を一覧で比較| 対象 | 特徴・関係性 | 価格・情報 |
|---|---|---|
| 中華料理店・兆徳 | 朱徳平氏が開業。玉子チャーハンが看板メニュー | 1995年創業 |
| 玉子チャーハン(塩味) | あっさりした味付け。卵の風味を楽しむ代表商品 | 900円 |
| 玉子チャーハン(醤油味) | 塩味よりもしっかりした味付け | 900円 |
| 出前・テイクアウト専門店 | 本店とは別の持ち帰り・配達拠点 | 玉子チャーハン900円 |
| 味の素冷凍食品「黄金炒飯」 | 兆徳が初監修した冷凍チャーハン | 400g・2026年8月9日発売 |
初訪問なら、まずは塩味がおすすめだ。店の看板である黄金色の玉子チャーハンの特徴を、最も分かりやすく感じられるためだ。
反対に、濃いめの味付けが好みなら醤油味を選ぶとよい。2人以上で訪問できるなら、異なる味を注文して食べ比べる方法もある。
【具材と食感を検証】兆徳チャーハンの人気の理由は卵とネギのシンプルさ
兆徳の玉子チャーハンを語るうえで欠かせないのが、具材を絞ったシンプルな構成だ。豪華な肉や海鮮をふんだんに使うタイプではなく、卵を中心としたチャーハンとして知られている。
卵とネギを中心にしたシンプルな構成口コミや調理風景に関する投稿では、卵と少量のネギを中心とした具材構成が紹介されている。見た目にも黄金色が際立ち、卵そのものの存在感が強い。
一般的な五目チャーハンのように、多種類の具材が次々と口に入る料理とは方向性が異なる。具材を増やすよりも、ご飯、卵、調味料のまとまりを楽しむ一皿だ。
なお、店の公式サイトは玉子チャーハンの詳細な配合や調理工程を公開していない。卵やネギの使用に関する口コミは、利用者が見た調理風景や料理の印象として理解したい。
パラパラ感と卵の香ばしさ公式サイトが特徴として挙げているのは、黄金色の見た目とパラパラした食感だ。卵の風味を生かしながら、ご飯を一粒ずつ感じられる仕上がりが評価されている。
口コミには、パラパラ寄りと表現するものだけでなく、しっとり感があると評価するものもある。炊飯状態や調理のタイミング、食べる人の好みによって、食感の印象には差が生まれる。
ここで重要なのは、兆徳のチャーハンが単純に水分を飛ばした料理として評価されているわけではないことだ。卵の風味やご飯の食感、油のコクが一体になったバランスが支持されている。
口コミ・評判から分かるメリットと注意点2026年の口コミを含めて評価の傾向を整理すると、支持されるポイントと好みが分かれる部分の両方が見えてくる。
好意的な評価
- 黄金色の玉子チャーハンが見た目にも印象的。
- 卵の風味を楽しめるシンプルな味付け。
- 塩味と醤油味を選べるため、好みに合わせやすい。
- 餃子など、町中華らしい料理と組み合わせられる。
- 1995年から続く店の歴史と職人仕事への期待感がある。
好みが分かれるポイント
- 濃い味付けが好きな人には、塩味が控えめに感じられることがある。
- 人気店のため、食事時間によっては長時間並ぶ可能性がある。
- 一人前のボリュームが多いと感じる口コミもある。
- 行列の長さに対して、期待値が高くなりすぎる場合がある。
人気の理由は、奇抜な食材や複雑な味付けではなく、誰もが知るチャーハンという料理を高い完成度で提供している点にある。シンプルだからこそ、卵の香りや米の状態、火加減の違いが料理全体の印象を左右する。
【2026年最新価格】兆徳チャーハンは900円!味の素監修商品も話題
2026年10月30日時点で、兆徳の公式サイトに掲載されている玉子チャーハンの価格は900円。塩味と醤油味のどちらも同じ価格だ。
玉子チャーハンは塩味・醤油味ともに900円公式サイトのディナーメニューでは、玉子チャーハン(塩)と玉子チャーハン(醤油)がそれぞれ900円で掲載されている。
過去の口コミには800円など、以前の価格を記録したものもある。そのため、古い投稿を見て現在の価格と混同しないようにしたい。2026年の訪問を考えるなら、店舗の公式掲載価格を基準にするのが分かりやすい。
なお、時間帯によって提供メニューやセット内容が異なる場合がある。ランチメニューは別に用意されているため、単品価格だけでなく、餃子などとのセットも確認したい。
2026年8月9日発売「黄金炒飯」は初の監修冷凍商品2026年の兆徳に関する大きな話題が、味の素冷凍食品とのコラボレーションだ。
味の素冷凍食品は、兆徳が初めて監修した冷凍炒飯「黄金炒飯」を2026年8月9日から全国で販売開始した。内容量は400g。公式商品情報では、卵の香ばしい風味やコク、ふっくらパラっとした食感、あっさり上品な味わいを特徴としている。
原材料には米、全卵、ネギ、蒸し鶏、植物油脂、ラード、食塩、しょうゆ、チキンエキスなどが記載されている。店で提供されるチャーハンそのものと同一のレシピという意味ではなく、冷凍食品として独自に仕上げた監修商品だ。
9月には24時間限定の「裏兆徳」も開催味の素冷凍食品は発売記念企画として、2026年9月7日17時30分から9月8日17時30分まで、兆徳で24時間限定の「裏兆徳」を開催した。
このイベントでは、通常の店舗メニューではなく、監修商品「黄金炒飯」を提供。1皿約200gと冷凍商品1袋400gを組み合わせた企画で、冷凍商品の発売と名店の体験を結び付けた内容だった。
通常営業とは異なる期間限定企画であり、2026年10月現在はすでに終了している。
このコラボレーションが示しているのは、兆徳のチャーハンが実店舗の人気にとどまらず、家庭で楽しむ商品としても評価されていることだ。行列に並ぶことが難しい人にとって、監修冷凍食品は別の形で兆徳の味の方向性を楽しむ選択肢になる。
【行列・待ち時間・アクセス】兆徳は何時に行けば入りやすい?
兆徳を訪れる際に注意したいのが行列だ。特に休日のランチタイムや開店前後は、複数の来店者が集中することがある。
2026年の口コミから見る待ち時間口コミサイトの2026年の訪問記録を見ると、待ち時間は曜日や時間帯、天候によって大きく変わっている。
- 2026年3月の平日昼:12時30分ごろに前に2人並んでおり、待ち時間は約10分だったという投稿がある。
- 2026年3月の日曜:14時24分に9人目として並んだという記録があり、14時30分には受付終了となった。
- 2026年5月の土曜:開店35分前の時点で7〜8組ほど並んでいたという投稿がある。
- 2026年6月の平日夜:天候が悪かったこともあり、約10分で入店できたという口コミがある。
- 2026年10月の日曜:13時31分の訪問で、外待ち12番目だったという記録がある。
これらは個別の利用者による体験談であり、平均待ち時間を示す統計ではない。ただし、タイミングによっては10分程度で入れる一方、開店前から複数組が並ぶこともあると分かる。
特に注意したいのは、昼営業の終了間際だ。口コミには14時台に受付終了となった例もあるため、遅い時間に到着すれば必ず入店できるとは限らない。
本駒込駅・白山駅からのアクセス本店の住所は東京都文京区向丘1-10-5。2つの駅からアクセスできるため、利用する路線に合わせて選べる。
- 東京メトロ南北線・本駒込駅:1番出口から徒歩2分。
- 都営三田線・白山駅:A3出口から徒歩4分。
- 都営バス:向丘二丁目・白山下から徒歩約2分。
駅から近いため、初めてでも比較的訪問しやすい立地だ。住所を確認する際は、持ち帰り専門店と本店を間違えないようにしたい。
営業時間と定休日は事前確認が必要兆徳の公式サイトに掲載されている本店の営業時間は次のとおり。
- 平日:11時30分〜14時30分、17時30分〜23時。
- 土・日・祝日:11時30分〜14時30分、17時30分〜22時。
- 定休日:月曜日。
一方、食べログの店舗情報では夜の営業時間が22時までと掲載されており、公式サイトとの間に差がある。臨時休業や営業時間の変更もあり得るため、来店当日は公式Xや電話で確認するのが確実だ。
本店の電話番号は03-5684-5650。食べログの店舗情報では6名以上の予約が可能とされているが、予約条件は変更される可能性があるため、事前の問い合わせが望ましい。
【テイクアウト・持ち帰り】行列を避けて兆徳チャーハンを楽しむ方法
店内の行列を避けたい人に知っておいてほしいのが、兆徳の出前・テイクアウト専門店だ。本店とは別の場所に設けられており、自宅や職場でチャーハンを楽しみたい人に便利な選択肢となっている。
持ち帰り専門店は本店の近隣にある出前・テイクアウト専門店の住所は東京都文京区向丘1-9-28。本店の向丘1-10-5とは別住所なので、訪問前に確認しておきたい。
公式サイトに掲載されているアクセスは次のとおり。
- 東京メトロ南北線・本駒込駅1番出口から徒歩4分。
- 都営三田線・白山駅A3出口から徒歩2分。
営業時間は11時〜14時30分、17時〜21時30分。定休日は第1・第3・第5火曜日とされている。月曜日が定休日の本店とは休業日の設定が異なる点にも注意したい。
テイクアウト価格はチャーハン各900円2026年10月時点の公式テイクアウトメニューでは、次の価格が掲載されている。
- 玉子チャーハン(塩味):900円。
- チャーハン(醤油味):900円。
- 各チャーハンの大盛り:1,100円。
- チャーハンと焼き餃子のセット:1,350円。
- 大盛りチャーハンと焼き餃子のセット:1,550円。
価格は公式の持ち帰りメニューに基づく。配達の場合は料金が異なり、出前は合計3,000円以上から受け付けている。
電話注文と支払い方法テイクアウト専門店の電話番号は03-3868-2166。公式サイトでは電話受付時間として、ランチ10時〜14時30分、ディナー17時〜21時30分を案内している。
支払い方法は、本店が現金のみ、持ち帰り専門店が現金またはPayPay。出前の配達先での支払いは現金のみと公式サイトに記載されている。
口コミにも、事前に電話注文して指定時間に受け取った利用者の報告がある。混雑を避けたい場合は、店頭に直接行く前に電話で注文方法や受け取り時間を確認しておくとスムーズだ。
なお、本店でも持ち帰り注文を受け付けている。専用店舗と本店では営業時間や取り扱いメニューが異なる場合があるため、注文先を明確にしておきたい。
【プロの結論】兆徳チャーハンはどんな人におすすめ?初訪問で失敗しない選び方
兆徳の魅力は、チャーハンという身近な料理を、シンプルな構成と丁寧な調理で看板商品に育ててきたことにある。
卵を主役にした黄金色の見た目、塩味と醤油味の選択肢、900円という公式掲載価格、そして1995年から続く営業実績。これらが組み合わさり、町中華としての親しみやすさと、遠方から訪れる価値の両方を生み出している。
兆徳がおすすめできる人- 卵の風味を生かしたシンプルなチャーハンが好きな人。
- パラパラした食感や軽やかな味付けを楽しみたい人。
- 塩味と醤油味を食べ比べたい人。
- 昔ながらの町中華の雰囲気が好きな人。
- 人気店に並んででも看板メニューを味わいたい人。
- 濃厚な肉の旨味や海鮮の具材がたっぷり入った炒飯を求める人。
- 濃い味付けや強い香辛料を好む人。
- 昼休みなど、限られた時間内に確実に食事を済ませたい人。
- 行列や待ち時間が苦手な人。
初訪問で一品だけ選ぶなら、塩味の玉子チャーハンが有力候補だ。公式サイトでも代表的な料理として紹介されており、兆徳らしい黄金色と卵の風味を楽しみやすい。
よりしっかりした味付けが好みなら醤油味を選ぶ。2回目の訪問では、前回と異なる味を注文すれば、同じ店のチャーハンでも印象が変わることを楽しめる。
また、行列を避けたい人はテイクアウト専門店を利用する方法がある。店内で食べる体験にこだわらないなら、持ち帰りも十分に検討する価値がある。
兆徳チャーハンに関するよくある質問(FAQ)
Q1:兆徳の玉子チャーハンは2026年現在いくら?
A1:公式サイトの掲載価格は塩味・醤油味ともに900円。テイクアウト専門店でも各900円で、大盛りは1,100円となっている。
Q2:塩味と醤油味はどちらがおいしい?
A2:卵の風味やあっさりした味付けを楽しみたいなら塩味、よりしっかりした味付けを好むなら醤油味がおすすめ。初めてなら看板メニューの塩味から試すとよい。
Q3:兆徳の待ち時間はどのくらい?
A3:2026年の口コミでは、約10分で入店できた例から、開店前に複数組が並んでいた例まで幅がある。休日のランチや開店前後は余裕を持った訪問がおすすめだ。
Q4:兆徳はどの駅から近い?
A4:本店は東京メトロ南北線の本駒込駅1番出口から徒歩2分、都営三田線の白山駅A3出口から徒歩4分。どちらからでもアクセスしやすい。
Q5:兆徳のチャーハンは持ち帰りできる?
A5:できる。本店でも持ち帰りを受け付けており、近隣には専用のテイクアウト店舗もある。専用店では塩味・醤油味とも900円で販売されている。
Q6:味の素冷凍食品の「黄金炒飯」は兆徳と同じ味?
A6:兆徳が初めて監修した冷凍チャーハンだが、店舗の料理と完全に同一という意味ではない。卵の風味や上品な味付け、ふっくらパラっとした食感を目指して開発された別商品で、内容量は400g。
兆徳チャーハンが2026年も支持されている理由は、卵を中心としたシンプルな具材、黄金色の美しい見た目、パラパラとした食感、そして塩味と醤油味を選べる楽しさにある。
公式掲載価格は各900円。本店は本駒込駅から徒歩2分、白山駅から徒歩4分とアクセスも良好だが、休日やランチタイムには行列ができることがある。待ち時間を避けたい場合は、近隣のテイクアウト専門店も選択肢になる。
さらに2026年8月には味の素冷凍食品との監修商品「黄金炒飯」が登場し、9月には24時間限定の「裏兆徳」も実施された。実店舗の人気を家庭向けの商品へと広げた点も、今年の大きなトピックだ。
初めて訪れるなら、まずは塩味の玉子チャーハンを注文し、兆徳の看板らしい卵の風味を楽しみたい。濃いめの味が好みなら醤油味、行列が気になるなら持ち帰り。自分の好みと訪問条件に合わせて選ぶことが、兆徳を満喫する一番の近道だ。
主な確認資料: 兆徳公式店舗情報・公式テイクアウト料金表、味の素冷凍食品の2026年プレスリリース、食べログ・Rettyの2026年訪問口コミ。