山本千尋のテレビドラマ出演歴を見ると、時代劇、特撮、刑事サスペンス、青春ドラマなど、出演ジャンルの幅広さが分かります。
特に2022年の『鎌倉殿の13人』は、俳優としての知名度を高める転機になりました。
2015~2021年:特撮・時代劇から現代ドラマへ| 年 | テレビ番組・配信作品 | 役名・出演内容 |
|---|---|---|
| 2015 | 手裏剣戦隊ニンニンジャー | 第29・30話出演 |
| 2017 | ウルトラマンジード | 鳥羽ライハ |
| 2018 | そろばん侍 風の市兵衛 | 青(せい) |
| 2019 | BLACKFOX: Age of the Ninja | 石動律花・主演 |
| 2020 | 誰かが、見ている | 粕谷あかね |
| 2021 | 主夫メゾン | 牧田莉央 |
| 2021 | 着飾る恋には理由があって | 福本葉菜 |
2017年の『ウルトラマンジード』ではヒロインの鳥羽ライハを演じました。
鳥羽ライハは剣術に秀でた女性で、山本の武術経験を生かせる役柄です。
また、2019年の『BLACKFOX: Age of the Ninja』では石動律花役で主演を務めています。この作品が、2026年の『NINJA WARS』につながる重要な前身作品です。
2022年:『鎌倉殿の13人』トウ役で注目放送:2022年
役名:トウ
脚本:三谷幸喜
放送局:NHK総合
山本千尋のテレビドラマ出演歴を語るうえで、重要な作品がNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』です。
演じたトウは、善児に育てられた孤児という設定の人物です。
静かな佇まいの中に強い意志を持ち、物語の後半で重要な役割を果たします。
トウは単純に身体能力を見せるだけのキャラクターではありません。育ての親との関係、過去への思い、そして自分自身の決断が人物像に深みを与えています。
2022年12月のMANTANWEBも、山本のアクションが作品の盛り上がりに貢献したことを紹介し、同年の活躍を振り返っています。
同じ2022年には、次の作品にも出演しています。
- 『封刃師』:御厨伊吹役
- 『嘘喰い-鞍馬蘭子篇/梶隆臣篇-』:出演
- 『結婚してとうるさくて』:白石梨沙子役
- 『未来への10カウント』:奥村紗耶役
- 『テッパチ!』:第5話・森下瑠理香役
- 『今際の国のアリス』シーズン2:リサ役
特に『今際の国のアリス』はNetflixで世界配信された作品で、国内ドラマだけでなく海外視聴者にも出演作が届く機会となりました。
2023年:連続ドラマ初主演クラスの存在感2023年は、TBSのドラマ『埼玉のホスト』で主演の荒牧ゆりか役を務めました。
ほかにも、次の作品に出演しています。
- 『なにわの晩さん!美味しい美味しい走り飯』:第2話・鹿野麻美役
- 『正義の天秤 Season2』:第2話・細川美央役
- 『埼玉のホスト』:荒牧ゆりか役
『埼玉のホスト』では主演を務め、これまでの時代劇・アクション作品とは違う現代的な人物像に挑戦しています。
2024年:『新空港占拠』羊・浜松詩役放送:2024年1月~3月
役名:羊・浜松詩
主演:櫻井翔
放送局:日本テレビ
『新空港占拠』は、武装集団による空港占拠事件を描いたサスペンスドラマです。
山本が演じたのは、獣のメンバーである「羊」。その正体は浜松詩です。
物語では、姉妹の兎・浜松奏(安斉星来)とともに、空港建設をめぐる過去の事件と深く関わる人物として描かれます。
第6話では、羊と兎の正体が浜松家の娘であることが明らかになり、物語の背景が大きく動きました。
アクションに加え、正体を隠した人物の緊張感や、家族にまつわる複雑な感情を表現した役柄です。
2025年:『仮面の忍者 赤影』闇姫役放送開始:2025年10月26日
役名:闇姫
主演:佐藤大樹
放送局:テレビ朝日
山本千尋が演じる闇姫は、赤影たちの敵となる霞谷七人衆の一人です。
長い髪を自在に操る忍術を使い、赤影たちの前に立ちはだかる女性ヴィランとして登場します。
テレビ朝日のキャスト紹介でも、闇姫は霞谷七人衆の一員として紹介されています。
善悪の対立が明確な忍者アクション作品において、山本が悪役を演じる点も見どころです。
同年7月には、テレビ大分開局55周年記念の時代劇ドラマ『はぐれ鴉』でヒロインの英里役も務めました。
時代劇と特撮という、これまでの経験を生かしやすい作品への出演が続いた年です。
【代表作を比較】山本千尋の魅力が分かる映画・ドラマ5選

出演作品が多い山本千尋ですが、作品ごとに演技の魅力は異なります。ここでは、出演歴を理解するうえで特に押さえておきたい5作品を比較します。
1. 『キングダム2 遥かなる大地へ』
羌象役。武術の経験と姉妹の情愛を表現した代表的な出演作。原作の重要人物を演じた作品として注目度が高い。
2. 『鎌倉殿の13人』
トウ役。静かな覚悟とアクションを兼ね備えた人物像で、俳優としての知名度を高めた作品。
3. 『新空港占拠』
羊・浜松詩役。正体を隠した獣のメンバーという設定で、サスペンス作品での存在感を示した。
4. 『アンダーニンジャ』
山田美月役。アクションだけでなく、コミカルで個性的なキャラクターを演じた点に注目。
5. 『おいしい給食 season4』
平良美晴役。体育教師という日常的な人物を演じ、コメディーでの表現力を楽しめる最新作。
この5作品を並べると、山本千尋のキャリアには大きく3つの特徴が見えてきます。
- 身体表現の強さ: 『キングダム2』『仮面の忍者 赤影』など。
- 人物の内面を見せる演技: 『鎌倉殿の13人』『新空港占拠』など。
- ジャンルを越えた役作り: 『アンダーニンジャ』『おいしい給食 season4』など。
代表作を選ぶ際は、単に出演時間や作品の知名度だけでなく、どのような演技を見せたかという視点も大切です。
【山本千尋の強み】中国武術の実績とアクション俳優としての歩み
山本千尋のプロフィール
- 生年月日:1996年8月29日
- 出身地:兵庫県
- 身長:155cm
- 所属:スターダストプロモーション
- 特技:中国武術、アクション、ボクシング、殺陣
山本千尋の出演作を理解するには、俳優になる前の競技歴を知ることが重要です。
彼女は幼少期から中国武術に取り組み、ジュニア世代の大会で優秀な成績を収めてきました。
世界ジュニア武術選手権大会で金メダル所属事務所の公式プロフィールには、次の実績が掲載されています。
- 2008年:第2回世界ジュニア武術選手権大会・槍術で金メダル
- 2010年:JOCジュニアオリンピックカップで長拳・剣術・槍術優勝
- 2011年:同大会で長拳・剣術・槍術優勝
- 2012年:同大会で長拳・剣術・槍術優勝
- 2012年:第4回世界ジュニア武術選手権大会・槍術で金メダル
加えて、第3回ジャパンアクションアワードでは「ベストアクション女優優秀賞」を受賞しています。
なぜ時代劇や忍者作品への出演が多いのか山本千尋の武術経験は、映画・ドラマのキャスティングにおいて大きな強みになっています。
通常、アクション作品では、演技力だけでなく、身体の動かし方、重心の移動、武器の扱い、相手との距離感など、専門的な技術が大切です。
中国武術の経験を持つ山本は、こうした身体表現を身に付けているため、時代劇や忍者作品との親和性が高いのです。
一方で、出演歴を追うと、アクション一辺倒ではありません。
『鎌倉殿の13人』では人物の覚悟や感情、『アンダーニンジャ』ではコミカルなキャラクター、『おいしい給食 season4』では体育教師という日常的な役柄に挑戦しています。
この変化は、アクションの専門性を土台にしながら、俳優としての表現領域を広げていることを示しています。
2026年は舞台『キングダムⅡ-継承-』にも出演映画・テレビ以外の2026年の大きな活動として、舞台『キングダムⅡ-継承-』があります。
山本千尋は羌瘣(きょうかい)役でメイン出演。東京建物Brillia HALL、新歌舞伎座、博多座での公演が発表されました。
ここで間違えやすいのが、映画『キングダム2 遥かなる大地へ』との役名の違いです。
- 2022年の映画:羌象(きょうしょう)
- 2026年の舞台:羌瘣(きょうかい)
同じ羌一族の人物ですが、別のキャラクターです。映画の役をそのまま舞台で演じるわけではありません。
【よくある誤解を整理】山本千尋の出演作品で間違えやすいポイント
山本千尋の出演歴を検索すると、公開年や作品の種類、似た役名が混同されることがあります。
特に次の3点は押さえておきたいところです。
1. 『アンダーニンジャ』は2026年公開ではない
2025年1月24日に劇場公開された映画です。2026年の出演作と混同しないようにしましょう。
2. 『NINJA WARS』はテレビの連続ドラマではない
映画・配信作品として制作された長編アクション時代劇です。主演は山本千尋で、役名は石動律花です。
3. 『キングダム2』の羌象と舞台版の羌瘣は別人
映画と舞台で演じる役が異なります。役名の読み方も似ているため、出演歴を調べるときは作品名と媒体をセットで確認すると分かりやすくなります。
また、2026年には映画『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』でナレーションも担当しています。劇場公開日は2026年6月5日です。出演だけでなく、声による表現にも活動の幅を広げています。
【山本千尋映画・テレビ番組】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山本千尋の代表的な映画は何ですか?
『キングダム2 遥かなる大地へ』『アンダーニンジャ』『赤羽骨子のボディガード』『太秦ライムライト』などが代表的な出演作です。武術経験を生かした作品だけでなく、幅広いジャンルに出演しています。
Q2:山本千尋は2026年に何のドラマに出演していますか?
『おいしい給食 season4』の平良美晴役と、『大岡越前9』第6話のおすず役が代表的なテレビドラマ出演です。また、主演作『NINJA WARS』では石動律花を演じています。
Q3:『キングダム2』で山本千尋が演じた役は何ですか?
2022年公開の映画では羌象(きょうしょう)役です。2026年の舞台『キングダムⅡ-継承-』では羌瘣(きょうかい)役を演じています。
Q4:『鎌倉殿の13人』では何役でしたか?
善児に育てられた孤児・トウ役です。2022年のNHK大河ドラマに出演し、アクションと人物描写の両面で注目されました。
Q5:『新空港占拠』では何役でしたか?
獣のメンバー「羊」で、正体は浜松詩です。浜松奏(兎)の姉という設定で、空港建設をめぐる過去の事件にも関わっています。
Q6:山本千尋の最新映画は何ですか?
2026年の出演映画として『NINJA WARS』と『福本清三 どこかで誰かが見ていてくれる』があります。前者では主演の石動律花役、後者ではナレーションを担当しています。
Q7:山本千尋はアクション以外のドラマにも出演していますか?
はい。『埼玉のホスト』『着飾る恋には理由があって』『おいしい給食 season4』など、現代劇やコメディーにも出演しています。
山本千尋の映画・テレビ番組出演歴を振り返ると、2014年の『太秦ライムライト』での映画デビューから、着実に出演ジャンルを広げてきたことが分かります。
2022年の『キングダム2 遥かなる大地へ』や『鎌倉殿の13人』は、知名度を高めた重要な作品です。2024年の『新空港占拠』、2025年の『アンダーニンジャ』『仮面の忍者 赤影』では、アクションと人物表現の両方を見せています。
そして2026年は、『おいしい給食 season4』『大岡越前9』『NINJA WARS』と、異なるジャンルで活躍しています。
今後の注目要点は3つです。
1. 俳優としての幅: アクションだけでなく、コメディーや人間ドラマでどのような役を演じるか。
2. 海外展開: 『NINJA WARS』を通じた国際的なアクション作品への出演。
3. 舞台・映画の展開: 舞台『キングダムⅡ-継承-』や、2027年に映画化が決定した『おいしい給食』シリーズへの期待。
特に『おいしい給食 season4』は、2027年の映画化も発表されていますが、映画の具体的な公開日は別途発表を待つ段階です。
山本千尋は、武術で培った技術を俳優としての個性に変え、作品ごとに異なる表情を見せてきました。2026年の出演作は、そのキャリアの広がりを知るうえでも見逃せないラインアップです。