2026年のFIFAワールドカップ北中米大会は、NHK、日本テレビ系列、フジテレビ系列の3系統が地上波中継を担当し、インターネット配信ではDAZNが全104試合をカバーする放送体制となりました。日本代表のグループステージ3試合もすべてテレビで視聴でき、対戦カードによってNHK総合、日本テレビ、NHK BSと放送局が分かれました。
2026年11月現在、大会はすでに終了しています。この記事では、NHKの地上波34試合、日本テレビ系列の15試合、フジテレビ系列の10試合という中継実績を整理。日本対オランダ、日本対チュニジア、日本対スウェーデンの放送時間、決勝トーナメントの中継体制、NHK BSプレミアム4KとDAZNの違いまで詳しく解説します。
【2026年大会】ワールドカップ地上波放送一覧はNHK・日テレ・フジの3系統

2026年大会の日本国内におけるテレビ中継は、NHK、日本テレビ系列、フジテレビ系列が中心となりました。
今大会は史上最多の48カ国が参加し、全104試合を実施する大規模な大会です。従来の32カ国・64試合から規模が拡大したため、地上波だけですべての試合をカバーするのではなく、複数の放送局と配信サービスが役割を分担する形になりました。
NHK総合は計34試合を生中継NHKはグループステージ19試合、決勝トーナメント15試合の合計34試合を地上波で生中継しました。
グループステージでは、日本対オランダ、日本対スウェーデンを含む日本代表戦2試合を担当。加えて、開幕戦のメキシコ対南アフリカやスペイン、アルゼンチンなどの強豪国の試合も放送しました。
決勝トーナメントでは、1回戦8試合、2回戦3試合、準々決勝1試合、準決勝1試合、3位決定戦、決勝を放送対象としました。
また、地上波の34試合はNHK ONEでも同時・見逃し配信の対象となり、テレビを持たない視聴者にも視聴手段が用意されました。
日本テレビ系列は計15試合を放送日本テレビ系列は、グループステージ9試合と決勝トーナメント6試合の計15試合を生中継しました。
最大の注目カードは、グループF第2節の日本対チュニジアです。日本代表にとってグループステージ突破を左右する重要な試合で、日本テレビ系列が地上波中継を担当しました。
日本テレビは2025年12月4日に中継権獲得を発表し、2026年5月には具体的な放送カードを公表しています。日本テレビがワールドカップ中継を担当するのは2018年ロシア大会以来、2大会ぶりでした。
フジテレビ系列は計10試合を生中継フジテレビ系列は、グループステージ5試合、決勝トーナメント5試合の合計10試合を放送しました。
グループステージではフランス対セネガル、ポルトガル対コンゴ民主共和国など、世界的なスター選手が出場するカードを編成。決勝トーナメントでは、日本代表のラウンド32も担当しました。
フジテレビは2002年日韓大会以降、7大会連続でワールドカップ中継を担当した実績もあります。今大会では日本代表の決勝トーナメント進出によって、同局の放送カードにも大きな注目が集まりました。
【日本代表戦】オランダ・チュニジア・スウェーデンの放送局と時間
日本代表のグループステージはグループFで行われ、対戦相手はオランダ、チュニジア、スウェーデンの3カ国でした。
日本サッカー協会(JFA)の公式放送一覧によると、3試合の放送局とキックオフ時間は次のとおりです。いずれも日本時間です。
日本対オランダ|6月15日午前5時・NHK総合グループF第1節の日本対オランダは、2026年6月15日(月)午前5時にキックオフしました。
地上波の中継局はNHK総合です。DAZNでもライブ配信が行われました。
大会序盤の重要な初戦ということもあり、日本代表の戦いを全国の視聴者が地上波で見られる放送体制となっていました。
日本対チュニジア|6月21日午後1時・日本テレビ系列とNHK BSグループF第2節の日本対チュニジアは、6月21日(日)午後1時にキックオフしました。
地上波は日本テレビ系列が担当し、NHK BSでも中継されました。DAZNでもライブ配信が実施されています。
ここで注意したいのは、NHK総合ではなくNHK BSが放送対象だった点です。地上波で視聴する場合は日本テレビ系列を選ぶ必要がありました。
日本対スウェーデン|6月26日午前8時・NHK総合グループF第3節の日本対スウェーデンは、6月26日(金)午前8時にキックオフしました。
放送局はNHK総合とDAZNです。グループステージ最終戦という重要な局面で、日本代表の順位や決勝トーナメント進出に関わる試合として注目されました。
日本代表のラウンド32はフジテレビとNHK BS日本代表はグループステージを突破し、6月30日(火)午前0時50分からフジテレビ系列で放送されたラウンド32のブラジル戦に進みました。NHK BSでも中継され、DAZNでもライブ配信されました。
試合はブラジルが2対1で勝利。日本は佐野海舟のゴールで先制したものの、後半に逆転を許し、ラウンド32で大会を終えました。
したがって、日本代表戦の放送局を確認する際は、グループステージ3試合だけでなく、決勝トーナメントに進出した場合の中継体制も把握しておく必要があります。
【放送局別】NHK・日本テレビ・フジテレビの中継枠を比較
各局の中継実績を比較すると、NHKが最も多くの地上波中継枠を担当し、日本テレビとフジテレビが民放として大会を支える構成でした。
放送局と視聴サービスの関係を整理すると、次のようになります。
| 放送局・サービス | 試合数・対象範囲 | 主な中継内容・役割 |
|---|---|---|
| NHK総合 | 34試合 | グループステージ19試合、決勝トーナメント15試合を地上波生中継 |
| 日本テレビ系列 | 15試合 | グループステージ9試合、決勝トーナメント6試合。日本対チュニジアを担当 |
| フジテレビ系列 | 10試合 | グループステージ5試合、決勝トーナメント5試合。日本対ブラジルを担当 |
| NHK BS | 一部試合 | 日本対チュニジアや日本のラウンド32などを中継 |
| NHK BSプレミアム4K | 全104試合 | 全試合を生中継または録画で放送 |
| NHK ONE | 地上波34試合 | 同時配信・見逃し配信に対応 |
| DAZN | 全104試合 | 全試合をライブ配信。日本代表戦は無料視聴にも対応 |
この比較で注目したいのは、地上波とBS、インターネット配信では、同じワールドカップ中継でもカバーする範囲が異なることです。
NHK総合の34試合は地上波の中継枠であり、日本テレビとフジテレビの試合数を加えたからといって、全104試合を網羅できるわけではありません。
また、NHK BSとNHK BSプレミアム4Kも別のサービスです。BSの一部中継と、4Kチャンネルによる全試合放送を混同しないことが、視聴方法を選ぶうえで大切です。
【BSと配信の違い】NHK BSプレミアム4KとDAZNはどこまで見られる?
地上波で放送されない試合まで視聴したい場合、選択肢となるのがNHK BS、NHK BSプレミアム4K、DAZNです。それぞれ視聴範囲と放送・配信方式が異なります。
NHK BSは地上波とは異なる衛星放送NHK BSは衛星放送であり、地上波とは受信環境が異なります。
今大会では、日本対チュニジアや日本のラウンド32などがNHK BSの中継対象になりました。地上波の放送局だけを確認していると、BSで放送される試合を見落とす可能性があります。
テレビ番組表を確認するときは、NHK総合とNHK BSを別々に確認するのが確実です。
NHK BSプレミアム4Kは全104試合を放送NHK BSプレミアム4Kは、今大会の全104試合を放送対象としました。
ただし、重要なのは全104試合がすべて生中継だったわけではないという点です。NHKの2026年6月8日付公式発表では、生中継と録画放送を組み合わせる方針が示されました。
一方、NHK総合で生中継する34試合については、BSプレミアム4Kでも同時生中継する予定とされていました。
そのため、4K放送を利用する場合は、視聴したい試合が生中継なのか録画放送なのかを番組表で確認する必要があります。4K対応テレビや受信設備も必要です。
DAZNは全104試合をライブ配信DAZNは今大会で唯一、全104試合をライブ配信するサービスとして展開しました。
NHK BSプレミアム4Kとの大きな違いは、全試合をライブで視聴できる点です。見逃し配信やフルリプレイ、ハイライトにも対応し、試合をリアルタイムで見られなかった場合にも振り返ることができました。
ただし、「DAZNなら全104試合が無料」という理解は正確ではありません。
DAZNの公式ヘルプによると、スタンダードプランでは全104試合を追加料金なしで視聴できる一方、通常の有料契約がない視聴者には日本代表戦の無料配信が用意されていました。野球専用プランなど、一部の契約ではワールドカップ用の追加オプションが必要でした。
つまり、日本代表戦の無料視聴と、大会全104試合の無料視聴は別の話です。この違いを理解しておくことが大切です。
【放送実績から分析】2026年大会のテレビ中継体制と視聴方法
2026年大会の放送体制には、従来のテレビ中継とインターネット配信を組み合わせる特徴がありました。
地上波は幅広い視聴者への入口NHK総合、日本テレビ系列、フジテレビ系列が地上波中継を分担したことで、特定の有料サービスに加入しなくても、主要な試合をテレビで楽しめる環境が整いました。
とりわけ日本代表戦は、オランダ戦とスウェーデン戦がNHK総合、チュニジア戦が日本テレビ系列で放送されました。BSも含めれば、グループステージの日本戦3試合をテレビで視聴できる体制でした。
地上波放送の意義は、試合数だけでは測れません。全国で受信できるテレビ放送を通じて、普段はサッカーを見ない人にも大会を届けられる点にあります。
全試合を追うなら配信サービスが有利一方、全104試合を追いかけたいファンにとっては、地上波だけでは放送カードが足りません。
グループステージでは各国の対戦が並行して進み、決勝トーナメントに入ると短期間に試合が集中します。お気に入りの国や選手の試合をすべてリアルタイムで追うには、全試合をライブ配信するDAZNが適した選択肢でした。
録画視聴を中心に考えるならNHK BSプレミアム4Kも選択肢になりますが、生中継と録画放送の区別は必要です。
視聴目的別の判断基準- 日本代表戦を中心に楽しみたい人:NHK総合、日本テレビ系列、NHK BSの番組表を確認する方法が適しています。
- 有料契約を増やしたくない人:地上波を中心に視聴し、DAZNの日本代表戦無料配信も活用する方法があります。
- 日本以外の強豪国も幅広く見たい人:全104試合をライブ配信するDAZNが適しています。
- 4K映像で視聴したい人:対応受信環境を整えたうえでNHK BSプレミアム4Kを利用する方法があります。
- リアルタイム視聴にこだわらない人:録画放送や見逃し配信を利用することで、生活時間に合わせて試合を楽しめます。
放送局を選ぶときは、単純な試合数だけでなく、無料か有料か、ライブか録画か、地上波か衛星放送かという3つの基準で比較すると、自分に合った視聴方法を判断しやすくなります。
【ワールドカップ地上波放送一覧】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年ワールドカップは地上波で全何試合放送されましたか?
A1:NHK総合が34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を生中継しました。各局の放送枠は大会全104試合の一部です。
Q2:日本対オランダ、日本対チュニジア、日本対スウェーデンはどこで見られましたか?
A2:オランダ戦はNHK総合、チュニジア戦は日本テレビ系列とNHK BS、スウェーデン戦はNHK総合で中継されました。3試合ともDAZNでもライブ配信されました。
Q3:NHK BSプレミアム4KとDAZNは全104試合を生中継しましたか?
A3:DAZNは全104試合をライブ配信しました。一方、NHK BSプレミアム4Kは全104試合を放送対象としましたが、生中継と録画放送の両方を含みます。
Q4:DAZNではワールドカップ全試合を無料で見られましたか?
A4:いいえ。通常の有料契約がない人向けには日本代表戦の無料配信がありましたが、全104試合の視聴には対象となる契約プランが必要でした。
Q5:日本代表の決勝トーナメントはどの放送局が担当しましたか?
A5:ラウンド32の日本対ブラジルはフジテレビ系列とNHK BSで中継されました。DAZNでもライブ配信され、日本は2対1で敗れて大会を終えました。
2026年FIFAワールドカップ北中米大会では、NHK総合が34試合、日本テレビ系列が15試合、フジテレビ系列が10試合を地上波で生中継しました。
日本代表のグループステージでは、オランダ戦とスウェーデン戦をNHK総合、チュニジア戦を日本テレビ系列が担当。チュニジア戦はNHK BSでも放送されました。決勝トーナメントのブラジル戦はフジテレビ系列とNHK BSで中継されています。
大会全体を見渡すと、地上波は主要カードを幅広い視聴者に届ける役割、NHK BSは一部試合を補完する役割、NHK BSプレミアム4Kは全104試合の放送、DAZNは全104試合のライブ配信という役割分担でした。
特に押さえておきたいのは、NHK BSプレミアム4Kの全104試合放送とDAZNの全104試合ライブ配信は同じ意味ではないこと、そしてDAZNの無料配信は日本代表戦を中心とした対象範囲であることです。
ワールドカップの放送体制を比較するときは、地上波の放送局だけでなく、BSの中継範囲、4K放送の生中継・録画の違い、配信サービスの契約条件まで確認することが、視聴方法を正しく理解するポイントになります。
主な情報確認資料: 日本サッカー協会(JFA)の公式放送一覧、NHKの2026年6月8日付放送発表、日本テレビの放送予定発表、フジテレビの公式放送スケジュール、DAZNの公式視聴案内、Jリーグ公式試合結果。