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うる星やつら最終回はいつ?原作・旧作・新作と完結篇の違いを2026年版で徹底比較

三枝 朋樹 三枝 朋樹 • 更新: • 公開: • 読了約 20 分
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『うる星やつら』の最終回は、原作漫画・1981年版テレビアニメ・2022年版テレビアニメで、それぞれ結末の描き方が異なる。特に注目したいのは、高橋留美子が描いた最終章「ボーイミーツガール」である。諸星あたるは最後までラムに「好きだ」と伝えるのか。2人はキスをするのか。そして、最終ページに登場するラムの角には、どんな意味が込められているのだろうか。

2026年現在、原作漫画は全34巻で完結し、1988年には劇場版『うる星やつら 完結篇』、2024年6月には2022年版テレビアニメも全46話で最終回を迎えている。旧作の最終回で描かれたキスシーンと、原作に沿った新旧2つの完結編を区別すると、作品全体のラストがより明確になる。

【まず結論】うる星やつらの最終回はいつ?3つの完結時期を整理

うる星やつら最終回

『うる星やつら』の最終回を調べる際、最初に押さえておきたいのは、漫画とテレビアニメで完結した時期が違うことだ。

原作漫画は1987年、1981年版テレビアニメは1986年、2022年版テレビアニメは2024年にそれぞれ完結している。

つまり、1981年版アニメの最終回が原作漫画の最終回をそのまま映像化したものだと思っていると、結末を取り違えてしまう。

原作漫画は1987年に完結

高橋留美子による『うる星やつら』は、小学館の「週刊少年サンデー」で1978年から1987年まで連載された。

少年サンデーコミックス版は全34巻。小学館の作品情報でも全34巻完結と案内されている。

最後を飾るのは「ボーイ ミーツ ガール ACT.11 Fin」。第1話の地球の命運を賭けた鬼ごっこを思わせる展開で、あたるとラムの関係に一区切りがつく。

1981年版アニメは1986年に終了

1981年10月14日に放送を開始した初代テレビアニメは、1986年3月19日に最終回を迎えた。

最終放送回のタイトルは「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!」。

原作漫画の最終章とは異なるアニメオリジナルの内容で、主要キャラクターが勢ぞろいするにぎやかなフィナーレだった。

2022年版アニメは2024年6月に完結

2022年版は、小学館創業100周年を記念して制作された新作テレビアニメである。

第1期と第2期を合わせた全46話で構成され、2024年6月に最終回を放送した。

最終話のタイトルは「ボーイ ミーツ ガール ないものねだりのI Want You」。公式サイトの最終話あらすじにも、地球を救うための最後の鬼ごっこが紹介されている。

【原作漫画の最終話をネタバレ解説】ボーイミーツガールの結末とは?

ここからは原作漫画の最終回を詳しく見ていく。物語の核心に触れるため、未読の人は注意してほしい。

ラムを連れ去るルパと、すれ違うあたる

最終章「ボーイミーツガール」では、闇の宇宙に関係する青年ルパが登場する。

ルパは、祖先同士の約束を理由にラムを自分の許嫁だと主張する。ラムはルパに連れ去られ、あたるは仲間たちとともに彼女を救出しようとする。

しかし、ルパの策略や誤解が重なり、あたるとラムの気持ちはすれ違ってしまう。

あたるの態度に傷ついたラムは、闇の宇宙に残ることになる。

巨大キノコによって地球が滅亡の危機に

事態をさらに複雑にするのが、闇の宇宙から持ち込まれた巨大キノコだ。

ランが持ち帰ったキノコが地球で急激に増殖し、友引町を覆い尽くす勢いで広がってしまう。

このキノコを駆除できるのは、ルパが飼っている豚だけだった。

地球を救うには、ルパの協力が欠かせない。

そこでラムは、あたるに再び鬼ごっこを挑む。

勝負の条件は、あたるがラムを捕まえること。ラムの角をつかむか、ラムが求める「好きだ」という言葉を伝えれば、勝負に決着がつく。

しかし、あたるはどうしてもその一言を口にしない。

ラムが突きつけた最後の条件

ラムは、あたるが期限までに自分を捕まえられなければ、地球人から宇宙人に関する記憶を消し、自分たちの星へ帰るという厳しい条件を提示する。

つまり、あたるがラムへの気持ちを示さなければ、2人は二度と会えなくなる可能性がある。

周囲の仲間たちも、あたるに素直になるよう促す。

しかし、あたるは意地を張り続ける。

ここで重要なのは、単にあたるがラムを好きではないから言葉を拒んでいるわけではないことだ。

地球を救うために要求された「好きだ」という言葉は、状況によっては本心ではなく、勝負に勝つための方便に聞こえてしまう。

あたるの不器用さと、言葉だけでは測れない感情が、この最終章の中心にある。

最終日の鬼ごっこで明かされるラムの角の秘密

そして、いよいよ記憶が消されるタイムリミットが迫る。

ラムは、最後まで自分を追いかけてくるあたるに対して、本当に自分を忘れてもいいのかと問いかける。

あたるは「忘れるもんかーっ!」と叫び、ラムを追い続ける。

ところが、疲労困憊したあたるは転倒してしまう。

その拍子に、彼の手から転がり落ちたものがあった。

それは、以前ラムから抜け落ちた角だった。

あたるはラムがいなくなってからも、その角を大切に持ち続けていたのである。

ラムは、その事実からあたるの本当の気持ちを理解する。

好きだという言葉はなくても、自分の存在を大切にしていたことが伝わったのだ。

2人は抱き合い、長く続いた鬼ごっこに決着がつく。

最後のセリフは「いまわの際にいってやる」

原作のラストを象徴するのが、ラムとあたるの最後のやり取りだ。

ラムは、これから一生かけてあたるに「好きだ」と言わせてみせるという趣旨の言葉を口にする。

それに対するあたるの返事は、

「いまわの際にいってやる」

というものだった。

死ぬ間際まで言わないという、いかにもあたるらしい意地っ張りな返答である。

しかし、裏を返せば、死ぬ瞬間までラムと一緒にいることを前提にした言葉にも受け取れる。

2人は正式な結婚を発表するわけでも、恋人として完成された関係を宣言するわけでもない。

最後まで口げんかを続けながら、一緒に走っていく。

それこそが、高橋留美子が描いた『うる星やつら』の最終回なのである。

【歴代アニメ・映画を徹底比較】原作と4つのラストは何が違う?

『うる星やつら』の最終回を理解するうえで、原作漫画と映像作品の関係を整理しておきたい。

特に1981年版と2022年版では、同じテレビアニメでも最終回の演出方針が大きく異なる。

作品 完結時期・最終回 結末の特徴 キスシーン
原作漫画 1987年・第34巻 ラムの角を通じて気持ちが伝わる なし
1981年版テレビアニメ 1986年3月19日 天岩戸でのキスとオールスター大宴会 あり
劇場版『完結篇』 1988年2月6日公開 原作最終章を映画化 なし
2022年版テレビアニメ 2024年6月・第46話 原作最終章を映像化 なし
1981年版は原作と違うオリジナルエンディング

旧テレビアニメの最終回「オールスター大宴会!うちらは不滅だっちゃ!!」は、原作の「ボーイミーツガール」とは別のストーリーである。

あたるたちの前にアマテラスが登場し、天岩戸をめぐる騒動が始まる。

やがて、あたるとラムが天岩戸の中に閉じ込められ、2人はキスを交わす。

ところが岩戸が崩れ、キスしている姿を周囲に見られてしまう。

そこからは出演キャラクターたちが次々に登場する大騒ぎとなり、最後までコメディー色の強い演出で幕を閉じる。

マグミクスの2023年の記事でも、この最終回の内容と、原作の最終章が映像化されなかった背景が取り上げられている。

旧版の放送が終わった1986年3月には、原作漫画の連載がまだ続いていた。漫画の完結を待たずにテレビシリーズが終了したため、ファンの間では結末に対する不満もあったと報じられている。

1988年の劇場版『完結篇』は原作の最終章を映像化

1988年2月6日に公開された劇場版『うる星やつら 完結篇』は、原作の最終章「ボーイミーツガール」を映画化した作品である。

映画.comの作品情報によると、上映時間は85分。監督は出崎哲、脚本は金春智子が担当した。

物語の基本的な流れは原作に沿っている。

ルパによるラムの連れ去り、地球を覆う巨大キノコ、記憶喪失装置、そして最後の鬼ごっこ。

あたるが持っていたラムの角によって、言葉にできなかった気持ちが伝わるという重要な展開も描かれている。

つまり、1981年版のテレビアニメ最終回とは異なり、こちらが原作漫画の最終章を映像で楽しめる作品だ。

2022年版は第46話で原作のラストに到達

2022年版は、全46話で物語を構成し、最後の3話を「ボーイミーツガール」編に充てている。

第44話から第46話にかけて、ルパやカルラとの騒動、ラムとあたるのすれ違い、そして最後の鬼ごっこへと進んでいく。

最終話の正式タイトルは「ボーイ ミーツ ガール ないものねだりのI Want You」。

旧版のような独自のオールスターエンディングではなく、高橋留美子の原作が持つラブコメディーとしての結末を現代の映像表現で描き直した。

2024年6月21日付の公式ニュースでは、全46話をもって最終回を迎えたことが発表され、あたる役の神谷浩史とラム役の上坂すみれからコメントも公開された。

【あたるとラムは最後にキスする?】キスシーンの有無を検証

検索で特に多い疑問が、あたるとラムのキスシーンについてだ。

結論からいえば、キスシーンが描かれるのは1981年版テレビアニメの最終回である。

原作漫画、1988年の劇場版、2022年版の最終話は、キスではなく、角や抱擁を通じて2人の気持ちを表現している。

1981年版のキスは天岩戸の中で描かれる

旧版の最終回では、あたるとラムが天岩戸の中に閉じ込められる。

外からは2人の様子が分からない状況になり、2人の間にロマンチックな空気が生まれる。

そしてキスを交わす。

しかし、岩戸が崩れて周囲に見られてしまうという展開になるため、恋愛ドラマのような静かなキスシーンでは終わらない。

『うる星やつら』らしい笑いと騒動に包まれた演出だ。

原作漫画はキスではなく角が愛情を伝える

原作最終回では、あたるとラムがキスすることは物語の決着として描かれていない。

代わりに、あたるがずっと持っていたラムの角が、彼の気持ちを伝える重要な役割を果たす。

あたるは最後まで「好きだ」と口にしない。

それでもラムは、彼が自分を大切に思っていたことを理解する。

言葉やキスを使わず、2人が積み重ねてきた時間そのものによって愛情を伝えるところに、原作の最終回ならではの魅力がある。

2022年版もキスではなく原作の関係性を重視

2022年版の第46話も、原作最終章の鬼ごっこを軸にしている。

最後まで素直になれないあたると、彼の本心を知りたいラム。

この2人の関係は、突然のキスや結婚によって完成するものではない。

意地を張りながらも互いを必要としていることが伝わる点に、作品の一貫したテーマがある。

【ラムの角の意味とは?】最終回に隠された高橋留美子の演出

原作最終回で、最も象徴的な小道具がラムの角である。

なぜ高橋留美子は、あたるの愛情を「好きだ」という言葉ではなく、角を通じて表現したのだろうか。

角は第1話と最終回をつなぐ重要な存在

『うる星やつら』の物語は、地球の命運を賭けた鬼ごっこから始まった。

あたるがラムの角をつかむことが、地球を救うための条件だった。

そして最終回でも、2人は再び鬼ごっこをする。

最初は地球の存亡を賭けた勝負だったものが、最後には2人の関係を確かめる勝負へと変わっている。

この構造は、物語全体を円環のようにつなぐ演出だ。

第1話で出会った2人が、最終話でも鬼ごっこをしている。

しかし、同じ鬼ごっこでも、そこに込められた意味は大きく変化している。

あたるが角を持ち続けたことが重要

ラムの角は、単なる鬼族の身体的特徴ではない。

最終章では、あたるがラムから離れた後も、その角を手放さずにいたことが明らかになる。

ここで重要なのは、あたるが周囲に見せていた態度と、実際に取っていた行動の違いだ。

口ではラムを拒絶するようなことを言っていても、彼女の大切なものを捨てずに持っていた。

この行動が、あたるの本心を示す決定的な証拠になっている。

なぜ最後まで「好き」と言わせなかったのか

あたるが最後まで「好きだ」と言わないことには、作品全体を貫くキャラクター性が関係している。

彼は女好きで浮気性、意地っ張りで、ラムを困らせることも多い。

それでも、ラムが本当にいなくなる可能性に直面したとき、彼は追いかけることをやめない。

ここには、言葉で関係を確定させるよりも、行動によって気持ちを示すという表現がある。

また、最後の「いまわの際にいってやる」という返事も、あたるの性格を崩さないための重要な一言だ。

素直にならないあたると、それを一生かけて変えようとするラム。

2人の関係は完結するのではなく、これからも続いていくものとして描かれている。

【プロの結論】うる星やつらの最終回が今も愛される3つの理由

『うる星やつら』の最終回には、単純な恋愛漫画のハッピーエンドとは違う魅力がある。

1. 出会いと別れを鬼ごっこで結びつけた構成

第1話と最終話を鬼ごっこで結びつける構成は、長期連載作品として非常に印象的だ。

物語の始まりと終わりに同じモチーフを置きながら、登場人物の感情だけを変化させている。

あたるとラムは、最終回になっても別人のように変わるわけではない。

意地っ張りなところも、けんかするところも残っている。

しかし、互いを必要としていることは明確になっている。

この自然な変化が、長い物語を締めくくる説得力につながっている。

2. 愛情を言葉だけに頼らない表現

「好きだ」と言うことが恋愛作品の最終的な答えになるとは限らない。

あたるが角を持ち続けていたという事実は、何気ない行動の中にこそ本当の気持ちが表れることを示している。

これは、ラムが求めていた言葉を最後まで与えないという意味で、少し意地悪な結末でもある。

しかし、2人らしい関係を壊さずに終わらせたという点では、非常に完成度の高いラストだ。

3. メディアごとに異なる楽しみ方ができる

1981年版は、昭和アニメらしい勢いとギャグ、そしてキスシーンを含むオリジナルエンディングが魅力。

1988年の劇場版は、原作最終章を映画としてまとめた作品。

2022年版は、現代の映像表現で原作のラストを楽しめる作品だ。

それぞれの最終回を比べることで、同じキャラクターと設定でも、映像作品の演出によって印象が大きく変わることが分かる。

【うる星やつら最終回】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:うる星やつらの原作漫画の最終回は何巻に収録されていますか?

A1:少年サンデーコミックス版の最終巻である第34巻に収録されています。最終章のタイトルは「ボーイ ミーツ ガール ACT.11 Fin」です。

Q2:あたるとラムは最終回で結婚しますか?

A2:結婚式や正式な婚姻が描かれるわけではありません。ただし、2人は互いの気持ちを確かめ合い、これからも一緒に過ごしていくことを感じさせる結末になっています。

Q3:うる星やつらの最終回でキスシーンがあるのはどの作品ですか?

A3:1981年版テレビアニメの最終回です。天岩戸の中であたるとラムがキスをします。原作漫画、1988年の劇場版、2022年版の最終回では、同じ形のキスシーンは描かれていません。

Q4:2022年版アニメの最終回は何話ですか?

A4:第46話です。「ボーイ ミーツ ガール ないものねだりのI Want You」というタイトルで、2024年6月に放送されました。

Q5:1988年の劇場版『完結篇』はテレビアニメの続きですか?

A5:1981年版テレビアニメの最終回を直接続けた物語ではありません。原作漫画の最終章「ボーイミーツガール」を映画化した作品です。

Q6:「ないものねだりのI Want You」は主題歌ですか?

A6:2022年版アニメ第46話のサブタイトルです。第2クールのエンディングテーマは、アユニ・Dによる「春紛い feat. アユニ・D, ニト。」です。

Q7:ラムの角はなぜ最終回で重要なのですか?

A7:あたるがラムと離れている間も、彼女から抜け落ちた角を大切に持っていたことが明らかになるからです。言葉では伝えられなかった愛情を示す象徴的なアイテムになっています。

『うる星やつら』の最終回は、原作漫画・1981年版テレビアニメ・2022年版テレビアニメで、それぞれ異なる結末を迎えている。

原作漫画の最終章「ボーイミーツガール」では、あたるは最後までラムに「好きだ」と言わない。しかし、彼女の角を大切に持ち続けていたという事実によって、本当の気持ちが伝わる。

1981年版では天岩戸のキスシーンを含むオリジナルエンディング、1988年の劇場版では原作に基づく映画版の完結、2022年版では全46話を通じた原作最終章の再映像化が描かれた。

2026年に改めて作品を楽しむなら、原作漫画第34巻、1981年版の最終放送回、劇場版『完結篇』、2022年版第46話を見比べるのがおすすめだ。

特に注目したいのは、あたるが最後まで素直にならないこと。それでもラムは彼の気持ちを理解し、これからも一緒にいることを選ぶ。

「いまわの際にいってやる」という最後の言葉には、あたるの不器用さと、ラムとの関係がこれからも続いていくという約束が込められている。

だからこそ、『うる星やつら』の最終回は、単なる恋愛の決着ではない。最初から最後まで変わらない2人の鬼ごっこに、未来への続きを感じさせるエンディングなのである。

主な確認資料:小学館eコミックストア、TVアニメ『うる星やつら』公式サイト、チバテレ、映画.com、マグミクス、TVガイドWeb。

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三枝 朋樹
デジタルマーケター 三枝 朋樹
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アイドルグループのリリースとライブ告知を追って7年。加入や卒業の発表は公式発表の日付とあわせて記録します。

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