アニメ『わしも(WASIMO)』には、おばあちゃん型ロボットのわしもを中心に、ひより、まさお、パパ、ママ、りん子、ツネ、ハジメなど、個性豊かなキャラクターが登場します。作品の魅力は、ロボットと人間が一緒に暮らす不思議な設定だけではありません。家族や友達、近所のおじいちゃん・おばあちゃんとの交流を通じて、笑いや温かさが生まれるところにもあります。
原作は宮藤官九郎が手がけ、安齋肇が絵を担当した絵本『WASIMO』。2014年にNHK Eテレでアニメ化され、スタジオディーンが制作を担当しました。2026年現在、キャラクターを調べるうえでは、シリーズ9の公式制作資料とアニメ作品データに掲載されたキャスト情報が重要な手がかりになります。ひよりの性格やまさおとの兄妹関係、りん子の声優、ツネとハジメの立ち位置まで、主要人物と脇役を整理します。
【作品の基本情報】わしもはどんなアニメ?キャラクター誕生の背景

作品の原点と物語の設定
『わしも』は、亡くなったおばあちゃんを恋しがる少女・ひよりと、おばあちゃんそっくりに作られたロボット・わしもの日常を描くキッズ向けコメディアニメです。
原作絵本『WASIMO』は、2013年1月17日に小学館から刊行されました。作を担当したのは脚本家の宮藤官九郎、絵を担当したのはイラストレーターの安齋肇です。
物語の出発点は、ひよりが大好きだったおばあちゃんを亡くしてしまうこと。悲しむひよりを見たパパが、おばあちゃんに似たロボットを作ります。それが、主人公のわしもです。
この設定が作品全体の人間関係を形づくっています。わしもは単なる家庭用ロボットではなく、ひよりにとって大切な存在であり、家族の一員のように生活するキャラクターです。
アニメ化からシリーズ9までの歩み| 時期 | 出来事 | 内容 |
|---|---|---|
| 2013年1月17日 | 原作絵本刊行 | 小学館から『WASIMO』発売 |
| 2014年3月 | アニメ放送開始 | NHK Eテレで初回シリーズを放送 |
| 2015年1月 | レギュラー放送 | 新たな登場人物も加わり放送展開 |
| 2021年3月30日 | シリーズ9開始 | 新シリーズがNHK Eテレでスタート |
| 2022年3月21日 | スペシャル放送 | 60分拡大版を放送 |
| 2026年3月25日 | 作品情報更新 | アニメイトタイムズにキャラクター・声優情報を掲載 |
スタジオディーンの作品紹介によれば、シリーズ9は2021年3月30日にスタートしました。また、2022年3月18日付の制作会社のお知らせでは、3月21日に60分拡大版「わしもスペシャル 地球のミライを救え! わしも vs ワシジャ」の放送が告知されています。
【わしもキャラクター一覧】主要人物の性格・設定・特徴を紹介
作品の中心になるのは、わしもとひより、そしてひよりの家族です。加えて、学校の友達や近所の年配者たちが加わり、日常の出来事をにぎやかに展開させます。
1. わしも|松本梨香
声優:松本梨香
立場:主人公・おばあちゃん型ロボット
ひよりのためにパパが作ったロボット。外見も雰囲気もおばあちゃんを思わせる存在で、ひよりと一緒にさまざまな騒動を経験する。
わしもの特徴として外せないのが、普通のロボットとは違うユニークな性能です。
歩くとカタカタ音がするのは、おばあちゃんが使っていた入れ歯を装着しているため。歩く速度はカタツムリより速く、興奮したカブトムシより遅いという独特の設定ですが、本気を出すと新幹線より速く走れるという一面もあります。
こうした不思議な性能と、おばあちゃんらしい優しさの組み合わせが、わしものキャラクター性を生み出しています。
担当声優は松本梨香。『ポケットモンスター』シリーズのサトシ役などで知られる声優です。
2. ひより|田中あいみ
声優:田中あいみ
立場:主人公の少女・わしもの大切なパートナー
おばあちゃんを亡くして悲しんでいた小学生の女の子。わしもと遊ぶことが大好きで、物語の中心人物となる。
ひよりは、わしもとの関係を理解するうえで欠かせないキャラクターです。
大好きだったおばあちゃんを失った寂しさを抱えていましたが、パパが作ったわしもと出会い、再び笑顔を取り戻していきます。
性格はしっかり者として描かれ、わしもが調子に乗って騒動を起こしそうになると、止め役になることもあります。
また、感情によって動くツインテールも特徴の一つです。喜びや悲しみが見た目にも表れるため、子どもらしい素直さが伝わってきます。
声を担当するのは田中あいみ。ひよりの年齢に近い子どもらしい雰囲気と、しっかりした一面を表現しています。
3. まさお|朝井彩加
声優:朝井彩加
立場:ひよりの兄
知識が豊富で物知りな少年。運動や腕力にはあまり自信がないが、頭を使って物事を考えるタイプ。
まさおは、ひよりの兄にあたる男の子です。
知識が豊富で、特にスーパーヒーローのシンバルマンに詳しいという設定があります。一方、運動神経や腕力には自信がなく、わしもに助けてもらおうとして、かえって問題が大きくなることもあります。
ひよりとは兄妹らしいやり取りが多く、物語に子ども同士の関係性を加える役割を担っています。
まさおの声優は朝井彩加。ひより役の田中あいみとは異なる声の個性で、兄妹それぞれの性格を表現しています。
4. パパ|牛山茂
声優:牛山茂
立場:ひよりとまさおの父親・わしもの開発者
機械いじりが得意なエンジニア。ひよりのためにおばあちゃん型ロボットを開発した。
パパは、物語の根幹に関わる重要人物です。
子どもの頃から機械に興味を持ち、ロボットを作る技術を身につけてきました。その能力を生かして誕生させたのがわしもです。
ただし、技術者として優秀であることと、家庭内での立ち位置は別。優しく穏やかな性格で、ママには頭が上がらないというコミカルな面もあります。
パパがいるからこそ、わしもというロボットの存在が成立しています。
5. ママ|折笠愛
声優:折笠愛
立場:ひよりとまさおの母親
普段はおっとりした雰囲気ですが、本気で怒ると迫力のある一面を見せる母親。
ママは、家族の日常を支える存在です。
普段の穏やかな印象とは対照的に、本気で怒ると顔が赤くなり、大きな声を出すという特徴があります。
高級化粧品が好きで、元スーパーアイドルのロンリーてらかわにも関心を持っています。
優しさと迫力を兼ね備えたキャラクターであり、パパとの夫婦関係も作品の笑いを生み出す要素です。
【登場人物の相関図】家族・学校・近所の人間関係を整理
『わしも』の登場人物は、単純に家族だけで完結しているわけではありません。
ひよりを中心に、兄のまさお、両親、クラスメートのりん子、わしもの友人であるツネやハジメなど、複数の関係がつながっています。
家族関係基本となる家族構成は次のとおりです。
- パパ:ひよりとまさおの父親。わしもの開発者。
- ママ:ひよりとまさおの母親。
- ひより:家族の中心となる小学生の女の子。
- まさお:ひよりの兄。
- わしも:パパがひよりのために作ったおばあちゃん型ロボット。
ここで大切なのは、わしもは血縁上の祖母ではなく、亡くなったおばあちゃんをモデルに作られたロボットだという点です。
ひよりにとってはおばあちゃんを思い出させる大切な存在ですが、物語上は独自の個性を持つキャラクターとして描かれています。
友達・近所の人物との関係りん子は、ひよりのクラスメートで仲の良い友達です。名前は「げき りん子」という設定で、負けず嫌いな一面を持ちながら、友達思いの性格でもあります。
ツネは、わしものお茶飲み仲間。ゲートボールが得意で、見た目からは想像しにくい運動能力を持っています。
ハジメは、わしもと交流するおじいちゃん。のんびりした雰囲気と独特の行動が特徴です。
加えて、りん子の祖母である「りん」も登場します。ツネとの昔からのつながりがあり、年配キャラクター同士の交流にも注目したいところです。
【わしもキャラクターの声優一覧】主要キャストと担当役を比較
作品のキャストは、声優として活動する人物だけでなく、原作者・イラストレーターとして知られる人物も参加している点が特徴です。
以下は、スタジオディーンが公表したシリーズ9のスタッフ・キャスト資料を中心に整理した一覧です。
| キャラクター | 声優 | 役割・特徴 |
|---|---|---|
| わしも | 松本梨香 | 主人公・ロボット |
| ひより | 田中あいみ | 小学生の女の子 |
| まさお | 朝井彩加 | ひよりの兄 |
| パパ | 牛山茂 | 父親・ロボット開発者 |
| ママ | 折笠愛 | 母親 |
| りん子 | 渡部優衣 | ひよりの友達 |
| ハジメ | 安齋肇 | おじいちゃん |
| ツネ | 宮沢きよこ | わしもの友人 |
| ヒゲなまず先生 | 平野俊隆 | 学校の先生 |
| ムロハシ先生 | 間宮康弘 | 学校の先生 |
| おまわりさん | 西村知道 | 警察官 |
| 三郎 | 星野亘 | サブキャラクター |
| ロンリーてらかわ | 津田英佑 | 元スーパーアイドル |
| りん子の父 | 間宮康弘 | りん子の父親 |
| りん | 鈴木れい子 | りん子の祖母 |
| シンバルマン | 岡野浩介 | スーパーヒーロー |
| 入れ歯くん | 岡野浩介 | 入れ歯に関係するキャラクター |
| ナレーション | 鈴木れい子 | 物語のナレーション |
松本梨香
主人公わしもを担当。幅広い世代に知られる声優で、代表的な出演作には『ポケットモンスター』シリーズがあります。
田中あいみ
ひより役を担当。ひよりの明るさや子どもらしい感情表現を支えるキャストです。
朝井彩加
まさお役を担当。物知りでありながら運動が苦手という、まさおの個性を演じています。
りん子の声優は誰?りん子の声優は渡部優衣です。
ここは検索時に混同しやすいポイントです。りん子と、りん子の祖母である「りん」は別のキャラクターです。
シリーズ9のキャスト資料では、りん子が渡部優衣、りんが鈴木れい子と記載されています。したがって、りん子の担当声優を調べている場合は渡部優衣が正しい回答です。
【ツネ・ハジメ・入れ歯くん】脇役にも注目したい個性的な設定
主要人物だけでなく、わしもの周囲にいる年配者や個性的な脇役も作品の面白さを支えています。
ツネ|宮沢きよこ
声優:宮沢きよこ
わしものお茶飲み仲間。ゲートボールが得意で、運動能力も高い。穏やかな見た目と活発な行動のギャップが魅力。
ツネは、わしもの日常に欠かせない友人です。
一緒にお茶を飲むような穏やかな関係でありながら、時にはライバル意識を見せることもあります。
ゲートボールやジャグリングが得意という設定もあり、年配のキャラクターだからといって、おとなしいだけではありません。
ハジメ|安齋肇
声優:安齋肇
のんびりしたおじいちゃん。マントや鼻毛、バイクなどが特徴的で、独特の存在感を放つ。
ハジメは、作品の制作背景を知るとさらに興味深いキャラクターです。
声を担当する安齋肇は、実は『WASIMO』の絵を担当した人物でもあります。
つまり、原作絵本のイラストレーターが、アニメでは登場人物の声まで担当しているのです。
このような制作陣とキャラクターのつながりは、『わしも』ならではの面白さです。
入れ歯くん|岡野浩介
声優:岡野浩介
わしもの特徴的な入れ歯に関係するキャラクター。作品のユニークなロボット設定を象徴する存在。
入れ歯くんは、わしもの外見や機能と深く結びついたキャラクターです。
そもそも、わしもが歩くとカタカタ音がするのは、おばあちゃんが使っていた入れ歯を装着しているからです。
この設定は、単なるギャグではありません。わしもがひよりのおばあちゃんをモデルに作られたという、物語の出発点を思い出させる要素でもあります。
学校や地域で活躍するキャラクターほかにも、次のような人物が登場します。
- ヒゲなまず先生: ひよりの学校生活に関わる先生。声優は平野俊隆。
- ムロハシ先生: 学校関係の人物。声優は間宮康弘。
- ロンリーてらかわ: ママも関心を寄せる元スーパーアイドル。声優は津田英佑。
- りん: りん子の祖母。声優は鈴木れい子。
- おまわりさん: 地域の出来事に関わる警察官。声優は西村知道。
- シンバルマン: まさおが詳しいスーパーヒーロー。声優は岡野浩介。
このように、家族・学校・地域という複数の舞台があることで、エピソードごとに違ったキャラクターの組み合わせを楽しめます。
【2026年版の情報整理】わしものキャラクターで間違えやすいポイント
『わしも』の登場人物を調べる際には、名前が似ている人物や、原作者と声優を兼ねる人物など、混同しやすいポイントがあります。
誤解1:わしもは本物のおばあちゃん?わしもは、亡くなったひよりのおばあちゃん本人ではありません。
パパがひよりのために作った、おばあちゃん型ロボットです。外見や入れ歯などにおばあちゃんの特徴が取り入れられていますが、独自の性格や行動を持っています。
誤解2:まさおはわしもの兄弟?まさおはわしもの兄弟ではありません。
ひよりの兄であり、パパとママの子どもです。わしもはパパが開発したロボットなので、家族との関係は人間の血縁関係とは異なります。
誤解3:りん子とりんは同じキャラクター?この2人は別人です。
- りん子:ひよりのクラスメート。声優は渡部優衣。
- りん:りん子の祖母。声優は鈴木れい子。
声優情報を調べる際には、名前を正確に確認する必要があります。
誤解4:ハジメは安齋肇とは別の声優が担当している?ハジメ役は安齋肇本人です。
安齋肇は原作絵本のイラスト担当者でもあります。作品のキャラクターと制作スタッフの関係を知ると、キャスティングの面白さが見えてきます。
キャラクター情報を調べるときの判断基準2026年に作品情報を確認するなら、資料の種類を区別することが大切です。
- キャストの確認: スタジオディーンのシリーズ9スタッフ・キャスト資料を優先する。
- 作品の基本設定: 原作絵本の書誌情報や制作会社の作品紹介を参考にする。
- キャラクターの性格: キャラクター紹介や各話のあらすじを照らし合わせる。
- 最新の作品データ: アニメイトタイムズなど、更新日が明記された作品情報も参考にする。
特に注意したいのは、2026年に更新された作品データと、2026年に新シリーズが放送されたという情報は同じではないことです。アニメイトタイムズの2026年3月25日という日付は、作品ページの更新日です。シリーズの放送開始日とは区別して理解する必要があります。
【よくある質問】わしものキャラクター・声優・家族構成について
Q1:わしもの主人公の声優は誰ですか?
A1:主人公のわしもを担当しているのは松本梨香です。『ポケットモンスター』シリーズのサトシ役でも知られる声優です。
Q2:ひよりとまさおは兄妹ですか?
A2:はい。ひよりの兄がまさおです。ひよりはわしもと仲良く暮らす小学生の女の子で、まさおは物知りな少年として描かれています。
Q3:わしものパパとママの声優は誰ですか?
A3:パパ役は牛山茂、ママ役は折笠愛です。パパはわしもの開発者でもあります。
Q4:りん子の声優は誰ですか?
A4:渡部優衣です。りん子はひよりのクラスメートで、仲の良い友達です。
Q5:ツネとハジメの声優は誰ですか?
A5:ツネは宮沢きよこ、ハジメは安齋肇です。特にハジメは、原作絵本のイラストを担当した安齋肇本人が演じています。
Q6:入れ歯くんの声優は誰ですか?
A6:岡野浩介です。シンバルマンも同じ岡野浩介が担当しています。
Q7:わしもの原作者と絵を担当した人は誰ですか?
A7:原作は宮藤官九郎、絵は安齋肇です。小学館から刊行された絵本『WASIMO』がアニメの原作になっています。
アニメ『わしも』のキャラクターは、主人公のわしもを中心に、ひより、まさお、パパ、ママという家族、そしてりん子やツネ、ハジメなどの仲間によって構成されています。
特に押さえておきたい人物と声優は次のとおりです。
- わしも:松本梨香
- ひより:田中あいみ
- まさお:朝井彩加
- パパ:牛山茂
- ママ:折笠愛
- りん子:渡部優衣
- ツネ:宮沢きよこ
- ハジメ:安齋肇
- 入れ歯くん:岡野浩介
作品の魅力は、おばあちゃん型ロボットというユニークな設定と、子どもから大人まで楽しめる人間関係の描写にあります。
ひよりとわしもの関係には、大切な人を失った寂しさと、新しい存在との出会いという物語の軸があります。まさおとの兄妹関係、パパとママの家庭でのやり取り、ツネやハジメとの交流も、それぞれ違った笑いと温かさを生み出しています。
また、宮藤官九郎が原作を担当し、安齋肇が絵とハジメ役を担当するという制作面のつながりも見逃せません。
キャラクターの名前だけでなく、誰と誰がどのような関係にあるのかを知ること。それが『わしも』をより深く楽しむためのポイントです。